甲斐駒ケ岳
- GPS
- 36:30
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 2,299m
- 下り
- 1,066m
コースタイム
06:00 横手・白須分岐
07:35 刃利天狗
09:40 七丈第一小屋 ←水場あり
12:30 甲斐駒ケ岳山頂 13:00
14:35 駒津峰
16:30 北沢駒仙小屋
天候 | 29日 快晴 30日 晴れのち台風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
竹橋駅22:30出発⇒3:30黒戸尾根登山口(実際には3:00に到着しました。) http://www.maitabi.jp/bus/tokusyu1.php |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況:危険個所は特になし。 とにかくトレランの方が多くて、ふっと気が付くとすぐ近くにいらっしゃって いるので道を譲ります。一声挨拶をしたり、ちょっとお話したりして 「いってらっしゃい〜、お気を付けて!」をした皆さんと 摩利支天のはるか手前から下山してくるところでまたお会いしたので 「頑張って下さ〜い」「お帰りなさ〜い」と声をかけるのが楽しかったです。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
いつも他の山から甲斐駒ケ岳を見てはカッコいいなぁ〜と憧れて、登る機会を
狙っていた山です。
それと今年は山仲間のうちで急登を攻めるのが流行って(?)いて、
黒戸尾根も日帰りで行く話を度々聞いていました。実はこの憧れの
甲斐駒ケ岳の登山ルートに黒戸尾根があることを知らなかったので、
ルートと目的地が一致したところで、ならば私も行ってみたい!と千丈ヶ岳も
抱き合わせでやっつけようと考えたものでした。
黒戸尾根を日帰りした仲間の感想に「下りは長くて飽きる!」というものが
あったので、それでは黒戸尾根は登りだけにして北沢駒仙小屋にテン泊し、
翌日千丈ヶ岳に登る1泊2日の計画です。
登りはじめて刃渡りまでの道のりがキツくて、普段は岩場・鎖場は好きなので
サクサク登っていくのですが、既に足が重くなっているのに加えてテン泊装備…
ワクワク気分もあまり沸かないようなテンションで登っていたところ、振りかえって
目に入った八ヶ岳、市街地まではっきりと見える景色に圧倒され、ワクワクメーターは
一気に振り切れて、その場を山頂にしたいと思うくらいの爽快感でした。
テンションは上がってもザックが軽くなるわけでもなく…、95%は
トレランではないかと思うくらいのトレランの皆さんを「いってらっしゃーい」と
見送って、トボトボゆっくり登り続けました。
後半から出てくるハシゴに次ぐハシゴ。これも普段ならなんのことなく超えていく
のですが、ハシゴがキツイと思ったのは初めてかも?と思うくらい、
その数、長さ、急な立て掛けの角度のハシゴを一歩一歩ゆっくりと登って行きました。
次のテンションが上がるポイントが写真にもあります北岳が観られるところに
来たときです。一昨年ですが、北岳・間ノ岳に登っているので、これらの紅葉した
山がこの後ずっと視界にとらえられて、気持ち良かったです。
噂に違わぬ長い急登を超えて山頂にたどり着くと、疲労感はその眺めの
素晴らしさに爽快感・達成感に入れ換わります。この日は雲がありましたが視界が良く
南北中央アルプス、富士山がグルッと見渡せるその眺めはいつまでもそこに
留まっていたくなりました。
テン場までの下りはザレていてズルッと滑りやすいので、あまり
スピードアップすることはできないのですが、紅葉〜黒戸尾根には赤も
ありましたが北沢峠方面は黄色がほとんどです〜もキレイでゆっくり下りました。
無事にテン場まで到着して受付をすると「明日は台風の影響で、バスが早く
終了するので、気を付けて下さい」とのこと。すんなり翌日の千丈ヶ岳は中止を
決め、朝一のバスに乗られるような時間割に切り替えてゆっくりテン泊を
楽しみました。
黒戸尾根は長いけれど変化が合って飽きさせないルートで楽しめます。
また行きたいですが、今度はテントは置いて行きたいと思いました。(笑)
日帰りのピストンか小屋泊で行きたいです。
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