甲斐駒黒戸尾根完結編〜アイゼン、今度は持ってきました。
makasio
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 2,584m
- 下り
- 1,176m
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3日＞6:20七丈小屋-6:50八合目御来迎場-8:10甲斐駒ヶ岳山頂（休憩）-9:35摩利支天-10:50駒津峯（coffeebreak)-12:20仙水峠-13:10北沢駒仙小屋
| 天候 | ありがとう。二日とも大快晴。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復路：北沢峠より広河原‐広河原より甲府-甲府より高速バスで新宿へ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
黒戸尾根：5合目まで良く整備さえていて歩きやすい。刃渡りは手すりがあり、心配いらないが、一部左端が切れ落ちている個所あり。注意（落ちたら終わりです）。五合目手前付近から急な梯子、鎖が出てくる。降雪時、雨の時は注意。七丈小屋から8合目手前から急な鎖、岩場あり。このあたりから雪（10から20�僉砲盻个討�るのでアイゼン必須です（この時は6本爪で充分でした）。 山頂から北沢峠：特に危険個所なしです。 テント場：七丈第2小屋横の梯子を上がり、しばらく上がっていくとテント場がある。ただ、そのさらに上の第2テント場が超お勧め。（siriusさんありがとう！） |
| 予約できる山小屋 |
|
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感想
甲斐駒。黒戸尾根。
先月23日に登り、山頂を目指したものの、夕方から風雪に見舞われ、
翌日、アイゼン無しの登頂は危険と小屋番さんに言われ、敗退を余儀なくされた。
その記録はこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-238512.html
高所の登山を始めて3年め。
まったく山のことを分かっていなかった。アイゼン。
忘れたというより、無くても行けるだろうという認識だった。
恥ずかしさと後悔。
それでも、ただで帰らず、日向山に登り、堂々とした山を振り返る。
速効のリトライを誓った。
10日ぶりに山梨、韮崎に降りる。雲ひとつない快晴だった。
前回、疲労と睡魔に襲われた登山道も、
まだ、秋の紅葉を見せ、精神的にも楽に歩くことができた。
尾白川の水も太陽に反射し、そよそよときらめく。
快晴を約束された2日間に感謝。
また、この道を歩くことの幸せ。まったりと山を楽しみたい。
腕時計を外し、ポケットにしまった。
七条小屋には道の駅から6時間で到着。
小屋には50代から60代の男性ばかり6名ほどが暖をとっていた。
先週、アイゼン持たずに来て、登れなかったことを話すと、
「先輩がいたよー」と大笑い。
この方たちもアイゼンを持たずに来て、登頂を断念したところだった。
それでも、楽しそうに酒を飲み、語らっている。悲壮な感じは微塵もない。
小屋番さんは、何も触れなかったが、思い出してくれのか、
目で「良く来たな」と言っていた（たぶん・・・）。
テントは前回の場所より少し上にあるテン場に張った。
（前回下山中にお会いしたsiriusさんのレコで知りました。ありがとうございます）
夕食は韓国の鍋プデチゲにした。〆のラーメンまで入れ、満腹中枢は満たされた。
外に出ると、甲府の夜景が美しい。空を見ると、満天の星。
このコラボは贅沢としかいいようがなかった。
翌朝、テントから出ると雲海が広がっている。
御来光も見ることができそうだ。すこしずつ太陽が昇ってくる。
信仰心が無くてもこれは本当にきれいだと思う。
下のテント場からは単独の男性がテントをデポして上がってくる。
さあ、行きましょうか。
八合目の御来迎場を越えると雪も出てくる。急な鎖場もあり、
ここでアイゼンを履いた。
良く締まった雪にアイゼンがザクッと刺さる。気持ち良い。
久しぶりのこの感触。たまらん。急な岩場の道も決して優しくない。
それも良かった。
最高の条件の中、最高の青空の中の登頂だった。
ほぼ同時に登頂したkさんと写真を撮りあう。見たら、なんとkさん。
アイゼン履いてない。持ってきてないという。
・・・・ま、いっか。
しかし、なんという景色。仙丈。鳳凰。富士。中央アルプス、雪の北アルプスも。なんといっても冠雪した北岳の美しさ。
