また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2488030
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

笊ヶ岳(老平駐車場より往復)

2020年08月09日(日) 〜 2020年08月10日(月)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
29:41
距離
23.6km
登り
3,287m
下り
3,273m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:11
休憩
1:29
合計
10:40
3:47
64
4:51
4:53
48
5:41
6:02
47
6:49
6:57
64
8:01
8:01
70
9:11
9:21
118
11:19
11:52
75
13:07
13:22
65
14:27
2日目
山行
5:22
休憩
0:28
合計
5:50
3:36
101
5:17
5:17
47
6:04
6:05
47
6:52
6:54
35
7:29
7:53
45
8:38
8:39
47
9:26
老平駐車場
天候 2日間とも曇り☁️時々晴れ☀️
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道〜中部横断自動車道〜国道52号線〜県道410号線〜県道37号線〜県道810号線
コース状況/
危険箇所等
■老平駐車場〜広河原
老平駐車場からゲートを抜けて林道を進む。分岐を右にとり、崖淵を進む。軽い渡渉の後、吊り橋を渡り、シャワー区間で水を浴びながら進む。崩壊地や壊れかけた橋の横断には十分注意が必要。崖淵を進むとやがて広河原に出る。裸足になって渡渉。水は膝くらい。

■広河原〜桧横手山
広河原で渡渉後は、九十九折りの急坂が続く。1時間ほどで山の神に着く。山の神からは尾根の急登となる。ワイヤーが散乱した場所を2ヶ所ほど通過する。一旦緩むが、転がり落ちそうな急坂となる。これを登ると桧横手山に到着する。近くにテント場1張り。桧横手山付近は倒木が多いので注意。

■桧横手山〜布引山
桧横手山からは転がり落ちそうな急登が続く。ここが我慢のしどころ。急登が終わると一旦緩むが、再びガレ場に向けて急登が始まる。ガレ場を登り詰め、しらびその森の中に進むと布引山の山頂に到着する。山頂標の先にテント場3張り程度。

