記録ID: 2406708
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
梅雨の晴れ間の光岳
2020年06月20日(土) 〜
2020年06月21日(日)
体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 30:27
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 3,454m
- 下り
- 3,434m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 3:49
- 合計
- 11:00
2日目
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:57
水場:情報では静高平の水場は夏場に涸れるらしいが、この時期は全く問題なし。また、小屋から15分下った所には別途水場があるが、こちらは通年涸れることがないらしい。
トイレ:芝沢ゲートは未確認。易老渡のトイレは利用できないと思われる。光小屋は冬季小屋にもトイレの設置あり。
トイレ:芝沢ゲートは未確認。易老渡のトイレは利用できないと思われる。光小屋は冬季小屋にもトイレの設置あり。
天候 | 晴れまたは霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
芝沢ゲート〜易老渡間には、2箇所の高巻あり(林道の崩落箇所の迂回路)。 易老渡からは基本、ピンクテープを頼りにルートを取るが、右から左に折り返す箇所(地形図上は、橋から50m程度高度を上げた左方向の長いトラバースへの折り返し地点と思われる)には、ロープで進入を遮っているように見えなくもないが、その先にはピンクテープが連なる所がある。他方、折り返した左手側のルートには、目立たないムラサキのスズランテープが付けられているが、ここは後者を辿ることになるので注意を要する(前者は、易老沢方面に付けられた作業道のようであった。)。 なお、易老渡から高度1200〜1300m当たりまではヒルがいるが、人に着くほどのことはないと感じられた(我々4名中の被害者はなし)。 |
その他周辺情報 | 19日は「天空の城 三宜亭本館(飯田市)」(JAFカードで600円)、21日は「信州たかもり温泉(飯田市)」(500円)で入浴。 また、21日の下山後は、「食楽工房 元家(飯田市南信濃和田)」で昼食 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
|
感想
芝沢ゲート(710m)からの標高差は1881m。これほどの標高差があっても、一定間隔に目標物があるならまだしも、ここの登りで目標にできるのは「面平」と「2254ピーク」程度しかない。しかも、南アルプスの南部に位置するこの山域において、展望は望めないため、登りに対しては相当の抵抗感があった。
登り始めるとすぐ様、つづら折れの急登で汗が噴き出し不安をさらに煽ったが、この登りで体がマヒしたのか、その後は以外にもイブーンペースのまま急登を登り続け、気が付けば高度2000m超え。ここからはメンタル面も楽になり、懸念してほどの苦労もなく易老岳に到達することができた。他方、机上での計算上、その先の高度差はさしたるものではないが、三吉平からのゴーロの登りは一歩一歩の段差も大きく、想像以上に疲労した。
それでも静高平まで登り切れば、この山行の登りは終わったも同然。この先は、日本庭園や高層湿原といった気持ちのいい景観が続く。ちなみに、この時期のお花畑には、イワカガミとミツバオウレンが咲き乱れていた。
光岳そのものに展望はないが、光石に行けば南アルプス最南部の山並みが見え、イザルガ岳に登れば、赤石山脈の核心部を望むことができる。
最後に本山行は、我々が山の師として敬愛するCMさんの百名山踏破のために計画した山行であるが、この山行に至るまでには天候不順や道路事情など、何度となく、計画が流れたことがあった。そのため、当人も一旦は諦めかけた時期もあったが、遂に、同氏の誕生日という記念すべき日に成就できたこと、そして、我々をその場に立ち会わせていただいたことを光栄に思う次第である。
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