甲武信ヶ岳、金峰山 廻り目平から周回テント泊

2020年08月07日(金) 〜 2020年08月08日(土)

• GPS: 19:20
• 距離: 43.2km
• 登り: 2,830m
• 下り: 2,838m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:06

5:26 金峰山荘
5:56 5:56 川端下バス停
6:44 6:44 梓山
7:34 7:44 毛木平
8:07 8:12 水場(五里観音)
9:34 9:37 十文字峠
9:39 9:58 十文字小屋
10:33 10:45 大山
11:13 11:14 武信白岩山北峰
11:31 11:31 武信白岩山
11:42 11:43 尻岩
12:29 12:39 三宝山
12:42 12:43 三宝岩
13:10 13:19 甲武信ヶ岳
13:31 甲武信小屋

2日目

• 山行: 9:40
• 休憩: 1:57
• 合計: 11:37

13:31 甲武信小屋
3:59 4:06 甲武信ヶ岳
4:23 4:23 2353m地点
4:34 4:40 水師
5:07 5:07 富士見
5:27 5:55 両門ノ頭
6:34 6:35 東梓
7:10 7:10 国師ノタル
8:48 8:56 国師ヶ岳
9:00 9:00 三繋平
9:04 9:04 前国師ヶ岳
9:15 9:16 夢の庭園
9:33 10:06 大弛峠
10:31 10:32 朝日峠
10:50 10:50 朝日岳前の展望岩場
11:00 11:09 朝日岳
12:04 12:05 金峰山
12:12 12:20 五丈石
12:22 12:22 金峰山
12:35 12:50 金峰山小屋
14:13 14:13 川端下林道終点
15:21 15:22 金峰山荘
15:24 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り。高所はガス。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

廻り目平キャンプ場に駐車しました。入庫は24時間できますが朝4:00前に入庫すると前日からの泊まり扱いになります。今回のように車を置いて甲武信小屋で一泊した場合でも一日幕営した扱いです。出庫は朝7:00から可能。

コース状況／危険箇所等

十文字小屋〜三宝山は鎖場あり。難しくはないが落差があるのでちょっと怖い。
甲武信ヶ岳〜国師ヶ岳間は距離が長いうえ小刻みなアップダウンが続く。倒木が多く登山道が一見わからない箇所がある。日の出前は戸惑ったが踏み跡はしっかりしているので落ち着いていれば問題ないと思う。そんなこともあって進行速度はガタ落ち。多めの時間を見積もったほうがよい。