■布引山〜笊ヶ岳
しらびその林立する広い山頂部を進む。一旦鞍部まで下り、登り返す。鞍部手前から笊ヶ岳と小笊が見える。鞍部から辛抱して登り返し、石楠花とハイマツのやぶを抜けると、山頂下のテント場が現れ、その先に山頂標が現れる。
その他周辺情報 まほらの湯 ¥700
無謀かもしれませんが、1泊の予定で、老平駐車場から笊ヶ岳に向けて出発です。むっとした空気の中、ゲートの向こう側は別世界のような気がします。
2020年08月09日 03:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 3:49
無謀かもしれませんが、1泊の予定で、老平駐車場から笊ヶ岳に向けて出発です。むっとした空気の中、ゲートの向こう側は別世界のような気がします。
レコでよく見るトンネル。暗闇の中で見ると魔界への入り口のように見えます。
2020年08月09日 04:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 4:04
レコでよく見るトンネル。暗闇の中で見ると魔界への入り口のように見えます。
やがて林道から登山道に入り、廃屋がぬっと現れました。不気味な感じがします。
2020年08月09日 04:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 4:37
やがて林道から登山道に入り、廃屋がぬっと現れました。不気味な感じがします。
短い渡渉。ここは問題ありません。
2020年08月09日 04:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 4:42
短い渡渉。ここは問題ありません。
立派な渡り橋が整備されていました。他の橋もこれくらい立派ならよいのですが。
2020年08月09日 04:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 4:51
立派な渡り橋が整備されていました。他の橋もこれくらい立派ならよいのですが。
タケ沢のつり橋です。新しく整備されたばかりでしょうか?この手前で颯爽と日帰りの人に抜かされました。
2020年08月09日 04:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 4:54
タケ沢のつり橋です。新しく整備されたばかりでしょうか?この手前で颯爽と日帰りの人に抜かされました。
これもレコでよく見る崖のようなところ。梯子が動かないか、気になりました。
2020年08月09日 05:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 5:02
これもレコでよく見る崖のようなところ。梯子が動かないか、気になりました。
シャワーの区間。通り過ぎてから撮りました。ここは濡れるにまかせるしかないですね。
2020年08月09日 05:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/9 5:06
シャワーの区間。通り過ぎてから撮りました。ここは濡れるにまかせるしかないですね。
これもレコでよく見る崩壊地のトラバース。ここはいつか通行不能になりそう。
2020年08月09日 05:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 5:13
これもレコでよく見る崩壊地のトラバース。ここはいつか通行不能になりそう。
崩壊しかけた渡り橋。向こう側が崩壊しています。枠の部分に乗って横ばいで乗り切るしかないですね。
2020年08月09日 05:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 5:28
崩壊しかけた渡り橋。向こう側が崩壊しています。枠の部分に乗って横ばいで乗り切るしかないですね。
そしてやってきました、広河原。対岸でキャンプしている人がいました。その近くをざぶざぶと渡っていったら、キャンプの人から、もう少し上流の方が浅い、と教えてもらいました。水深は膝くらいでした。
2020年08月09日 05:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
8/9 5:48
そしてやってきました、広河原。対岸でキャンプしている人がいました。その近くをざぶざぶと渡っていったら、キャンプの人から、もう少し上流の方が浅い、と教えてもらいました。水深は膝くらいでした。
広河原からは九十九折の急登。1時間ほどで山の神に着きました。ここからは尾根を登っていきます。
2020年08月09日 06:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 6:54
広河原からは九十九折の急登。1時間ほどで山の神に着きました。ここからは尾根を登っていきます。
30分ほど登るとワイヤーが散乱した場所が現れました。
2020年08月09日 07:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 7:31
30分ほど登るとワイヤーが散乱した場所が現れました。
そこにはこの機械が。何に使っていたのだろう。林業かな?
2020年08月09日 07:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 7:33
そこにはこの機械が。何に使っていたのだろう。林業かな?
さらに30分ほど先にもワイヤーが散乱した場所がありました。
2020年08月09日 07:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 7:57
さらに30分ほど先にもワイヤーが散乱した場所がありました。
ここから急登が続きます。尾根の上部が迫って見えます。
2020年08月09日 08:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 8:09
ここから急登が続きます。尾根の上部が迫って見えます。
傾斜が緩むとコメツガの森にテント適地がありました。
2020年08月09日 09:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 9:15
傾斜が緩むとコメツガの森にテント適地がありました。
桧横手山山頂に到着です。
2020年08月09日 09:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 9:16
桧横手山山頂に到着です。
桧横手山から先は怒涛の登りが始まります。しばらく容赦ない急坂が続きます。
2020年08月09日 09:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 9:44
桧横手山から先は怒涛の登りが始まります。しばらく容赦ない急坂が続きます。
ガレ場に向けて再び急登の途中、アキノキリンソウを見つけました。
2020年08月09日 10:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 10:54
ガレ場に向けて再び急登の途中、アキノキリンソウを見つけました。
あなたはだあれ?
2020年08月09日 10:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 10:56
あなたはだあれ?
ウスユキソウも咲いていました。
2020年08月09日 11:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 11:01
ウスユキソウも咲いていました。
ガレ場が現れました。装備が重く、桧横手山から2時間弱かかってしまいました。
2020年08月09日 11:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/9 11:03
ガレ場が現れました。装備が重く、桧横手山から2時間弱かかってしまいました。
残念ながら南アルプスは山頂部が雲の中でした。
2020年08月09日 11:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 11:04
残念ながら南アルプスは山頂部が雲の中でした。
