折立から雲ノ平経由で水晶岳

2020年07月31日(金) 〜 2020年08月03日(月)

• GPS: 35:38
• 距離: 47.0km
• 登り: 3,273m
• 下り: 3,226m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:32

距離 7.7km 登り 1,066m 下り 124m

8:03 折立
8:07 8:11 十三重之塔 慰霊碑
9:20 9:21 太郎坂
10:09 10:17 青淵三角点
10:34 10:35 積雪深計測ポール
11:59 12:06 五光岩ベンチ
12:30 太郎兵衛平
13:10 13:13 太郎平小屋
13:35 薬師峠

2日目

• 山行: 7:12
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:43

距離 10.6km 登り 804m 下り 544m

6:27 薬師峠
6:55 7:13 太郎平小屋
8:09 8:13 第一徒渉点
8:22 8:29 第二徒渉点
8:55 8:56 第三徒渉点
9:51 9:55 カベッケが原
10:05 10:17 薬師沢小屋
13:01 13:12 アラスカ庭園
13:47 奥日本庭園
14:15 14:49 雲ノ平山荘
15:10 雲ノ平テント場

3日目

• 山行: 7:56
• 休憩: 1:29
• 合計: 9:25

距離 13.1km 登り 858m 下り 862m

5:27 雲ノ平テント場
6:17 6:27 祖父岳分岐
6:58 7:10 祖父岳
7:56 8:07 岩苔乗越
8:19 8:20 ワリモ北分岐
9:12 9:22 水晶小屋
10:02 10:19 水晶岳
11:02 11:07 水晶小屋
11:44 11:50 ワリモ北分岐
12:03 岩苔乗越
12:46 12:52 祖父岳
13:14 13:19 祖父岳分岐
14:07 14:08 スイス庭園
14:29 14:34 雲ノ平山荘
14:52 雲ノ平テント場

4日目

• 山行: 9:06
• 休憩: 0:48
• 合計: 9:54

距離 15.6km 登り 554m 下り 1,753m

6:20 雲ノ平テント場
6:50 6:51 雲ノ平山荘
7:04 7:05 奥日本庭園
7:26 7:27 アラスカ庭園
9:39 9:58 薬師沢小屋
10:09 カベッケが原
11:01 11:02 第三徒渉点
11:24 11:25 第二徒渉点
11:32 11:35 第一徒渉点
12:38 12:59 太郎平小屋
13:20 太郎兵衛平
13:38 五光岩ベンチ
14:34 積雪深計測ポール
14:46 青淵三角点
15:20 太郎坂
16:11 十三重之塔 慰霊碑
16:14 折立
16:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