写真

8/7 5:23

廻り目平キャンプ場に駐車

8/7 5:35

獣除けの超音波みたいなのがキンキン鳴ってた

8/7 5:48

岩陵

8/7 6:44

ここまでロードで8kmあまり。山と高原地図にルートの記載があるのはここから。

8/7 6:59

梓山のバス停から毛木平までの舗装路がゆるゆる登るし長い。走るのはとうにあきらめ早々にバーを食い出す。こんなんで大丈夫なんか？

8/7 7:24

わずかに林道があり、

8/7 7:34

毛木平に到着。登り始めの方が平日でも数人おり人気のほどが伺えます。

8/7 7:53

千曲川源流コースとの分岐直後は美しい沢の光景

8/7 7:54

源流コースは今度のお楽しみにして十文字峠に向かう

8/7 8:02

沢を何度か横切るけど雁坂峠よりは明瞭だし簡単

8/7 8:28

いかにもな山道をワシワシと標高あげてく

8/7 8:35

水場の看板

8/7 8:35

特にホースがあるわけでもなく沢から直取りぽい

8/7 8:40

浄水器で2リットル水を確保しました。訓練のため。手際が悪くて時間がかかった。

8/7 9:26

平らなところは走る

8/7 9:35

十文字小屋に到着。小屋番さんがいないと思ったらいらっしゃった。しばしルートについてお話し。

8/7 9:50

コーラをいただき、トイレもお借りする。トイレは新しくてとても綺麗！

8/7 9:51

埼玉生まれを初確保

8/7 10:02

シャクナゲが出てきて気分が良くなる

8/7 10:05

大きな岩もぼちぼち出てきます

8/7 10:25

鎖場。テント泊装備だと少ししんどいが登りなら大丈夫🙆‍♂️

8/7 10:26

岩場苦手だから下りだったらちょっと怖いですね

8/7 10:30

別の鎖場

8/7 10:32

大山。ザックを下ろしてナッツを食べる。

8/7 10:32

右側の山が三宝山。甲武信ヶ岳はこの奥。

8/7 10:41

かすみがかかっていて展望はイマイチ

8/7 10:51

カラマツが多いのかフカフカ

8/7 10:55

木の根うねうね

8/7 11:17

ここはなんなくクリア

8/7 11:42

見事なお尻！なんかリアル

8/7 12:28

三宝山

8/7 12:29

一等三角点

8/7 12:31

シャクナゲが残ってた

8/7 12:31

まだ瑞々しい

8/7 12:43

日当たりがよく気持ち良い

8/7 12:45

ようやく甲武信ヶ岳の姿が見えました

8/7 13:06

三宝山より先は比較的歩きやすい

8/7 13:10

甲武信ヶ岳に到着

8/7 13:12

明日進む山をちらっと眺めて下山します

8/7 13:31

2回目の甲武信小屋

8/7 13:42

早く着いたのでまずはビール

8/7 13:45

試作品の豆のカレー。すんごいうまい！

8/7 15:11

OMM想定で買ったクロスオーバードーム2。マットはDuoマット。下半身はザック。外で雲を眺めてゴロゴロ。

8/7 15:23

味のある看板。ちょーいい雰囲気。

8/7 16:09

テラスで日向ぼっこ

8/7 16:53

日本酒がこのカップで出てくるのがいいです

8/8 3:47

2:30過ぎに起床。食事は道中で支度することにして音を立てないようにテントを撤収する。前日にある程度支度したらいいんですけど、思うようにできません。

8/8 4:00

ふたたび甲武信ヶ岳の山頂。食事を取る気分にならず先に進む

8/8 4:12

夜間帯の行動に慣れていないので怖い

8/8 4:26

踏み跡はあるけど低木の枝が道を覆ってぱっとみわからないことが何度か

8/8 4:37

水師に到着。登山道から外れてすこしまごつく。

8/8 4:49

かねてから話を聞いていたけど倒木が多い。難しいところはないけど先を急ぐので地味に時間を削られるのが痛い。

8/8 5:11

明るくなってきて気持ちを持ち直す。

8/8 5:27

両門の頭は国師ヶ岳に至るまでの数少ない展望地。エネルギー不足なのでここで朝食にします。

8/8 5:40

ビバークレーションを昨日のフリーズドライの袋にぶち込みコーヒーと一緒に。おおよそ30分。

8/8 5:54

太陽は見えたけどこれぐらい。でも朝だー。

8/8 6:28

再び倒木と格闘。昨日の疲れと空気の薄さをなめておりスピードがどんどん落ちる。

8/8 6:42

ときおりさす太陽光がうれしい

8/8 7:04

国師のタル。ここまで下り基調とはいえほぼアップダウンが多い。平らなところはあまりない。すれ違った人も辛いって言ってたなあ。ここからはゲキ登り。

8/8 8:00

気のせいか甲武信ヶ岳近くよりも歩きやすい気がする

8/8 8:47

国師ヶ岳に到着

8/8 8:48

今日は展望あきらめた！

8/8 9:09

階段だらけ

8/8 9:23

大弛小屋についた

8/8 9:34

この時点で予定の30分遅れ。小川山は無理と判断したので小屋の開店を待って食事することに。水はおいくら？と尋ねたら水場はチップ制で箱には100円でも1万円が入るよ！との回答。感謝の心を込めて100円入れました。

