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Yamareco

記録ID: 242940
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

真白なライチョウがお出迎え シーズン最後の仙丈ヶ岳

2012年11月07日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:24
距離
8.8km
登り
1,107m
下り
1,105m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

北沢峠9:10-大滝の頭11:06-小仙丈岳12:31-14:03仙丈ケ岳14:20-小仙丈岳15:25-大滝の頭16:19-北沢峠17:42
天候 下界は晴れ?
森林限界の上は雲の中
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
バス:仙流荘〜北沢峠 約1時間 往復利用
  料金片道1,100円+荷物代200円
  今シーズンは11/15まで運行予定(降雪等で早まる可能性あり)
  ※なお、広河原からのバスはすでに運行終了。

駐車場:仙流荘バス停横の登山者用無料駐車場利用
コース状況/
危険箇所等
道の状況:この時期としては、良いコンディションです。
   積雪は6合目付近から上で、頂上付近でも5cm程度。
   雪質は6合目付近は、溶けて凍っていましたが、ステップを選べば大丈夫。
   その上は、適度にしまって歩きやすい雪でした。
   私は、6合目付近だけアイゼンを使うか迷いましたが、結局、下りも使用しませんでした。当日、もう一人登った方は、下りで使用していました。
   何れにせよ、この時期、日々状況が変わりますので、アイゼンは必携です。


仙丈へのルート:馬の背へのルートや大平山荘からのルートは閉鎖されており、現状、小仙丈経由のルートのみです。


登山ポスト:仙流荘バス停のポストを利用。
     複写式で、下山時に2枚目を投函します。


長衛荘:南アルプス林道バスと同じく11月15日の営業終了予定です。
    なお、シーズン終了間際で、宿泊者も少ないので、食材調達の都合上、前日までに電話で予約くださいとのこと。


下山後の温泉:高遠温泉 さくらの湯
      http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd1/index.php?id=2
      前回は仙流荘によったので、今回は、バス停に割引券のあったさくらの湯へ。
      大人600円。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
仙流荘
2012年11月07日 06:53撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
11/7 6:53
仙流荘
紅葉のモルゲンロート
2012年11月07日 07:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 7:18
紅葉のモルゲンロート
2012年11月07日 08:07撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
11/7 8:07
南アルプス林道バスのルートは今が紅葉の見頃。
2012年11月07日 08:22撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 8:22
南アルプス林道バスのルートは今が紅葉の見頃。
甲斐駒にはほとんど雪はありませんでした。
2012年11月07日 08:48撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 8:48
甲斐駒にはほとんど雪はありませんでした。
ニホンカモシカ
2012年11月07日 08:56撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 8:56
ニホンカモシカ
シカ
2012年11月07日 09:02撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 9:02
シカ
北沢峠 長衛荘。
2012年11月07日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
11/7 9:18
北沢峠 長衛荘。
ここを登っていきます。
2012年11月07日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
11/7 9:18
ここを登っていきます。
長衛荘とバス停。
2012年11月07日 09:18撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
11/7 9:18
長衛荘とバス停。
2012年11月07日 09:51撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
11/7 9:51
五合目
馬の背ヒュッテに行く道は閉鎖されています。
2012年11月07日 11:06撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 11:06
五合目
馬の背ヒュッテに行く道は閉鎖されています。
雪が出てきました。
登山道はまだまだ。
2012年11月07日 11:17撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
11/7 11:17
雪が出てきました。
登山道はまだまだ。
甲斐駒はずっとこんな感じで雲の中。
2012年11月07日 11:27撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 11:27
甲斐駒はずっとこんな感じで雲の中。
でも、この時だけ一瞬顔を出してくれました。
2012年11月07日 11:28撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 11:28
でも、この時だけ一瞬顔を出してくれました。
いよいよ登山道にも雪が。
2012年11月07日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 11:32
いよいよ登山道にも雪が。
この辺は融けたのが再凍結しています。
2012年11月07日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
1
11/7 11:37
この辺は融けたのが再凍結しています。
2012年11月07日 11:43撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 11:43
鳳凰三山はずっとよく見えていました。
2012年11月07日 11:43撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 11:43
鳳凰三山はずっとよく見えていました。
富士山が見えてきました。
2012年11月07日 11:52撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 11:52
富士山が見えてきました。
甲斐駒は雲の中。
2012年11月07日 11:59撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 11:59
甲斐駒は雲の中。
鳳凰三山と北岳にはさまれた富士山
2012年11月07日 12:06撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 12:06
鳳凰三山と北岳にはさまれた富士山
2012年11月07日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 12:19
2012年11月07日 12:20撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
11/7 12:20
馬の背
2012年11月07日 12:28撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 12:28
馬の背
仙丈ケ岳と小仙丈沢カール
2012年11月07日 12:30撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 12:30
仙丈ケ岳と小仙丈沢カール
北岳はずっと雲の中
2012年11月07日 12:30撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 12:30
北岳はずっと雲の中
小仙丈沢
2012年11月07日 12:31撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 12:31
小仙丈沢
この足跡は?
2012年11月07日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 12:53
この足跡は?
そうです。ライチョウ君です。
わかるかな?
2012年11月07日 13:11撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 13:11
そうです。ライチョウ君です。
わかるかな?
天気が悪いせいで、たくさんのライチョウに会えました。
2012年11月07日 13:13撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
10
11/7 13:13
天気が悪いせいで、たくさんのライチョウに会えました。
仙丈ヶ岳
今年最初の3,000m峰(たぶん最後)
ザックにエビのしっぽが付き出してます。
2012年11月07日 14:03撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 14:03
仙丈ヶ岳
今年最初の3,000m峰(たぶん最後)
ザックにエビのしっぽが付き出してます。
三角点
2012年11月07日 14:09撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 14:09
三角点
2012年11月07日 14:15撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 14:15
山頂にも・・・
2012年11月07日 14:16撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 14:16
山頂にも・・・
ライチョウがいました。
彼が一番近くで写真を撮らせてくれました。
(望遠持っていかなかったので、トリミングしてます。)
2012年11月07日 14:16撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 14:16
ライチョウがいました。
彼が一番近くで写真を撮らせてくれました。
(望遠持っていかなかったので、トリミングしてます。)
下ります。
2012年11月07日 14:41撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
11/7 14:41
下ります。
2012年11月07日 15:42撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 15:42
北岳はここまでが限界でした。
2012年11月07日 16:52撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/7 16:52
北岳はここまでが限界でした。
おまけ。
南アルプス林道バスから見た、翌日の甲斐駒。
霧氷の所為か一晩で真っ白です。
2012年11月08日 10:11撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/8 10:11
おまけ。
南アルプス林道バスから見た、翌日の甲斐駒。
霧氷の所為か一晩で真っ白です。
無事帰ってきました。
2012年11月08日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/8 10:52
無事帰ってきました。
帰りは高遠温泉さくらの湯へ
2012年11月08日 11:33撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
11/8 11:33
帰りは高遠温泉さくらの湯へ
帰りの駒ヶ岳SAから
2012年11月08日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
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11/8 12:44
帰りの駒ヶ岳SAから
撮影機器:

感想

 本当は、山形の月山と蔵王へ行くはずだったのが、予報では天気が悪そう。
 折角の連休なので、先日、ふと「今年は3,000m峰登ってないな」と思い出したのをきっかけに、仙丈ヶ岳へ。
ここは、甲斐駒ケ岳ともどもいい山なのに、平日のバス便が悪いんですよね。
 平日の静かな山に登りたい時は、日帰りだと行程が大変で、基本、前泊か後泊する必要があるので、今回の連休での設定になりました。
 仙流荘8:05のバスは全部で8人程で、道中の黄葉が見事でした。途中、ニホンカモシカや普通の鹿が出てきたりして、運転手さんの観光ガイドもテンションMAX!10分遅れの9:10着でした。
 出発して間も無く、16時のバスで日帰りという男性に追い抜かれます。
 今日の仙丈ヶ岳登山組は、彼と2人だけで他の方は甲斐駒へ行ったようです。
 五合目を過ぎてしばらくすると、融けた雪が再凍結したいやな箇所が続きますが、すぐに終わり、しまった雪にかわります。結局、最後までアイゼンを付けずにすみました。
 甲斐駒も北岳も見えますが、全部頭切れで山頂はほぼ見えず。富士山と鳳凰三山だけはよく見えました。
 仙丈ヶ岳も他の山と同じように、稜線にでると雲の中。そのため、少し風に吹かれましたが、おかげでたくさんのライチョウに会えました。
 冬毛のライチョウを見るのはこれが初めて。寒かったけどそれだけの価値がありました。
 頂上直下で、先行した男性とすれ違いましたが、彼はバスのために2時間で下りなきゃ!と去っていきました。どうやら無事間に合ったようです。
 私も無事頂上に着きましたが、山頂を含め稜線上では風に吹かれて、ゆっくり湯を沸かして食事がとれなかったのに加えて、山専ボトルかハイドレーションかを迷って、ハイドレーションを選ぶという痛恨のミスも犯して、(冷たいハイドレーションの水分をとる気が進まずに)水分をあまりとらなかったこと。仮眠3時間で高所を歩いたダメージも重なってか、森林限界から上での行動に時間がかかり、長衛荘についたのが6時少し前。ヘッドランプを使う羽目になり、宿の方にも迷惑をかけてしまいました。
 翌日(11/8)は、天気がよければ甲斐駒へと思い、5時に宿を出ましたが、3時に起きた時は静かで満点の星空だったのが、上空は強風が吹いてきたうえに少し雪もまじっていました。
 とりあえず、日の出までは歩こうとおもい2,502ピークまで行きますが、日の出のあとも風が弱まる気配もなく、携帯の電波が届いて見たtenki.jpでは、9時の3,000m付近で風速20m以上、2,000m付近で18m以上の予報。
 向かい側の仙丈も上は雲の中だし、これ以上登って稜線にでても消耗するだけだと思い、早々にリタイア。
 あとは、長衛荘で10時のバスまでのんびりと過ごしました。
 10時のバスは貸切で、運転手さんと色々と話をしながら帰りましたが、なんとなんと甲斐駒は一晩で真っ白に大変身。しかもドピーカン。
 登ればよかったかな?と少し後悔しましたが、相当風が強かった結果の変身。登ったら登ったで、風速20mの風では相当難儀したと思うので、お天気山ノボラーの私としては、またくればいいやとすぐに気持ちを切り替えました。
 しかし、(11/8に)仙丈に登った人たちはあの風のなか大丈夫だったのかな?

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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