折立登山口で駐車

コース状況／危険箇所等

薬師沢小屋から雲ノ平までの急登に注意が必要。岩の苔に足を滑られ滑落の恐れアリ。

写真

7/31 8:20

折立登山口
今回はここからスタートです

7/31 10:41

アキノキリンソウ

7/31 10:42

急に出てきた一枚岩の急登

7/31 11:13

7/31 11:13

ギンリョウソウ

7/31 11:56

五光岩ベンチ付近の道

7/31 12:31

太郎平まであと1kmぐらい

7/31 12:38

チングルマ

7/31 13:09

エゾシオガマ

7/31 13:17

太郎平小屋に到着
テント設営の手続きを済ませテント場へ移動

7/31 13:18

小屋周辺にはニッコウキスゲとハクサンチドリがたくさん咲いていました

7/31 13:18

まるで花壇のようでした

7/31 13:31

テント場は薬師岳に向かって伸びる木道を20分歩いた場所にあります

7/31 15:07

石を避けて設営

8/1 6:58

朝起きると太郎平からは雲ノ平の大地がよく見えました

8/1 7:30

ニッコウキスゲと雲ノ平ほか

8/1 7:32

2日目の朝、雲ノ平に向けて出発
この分岐を右に行くと太郎山の山頂で左に行くと雲ノ平方面です。迷わず左に行きました。

8/1 7:35

自分の影とチングルマ

8/1 7:35

よく見たら、チングルマだけでなく、ハクサンイチゲ、ハクサンイチゲ、イワカガミなどの花々もあって、チョットした花壇状態でした。

8/1 8:27

ハクサンチドリ
今回一番良く見かけた花でした

8/1 8:28

ハクサンフウロ

8/1 8:29

マルバダケブキ

8/1 8:30

8/2 6:11

朝露に濡れたチングルマ

8/2 6:16

ハクサンイチゲ

8/2 6:23

シャクナゲ

8/2 6:25

朝日を浴びた薬師岳と雲ノ平

8/2 7:02

山小屋にヘリが到着

8/2 7:06

朝日を浴びた黒部五郎岳

8/2 7:06

薬師岳の山容

8/2 7:15

三俣山荘越しの槍と穂高

8/2 8:59

水晶の稜線から表銀座縦走コースが一望できました

8/2 9:01

鷲羽岳とワリモ岳とヘリ

8/2 9:14

8/2 9:16

イワオウギ

8/2 9:26

水晶小屋はOPENしてました。ただし素泊まりのみ？

8/2 9:41

水晶岳の稜線

8/2 10:02

山頂付近は厳しい

8/2 10:12

水晶の鉱脈とウルップソウ

8/2 10:21

山頂から見えた槍や常念

8/2 10:51

？

8/2 10:57

水晶岳の稜線から黒四ダムが見えました

8/2 10:58

雲ノ平越しに見る黒部五郎岳

8/2 11:01

リンドウが咲き始めてました

8/2 11:15

水晶岳の稜線

8/2 12:08

水晶と鷲羽の分岐

8/2 12:17

薬師と水晶とハクサンイチゲ

8/2 12:33

リンドウが可愛い

8/2 12:53

ハクサンフウロ

8/2 14:22

雲ノ平のスイス庭園から見た高天原
後ろには薬師岳と赤岳が鎮座してます

8/2 14:28

スイス庭園への分岐
バックの水晶岳がかっこいい！

8/3 6:57

言わずとしれず雲ノ平山荘

8/3 9:51

薬師沢小屋

8/3 10:14

ここで飲んだコーラが美味かった！

8/3 11:08

薬師沢から太郎平の間でたくさんの花々に出会えます。
ここではワタスゲの群落

8/3 11:08

ここはチングルマ

8/3 11:09

こんな場所をゆっくり歩いて下山しました

8/3 11:12

そしてエゾシオガマ

8/3 11:55

カミキリムシにも会いました（害虫ですけど…）

8/3 12:40

イワイチョウ

8/3 12:52

やっと太郎平小屋まで戻っていきました

8/3 13:04

行者にんにくラーメンでエネルギー補給

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

感想

勝五郎

雲ノ平は「日本最後の秘境」と呼ばれているだけあって、取り付くまで2日かかります。道のりは非常に長くてキツイですが、次々に変わる風景や数十種類もの花々との出会いに癒やされ、楽しく歩くことができました。

水晶岳は、山頂付近で本当に水晶石が取れることからこの名が付いたようです。実際に山頂近くで水晶の鉱脈を確認することができたり、ルート上の地面がキラキラ光っているのがわかります。山には「自然保護のため花を持ち帰らないで下さい」と書いてある看板をよく見かけますが、ここでは「鉱物の採取はしないように…」と書いた看板がありました。

この山は岩登りができて眺望がとても良い素晴らしい山ですが、アクセスが困難なため百名山制覇を目指す方の中には、水晶岳を最後に残してしまう方が多いようです。そんな山ですが”岩好き”や”眺望好き”の方であれば見逃すことのできない山だと思います。

今回の計画を実施するにあたり、コロナの影響や梅雨明けの遅れなどいろいろ検討することがありました。当初、立山から薬師岳を越える縦走を計画していましたが、現地までのバス移動に感染リスクがあると考え、自家用車でアクセスできる今回のピストンコースに変更してます。天候に付いても今年は梅雨明けが遅かったため、出発間際までヒヤヒヤしました。結果的には感染リスクを軽減し、丁度梅雨明けもしてくれたので最高に楽しい山歩きができました。

毎年、梅雨明けと同時に日本アルプスを歩いていますが、今年も忘れられない山歩きができました。感謝感謝。