ガレ場付近では次から次に花が現れます。タカネグンナイフウロかな?
2020年08月09日 11:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 11:05
ガレ場付近では次から次に花が現れます。タカネグンナイフウロかな?
これは?ヒナギクのような?
2020年08月09日 11:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 11:07
これは?ヒナギクのような?
ミヤマトリカブト、南アルプスでよく見るような気がする。
2020年08月09日 11:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/9 11:08
ミヤマトリカブト、南アルプスでよく見るような気がする。
ミヤマコゴメグサ、小さいけど可愛らしい。
2020年08月09日 11:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 11:11
ミヤマコゴメグサ、小さいけど可愛らしい。
ガレ場の上部に差し掛かってきました。
2020年08月09日 11:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 11:13
ガレ場の上部に差し掛かってきました。
あともう少し
2020年08月09日 11:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 11:21
あともう少し
布引山山頂に到着です。倒れこみそうです。
2020年08月09日 11:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
8/9 11:22
布引山山頂に到着です。倒れこみそうです。
三角点もありました。
2020年08月09日 11:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 11:22
三角点もありました。
いったん布引山の山頂標の少し先にテントを張り、まだ時間があるので笊ヶ岳に向かいます。
2020年08月09日 12:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 12:19
いったん布引山の山頂標の少し先にテントを張り、まだ時間があるので笊ヶ岳に向かいます。
苔むしたシラビソの森を進みます。
2020年08月09日 12:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 12:23
苔むしたシラビソの森を進みます。
鞍部の手前で笊ヶ岳と小笊が顔を出しました。登り返しがきつそうです。
2020年08月09日 12:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 12:31
鞍部の手前で笊ヶ岳と小笊が顔を出しました。登り返しがきつそうです。
ここが鞍部になります。
2020年08月09日 12:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 12:33
ここが鞍部になります。
トモエシオガマかな?
2020年08月09日 12:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 12:34
トモエシオガマかな?
コバノイチヤクソウかな?
2020年08月09日 12:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 12:42
コバノイチヤクソウかな?
登り返しが続きます。
2020年08月09日 12:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 12:54
登り返しが続きます。
何と書いてあるのでしょう?稜線?
2020年08月09日 13:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 13:02
何と書いてあるのでしょう?稜線?
シャクナゲとハイマツの藪を突っ切ります。
2020年08月09日 13:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 13:08
シャクナゲとハイマツの藪を突っ切ります。
出ました!夢に見た笊ヶ岳山頂です。
2020年08月09日 13:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
10
8/9 13:10
出ました!夢に見た笊ヶ岳山頂です。
残念ながら小笊の彼方の富士は雲の中でした。
2020年08月09日 13:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 13:10
残念ながら小笊の彼方の富士は雲の中でした。
上河内岳と聖岳
2020年08月09日 13:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/9 13:11
上河内岳と聖岳
赤石岳と悪沢岳
2020年08月09日 13:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 13:11
赤石岳と悪沢岳
塩見岳の方向ですが雲に覆われています。
2020年08月09日 13:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 13:12
塩見岳の方向ですが雲に覆われています。
三角点が藪の中にひっそりと立っていました。
2020年08月09日 13:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 13:19
三角点が藪の中にひっそりと立っていました。
もう少し晴れていれば素晴らしい展望だったことでしょう。憧れの笊ヶ岳を後にします。
2020年08月09日 13:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/9 13:19
もう少し晴れていれば素晴らしい展望だったことでしょう。憧れの笊ヶ岳を後にします。
布引山への登り返しもきつそうです。
2020年08月09日 13:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 13:23
布引山への登り返しもきつそうです。
再び鞍部まで来ました。
2020年08月09日 13:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 13:49
再び鞍部まで来ました。
鞍部から少し登ったところから。こうやって見ると小笊の方が立派に見えます。
2020年08月09日 13:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/9 13:51
鞍部から少し登ったところから。こうやって見ると小笊の方が立派に見えます。
布引山のテント場まで戻ってきました。本日初使用のHi-Revoです。
2020年08月09日 15:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
10
8/9 15:59
布引山のテント場まで戻ってきました。本日初使用のHi-Revoです。
翌日なかなか寝付けず、暗いのですが、下山することにしました。
2020年08月10日 03:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 3:39
翌日なかなか寝付けず、暗いのですが、下山することにしました。
暗いので慎重にマーキングを探して下ります。すると登りで見逃していた小ピークの印らしきものを発見しました。
2020年08月10日 04:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 4:07
暗いので慎重にマーキングを探して下ります。すると登りで見逃していた小ピークの印らしきものを発見しました。
段々と夜が明けてきました。昨日より今日の方が晴れ間が広がり景色が良さそうです。
