大菩薩嶺(大菩薩峠・介山荘泊〜牛ノ寝通り〜小菅の湯)


- GPS
- 25:54
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 733m
- 下り
- 1,588m
コースタイム
上日川峠から大菩薩峠まで各自のペース(40分〜60分)で歩き、介山荘に集合
■当日(11/18)
0743大菩薩峠→0810石丸峠→0924榧ノ尾山<休憩>→1047大ダワ<休憩>→1243小菅の湯<反省会>
天候 | 11月17日 雨のち曇り 11月18日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バス 上日川峠 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況 牛ノ寝通りはよく整備された、なだらかな尾根道。雨も上がり、泥濘もなく、極めて気持ちよく歩けました。 ■紅葉 大ダワから高度を下げるに連れて、徐々に色づいた葉が目立つように。青空とのコントラストが絶妙でした。 ■温泉 小菅の湯。食事処を併設。上野原駅行と奥多摩駅行のバスの始発駅でもあり、便利です。 |
写真
感想
中学1年生で山岳部に入部してから本格的に山登りをしてきたゲストを迎え、同年代の安全ゆるゆる散策へ。
ところが、衆院解散、深酒者、悪天候のために参加取り止めや途中参加者が出てしまったので、予定を変更。
当初計画していた丸川峠ルートは回避して、初日は上日川峠から介山荘に直行し、いわば前泊扱いとなった。
雨もまた山の楽しみ方の一つ、と達観できる方々もいらっしゃるだろうが、この季節の雨は憂鬱でならない。
予定通りの列車に2人だけ乗ったゲストと私は大菩薩嶺を歩いた経験もあり、急激にテンションが下がった。
ショートカットを決断して、甲斐大和で下車。わざわざバスを一本やり過ごしたのだが、正午前に介山荘に。
「着いてしまいました」と恐縮しながら声をかけると、「こんな天気だから正解ですよ」と温かく迎えられた。
退屈しのぎに賽の河原まで往復したが、視界はさっぱり。避難小屋の扉を開けるコツをつかんだのが収穫か。
夕方になって雨脚が強まる中、kagoshima氏とzazie氏が相次いで到着。ゲストの薀蓄を興味深く聞き、飲んだ。
夜になって雨が上がったようなので峠に出てみたが、空は雲に覆われていて、星を愛でることはできなかった。
午前5時半に起きて再トライ。満天の星に思わず声が上た。甲府盆地の方向は塩山市の灯りがきらめいている。
親不知ノ頭まで上がって日の出を待つ。寒い。東の空が赤く染まり、富士山や南アルプスの雪もほんのりと。
この朝は展望を堪能できた。介山荘の朝食では、温かい味噌汁がことのほか美味しく、幸せな気分に浸った。
午前7時43分、快晴の大菩薩峠を出発する。計11人の宿泊者が、それぞれの目的地を目指す。一期一会の縁。
熊沢山まで軽く登ると、樹林が途切れて南方向の眺望が素晴らしい。その先に富士山が悠然と聳えている。
山頂から進路を東にとる。少し下って石丸峠。この日の富士山は見納めになるので、その山容を暫し味わう。
そして牛ノ寝通へ。尾根沿いの緩やかな道が続く。樹林の葉はほとんど落ちているので、眺望も楽しめる。
少し歩いては休憩。介山荘で一緒だったパーティーが「今日は小菅の湯ですか」と言いながら通り過ぎて行く。
それにしても静かだ。件のパーティーも随所で休憩をとるので、お互い何回も顔を合わせる。目礼をし合う。
牛ノ寝は文字通り、のどかな場所だ。風も収まり、本当に昼寝ができそう。当然、ザックを降ろして一服する。
他に会う人もなく、「この道は下り専門なのだろう」と語り合っていたら、二人連れの男女が登って来た。
1900mを超す大菩薩峠周辺では完全に終わっていた紅葉だが、牛ノ寝を過ぎると赤と黄のグラデーションが美しい。
だらだらと続く緩い下り道は退屈かと思いきや、好天の後押しもあり、滋味あふれる眺望を楽しむことができた。
正午すぎに着いた小菅の湯は静かな佇まいで、湯船に身を委ねると身も心も癒される。ビールがうまかった。
はじめまして。
matsukoと申します。
介山荘〜小菅のルートはよさそうだな〜と思っておりましたので、興味深く拝見させて頂きました。
これから、冬になると雪も楽しめそうですね。
matsukoさま、
コメントをいただき、ありがとうございます。
緩やかな下りが続くコースは、単独でも仲間とでも、ゆったりと歩きたいときには魅力的です。
同行者が「罪悪感があるなあ」と冗談を飛ばしていましたが、歩き終えて大好評を博しました。
おっしゃる通り冬も楽しめそうで、小菅の湯で盃を交わしながら仲間と再訪を語り合いました。
Rheingoldさんこんにちは
コメントありがとうございました。
17日は同じ大菩薩にいたんですね。
17日は昼過ぎに丸川峠につきましたが、
ひどい雨と風で逃げ込むように丸川荘に入りました。
僕らは晴れの予報だったら甲斐大和からバスにのり
上日川から大菩薩峠を経由して、丸川峠にでる予定でした。そしたら登山道ですれ違っていましたね。たぶん。
いつのひか山でばったりという日を楽しみにしています。でも気がつくかな?
私は体格は超重量級でいままでの山登りでは自分以上体格の良い方を見たことがないので(笑)たぶんRheingoldさんは気がつくと思いますよ。
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