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Yamareco

記録ID: 2474779
全員に公開
沢登り
甲信越

釜川左俣(倉俣沢左倉沢)遡行

2020年08月01日(土) 〜 2020年08月02日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
22:48
距離
24.3km
登り
1,530m
下り
1,526m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:26
休憩
0:00
合計
7:26
8:36
446
16:02
宿泊地
2日目
山行
14:32
休憩
0:37
合計
15:09
6:10
190
宿泊地
9:20
9:24
384
15:48
15:48
10
15:58
16:17
47
17:04
17:04
21
17:25
17:35
66
18:41
18:41
77
19:58
19:58
10
20:08
20:08
66
21:14
21:18
1
21:19
ゴール地点
天候 1日:雨のち晴れ 2日:晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道ゲート前
コース状況/
危険箇所等
駐車スペースにつく頃に大雨が降ってきて、2時間も経たずにやんだが、沢は濁って大増水。2日目には水は澄み、平水よりもやや多い程度になっていた。
遡行図
2020年08月14日 17:57撮影 by  Canon MG6500 series, Canon
1
8/14 17:57
遡行図

感想

二俣までは、右俣に入る2人P (pecomaさん、chippeさん)、ヤド沢に入る4人P(山登魂P)と前後しながら進んだが、大増水によりちょっとした渡渉も大変で、非常に時間がかかった。
この増水なのでゴルジュ内の遡行も危ぶまれたが、ぎりぎりなんとかなる状況。特に第1ゴルジュ最後の5m滝は右壁しか使えず、難しかった。(Kリード)
第2ゴルジュはあまりゴルジュっぽくない滝場だが、3段15mを右から小さく巻くのはワンポイント難しかった。空荷になったりお助け紐を使ったりして突破。
以降は長いゴーロで、第3ゴルジュ入り口を確認した上で、その手前で整地して泊。焚き火は苦労したが着火剤3個使用でなんとかできた。

翌朝、第3ゴルジュ最初の滝は右から容易に巻き、倒木が邪魔な滝を越えると、釜を持つ4m滝。泳いで取り付くのは増水により一見して無理で、Sが左岸へつりから取り付こうとするがうまく行かず、Kが右岸壁を登って巻きにかかる。この巻きが悪く、バンドまでは悪い草付きで、そこからトラバースするルートは残置ハーケンA0になるので、怪しい残置ハーケンに頼るのはやめて、ショルダーと灌木ゴボウでもう4m程度登ってから、樹林帯で滝場をすべて巻いた。巻いてしまって勿体なかった気もするが、今回の水量ではやむなしであろう。
第4ゴルジュは小さい割に登りにくいナメ滝があったが、怖さはないのでサラッと登り、林道をくぐる。時間的にはまだなんとかなりそうなので、エスケープはしない。
長いゴーロの後、12m滝があり、左を登る(遡行図では右となっているが誤記)。下部はホールドが少なく空荷で。上部は高度感ある割には易しい。
しばらく進んだところで出てくる3段ナメ滝はこの沢最後の難所で、最初の5m滝は左の凹角から登るがホールド・スタンスともに細かく悪い。そこそこ高度感もあり。3段目の4mも難しいが、空荷になれば水線や右岸へつりで登れる。ホールド・スタンスは非常に細かい。
最後に激シャワーを浴びる5m滝を登ると、滝場は終了。長く平凡な詰めとなる。地図をちゃんと見ていなかったせいで、鞍部ではなく微妙なところに詰め上げ、無駄に藪を漕ぐ羽目になった。

登山道の状態は良くなく、下山のペースは上がらない。小松原小屋は結構綺麗で、ここで夜を明かしたくもなるが、翌日の予定もあるのでそうはいかない。綺麗になってきた道を、夕暮れに映える美しい湿原を眺めながらひたすら歩き、完全に暗くなった頃林道に出る。あとは長い林道歩きを経て駐車スペースへ。

長い沢、長い下山とヘッデン下山には懲り懲りになった山行でした。
次回は日帰りでお手軽なヤド沢を遡行したい。

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