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Yamareco

記録ID: 240191
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

雲取山・紅葉黄葉狩り!【小袖からピストン】

2012年10月30日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:36
距離
20.1km
登り
1,409m
下り
1,409m

コースタイム

【往路】10:10小袖P発→堂所11:15→12:02七ツ石小屋12:19→12:46ブナ坂→
13:16奥多摩小屋→13:45小雲取山→14:05雲取山着
【復路】15:05雲取山発→15:32奥多摩小屋→15:54ブナ坂→16:31七ツ石小屋分岐→
16:47堂所16:55→17:48小袖乗越着

天候 薄曇り/晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅→中央道・調布IC→圏央道・日の出IC→滝山・吉野・青梅街道→丹波山村小袖駐車場
コース状況/
危険箇所等
・小袖−堂所:整備された非常に歩きやすい道!堂所手前に水場。
・堂所−七ツ石小屋:七ツ石山への道は結構急。七ツ石小屋の先に水場、水量豊富
・ブナ坂−雲取山:石尾根から続きの広い登山道。展望が良く、気持ちが良い。
 小雲取山手前から少し急坂だが、道は極めて良い。
▽もえぎの湯:奥多摩駅から少し青梅方面へ。一つ目のトンネル手前を右折。
 利用20:00まで、受付は19:00終了(10-11月)。露天風呂あり。
大人・2時間で\750。