ヨーロッパのアルプスのようだと言ったら人は笑うだろうか。
しかし、大げさでなく美しかった。本当に。
俺、個人の敗退後の感動なんて良く分からない。どうでもいい。
この景色が全て。そう思った。
その後、七条小屋泊まりの単独の男性がアイゼンを履いて上がってきた。
kさんはその方と一緒に下山していった。
ヤマレコ絶対、見ますよーと言ってくれた。kさん。山、最高でしたね。
北沢峠方面に降りていくとぞくぞくと登山者が上がってきた。
最高の天気に皆、最高の表情。
今日は最高ですね。道すがら挨拶し、様々な人と共感しあう。
今日という日を与えてくれた山に感謝。
北沢峠には1時過ぎに到着。臨時バスがでているようだが、
まだ帰りたくない。
駒仙小屋のテン場で昼寝と読書。（一応小屋のおかみさんに許可もらいました）
今までにないほど山でまったりと時間を過ごした。
南アルプス林道もこれで来年6月まで雪に閉ざされる。
また、会う日まで。
山も人もそのときを心待ちにするのだろう。
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makasioさんの10月23日のヤマレコ読んで、先日アイゼンを持って登りましたが私は体力が足りず七丈小屋で無念のリタイヤいたしました。
途中、刀利天狗で出会った50〜60才の男性２人に１０月にアイゼンが無くて断念した人がリベンジに来ていると聞きmakasioさんかなと思ったのですが、今日確信しました。登頂おめでとうございます。あまりの行動の速さに驚きました。
私もmakasioさんに負けないよう頑張ります。
makasioさん こんばんは
黒戸リベンジお疲れです。
今年の内にケリつけましたね！流石です。
お天気最高で山の神様も微笑んでくれましたね！
私も負けずに黒戸尾根、チャレンジしますよ！
来年に。。多分。。。きっと。。
makasioさん、黒戸尾根から甲斐駒、登頂おめでとう。
まず「アイゼン持ってきました」が「冷やし中華はじめました」みたいな響きでちょっと面白かった。
いやいや、思いもこもったレコ、吹き出しちゃ失礼。
でもアイゼンの代わりにマグを忘れたのは、もはや狙ってるとしか思えない（笑）
神社スタートじゃないんだ。黒戸尾根よりというより甲州街道より、ですね。川上村を歩いてたmakasioさんを思い出します。
白い南アルプス、きれい。
私もバスが終わる前に行けたら良かったなあ。
下から見るのじゃ、きれいだと余計にフラストレーションがたまる。
時間あったなら、いっそ北沢峠から戸台まで歩いてみたらよかったのに〜。なんてね。
昔はバスなんて通ってなくて…って、makasioさんそういうの好きそう。
さてmakasioさんが山頂から伊那を見下ろしていた3日の朝八時半頃はというと・・・？
なんと！！
会社の庭掃除して社宅に帰る道中、まさしく甲斐駒に見とれて脇見運転していました！
なにやら無意識の自分がmakasioさんの呼びかけに反応したようですねっ！
よかった〜
金曜帰宅直後の会話「すごい天気でよかったね！」
もちろん二人ともmakasioさんの山行きを想っての一言。
すばらしい眺望！
美しい空間に少しだけご一緒できたような錯覚。
目吊り上げてリベンジじゃ〜！、ではなくて迅速かつ余裕
のリトライ、すてきです
山はいつもそこに在る、とかえらそうに言いながら、つ
いつい勝手に焦りがちです。
＞またくれば良いんですよ。
＞今回は時計を外して歩いた。
makasioさん、カッコ良過ぎ
makasioさん登頂おめでとう！
さすが、有言実行ですね
見習わなくちゃなあ
時計を外して歩くって、一つの縛りから解放されるようで、なんだか気持ちよさそう。
こんど真似させてもらいます！
色んな感情を素直に織り交ぜてくれるmakasioさんのレコは読み応えがあってやっぱいいっすね。
これからもお体には気を付けつつ、ガンガン攻めてください
ありがとうございます。
uribouさんのレコ、拝見させていただきました。
日帰りで黒戸尾根挑戦すること自体、
勇気がいるし、素晴らしいことだと思います。
来年の夏でも、是非、挑戦してみてください。
応援しますよ。
そのころ僕も、テント背負ってまた行こうかな。
本当にお疲れさまでした。
やりましたよー。
本当に天気が良く、最高の2日を過ごしてきました。
良い山旅だったな。
甲斐駒はやはり素晴らしかった。
北沢峠から登る人が多いようですが、
僕は、黒戸尾根にこだわりたいと思います。
生涯、何回やるかな、黒戸尾根。