2020年08月10日 04:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 4:37
段々と夜が明けてきました。昨日より今日の方が晴れ間が広がり景色が良さそうです。
暗闇の中でこの標識に助けられました。現在位置が何も示されていないので何の意味があるのかと思っていましたが、この標識のおかげで間違った道を進まなくて済みました。
2020年08月10日 04:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/10 4:43
暗闇の中でこの標識に助けられました。現在位置が何も示されていないので何の意味があるのかと思っていましたが、この標識のおかげで間違った道を進まなくて済みました。
ご来光です。今日は良い天気になりそうです。
2020年08月10日 05:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/10 5:05
ご来光です。今日は良い天気になりそうです。
朝日に照らされて苔がオレンジ色に輝いていました。
2020年08月10日 05:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/10 5:10
朝日に照らされて苔がオレンジ色に輝いていました。
桧横手山に少し登り返します。
2020年08月10日 05:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/10 5:17
桧横手山に少し登り返します。
桧横手山まで戻ってきました。
2020年08月10日 05:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 5:20
桧横手山まで戻ってきました。
桧横手山からの急坂にカニコウモリ
2020年08月10日 05:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/10 5:33
桧横手山からの急坂にカニコウモリ
樹木の隙間から笊ヶ岳と小笊?
2020年08月10日 05:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 5:38
樹木の隙間から笊ヶ岳と小笊?
最初のワイヤー散乱地点
2020年08月10日 06:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 6:10
最初のワイヤー散乱地点
下段のワイヤー散乱地点
2020年08月10日 06:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 6:31
下段のワイヤー散乱地点
桧横手山から1時間半ほどで山の神。この頃には足がよろよろに。足指に靴擦れができてしまい、当たると痛い。
2020年08月10日 06:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/10 6:55
桧横手山から1時間半ほどで山の神。この頃には足がよろよろに。足指に靴擦れができてしまい、当たると痛い。
ようやく広河原に到着。長かった下りもこれで終わりです。今回は少し上流地点を渡りました。
2020年08月10日 07:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/10 7:31
ようやく広河原に到着。長かった下りもこれで終わりです。今回は少し上流地点を渡りました。
広河原からは崖っぷちのアスレチックコース
2020年08月10日 08:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/10 8:07
広河原からは崖っぷちのアスレチックコース
崩壊しかけの渡り橋。こちらからの方が怖いかも。
2020年08月10日 08:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:12
崩壊しかけの渡り橋。こちらからの方が怖いかも。
この子たちが何匹も道にいました。なかなかどこうとしない。
2020年08月10日 08:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:14
この子たちが何匹も道にいました。なかなかどこうとしない。
こういうところも滑るの嫌なところ
2020年08月10日 08:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:18
こういうところも滑るの嫌なところ
崩壊地のトラバース
2020年08月10日 08:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:24
崩壊地のトラバース
大きな岩が落下したまま
2020年08月10日 08:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:29
大きな岩が落下したまま
またシャワーでびしょびしょに
2020年08月10日 08:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:31
またシャワーでびしょびしょに
ぐらぐらの梯子で下ります。
2020年08月10日 08:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:34
ぐらぐらの梯子で下ります。
タケ沢のつり橋まで戻れば一安心
2020年08月10日 08:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:40
タケ沢のつり橋まで戻れば一安心
この辺りの手すりの壊れたまま
2020年08月10日 08:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:46
この辺りの手すりの壊れたまま
廃墟の前を足早に通り過ぎます。
2020年08月10日 08:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 8:55
廃墟の前を足早に通り過ぎます。
ここで林道に出ました。
2020年08月10日 09:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 9:02
ここで林道に出ました。
林道に出て15分ほど歩いて振り返ると布引山がドーン。こんな急な山、よく登ったな。
2020年08月10日 09:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/10 9:15
林道に出て15分ほど歩いて振り返ると布引山がドーン。こんな急な山、よく登ったな。
魔界から出ます。
2020年08月10日 09:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 9:16
魔界から出ます。
ゴールが見えてきました。笊ヶ岳から無事に下山できました。
2020年08月10日 09:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/10 9:27
ゴールが見えてきました。笊ヶ岳から無事に下山できました。
老平の駐車場に戻ってきました。満車状態です。本日は日帰り3人、テント泊2人とすれ違いましたが、それ以上の車なので釣りに行っている人が多いのかな。
2020年08月10日 09:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/10 9:28
老平の駐車場に戻ってきました。満車状態です。本日は日帰り3人、テント泊2人とすれ違いましたが、それ以上の車なので釣りに行っている人が多いのかな。
駐車場にあった登山路の図。何を修正しているのか、気になります。各区間の所要時間を足し合わせると11時間!
2020年08月10日 09:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/10 9:29
駐車場にあった登山路の図。何を修正しているのか、気になります。各区間の所要時間を足し合わせると11時間!