小袖駐車場。平日のため車は8台ほど。
小袖駐車場。平日のため車は8台ほど。
林道の途中から登山道が始まる。
林道の途中から登山道が始まる。
初めは杉林の中を歩く。さすがに雲取山へのメインルートともいうべきだけあって、整備され歩きやすい。
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初めは杉林の中を歩く。さすがに雲取山へのメインルートともいうべきだけあって、整備され歩きやすい。
一つ目の水場は堂所の手前に。
一つ目の水場は堂所の手前に。
黒いパイプから流れているのがわかるか…。
黒いパイプから流れているのがわかるか…。
七ツ石山に近づくにつれ、次第に紅葉した木が多くなってきた。
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七ツ石山に近づくにつれ、次第に紅葉した木が多くなってきた。
もう一つ!
七ツ石山方面と巻き道(ブナ坂へ)の分岐点。七ツ石方面を選択。
七ツ石山方面と巻き道(ブナ坂へ)の分岐点。七ツ石方面を選択。
と、道はやや急に。
と、道はやや急に。
坂を上りきって、七ツ石小屋。
坂を上りきって、七ツ石小屋。
七ツ石小屋からは、晴れていれば富士山が真正面に望めるとのこと。この日は残念ながら見えず(午前中の少しの間だけ見えたらしい。)
七ツ石小屋からは、晴れていれば富士山が真正面に望めるとのこと。この日は残念ながら見えず(午前中の少しの間だけ見えたらしい。)
どうも富士山の肩らしきが見えるが…??
どうも富士山の肩らしきが見えるが…??
七ツ石小屋脇にあった大ダワ林道通行止の案内。下に写真があるが、がっつり崩壊が起きていて全く道がない模様!(再開はいつに…)
七ツ石小屋脇にあった大ダワ林道通行止の案内。下に写真があるが、がっつり崩壊が起きていて全く道がない模様!(再開はいつに…)
ブナ坂。「登り尾根」を上ってくると、ここで石尾根の太い道にぶつかる。ブナ林に囲まれた広々とした道というか広場で、大変気持ち良い!
ブナ坂。「登り尾根」を上ってくると、ここで石尾根の太い道にぶつかる。ブナ林に囲まれた広々とした道というか広場で、大変気持ち良い!
ブナ坂から雲取山方面。
ブナ坂から雲取山方面。
ブナ坂からの唐松谷林道は、現在工事中で通行止(10/15-11/7)。
ブナ坂からの唐松谷林道は、現在工事中で通行止(10/15-11/7)。
間もなくやって来た外国人ハイカー。三峰方向から来たとのこと。しばし歓談。この日は鷹ノ巣山に泊まるとのことで、道を聞かれたので、このまま真っ直ぐだと教えたのだが…。
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間もなくやって来た外国人ハイカー。三峰方向から来たとのこと。しばし歓談。この日は鷹ノ巣山に泊まるとのことで、道を聞かれたので、このまま真っ直ぐだと教えたのだが…。
しばらくして道を雲取山方向に歩いて振り返ると、七ツ石山の急坂!結構しんどいはず。
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しばらくして道を雲取山方向に歩いて振り返ると、七ツ石山の急坂!結構しんどいはず。
ブナ坂から先はすっかり秋風情。
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ブナ坂から先はすっかり秋風情。
ここらで紅葉を一つ。
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ここらで紅葉を一つ。
奥多摩小屋前へ。
奥多摩小屋前へ。
しばらくすると、マウンテンバイクに乗った人が!確かに道は広くて良いし、とんでもない岩場があるわけではないが、それにしてもすごい!と感心していたところ…、
2012年10月30日 13:17撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
10/30 13:17
しばらくすると、マウンテンバイクに乗った人が!確かに道は広くて良いし、とんでもない岩場があるわけではないが、それにしてもすごい!と感心していたところ…、
次々と仲間の方々もやって来ました。再度感心!
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次々と仲間の方々もやって来ました。再度感心!
ほどなく、樹間から小屋らしきが見えてきた。あの辺りが雲取山頂に違いない。もう少し。
ほどなく、樹間から小屋らしきが見えてきた。あの辺りが雲取山頂に違いない。もう少し。
富田新道との分岐点。メインの道と比べると、富田新道は結構細い道。最初は日原からこの道を登ってこようかと考えていた。
富田新道との分岐点。メインの道と比べると、富田新道は結構細い道。最初は日原からこの道を登ってこようかと考えていた。
小雲取山(もう一つの富田新道との合流点)。
小雲取山(もう一つの富田新道との合流点)。
雲取山頂が見えてきた!
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雲取山頂が見えてきた!
この辺まで来ると、あまり丈の高くないカラマツが目についてきたが、ほとんど黄葉していて大変美しかった。
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この辺まで来ると、あまり丈の高くないカラマツが目についてきたが、ほとんど黄葉していて大変美しかった。
黄葉のカラマツと雲取山避難小屋。
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黄葉のカラマツと雲取山避難小屋。
倒れかけているのだが、上へと枝を伸ばし、見事なものだった。
倒れかけているのだが、上へと枝を伸ばし、見事なものだった。
カラマツの間を飛んでいた、どういう鳥かはっきりしないが、初めて見た。(復路で再度見かける。)
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カラマツの間を飛んでいた、どういう鳥かはっきりしないが、初めて見た。(復路で再度見かける。)
もう一息!
雲取山避難小屋。
雲取山避難小屋。
午後2時、小屋の外の温度計は、7.5℃!
太陽が隠れてしまうと手がかじかみそう。
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午後2時、小屋の外の温度計は、7.5℃!
太陽が隠れてしまうと手がかじかみそう。
雲取山に到着!
雲取山頂からは、南から西にかけて富士山を含めて雄大な風景が見えるということだったが…、
2012年10月30日 14:09撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
10/30 14:09
雲取山頂からは、南から西にかけて富士山を含めて雄大な風景が見えるということだったが…、
この日はご覧のとおり、残念。
2012年10月30日 14:09撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
10/30 14:09
この日はご覧のとおり、残念。
雲間から、少し大菩薩嶺が見えた。(4層目だがわかるか?)
2012年10月30日 14:09撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
10/30 14:09
雲間から、少し大菩薩嶺が見えた。(4層目だがわかるか?)
飛竜山方面。
2012年10月30日 14:09撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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10/30 14:09
飛竜山方面。
2012年10月30日 14:10撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
10/30 14:10
雲取山の看板(標識)が埼玉県のものと比べて、東京都のものはだいぶ古くて見栄えしない気がするが…。
雲取山の看板(標識)が埼玉県のものと比べて、東京都のものはだいぶ古くて見栄えしない気がするが…。
山頂到着後10分ほどすると、山梨県側からみるみる雲が出てきて、ほとんどの山が覆われてしまった。さすが雲取山という名前のことだけあると、妙に感心した。
山頂到着後10分ほどすると、山梨県側からみるみる雲が出てきて、ほとんどの山が覆われてしまった。さすが雲取山という名前のことだけあると、妙に感心した。
奥の尾根は、東京都・埼玉県境の尾根(らしい)。
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奥の尾根は、東京都・埼玉県境の尾根(らしい)。
小雲取山・七ツ石山・鷹ノ巣山・石尾根
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小雲取山・七ツ石山・鷹ノ巣山・石尾根
こちらも山梨県側から雲が上がってきた。
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こちらも山梨県側から雲が上がってきた。
黄葉したカラマツ林。奥は野陣尾根?
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黄葉したカラマツ林。奥は野陣尾根?
往路で見た鳥はこの鳥。今度は撮影できた。鳩のような姿かたちの鳥だが何? 尾の付け根が白い。3羽ほどで集っていた。
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往路で見た鳥はこの鳥。今度は撮影できた。鳩のような姿かたちの鳥だが何? 尾の付け根が白い。3羽ほどで集っていた。
夕方の日差しに照らされた山道と黄葉が映える。奥は七ツ石山。
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夕方の日差しに照らされた山道と黄葉が映える。奥は七ツ石山。
黄葉と青空と(白雲も)。
黄葉と青空と(白雲も)。
絵になります◎
登り尾根の西側にあたると思われる尾根上に、白亜の建物が見えた。あれは一体何の建物でしょうか?
登り尾根の西側にあたると思われる尾根上に、白亜の建物が見えた。あれは一体何の建物でしょうか?
アップで。
現在、七ツ石山付近に紅葉は集中している模様。
ということで、しばらく紅葉オンパレード。
現在、七ツ石山付近に紅葉は集中している模様。
ということで、しばらく紅葉オンパレード。
最初から覚悟していたものの、下山は日没後でした。
最初から覚悟していたものの、下山は日没後でした。
撮影機器:

感想

初めての雲取山! 思い起こすと中学生の時、友人と三峰側から登ろうとしたのだが、妙法ケ岳に寄り道している間に霧にまかれて、時間切れとなり断念。
いつか再トライと思いつつ、あれから○十年以上経ってしまった。
今年中に登ろうと思っていたもののずるずるになって、やっと決行。
本当は2日前の日曜日に登ろうと思っていたが、
雨の予想で断念し、本日は午後から晴との予想のため決行した。

最初は日原側から富田新道を登ろうかと考えていたが、かなりの登りとの情報。
日帰りでは結構危ないと思い、登り尾根の道を選択した。
とはいうものの登山開始が10時になってしまい、復路は日没覚悟の上で出発した。

登り尾根は雲取山へのメインルートともいうべき道であるためか整備の行き届いた大変歩きやすい道で、足元はしっかりしているし急な登りやきつい岩場もなく、甚だ快適であった。石尾根に出ると、ブロードウェイとでもいうべき広い尾根が続き、また展望も開け、素晴らしい道だった。

今回は時期的に紅葉と重なり、特に七つ石山下あたりでは頻繁に紅葉が目についた。
また雲取山に近くなると、カラマツの黄葉した様が続き、得も言われぬ美しさであった。

天候はすかっと回復はせず、雲取山頂から望めるはずの、富士山をはじめとした雄大な景色はお預けになってしまったが、秋らしい山行を存分に楽しめた。
日が傾いて西日が差しこんだカラマツ林の黄葉と、その先へ伸びていく道の光景が
一際素晴らしかった。

なお雲取山頂は午後二時で7.5℃、じっとしていると寒かった。

今回は時間がなく日帰り登山となってしまったのがもったいない。
あらためて泊まりがけで再訪したいと思う。


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コメント

ichi11さん、初めまして。
七ツ石山〜雲取山は紅葉/黄葉のピークのようですね。
きれいな写真ありがとうございます。

ちなみに、61枚目の白亜の建物は大寺山の仏舎利塔かと思います。

このルートは晴れて見晴らしが効けば本当に眺望が良いです。
2012/10/31 6:12
ありがとうございます。
gutenmrgenさん、「おはようございます」
メールありがとうございました。

なるほど、あれは大寺山の仏舎利塔ですか。
インターネットの航空写真で調べてみると、
なるほど、上部の特徴的な形が一致していました。
となると西に見えたのではなくて、
正しくは「南」に見えたのですね。

時間があれば地図とコンパスで確認したのですが、
とにかく下山を急いでいたので…。
しかし自分の方向感覚も当てになりません

あんなにきれいな黄葉のカラマツ林を見られて
ラッキーでした。
見晴しがきいて遠くの山々まで見通せるのを楽しみに、また挑戦したいと思います。
2012/11/1 5:57
おはようございます
ichi11さんおはようございます

紅葉の雲取、いいですね!
敷居が高いようで一度も登ったことはありませんが・・
道もすごく整備されてるみたいで歩きやすそう

綺麗なトリさんはカケスかと
2012/11/2 8:04
ありがとうございます
nyagiさん、メールありがとうございます。
そうですか、あれがカケスだったんでんですね
名前は知っていましたが、
実物を見たのは初めてだと思います。
図鑑で調べたらやはりそのようでした。
実にきれいな、印象的な鳥でした。

私も長い間、雲取山は何となく“敷居が高い”感じがあったのですが、登り尾根を歩いた感じは、6月に丹沢主稜を縦走した時と比べると、急坂や登り返しもほとんどなく歩きやすかったです。
2012/11/3 5:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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