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Yamareco

記録ID: 2479348
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰山・八経ヶ岳

2020年08月07日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:14
距離
9.5km
登り
1,103m
下り
1,093m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:41
休憩
0:30
合計
6:11
距離 9.5km 登り 1,103m 下り 1,106m
10:07
10:09
21
10:30
24
10:54
10:55
56
11:51
12:10
35
12:45
12:48
19
13:07
5
13:12
13:13
5
13:18
13:19
4
13:23
35
13:58
13:59
25
14:24
19
14:43
14:45
40
天候
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:大阪から天川川合、R309経由で行者還トンネル西口まで。天川川合から約2km、みたらい渓谷入口付近から行者還トンネル西口までの12kmは国道ながら通常の林道より狭く、片側は岸壁、一方は川迫川で一瞬も気が抜けない危険な道路。(酷道と言われる所以)
帰路:行者還トンネルを抜けてR169へ出て、吉野町、大淀町を経て大阪へ。行者還トンネル東口からR169までの11kmは通常の林道レベルで道幅も広く運転も楽だった。(レンタカー使用)
コース状況/
危険箇所等
危険個所はありません。道標も完備で迷うことはないでしょう。行者還トンネル西口から奥駈道に出会うまでは急登です。その後は大峰らしい縦走路が続きます。
登山口から歩き始めて間もなくお馴染みの吊橋を渉る。
2020年08月07日 09:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 9:17
登山口から歩き始めて間もなくお馴染みの吊橋を渉る。
登山道脇の幹が空洞になったブナの木。梢にははが茂っていた。すごい生命力だ。
2020年08月07日 09:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 9:21
登山道脇の幹が空洞になったブナの木。梢にははが茂っていた。すごい生命力だ。
こちらは元気なブナの大木。
2020年08月07日 09:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 9:24
こちらは元気なブナの大木。
登山口と奥駈道出合の中間点あたりにはヒメシャラが沢山あった。
2020年08月07日 09:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/7 9:25
登山口と奥駈道出合の中間点あたりにはヒメシャラが沢山あった。
シャクナゲも多い。
2020年08月07日 09:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 9:25
シャクナゲも多い。
ヒメシャラとブナが仲良く立っていた。
2020年08月07日 09:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 9:27
ヒメシャラとブナが仲良く立っていた。
ヒメシャラの林
2020年08月07日 09:31撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 9:31
ヒメシャラの林
階段が出てきた。
2020年08月07日 09:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 9:50
階段が出てきた。
周囲に背の低い笹が出てきたら奥駈道出合(稜線)は近い。
2020年08月07日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 9:59
周囲に背の低い笹が出てきたら奥駈道出合(稜線)は近い。
急登を登りきると奥駈道出合で標高は1500m。ここからは吉野から熊野本宮大社まで続く大峰奥駈道を歩く。
2020年08月07日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:04
急登を登りきると奥駈道出合で標高は1500m。ここからは吉野から熊野本宮大社まで続く大峰奥駈道を歩く。
これから歩く方向とは逆、行者還岳→山上ヶ岳方面への登山道。
2020年08月07日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:04
これから歩く方向とは逆、行者還岳→山上ヶ岳方面への登山道。
歩いていく弥山、八経ヶ岳方向の登山道。ここから聖宝ノ宿までは標高1600mをピークになだらかにアップダウンを繰り返す歩きやすい道だ。
2020年08月07日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:04
歩いていく弥山、八経ヶ岳方向の登山道。ここから聖宝ノ宿までは標高1600mをピークになだらかにアップダウンを繰り返す歩きやすい道だ。
大峰山らしい登山道が続く。
2020年08月07日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:15
大峰山らしい登山道が続く。
楓の木が多い
2020年08月07日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:21
楓の木が多い
楓の純林
2020年08月07日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:29
楓の純林
曇空で日差しが無く気持ち良く歩ける。平日なので人も少ない。
2020年08月07日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:29
曇空で日差しが無く気持ち良く歩ける。平日なので人も少ない。
ブナの大木
2020年08月07日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:37
ブナの大木
バイケイソウかな?花は散って実になりかけていた。
2020年08月07日 10:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:38
バイケイソウかな?花は散って実になりかけていた。
少し展望が開けた場所から弥山(右)から八経ヶ岳への稜線が見えた。展望の開けた場所が2ヶ所ある。
2020年08月07日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:40
少し展望が開けた場所から弥山(右)から八経ヶ岳への稜線が見えた。展望の開けた場所が2ヶ所ある。
八経ヶ岳をアップ
2020年08月07日 10:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/7 10:39
八経ヶ岳をアップ
同じような写真で申し訳ありません。大峰の雰囲気を味わって頂きたくて掲載しています。
2020年08月07日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 10:49
同じような写真で申し訳ありません。大峰の雰囲気を味わって頂きたくて掲載しています。
聖宝ノ宿に到着。大峰山中興の祖と言われる理源大師の像がある。奧駈出合から45分かかった。
2020年08月07日 10:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/7 10:52
聖宝ノ宿に到着。大峰山中興の祖と言われる理源大師の像がある。奧駈出合から45分かかった。
トリカブトの蕾。この日は立秋だったが、植物はもう秋に向けて準備していた。
2020年08月07日 11:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:01
トリカブトの蕾。この日は立秋だったが、植物はもう秋に向けて準備していた。
聖宝ノ宿から弥山小屋まで弥山の大きな山腹をトラバースして登るが、登り始めてすぐのあたりは、見事な楓の純林が広がっている。
2020年08月07日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:03
聖宝ノ宿から弥山小屋まで弥山の大きな山腹をトラバースして登るが、登り始めてすぐのあたりは、見事な楓の純林が広がっている。
楓の大木。
2020年08月07日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:05
楓の大木。
オトギリソウにしては小振りだが・・・。
2020年08月07日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:07
オトギリソウにしては小振りだが・・・。
楓からシラビソに変わってきた。
2020年08月07日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:19
楓からシラビソに変わってきた。
シラビソの林
2020年08月07日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:19
シラビソの林
長い木製の階段が出てきた。
2020年08月07日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:20
長い木製の階段が出てきた。
カニコウモリが沢山。
