白山御前峰 転法輪谷へ2km滑走 登り返し1.4km 1時間
- GPS
- 07:33
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,049m
- 下り
- 2,063m
コースタイム
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:31
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
梅雨の大雨が降るたびに雪渓が小さくなっていく侘しさを感じる今日この頃です。梅雨なので天気が直前にならないと分からないのですが、今日は大丈夫そうです。
今日は0時半起きで出発します。4時20分スタートでもヘッデンは必要ありません。甚之助まで85分と体がようやく白山慣れしてきたようです。そして御前峰まで3時間12分でしたからスキー担いでとしてはもう十分OKでしょう。
御前峰に着いたらスキーで転法輪谷に向かいます。上部の雪はだいぶ減ってきて割れ出しています。もうここも終わりです。
ここから転法輪谷にドロップする斜面は滑る前にちょっとビビリが入るほどの急斜面です。途中で転倒したら下まで止まりません。途中に岩があればそこに当たらないルートを選びますがそこは大丈夫でした。感覚的には50度くらいですが滑った感じでは45度弱のような気がします。
浅いスプーンカットはありますが縦溝はなく、なかなか快適です。急斜面だと縦溝もできないのか、もう雪渓も終わりが近づいてるのか。
最初の急斜面だけ滑って登り返そうと思ってましたが、もう200m、もう200mと欲張って山頂から2kmのところまで来て、もう斜度も緩いし落石ゴロゴロ、少し先が転法輪谷の雪渓の末端ですがこの辺で許してもらいましょう。
以前にヒルバオ雪渓を2.4km滑った時は登り返しに2時間かかってました。今回は1.4kmで1時間くらいか?と思いつつ、スキー担いでアイゼン履いた兼用靴での登り返しはやっぱりハード。しょっちゅう休憩しながらやっぱり1時間かかりました。
先週はここから室堂方面に雪がつながってましたが今日は切れてました。仕方がないので遠回りですが大カンクラ雪渓に滑り込んで、そこからガレ場を歩いて平瀬道に戻りました。
室堂までまだ若干雪があるところもありますが、潔く?登山靴に履き替えて下山します。今日は靴はザックの中に入れたので落としませんでした(笑)
ところでお花に興味があるのは極めて知的な趣味だと思います。特に食料になるわけでもないお花というのは人間にとって生きる上でどうしても必要なものではないのですが、その美しさを感じるというのは、これはより強い雄、より美しい雌を好んできた野生動物の遺伝子の持つ「もっといいものを」と思う飽くなき欲望の結果交配が活性化され、多様な遺伝子が生まれて環境変化に耐える種が生き延びてきたことからも必要な特性と言えるでしょう。
と考えるとお花を美しいと感じるのはごく自然なことなのです。
で、お花の写真は撮るも名前が覚えられない私はキノコの方に興味が移ります。キノコは可食か有毒かを見分けることが非常に重要なので、キノコに興味があるというのは知的ではなく野生的なものです。それはイノシシが地面を掘り返してミミズやモグラを食べる毎日の活動のようで、どうやら私は知的ではなく野生的、これまでにイノシシに3回対峙したのはイノシシがナワバリを守るのではなく仲間である私に興味を示していただけなのかも知れません。花の名前覚えようかな(笑)
27:キヌガサソウ。多くの人が「鉄人」と呼んでますね。
29:ミヤマキンバイ。バラ科。この葉っぱがバラ科って感じです(イチゴと同じ)
34:ミヤマキンポウゲ。キンポウゲ科。花びらに光沢があり、群生してミヤマキンポウゲロード化します。同じくキンポウゲ科のシナノキンバイも似た葉っぱですが、花びらに光沢がなく花が大きいです。多分同じ辺りに咲いてたと思いますが(笑)
キノコの方が10倍難しい気がします。
ランちゃんこんばんは!
お花の名前ありがとうございます〜
ミヤマキンバイにミヤマキンポウゲ…ンまでが全く同じ。覚える難易度高いですよ。
山行一回でお花一つ覚えてるのを目標にします。まずはミヤマキンバイですね…
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