感想

3連休は南アルプスを予定していましたが、豪雨で易老渡までの道が崩壊し、今年も夢は絶たれてしまいました。先日の佐武流山登山で静岡から来られた方が「笊ヶ岳はテント泊で」と言っていたのが、妙に耳に残っていました。天気予報をチェックすると、曇りですが高曇りでやや風が強めでした。ガスる心配はなさそうだし、炎天下にさらされることはないというメリットがあると思いました。もしかすると佐武流山を登れたから笊ヶ岳も登れるのでは、と錯覚してしまい、笊ヶ岳テント泊登山を決行しました。

水をどれくらい持っていくかで悩みました。熱中症になってはいけないので、過去持った行った最高の量と同じ6Lにしました。これだと普通のテント泊装備ではバテてしまうので軽量化にも努めました。シュラフをやめてダウンの上下にしました。またバーナーは置いて行くことにし、食事は水で戻せるフリーズドライで我慢することにしました。涼しく日差しを免れたのと、広河原でたっぷり飲んだため、登りでは2Lしか必要ありませんでした。結果としては5Lで十分でした。

前日に老平駐車場に入り、車中泊しましたが、暑くて困りました。3時過ぎに目覚め、準備を整えて4時前にスタートしました。レコで見た吊り橋やシャワー区間、崩壊地の横断、崩壊しかけの橋などを次々に経験しますが、現実とは思えませんでした。広河原の渡渉は、この間の佐武流山で度胸がついて裸足になって浅そうなところをザブザブと渡りました。膝くらいまで水位がありました。近くでキャンプしていた人からもう少し上流の方が浅くて渡りやすいと教えてもらいましたので、帰りはそうしました。

広河原の渡渉が終わると後は果てしない急坂が延々と続きます。急坂でない区間の方が珍しいほどです。あまりの急坂でアキレス腱が痛くなるほどでした。特に桧横手山手前の坂と桧横手山から布引山に向かう坂は転がり落ちそうなほど急でした。標高差2200mは伊達ではありません。本当に絞られました。ガレ場を越えて何とか布引山までたどり着き、ここに本日の寝所を張りました。

まだ12時だったので、笊ヶ岳に向かうことにしました。布引山から下ると、鞍部の手前から笊ヶ岳と小笊が高くそびえるのが見え、その後の登りを予感させました。もはやここまで来ると無の境地です。一歩一歩ゆっくりと登ります。そして13:15頃に憧れの笊ヶ岳山頂に到着しました。到着時には思わず叫んでしまいました。山頂には1人だけ。残念ながら小笊越しの富士は見えませんでしたし、南アルプスの山々も山頂部が曇に隠れていましたが、ここが最高の展望場所であることは疑いの余地がありませんでした。

テント場に帰還して昼寝をしていると夕方に女性の2人組が到着しました。挨拶を交わしてしばらくするといなくなってしまいました。翌朝ガレ場の上のところにテントが1張りありました。夜ダウンを着込んで寝ましたが、足元や首元が寒く、眠りつけませんでした。エマージェンシー・シートを取り出し、その中に潜ると暖かく、寒さは気にならなくなりました。

翌朝は3時前には目が覚めて寝付けなくなったので、覚悟を決めて出発するとこにしました。道に迷わないようにかなり慎重に進みました。それでも下りは長く、山の神にたどり着いた頃には足もヘロヘロになりました。それでも何とか広河原まで降りました。裸足になって渡渉し、足が冷えたせいか、そこからは少し回復して、ゴールまで歩き通すことができました。

こんな私でも笊ヶ岳に登ることができたことは、今後の登山に大きな自信となりました。次なる挑戦を計画するのが楽しみになってきました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1810人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら