平標山〜仙ノ倉山(松手山コース〜平元新道)
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- GPS
- 07:43
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,312m
- 下り
- 1,307m
コースタイム
天候 | 曇り☁️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ 平標山駐車場に駐車。出るとき駐車料金¥600を払う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■平標登山口駐車場〜松手山 平標登山口駐車場のトイレの奥から登山道に入る。橋を渡り、丸太階段の急登が始まる。九十九折に高度を上げていく。2合目で緩むが、再び急登が始まる。鉄塔に差し掛かると4合目。ここからは時折開けたところを通りながら丸太階段を登る。5合目から先は一気に開け、平標山が目に入る。その先を登ると松手山に達する。 ■松手山〜仙ノ倉山 松手山からは開けた急坂を登る。一旦平坦になるとアップダウンを繰り返しながら、平標山山頂に達する。平標山山頂からは木製階段を鞍部まで下る。鞍部からは、木道混えつつ進み、最初のピークは左に巻き、次のピークを登り、一旦下ってから、木製階段を登り返すと仙ノ倉山山頂に達する。 ■平標山〜平標登山口駐車場 平標山まで戻る。平標山山頂からは木道を交えながら木製階段を下る。途中ぬかるみがあるので注意。平標山ノ家からはややガレた道に続き、九十九折に丸太階段を下っていく。やがて針葉樹林を抜け、植生が変わったら林道に達する。林道を進め、ゲートを越えて舗装道に入ると、車道に沿った登山道にはいる。これを進むと駐車場に出る。 ※ 平標山手前のハクサンイチゲは終わり。仙ノ倉山に向かう道にはまだ残っている。 |
その他周辺情報 | 宿場の湯 ¥600 |
写真
感想
都道府県またぎ解禁登山第3弾に、以前よりこの季節に訪れてみたいと思っていた花の名山平標山と日本200名山の仙ノ倉山をつなぎ合わせて歩いてきました。ここ2年、梅雨どきの不順な天気のため予定が全く合わず、見送り続けてきましたが、やっとチャンスが訪れました。初夏の花たちがすでに終盤となっていましたが、人気の理由がよく分かる登山となりました。
前夜、小雨が降る中、平標登山口駐車場に入り、翌日の登山に備えました。朝5時過ぎまでぐっすり眠ってしまい、目覚めるとまわりが車でぎっしり。慌てて準備をして出発しましたが、辺りは真っ白。天気がダメでもお花があるさ、と気持ちを切り替えて、登り始めました。
前日の雨のため湿気が高く、曇っていて暑くならず、かえってバテずに済んで良かったです。5合目までは展望もなく、辛抱の登山。5合目から先は急に開けて、何とお山が見えるではないですか。平標山に続く稜線は中々の急登でしたが、お花も現れ始め、この山はゆっくり歩かないと損する山と思うようになりました。
平標山の手前のお花畑のハクサンイチゲはほぼ終わっていましたが、オノエランが綺麗に咲き、ハクサンチドリやヨツバシオガマが咲き出していました。急坂を終えた後は、?が緩みっぱなしでした。
平標山で一休みして、仙ノ倉山に向かいました。お花とともに見たかったのが仙ノ倉山に続く稜線。ガスが出ていたので完全には見えませんでしたが、それも味があって良かったです。そして木製階段を下りていくと、こちらのお花畑はまだハクサンイチゲはしっかり咲いていました。チングルマはほぼ終わっていましたが、ハクサンコザクラも目一杯自己主張していました。ハクサンイチゲは仙ノ倉山までちらほら咲いていました。
アップダウンが続くので結構ヘトヘトになりながら、仙ノ倉山に到着。ここから谷川岳に向かう稜線を眺めたかったのですが、今日はガスで眺望はなし。それでもここまでの稜線とお花畑でかなり満足。人気の理由がよく分かりました。平標山への帰り道、お花畑では多くの一眼レフが並び、テレビ局も取材に来ていました。その横をヨロヨロと休み休み階段を登り、何とか平標山に戻りました。
平標山からはずっと階段にお世話になりっぱなし。山の家でキリンレモンが買えて助かりました。そして山の家から先もずっと階段にお世話になりっぱなしでした。ここまで丁寧に登山道を整備していただき、本当に感謝です。
今回の登山はアップダウンが結構あり、思った以上に体力を消耗しました。これで晴れていたらおそらく完全にバテていたでしょう。道中、至るところにウラジロヨウラクとアカモノが咲いていて随分と力をもらった気がします。夏の登山に向けてまだまだ課題は多そうです。
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