2020年08月07日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:24
カニコウモリが沢山。
群落
2020年08月07日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:24
群落
アップ
2020年08月07日 11:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:30
アップ
鉄製の階段が出てきたら、弥山小屋は近い。
2020年08月07日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:37
鉄製の階段が出てきたら、弥山小屋は近い。
登山道の横は苔の世界。
2020年08月07日 11:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:38
登山道の横は苔の世界。
The 大峰という感じだ。
2020年08月07日 11:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:38
The 大峰という感じだ。
弥山小屋への苔のプロムナード。
2020年08月07日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:42
弥山小屋への苔のプロムナード。
アップするとこんな感じ!
2020年08月07日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:42
アップするとこんな感じ!
小屋前の分岐。八経ヶ岳は右、左は国見八方睨という展望箇所。(行ったことはない)
2020年08月07日 11:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 11:43
小屋前の分岐。八経ヶ岳は右、左は国見八方睨という展望箇所。(行ったことはない)
弥山小屋
2020年08月07日 11:43撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/7 11:43
弥山小屋
小屋前で昼食休憩を取り、八経ヶ岳へ向かう。山頂にガスがかかってきた。
2020年08月07日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:11
小屋前で昼食休憩を取り、八経ヶ岳へ向かう。山頂にガスがかかってきた。
苔ワールド
2020年08月07日 12:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:19
苔ワールド
鞍部の広がる楓の林。
2020年08月07日 12:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:19
鞍部の広がる楓の林。
鞍部から西の方角。顕著なピークは頂仙岳だろう。
2020年08月07日 12:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:19
鞍部から西の方角。顕著なピークは頂仙岳だろう。
鞍部から八経ヶ岳へ向かう奧駈道
2020年08月07日 12:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:20
鞍部から八経ヶ岳へ向かう奧駈道
振り返って弥山
2020年08月07日 12:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:21
振り返って弥山
防鹿柵内のオオヤマレンゲ
2020年08月07日 12:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:22
防鹿柵内のオオヤマレンゲ
登山道の両脇にオオヤマレンゲが密生している。
2020年08月07日 12:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:24
登山道の両脇にオオヤマレンゲが密生している。
花の季節は過ぎて、実になっている。
2020年08月07日 12:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:25
花の季節は過ぎて、実になっている。
八経ヶ岳。近畿最高峰。(標識には1914.9mとある)
2020年08月07日 12:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/7 12:37
八経ヶ岳。近畿最高峰。(標識には1914.9mとある)
点名は弥仙山 二等三角点1915.11m
2020年08月07日 12:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:37
点名は弥仙山 二等三角点1915.11m
修験の山らしく、三角点の奥に錫杖が立っていた。
2020年08月07日 12:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/7 12:37
修験の山らしく、三角点の奥に錫杖が立っていた。
弥山にはガスで隠れてしまった。
2020年08月07日 12:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:37
弥山にはガスで隠れてしまった。
南の展望もガスの中
2020年08月07日 12:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:39
南の展望もガスの中
ガスが晴れて弥山が見えた。台風の影響か倒木が多い。
2020年08月07日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:55
ガスが晴れて弥山が見えた。台風の影響か倒木が多い。
苔〜♪
2020年08月07日 12:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 12:56
苔〜♪
弥山山頂(1895m)にある弥山神社
2020年08月07日 13:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 13:11
弥山山頂(1895m)にある弥山神社
縁起
2020年08月07日 13:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 13:12
縁起
弥山山頂から八経ヶ岳。山頂はガスに包まれてしまった。
2020年08月07日 13:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 13:13
弥山山頂から八経ヶ岳。山頂はガスに包まれてしまった。
山頂直下の弥山小屋。7年前の7月には友人と3人で泊まって、翌日天川川合まで歩いた。つい最近と思っていたが7年も経っていたのかと、月日の流れの速さを改めて感じる。
2020年08月07日 13:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/7 13:18
山頂直下の弥山小屋。7年前の7月には友人と3人で泊まって、翌日天川川合まで歩いた。つい最近と思っていたが7年も経っていたのかと、月日の流れの速さを改めて感じる。
弥山から下って平坦な奥駈道。楓の純林。帰りも同じような写真でスミマセン。
2020年08月07日 14:16撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 14:16
弥山から下って平坦な奥駈道。楓の純林。帰りも同じような写真でスミマセン。
楓の純林。
2020年08月07日 14:16撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 14:16
楓の純林。
往きはスルーした弁天の森。ここには三角点が設置してある。
2020年08月07日 14:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 14:20
往きはスルーした弁天の森。ここには三角点が設置してある。
点名:聖宝 三等三角点1600.49m
2020年08月07日 14:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 14:20
点名:聖宝 三等三角点1600.49m
三角点と道標
2020年08月07日 14:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 14:21
三角点と道標
奧駈道出合まで戻ってきた。
2020年08月07日 14:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 14:41
奧駈道出合まで戻ってきた。
樹の洞の中には案内板が。
2020年08月07日 14:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/7 14:41
樹の洞の中には案内板が。
急坂を下ること45分で登山口へ下山。
2020年08月07日 15:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 15:23
急坂を下ること45分で登山口へ下山。
行者還トンネル西口と駐車場。帰路はトンネルを抜けてR169へ出るルートを採った。こちらは18kmほど遠回りになるががはるかに走りやすかった。やはり安全第一のルートを選ぶべきだろうなあ。
2020年08月07日 15:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
8/7 15:23
行者還トンネル西口と駐車場。帰路はトンネルを抜けてR169へ出るルートを採った。こちらは18kmほど遠回りになるががはるかに走りやすかった。やはり安全第一のルートを選ぶべきだろうなあ。