houraikenさんも是非。日帰りで。
見えましたか。
どーりで、下から視線感じました。
でも、脇見運転、注意してね。(笑）
タイトルは狙いましたが、マグ忘れは天然です。
紙コップってのが、いいでしょ？
甲斐駒、やっぱり良かった。
登頂の瞬間こそ、心はいつもように静でした。
でも、あの日のことは忘れないでしょう。
また、行きたいな、もちろん黒戸尾根で。
戸台までは無理だよ。yokoさん。
でも、昔はバスなんてさ、・・・止めよう。
やりましたよ。
これ以上ない天気に恵まれました。mmgさんと二男さんのお陰かな。
私も晴れ男ですから間違いないですね。
次回もよろしくです。
奥様と僕のことを思い出してくれたこと。
感激するくらいうれしかった。
リベンジではなくリトライ。これはmmgさんに教わったことです。
リベンジって言葉、僕も抵抗がありました。
今回、最高の「リトライ」ができました。
本当にありがとうございました。
久しぶりですね。お元気でしたか。
momoさんも山、復帰してうれしかったな。
いつも時計を付けて歩くと、どうしても、
前回より早く上がってやろうとか、
まだ、標高はこんなもんか、とか、
余計なことばかり考えてしまいます。
どうしたら、山を楽しめるか、簡単でした。
時計を外せばいい。これで悩みは解決しました。
時間は要所要所で確認すればいいんです。
これ、徹底していこうかな。これからも。
makasioさん、こんばんは。
今回はいい天気にも恵まれ、アイゼンを携えて、時間を気にせずゆったり歩きが楽しめたみたいでよかったですね。
同じルート歩きは気持ち的に余裕なんでしょうね。
しかし、Kさん、ノーアイゼンとは、やりますねぇ。。。
リベンジお疲れ様でした。
やりましたよー。
年内に登頂を誓うと言いましたが、
次の連休に絶対に行くと実は下山中に決めていました。
晴天に恵まれたのは、
本当に、皆さんのお陰だと思っています。
俺は、晴れ男だかさあ、なんて調子乗るのは、
いけませんね。
親父さん達も登頂できなかったけど、
まんざらでもなさそうでいいな、
前回より精神的に余裕があったので
純粋に山歩きを楽しむことができました。雪は少しずつ増えているようですね。
こんばんは。
早速やりましたね。おめでとう！
上のテン場はよかったでしょう。
実はまだ上ではテント張ったことないんですよ。
そのうちと思っているんですが。
甲府の夜景見たいなぁ〜。
それとあの大展望。
私も大好きです。
山頂からなかなか離れられません。
八ッを眺めるのが好きです。
黒戸尾根にこだわる。
その心意気がいいですね。
季節を変えて何度でも登っちゃってください。
時には厳しく跳ね返されることもあるかもしれませんが
きっとそのたびに成長させてくれると思いますよ。
ほんとに素晴らしいルートです。
２日間お天気良くて何よりでした。
怖いところは刃渡りではなく、
そう、もっと上の makasioさんご指摘のクサリがついたところ。
今春の残雪期に行きましたが、かなりシビアな状況でした、要注意個所ですね。
今度から岳のポーズはこっち向いてやって下さい！
新しい駒仙小屋、もうほとんど出来上がってるようですね。
南アルプス林道は４月下旬からオープンします。
但し、歌宿から北沢峠までは歩くことになりますが。
GWには駒仙小屋前でテント張って、
１泊２日で仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳の両方をやれますよ、
是非お試しあれ。
プデチゲ、美味しそう！
今度真似てやってみようかな・・・
お疲れ様です
無事に登頂おめでとうございます
菩薩の上で少し気になっておりました
早々にリベンジする辺りがやっぱり超弩Ｍだな〜って思わずには居られない素晴らしいレコでしたよ(笑)
前回は、この絶好の登山日和にずらす為の悪戯だったのかも知れないね
こらからもＭを代表してモリモリと良い山やって下さいね
１０日でリベンジするなんて、さすがですよ
やりましたね
それにしても、紅葉も見れて、雪景色も見れて、
眺望もよくって、最高の２日間でしたね。いいなぁ〜。
うらやましいなぁ
自分、冬山はやらないので、とてもうらやましく感じました。それにしても、信仰の山なんですね。あちらこちらに仏像があったり、剣が刺さった所があったり、僕も行ってみたくなりました。
興味津津です。来年あたり行ってみようかなぁ
ひょっとしたら、行く時に少し教えていただくかもしれません。
その時はよろしくお願いします〜。
お疲れさまでした。