8/8 9:44

野菜たっぷりのカレーとコーヒー。カレーは2つ食べてもよかったです。あとでエネルギーが少ないことに気付いたため。

8/8 10:06

大弛峠は夏休み入りの晴天とあって車でいっぱい。すれ違いも多かったです。

8/8 10:16

曇ってはいますが見通しの良い疎林。登山道も踏み固められ悪戦苦闘した樹林帯とは大違い。

8/8 10:47

平らなところはスピードアップ

8/8 11:01

途中のピークからも金峰山が見えない

8/8 11:45

森林限界を突破するとなだらかな砂地が広がる

8/8 12:05

五丈石は想像以上にでかいし人工物みたい。お昼時なので人が多い。五丈石の上に人が立つとみんな拍手してたのが面白かった。

8/8 12:13

せっかくなので記念に撮ってもらいました。怪しい！

8/8 12:27

一息ついたので下山します

8/8 12:28

ひとまず金峰山荘に向かいます。疲れた足にゴーロゴロはこたえる。

8/8 12:34

金峰山荘の横の奇石。遠くから見た時は登ってる人がいた。

8/8 12:49

奇石。小屋でトイレを借りて下山します。

8/8 12:51

よい看板

8/8 12:54

よく整備されているけどすれ違う人があまりいない。

8/8 12:59

整備はこんな感じ。雨の日は滑りそう。

8/8 13:04

カラマツのフカフカトレイルなので下りやすいが、疲れが出てしまい何度かザックを下ろして休む。

8/8 13:32

標高が低くなり植生が変わってきました。下界のほうがピーカン。

8/8 13:34

まだ中間かよ！

8/8 13:56

沢に合流しました

8/8 13:58

キノコ

8/8 14:03

とぼとば歩く

8/8 14:09

登山口まで出てきました

8/8 14:11

沢の水がとにかく綺麗！

8/8 14:11

このへんでちょっと休んでおけば良かった

8/8 14:12

昼寝したいぐらいいい風景だけど先を急いでしまった

8/8 14:14

舗装路だと勝手に思ってたけど未舗装

8/8 14:20

ザレザレの道に加えて疲れとエネルギー切れで足が止まる。林道歩きはCT×1.5。

8/8 14:28

屏風

8/8 15:04

気がまぎれる

8/8 15:13

なんとか人のいるところに帰りました

8/8 15:19

子供たちが走り回る中ストックつきながら苦悶のゴール

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

dududuup

テント泊縦走をしたことがないので一人で時間が取れるタイミングでファストパッキングを計画。土曜日の夜にチームメイトのキャンプに合流させてもらう計画で負荷高めのルートを立てました。舗装路が13kmあります。

小川山を含めた計画は自分には手が届きませんでした。ラストに一番ハードで予測がつかないルートを通るのはリスクが高く、金峰山から下山したのは結果的に良い判断でした。最後はボロボロでCTを上回るペースだったので、もし金峰山まで計画通りに進めていたらかえって厄介なことになっていたかもしれません。どうしても小川山に行くのであれば逆回りで大弛小屋泊が妥当だと思います。甲武信小屋に泊まるのも目的のひとつだったので、両方叶えるなら体力と経験をつけるしかないですね。

Rush28に2泊3日の装備を詰め込みました。2泊目はキャンプ場で食料の調達が容易なので2泊目の食料は非常時の食料として持っておき足りない分は小屋で調達する算段。それでもザックはパンパンでした。自分が想像する以上にカロリー消費が激しかったので食料はもっと持っていくべきでした。お楽しみのお酒は小屋で買えば良いので、酒をやめて行動食を増やすのが正解。水不足を懸念してあまりにも余分な水を持ったのもジワジワと体力を削ったと思いますが、非常時を考えると評価が難しいところです。

カーフタイツを着用しストックを出来る限り使ったのは良かったと思います。GPS時計とヤマレコ等を並行で使うので携帯のバッテリーを2個持って行きましたがギリギリでした。大容量のバッテリーを1つにしたほうが良いかもしれません。防寒着や宿泊装備はちょうど良かったのでこれはそのまま維持するとして、小物は見直しが必要。今回のような山行であれば行動食はジェルを減らして重量比でカロリーが高いナッツやバーを増やしたほうが良かった。ランの時にはジェルが効果的ですが今回はジェルの効果は実感しにくかったです。

そんなこんなでソロテント泊縦走をやり遂げたのはうれしいです。天気が良かったものの雲や霞みが多く絶景を楽しむことはできませんでしたが、ふもとのキャベツ畑に始まり山頂のシャクナゲに至るまでの植生や道のテクスチャの移り変わりはストーリーがあるよい旅路。甲武信小屋には気さくな小屋番さん。小屋のゆるい雰囲気の中でただ時間が流れるのを楽しむのも乙なものでした。

コメント

olivedrab

大容量のバッテリー
　毎度！楽しんでおられますね。
最近私は楽天モバイルで大容量スマホをお得にもらって（1年間利用料無料で端末代・手数料で23000円ですがポイントで26000円戻ります・さらに紹介で2000ポイントも…）バッテリー代わりにスマホ2台をお供にしています。モババを持つよりある意味安心です。もちろん1年で解約します！

dududuup

Re: 大容量のバッテリー
お久しぶりぶりです。
かみさんが楽天モバイルに変えようかなあと言ってました。回線はドコモなんですよね。ネット用とヤマレコ用で分ければ2泊3日でも持ちそうです。ただ自分だとうまく使いこなせないかも知れません！

olivedrab

Re[2]: 大容量のバッテリー
AUですよ。静岡では楽天の自前のアンテナは無いのでAU回線で月5Gまでの通信ですね。

　乗り換えはお勧めしませんよ。あくまで1年間（無料期間）の使い捨て回線と私は考えてます。
　乗り換えならOCNモバイルをお勧めします。ドコモからでもちゃんとMNP対象ですけどドコモの子会社なので通信環境はほぼ変わらないし、今だとお勧めのシャオミの端末がセットで大特価です。Redmi note9はすごくいいですよ、OCNの回線セットだと1万円で買えますけど驚異的に良いです。（おサイフケータイ・ワイヤレス充電はダメですけど）

dududuup

Re[3]: 大容量のバッテリー
auなんですね。GPSロガーと考えれば悪くないですね。山域によってはドコモもどのみち入らないですし。