感想

コロナ禍で高山の登山を自粛している状況下、近畿一円で三密にならず、かつ登り甲斐のある大峰山・八経ヶ岳を歩いてきた。この山は近畿の最高峰で大峰奥駈道の一部を歩けるコースだ。以前は奥駈する行者さんの団体を良く見かけたが、この日は平日だからか、それとも酷暑の季節は避けるのか、見かけることはなかったが、大学生の6名ほどのパーティが奥駈に挑んでいた。八経ヶ岳の下山時にすれ違った時に声を掛けたら、吉野から熊野那智大社まで歩くと言っていた。縦走する学生を見て嬉しくなった。今回は行者還トンネル西口から八経ヶ岳を往復した。トンネル西口の駐車場(¥1000)から歩き始め、小振りな吊橋を渉るとすぐに急登となり、奥駈道出合まで1時間近くひたすら登る。道はよく整備されている。奥駈道出合から八経ヶ岳まで奥駈道を歩く。聖宝ノ宿までの約50分は1600を最高所とした緩やかなアップダウンを繰り返す大峰らしい登山道だ。周囲は楓の森が広がっている。ブナの巨木も点在する。理源大師の像がある聖宝ノ宿を過ぎると巨大な弥山の山腹をトラバースする急な道となる。下の方は楓、上部はシラビソの純林が広がっていて、高山の香りが広がる。ジグザグ道を登りきると弥山小屋に着く。ここは宿泊もできる貴重な小屋だ。7年前には1泊して、天川川合へ下山したのも良い思い出だ。休憩後、八経ヶ岳へ向かう。100m程下って鞍部に達し、防鹿柵の中に入るとオオヤマレンゲの群生地になる。花の時期はとっくに終わり、実ができていた。100m強登り返すと、比較的あっけなく八経ヶ岳山頂に着く。近畿最高で1914.9mだ。この日はガスが優勢で周囲の展望は無かった。小休止のあと下山、弥山山頂にも立ち寄って、往路と同じ道を辿った。聖宝ノ宿と奥駈道出合の中間点近くの弁天の森には聖宝 三等三角点1600.49mがあるので確認した。奥駈道出合からは急坂をひたすら下り登山口に下山した。吊橋下の冷たい沢水で顔と体を拭いたら、生き返る思いだった。
この時期の弥山、八経ヶ岳は花も無く、展望の開けた場所も少ないが、大峰らしいしっとりした樹林帯を緩やかに気持ちよく歩ける場所だ。
往路は天川川合から国道309号を進んで、約14kmで行者還トンネル西口に至ったが、このルートは国道と言いながら道路状況は林道以下で道幅は狭いし、左側は岸壁の連続、右は川迫川渓谷でカーブが連続して気を休める暇がない。離合も難しい。同じ道を通るが嫌だったので、約18kmの遠回りになるが、トンネルを東口へ抜けて国道169号経由で大阪へ帰った。トンネル東口から国道169号までの国道309号は道幅が広く、普通の林道並みの走りやすい道で、登山に車を使う人なら全く問題ないレベルと思う。
8/28追記
感想や写真の説明で「奥駆道」としていましたが、DCTさんの6月6日のレコで「奥駈道」が正しいと知りましたので、訂正しました。DCTさんありがとうございます。

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