あのテン場、教えてくれてよかった。
あの上にテン場があるなんて初めてじゃ分からないですよね。
甲府の夜景や満天の星。そして御来光、最高でした。
今回の山旅、満足度120％でした。
siriusさんのお陰です。
黒戸尾根、里山から一直線に伸びるその姿。
山は林道からより、里山から登りたい。
厳冬期、siriusさんの雄姿、見せてください。
いつか、後に続きたいと思います。
やりましたよー。
って2回目ってのが、だらしないですよね。
noboさん達の積雪期のあの記録は忘れませんよ。
感動的でした。
やっぱり、あの鎖場ですよね。
前回、もしあそこが凍結していたらと、
怖くて、仕方が無かった。（大丈夫でしたけど）
準備段階で登山の成否って決まってしまう。
今回は勉強になりました。
積雪期にここをやりたい。
そのためには経験ですね。頑張りますよ。
プデチゲ、おいしいですよ。是非。
親孝行登山、良かったよ。
いろいろ大変な部分はあるけど、ね。
甲斐駒は一度では行けなかった。
でも、そのために印象深い山になりました。
黒戸尾根、俺達のためのルートぞ。
acchiなんて、日帰りでやっちゃってください。
来年の夏でも、是非。
やっぱ、俺、Ｍなのかな？（いまさらか）
やりました。でも、まあ、大したことないですよ。
前回がだらしなかったんです。
それでも諦めないで速効のリトライ。
諦めないって大事だな、と思いました。
schunさんも是非、チャレンジしてください。
経験からアドバイスできることなら、協力します。
その代わり、ピアノの上達法も、教えて下さいね。
もうすぐ、本番ですね、お互い、こっちも
頑張りましょうね。
makasioさん、こんばんは〜。
甲斐駒、来年相談させてください
ぜひ、行ってみたいと思います。
音系の話、ここに書かせてもらいますね。申し訳ありません。
今回、自分の方の本番が2日間になってしまい、
そのうち1日が歌の依頼で来てしまいました
この関係で、今月は歌にしてブラームスは来月に持ち越そうかと思ってます〜。
今月は、オペラのカルメンから「闘牛士の歌」
トゥーランドットから「誰も寝てはならぬ
を歌おうかと。「誰も寝てはならぬ」は荒川静香さんが金メダルとった時の曲ですので、ご存知でしょうか。まだ歌えてないんですけどね。練習！！練習！！
いずれにしても、本番があることには変わりありません。お互い頑張りましょう
makasioさんも、素敵な演奏会になりますように
11月3日に甲斐駒ヶ岳山頂でお会いしたものです。
makasioさんのブログ読みました。
文中に出てきた"k"が僕だと思います。
コメントを書くために、onozoneでヤマレコに登録しました。
アイゼン無しで登ってしまったことは危ない行為でしたね。
反省しきりです。
あの後下から登って来たk.yさんと僕は黒戸尾根へ下山し、makasioさんは北沢峠に下って行かれましたが、その後の様子がよく判る内容になっており興味津々で読みました。
makasioさんが"2度目の甲斐駒ヶ岳です"と話していたことが、前回の甲斐駒ヶ岳のブログを読んでようやく理解出来ました。
k.yさんと僕も無事下山しましたよ。
下山後に「尾白の湯」に共に入りまして、色々とお話ししました。
良い方でした。
良い山旅をしておられますね。
他のブログも読まさせてください。
makasioさんとは、いつかまた山で出会える気がします。
ヤマレコに登録された僕の写真貰っても良いでしょうか？
僕のブログに載せたいので。
最後に、僕のブログも良かったら読んでください。
甲斐駒ヶ岳一日目
http://onozone.blog.so-net.ne.jp/2012-11-04
甲斐駒ヶ岳二日目
http://onozone.blog.so-net.ne.jp/2012-11-07
ありがとうございました。
ｋさん！（神奈川出身だから）いや、onozoneさんですね。
コメント、ありがとうございました。
無事に下山されたのですね。あの方が上がってこなかったら、
一緒に黒戸尾根に下ろうかなとか、
思っていたので、よかった。
私の甲斐駒、前回分も見てくれたのですね。
そうなんです、2度目のリトライだったんです。
onozoneさんと一緒に登頂できたこと、忘れませんよ。
また、どこかでお会いしましょう
ヤマレコにも遊びに来てくださいね。
ブログ、拝見します。
写真、もちろん、もらってください 、どうぞ。
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