大菩薩嶺(大菩薩峠登山口BS周回)
- GPS
- 08:03
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,568m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:18
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:04
熊沢山前後から滑りやすい
悪天候他の理由により小金沢山前で折り返し
天候 | 27-曇 28-雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
しばらく展望なし、ヤブ蚊?が非常に多い 登山ポスト確認できず(駅前に交番はある) |
その他周辺情報 | 番屋茶屋(峠バス停入口にて8:00〜、よもぎ餅が買えるので行動食にも) 大菩薩の湯(山荘宿泊で割引10:00〜) 裂石温泉(不定休) ひがし荘(温泉・休憩・宿泊詳細不明) |
写真
装備
備考 | 早めに虫よけスプレーすべきだった |
---|
感想
1日目 曇り優勢の晴れ 20〜25℃ 45% 消費水量1L
2日目 雨 15〜20℃ 85% 消費水量0.5L
予報は急変しまりでしたが、先週予報に反して大晴れだったこと、そして前日に低気圧(前線?見間違えかも)は南で停滞と見たことから決行。
1日目ほぼ晴れのち曇り、2日目は〜9時まで降水量0ミリの小雨、基本曇りで夕方以降雨予報でした。
ということで、本来は二日目小金沢、牛奥、黒岳から雁ヶ腹摺山(無印)、すこし戻ってハマイバ前バス停に降りる予定だったのです。
ががが。
まず平日と土日ダイヤを間違え塩山駅到着が1時間後という悲劇。峠9時着のはずが10時着。
まぁ裂石温泉はやってなかったので、番屋茶屋でゆっくりしながらついついおそばを頼み、予想外にちゃんとしたそばとサービスの写真のものをつけてもらって…と快適だったので結果的にはオーライということに。
丸川峠分岐駐車場のところでは川方面に降りるのが正しいルートのようで、最初はそちらに向かっていたのですが、後から来た人が「こっちでいいの?」とのことで、戻って写真の看板を上に。
地図では一応橋を渡ることになってたのですが、自分ももう少し先かなーと思っていたためつい誤った道をいってしまいました。
嫌味なことをいうと、この人あれで独り言だったみたいなんです。その後も大声で奇声をあげるのでついイライラとした山行に…。
人に引きずられるのはよくない証拠ですね。もっと自信を持った地図読みができるようにならないと、と反省の一幕でもありました。
でもやっぱり静かにのぼりたいよぉ…。
そんな尾根道でしたが、たまに大岩があるくらいでさしたる急登もなく丸川峠に到着。
せっかくだからカルピス頂こうかなーと声をかけると「ウチ冷蔵施設ないからねー」とのこと。残念。
いつかは泊まってみたいところではありますね。
大菩薩嶺に向け登っていくとすぐに草原が消え、森の中…なのはいいんですがやぶ蚊が凄まじかったです。
山頂で食事をされている方も見ましたが、皆蚊がすごくてあまり長居したくない感じでした。
私も水飲んで、スプレーかけてすぐ退散。湿度が低いせいか、あまり水飲まなくてよいのは快適です。
雷岩も表記程遠くはなく、すぐに到着。やや雲が多いですが、ギリギリ富士山が見えるかなー程度でした。
予報だと晴れ間が多かったので、ちょっと肩透かしだったのはありました…。
こちらは展望もひらけ蚊も少ないため昼食休憩にはいいんですが、尖った岩が多いため座るのにあまり適さない感じです。
ここらへんが大菩薩を低評価する人がいる所以なのかなぁ…って感じもします。
それでも地味に2000m超えたのはこれで二座目ということで、個人的にはちょっぴり嬉しかったり。
そこまで疲れてもいなかったので(やっぱり湿度高くないのが嬉しいですね)、ややガレた道を下りつつ、賽の河原を通過するとようやく介山荘が見えてきました。
…しまった、予定より早い…。
豊富なグッズやら本があるので暇を潰す手段はあるんですが、他が団体さんとかだったのでイマイチ持て余し気味。
梅雨+コロナで個室がとれたのは客としては嬉しいのですが、山荘側としてはほんと大変だろうなぁ…。
使い捨ての紙シーツ?みたいなのもあったんですが、敷布団のほうに敷いたものは案の定翌日くちゃくちゃになってました(笑)
肝心の夕食は干し柿やしいたけの煮物が付いたたっぷりのサラダ、甘口ではあるがルーを煮込んだだけではないと思うようなカレーと、定番ながら非常に満足でした。
日没の時間ということで外に出ましたが、山荘すぐ近くはあまり見渡せないんですよね、富士山も見えないしで…。
ただし2,3分ほどのぼるとほぼ大菩薩嶺代表の展望に。そして空気を読んだかのように奇跡的に今日いちばんの展望!
