20200801 国師ヶ岳、北奥千丈岳、金峰山


- GPS
- 08:27
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 814m
- 下り
- 800m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:26
天候 | 曇り、時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好、国師ヶ岳方向への木段は濡れていて滑るところあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ツエルト
ファーストエイドキット
|
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備考 | 国師ヶ岳:日本三百名山、花の百名山、山梨百名山、信州百名山、長野県の名峰百選 北奥千丈岳:甲州百山、甲斐百山 金峰山:日本百名山、花の百名山、山梨百名山、信州百名山、新日本百名山、甲信越百名、長野県の名峰百選 |
感想
20200801 国師ヶ岳、北奥千丈岳、金峰山登山
本来は7月31日の予定だったが、天気が悪そうなので8月1日の土曜日に変更。週末になってしまったので、人気がある大弛駐車場の混雑を心配して、自宅を2:30に出発して5時過ぎに到着、すでに駐車場は70-80%埋まっていた。気温は10℃で風が吹くと肌寒いので、ミドルウェアを着用する。到着時、南方向には青空と雲海が拡がっていたが、準備をしているうちにガスに覆われてしまった。
まずは国師ヶ岳・北奥仙丈岳方向に向かって登山を開始する。間もなく大弛小屋に到着、入り口が閉まっていて前日には宿泊客はいなかったようである。大弛小屋を越えると間もなく木段が始まる。この先はガレた道が多少あるが、基本的には木段が続く。滑るところがあり下りは要注意。10分ほど進むと分岐があり、「夢の庭園」方向に進む。「夢の庭園」に到着、大きな岩がゴロゴロしている。残念ながらガスで視界は不良であった。ここまで花が咲いているのをほとんど見かけなかったが、キバナシャクナゲがまだ一部に残っていて、目をなごませてくれる。ここを過ぎるとややガレた道になるが、すぐにまた先程の国師ヶ岳方面への道に合流して、再び木段が続く。展望のない針葉樹林帯を登り続けるので段々と飽きてたが、やっと木道が終わりややガレた道を登っていく。連れが花の写真を撮ろうとしていると、その後ろ2mくらいのところに立派な角がはえている大きな雄鹿がいた。私と目が合うと森の中に消えていった。連れはビックリしていた。
段々と視界が開けてきて、まもなく前国師ヶ岳山頂に到着、最初は雲で視界不良だったが、風で雲が流されて、金峰山の五丈岩、南アルプスがはっきりと見えるようになり、最高の景色!! 後ろを振り返るとこちらもガスが風で流されていて、木々の合間から雲海から顔を出した甲武信ヶ岳が同定できた。残念ながら富士山は雲をかぶっていて見えなかった。少しすると絶景は再び雲に覆われるようになってきた。さらに先に進むが、この先は緩やかなアップダウンとなる。北奥仙丈岳への分岐がある三繁平を真っ直ぐ進み、国師ヶ岳山頂に到着、岩がごつごつとしている。ここはガスで視界不良となっていて、記念写真を撮りすぐ戻ることにした。帰りにも恐らくさっきと同じと思われる鹿と遭遇、今度は我々を無視してシラビソ?をかじっていた。三繁平を左に曲がり、奥秩父最高峰の北奥千丈岳山頂に到着、ここも岩がゴロゴロした山頂だった。国師ヶ岳からはガスで全く見えなかった南アルプスが一部見えるようになってきている。本当に山の雲の動きは速い。小休憩の後、大弛峠に向かって下山を開始した。帰りは「夢の庭園」を通らず大弛峠方面への道を選択、滑るのに注意しながらひたすら木段を下って大弛峠に到着。行きにはなかった看板が大弛小屋にかかっていた。昼食営業をするようだ。
暑くなりミドルウェアを脱ぎ、行動食を摂る。トイレをすまして今度は金峰山に向けて出発する。しばらくは森の中を進んでいく。最初は木段が続き、ややなだらかになり大きなケルンのある朝日峠に到着、ここから再び登りが急になる。時々木々の間から南方向の視界が開けるが、ガスで何も見えない。ガレ場を登るとまもなく朝日岳前の展望岩場に到着するも視界は不良であった。更にのぼり朝日岳山頂に到着、ここでは雲が晴れて、金峰山と五丈岩がはっきり見えてテンションがあがる。ここからガレ場の急登を下り、再び樹林帯に入る。再び登り返し、鉄山の北側を巻いて最後の登りとなる。森林限界を越えて稜線に出ると急に視界が開ける。富士山、南アルプス、八ヶ岳などは相変わらずガスで見えないが、金峰山頂、そして瑞牆山から小川山の稜線がはっきり見える。最後の岩場を登り、金峰山頂に到着!した。雲の切れ間にこれまで登ってきた鉄山、朝日岳、国師ヶ岳、北奥仙丈岳が見える。ここで軽い頭痛と吐き気を感じた。気温は14℃、風があり肌寒いくらいで熱中症は考えにくい。水分・カロリーも適宜補給していたと思う。以前3,000m級の山に登った時は何でもなかったが、症状的には高山病も否定できない、睡眠不足がいけなかったのだろうか。酸素飽和度モニターを持っていたが測定するのを忘れてしまった。五丈岩まで行かずに下山することとした。
山頂の岩場から降りる際に方向を見誤り、本来の登山道よりもやや左側に出てしまい、本来の道に登って戻るのに更に体力を消耗してしまった。その後の下りはとにかく転倒しないように非常にゆっくりになってしまった。朝日岳への急なガレ場の登り返しでは日が差し込み非常にきつかった。なんとか無事に大弛峠に到着して登山を終了した。気温は18℃、このとき体調はほぼ回復していた。このとき駐車場は半分くらい空いていた印象、帰り道では路肩に10台くらい駐車車両があった。山道を下り山梨市まで降りると天気は晴れで気温は30℃、この日に関東甲信越が梅雨明けしたのをラジオで知った。
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