丘に落ちる夕日と陰影で、幻想的な景色でした。害獣の鹿もこの時ばかりはふぉとじぇにっく要素。
富士山も今日いちばんキレイでしたね。このままだったらよかったんですが、日が沈むにつれ高層に厚い雲がかかり、明日はやはり期待できなさそうな感じ。
そのまま宿に戻り、特に何事もなく寝ました。
…あんまり寝れませんでした。
朝の時点では霧雨。6時の朝食は超・和食!これでごはん3杯いただいちゃいました。私はどちらかというと草食気味なんで、野菜多めってのは嬉しいです。
ネットでも見ましたが、ここはリピーターが多いんですね。ご主人さんはとっつきやすくていい人だし、常連さんはヘビィユーザーといってもいいほどの方でした。
あとは海外経験多めの若い男性かな? 連れの彼女さんはヨーロッパの方だそうで、英語でお話してました。語学堪能なの羨ましい…!
雨だったのと、一便早めのバスに乗れるかなという希望的観測でほんの少し早めに出発。(しようと思ったら話しててあまり変わらない時間になっちゃった)
石丸峠に向かいますが、その前に立ちはだかる熊沢山がやや急登気味。雨なんで滑るのがちょっと怖かった…。
まあ、逆に雨なので静かなのと、幻想的な雰囲気なのはよかったです。この時までは。
山から下りる際、画像にある分岐点に差し掛かりましたが、これはどちらでも大丈夫な模様。
私は気分で奥に向かいました!→失敗でした…。スキー場みたいな感じなので、まぁ滑る滑る。
さっきの道(GPSで見ると並行してるようだった)もどんどん見えなくなるし、先も全然見えないので不安に
…なってたらズルル〜っと滑りました。腕時計がプチッと切れ、泥だらけに。幸い雨露やら天然のシャワーで降りる際には泥は落ちたんですが…。
とぼとぼ下っているとようやく標柱が。ここでようやく安心するも、雨脚は強くなるし、どんどんやる気はなえぽよ…。
石丸峠を越え、稜線を歩き…見えないし雨はどんどん強くなるしトレイルに小川できてるし、そしてここで気付いたのがポールを山荘に置き忘れた!!
戻ると片道30分で約1時間のロスです。しかも滑ったり急登があります。悩みました。戻るとバスに間に合わなくなりそう。着払いでお願いしたら1500円程度かかるだろうし…。それとも来週また来るか?でも来週も雨だろう。いっそのことこのまま帰ろうか?でもせっかく宿泊したのに大菩薩嶺だけってのももったいない…。
ウダウダ考えました。30分歩きました。雨脚はまったく弱くなりません。9時ごろにほぼ止む予報はどこいった? 雲も厚いからないとは思うけど雷きたら嫌だし…消耗しながら展望の見えない稜線歩き…と思っていたところに、次のピークと登り道が見えました。
────はい、おしまい!
帰って風呂入る!! データ通信量もそろそろ1GB超えそうだし、ポール回収すれば約3000円の損をしないで済む! ってことで、初めての?撤退。
正直撤退するほどの状況でもないと思いますが、逆にこのまま進んでもいいことなかったので、そんな山行にするくらいならまた次回、と決めました。
撤退の勇気ってほんとに必要なんですね。30分も悩んでしまうとは…。
そのまま介山荘さんに戻って大菩薩の湯の割引券(310円で入れる!)をもらい、ポール回収です。
上日川への帰り道は小屋の横というちょっと面白いところに。軽トラどこから登るのかと思ってましたが、ここなんですね。なるほど、それで娘さんも土日で〜ってことでお手伝いにこられるのかな?(もちろんささっとは登れちゃうんでしょうけど)
その後はサカサカサカサカと、私にしてはそれなりのスピードで下山。やっぱり雨の日は森の中のほうが楽しいですね。
南の山々は残念でしたが、損をせず、温泉入って農産物を漁れる楽しみが出来たので上機嫌です。撤退して正解でした。
福ちゃん(いつかテン泊に来たい!)、長兵衛(いつか寄ってみたい!)、千石茶屋(いつか食べに来たい!てか桃シロップ漬け安い…)とホイホイ下り、このあたりから林道に。
と思ったら山道になったりと台風崩落の影響で行ったり来たりではありましたが、それもまた楽しみ。乗ったバスでは道路特定財源の一般財源化反対なんてポスターがありましたが、こういうの見るとほんと考えさせられますね。
まぁ下りのコンクリって苦手なんですけどね…。
そのまま特に何事もなく、番屋茶屋で本来買えなかったはずのよもぎ餅をお土産に。ここでも桃シロップ漬けがありましたが、ここで買うべきでした!
千石茶屋400円、ここ500円、大菩薩の湯は900円なんです。しかも先程農産物といいましたが、本日は何もなく…ちょっとしょんぼりでした。
番屋茶屋のおばちゃんは愛想のいい方だったので、また会えてよかったです。次はドライブで来ると告げ(山は小菅・ハマイバのコース採るだろうなぁ…)、大菩薩の湯まで。
裂石温泉行くよりはちょっと遠いですね。このあたりでようやく雨がやみました。時刻11:00。フード外したら雨曝しだったせいか耳が…耳が…。
大菩薩の湯は山行の後ということもあり気持ちよかったです。ただ露天で塩素臭はちょっとありました。循環は予想済みだからヨシ!あと安く入れたし!
んで…農産物がないの…12:00のバスで駅に降りてもやっぱりないの…しかも妙に蒸すの…つらい…
ちょっとだけガッカリな山行ではありました。
でもまた行くぞ!
次までにスタッフバッグ用意しなきゃ…
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