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Yamareco

記録ID: 2494733
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

平ヶ岳〜遥かなる高層湿原と池塘群

2020年08月10日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:44
距離
23.1km
登り
1,816m
下り
1,805m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:51
休憩
0:53
合計
10:44
3:30
111
5:21
5:24
50
6:14
6:14
10
6:24
6:26
37
7:03
7:03
64
8:07
8:13
25
8:38
8:38
3
8:41
8:55
5
9:00
9:04
36
9:40
9:44
25
10:09
10:25
40
11:05
11:06
34
11:40
11:40
11
11:51
11:51
47
12:38
12:41
93
 夏の青空と高層湿原、池塘群の美しい景色を楽しんだ最高の一日。暑さと夕立対策のため夜明け前から歩き出しています。
天候 晴れ 高温
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鷹ノ巣登山口駐車場。3時半でほぼ満車。
コース状況/
危険箇所等
・前坂から鷹ノ巣山南尾根までのヤセオネは下山時注意。樹林帯がほぼなく日陰が乏しく暑い。またザレた急坂も多いので滑りやすい。

・この時期は、白沢清水を過ぎた急登あたりで10時を過ぎると、日差しをもろに浴びるので、早出して涼しいうちに登頂するのが得策。また、にわか雨やゲリラ豪雨が頻繁にある地帯なので、早出早立ち必須。緊急時以外はテント泊が出来ない。

・長丁場の道は、何も考えず無心で歩くことに尽きる。左右に足を出し続けていると、気が付けば着いているのだ。

・駐車場にバイオトイレあり。
その他周辺情報 ・「燧の湯」で日帰り温泉。700円。感染症対策で入場制限あり。露天風呂はアブブヨが大量発生して入るのでやめた。誰も入っていなかった。

・翌日の燧ケ岳上田代周回のため、御池駐車場で車中泊。一回1000円。
今年の夏季休暇は上磐越山稜へ。0時半に前橋市を出発。見上げる月。ウサギがムーンサルト。
2020年08月10日 00:30撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 0:30
今年の夏季休暇は上磐越山稜へ。0時半に前橋市を出発。見上げる月。ウサギがムーンサルト。
シルバーラインをひた走る。気温15℃、エアコン要らず。
2020年08月10日 02:07撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 2:07
シルバーラインをひた走る。気温15℃、エアコン要らず。
手掘り感あふれるシルバーライン。地中施設へ向かうようだ。
2020年08月10日 02:09撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 2:09
手掘り感あふれるシルバーライン。地中施設へ向かうようだ。
前橋から2時間40分で鷹ノ巣登山口駐車場に到着。ほぼ満車。車中泊がほとんど。私は近いのであまり意味がない。
2020年08月10日 03:28撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 3:28
前橋から2時間40分で鷹ノ巣登山口駐車場に到着。ほぼ満車。車中泊がほとんど。私は近いのであまり意味がない。
3時30分、ヘッドライト点けて出発。気温18℃、清々しい気温。
2020年08月10日 03:29撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 3:29
3時30分、ヘッドライト点けて出発。気温18℃、清々しい気温。
鷹ノ巣山南尾根まで約1kmに及ぶヤセオネと急坂。暗いと周りが見えず、ビジュアルで誤魔化されないので、構わずガシガシ歩ける。
2020年08月10日 04:04撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 4:04
鷹ノ巣山南尾根まで約1kmに及ぶヤセオネと急坂。暗いと周りが見えず、ビジュアルで誤魔化されないので、構わずガシガシ歩ける。
4時30分、北東方面に朝焼け。
2020年08月10日 04:31撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
8/10 4:31
4時30分、北東方面に朝焼け。
燃え上がる磐越県境山稜。
2020年08月10日 04:38撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 4:38
燃え上がる磐越県境山稜。
まるで火柱が上がったような会津駒ヶ岳。
2020年08月10日 04:38撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 4:38
まるで火柱が上がったような会津駒ヶ岳。
夏の早朝らしい清々しい空と燧ケ岳。
2020年08月10日 05:00撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 5:00
夏の早朝らしい清々しい空と燧ケ岳。
ミヤマママコナ。登山道に連なって咲いていた。
2020年08月10日 05:09撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 5:09
ミヤマママコナ。登山道に連なって咲いていた。
ノリウツギ。
2020年08月10日 05:25撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 5:25
ノリウツギ。
下大倉山を過ぎると、初めて平ヶ岳を見ることが出来る。稜線先に大倉山。
2020年08月10日 05:27撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 5:27
下大倉山を過ぎると、初めて平ヶ岳を見ることが出来る。稜線先に大倉山。
ツルアリドオシ。
2020年08月10日 05:58撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 5:58
ツルアリドオシ。
鷹ノ巣山南尾根から延びる稜線を南下して行く。
2020年08月10日 06:03撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
8/10 6:03
鷹ノ巣山南尾根から延びる稜線を南下して行く。
燧ケ岳、日光白根山。
2020年08月10日 05:54撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 5:54
燧ケ岳、日光白根山。
台倉清水。直火したキャンプ跡があった。
2020年08月10日 06:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
8/10 6:24
台倉清水。直火したキャンプ跡があった。
テングノコヅチ。
2020年08月10日 06:31撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 6:31
テングノコヅチ。
タテヤマリンドウ。花内部に斑点。
2020年08月10日 07:48撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 7:48
タテヤマリンドウ。花内部に斑点。
池ノ岳への急登。
2020年08月10日 07:49撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 7:49
池ノ岳への急登。
平ヶ岳とオンタデ、ミヤマアキノキリンソウ。遠くに至仏山。
2020年08月10日 07:55撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 7:55
平ヶ岳とオンタデ、ミヤマアキノキリンソウ。遠くに至仏山。
ミヤマコゴメグサ。
2020年08月10日 07:57撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 7:57
ミヤマコゴメグサ。
姫ノ池と平ヶ岳。
2020年08月10日 08:07撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:07
姫ノ池と平ヶ岳。
イワショウブ。
2020年08月10日 08:09撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:09
イワショウブ。
モウセンゴケ。
2020年08月10日 08:09撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:09
モウセンゴケ。
つがいのシオカラトンボが並行飛行。
2020年08月10日 08:11撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:11
つがいのシオカラトンボが並行飛行。
高層湿原にはキンコウカの群生。
2020年08月10日 08:11撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:11
高層湿原にはキンコウカの群生。
平ヶ岳、キンコウカ。
2020年08月10日 08:12撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:12
平ヶ岳、キンコウカ。
揺れるワタスゲ。
2020年08月10日 08:13撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:13
揺れるワタスゲ。
池塘が点在する高層湿原。
2020年08月10日 08:14撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:14
池塘が点在する高層湿原。
平ヶ岳へ向かう木道から振り返る池ノ岳。
2020年08月10日 08:14撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:14
平ヶ岳へ向かう木道から振り返る池ノ岳。
ギンリョウソウ。
2020年08月10日 08:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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ギンリョウソウ。
約5時間で稜線最高点の上越県境に立つ。谷川武尊方面。白毛門にいるkijimunaさんに手を振る。
2020年08月10日 08:43撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:43
約5時間で稜線最高点の上越県境に立つ。谷川武尊方面。白毛門にいるkijimunaさんに手を振る。
冬季は積雪計測機器がそそり立つ場所。尾瀬日光連山方面。気温22℃、涼しい南風。
2020年08月10日 08:45撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:45
冬季は積雪計測機器がそそり立つ場所。尾瀬日光連山方面。気温22℃、涼しい南風。
西方面は越後三山と上越県境山稜。
2020年08月10日 08:48撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:48
西方面は越後三山と上越県境山稜。
燧ケ岳。明日登頂予定。
2020年08月10日 08:49撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:49
燧ケ岳。明日登頂予定。
至仏山。
2020年08月10日 08:49撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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至仏山。
上州武尊山。
2020年08月10日 08:49撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:49
上州武尊山。
中ノ岳、兎岳。
2020年08月10日 08:50撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:50
中ノ岳、兎岳。
越後駒ケ岳。
2020年08月10日 08:50撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:50
越後駒ケ岳。
荒沢山。
2020年08月10日 08:50撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 8:50
荒沢山。
平ヶ岳山頂。腹がなかなか平らにならない鬼軍曹。最終問題で、はらたいらに全部賭けるが、まさかの誤答で全額没収。
2020年08月10日 09:01撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:01
平ヶ岳山頂。腹がなかなか平らにならない鬼軍曹。最終問題で、はらたいらに全部賭けるが、まさかの誤答で全額没収。
分岐を玉子石方面へ。山頂前の休憩ベンチではプリンスロードからの登山者が屯していた。
2020年08月10日 09:15撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:15
分岐を玉子石方面へ。山頂前の休憩ベンチではプリンスロードからの登山者が屯していた。
ハクサンフウロ。
2020年08月10日 09:18撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:18
ハクサンフウロ。
木道脇の水場。水量は少ないが冷たくてうまい。
2020年08月10日 09:20撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:20
木道脇の水場。水量は少ないが冷たくてうまい。
ハクサンフウロ、アブラガヤが揺れる緑の斜面。
2020年08月10日 09:22撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:22
ハクサンフウロ、アブラガヤが揺れる緑の斜面。
シラネニンジンが白く彩る。
2020年08月10日 09:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:24
シラネニンジンが白く彩る。
玉子岩と県境山稜。
2020年08月10日 09:39撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:39
玉子岩と県境山稜。
玉子岩。
2020年08月10日 09:42撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:42
玉子岩。
大水上山、利根川水源。奥には八海山。
2020年08月10日 09:40撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:40
大水上山、利根川水源。奥には八海山。
池ノ岳へ戻る。
2020年08月10日 09:43撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:43
池ノ岳へ戻る。
プリンスロードは至れり尽くせり。下山が13時半で時間制約もあり、行きたいとも思わない。金がないのが本音。
2020年08月10日 09:46撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:46
プリンスロードは至れり尽くせり。下山が13時半で時間制約もあり、行きたいとも思わない。金がないのが本音。
オヤマリンドウ。
2020年08月10日 09:55撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 9:55
オヤマリンドウ。
美しい風景に溶け込んで歩いていく。
2020年08月10日 10:03撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 10:03
美しい風景に溶け込んで歩いていく。
平ヶ岳、高層湿原。
2020年08月10日 10:05撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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平ヶ岳、高層湿原。
満開のキンコウカ。
2020年08月10日 10:07撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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満開のキンコウカ。
再び姫ノ池。池塘に青空が映りこむ。
2020年08月10日 10:09撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 10:09
再び姫ノ池。池塘に青空が映りこむ。
10時を過ぎブランチ。三割引きの助六。
2020年08月10日 10:11撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 10:11
10時を過ぎブランチ。三割引きの助六。
平ヶ岳、姫ノ池。
2020年08月10日 10:20撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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平ヶ岳、姫ノ池。
美しい池塘に青空。
2020年08月10日 10:20撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 10:20
美しい池塘に青空。
さらば平ヶ岳、姫ノ池。
2020年08月10日 10:20撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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さらば平ヶ岳、姫ノ池。
平ヶ岳、至仏山。
2020年08月10日 10:22撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
8/10 10:22
平ヶ岳、至仏山。
樹林帯でアサギマダラと遭遇。
2020年08月10日 10:51撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 10:51
樹林帯でアサギマダラと遭遇。
翅を頻繁に動かしている。
2020年08月10日 10:52撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
7
8/10 10:52
翅を頻繁に動かしている。
背景の光で翅が透過したように見える。
2020年08月10日 10:53撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
3
8/10 10:53
背景の光で翅が透過したように見える。
美しいアサギマダラ。
2020年08月10日 10:54撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 10:54
美しいアサギマダラ。
夏真っ盛りの燧ケ岳。標高を下げると暑さが増す。気温25℃。
2020年08月10日 11:49撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
2
8/10 11:49
夏真っ盛りの燧ケ岳。標高を下げると暑さが増す。気温25℃。
平ヶ岳、池ノ岳に別れを告げる。
2020年08月10日 11:53撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
1
8/10 11:53
平ヶ岳、池ノ岳に別れを告げる。
シジミチョウ。
2020年08月10日 12:06撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
4
8/10 12:06
シジミチョウ。
ヤセオネ。砂礫が豪雪で削られたスラブ状態。こういう長丁場の道は無心で歩く。長い、まだかな、どこかななど考えない。下山時は歩くことだけに集中する。
2020年08月10日 12:43撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
3
8/10 12:43
ヤセオネ。砂礫が豪雪で削られたスラブ状態。こういう長丁場の道は無心で歩く。長い、まだかな、どこかななど考えない。下山時は歩くことだけに集中する。
鷹ノ巣山。シンボリックな岩がそそり立つ。
2020年08月10日 12:47撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
3
8/10 12:47
鷹ノ巣山。シンボリックな岩がそそり立つ。
夏の会津駒ヶ岳。
2020年08月10日 13:06撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
2
8/10 13:06
夏の会津駒ヶ岳。
ヤセオネは樹林帯が乏しく、夏の日差しが容赦なく降り注ぐ。ここは焦らず、水分をこまめに採りながら、ゆっくり歩いていく。下りは集中力が大事。
2020年08月10日 13:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 13:24
ヤセオネは樹林帯が乏しく、夏の日差しが容赦なく降り注ぐ。ここは焦らず、水分をこまめに採りながら、ゆっくり歩いていく。下りは集中力が大事。
下台倉沢の水場で水浴びし、ブナ林に癒される。
2020年08月10日 14:06撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
2
8/10 14:06
下台倉沢の水場で水浴びし、ブナ林に癒される。
池ノ岳から4時間弱で14時10分に下山。私は早く下りてきたので、まだまだ満車状態だった。
2020年08月10日 14:14撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
8/10 14:14
池ノ岳から4時間弱で14時10分に下山。私は早く下りてきたので、まだまだ満車状態だった。
桧枝岐村の「燧の湯」で日帰り温泉。700円、入場制限あり。露天風呂はアブが大量発生し誰も入っていなかった。
2020年08月10日 15:10撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 15:10
桧枝岐村の「燧の湯」で日帰り温泉。700円、入場制限あり。露天風呂はアブが大量発生し誰も入っていなかった。
明日の燧ケ岳上田代周回のため、御池に戻る。
2020年08月10日 16:38撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 16:38
明日の燧ケ岳上田代周回のため、御池に戻る。
今日のお宿。
2020年08月10日 16:58撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 16:58
今日のお宿。
夕飯は、ジンギスカン丼。
2020年08月10日 18:18撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
10
8/10 18:18
夕飯は、ジンギスカン丼。
暮れ行く尾瀬の空。
2020年08月10日 18:43撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
4
8/10 18:43
暮れ行く尾瀬の空。
21時過ぎに起き出して天体撮影。木が写り込んでしまった。
2020年08月10日 21:18撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
6
8/10 21:18
21時過ぎに起き出して天体撮影。木が写り込んでしまった。
流れ星が偶然写る。天体撮影は得意ではない。
2020年08月10日 21:19撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 21:19
流れ星が偶然写る。天体撮影は得意ではない。
天の川に上空のガスが流れ込む。
2020年08月10日 21:23撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
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8/10 21:23
天の川に上空のガスが流れ込む。
平ヶ岳も遠かったが、銀河はさらに遠く、遥か彼方。
2020年08月10日 21:24撮影 by  NIKON D850, NIKON CORPORATION
5
8/10 21:24
平ヶ岳も遠かったが、銀河はさらに遠く、遥か彼方。
撮影機器:

感想

 山の日。7日はすでに立秋を迎えたが、殺人的な暑さが待ち構える。例年、北アルプスへテント泊で遠征するのだが、今年は感染症などで予約制が多く手続きやキャンセルなど面倒。

 またメジャーな山は登山者が殺到し、感染のリスクも高いので中止。上磐越山稜の山旅を4泊5日で計画。すべて車中泊にして感染症も防ぐのが建前、金がないのが本音。

 10日の0時30分に前橋を出発。関越道からシルバーラインへ。国道352号に入り奥只見湖の縁を走っていく。自宅から2時間40分で鷹ノ巣登山口に到着。3時30分でほぼ満車だった。路駐はまだなかったが、下山時は路駐すら満車だった。

 真っ暗な中、ヘッドライト点けて3時半に出発。橋を渡り、いかにもクマが好んでいそうなブナ林を歩く。木の根が張り出した尾根へと取り付く。しばらく行くと森林限界のように樹林帯が消え、上空は夜空となり月明かりが灯る。

 砂礫のヤセオネは真っ暗で周辺が見えない。ビジュアルで誤魔化されないので、構わずガシガシ歩いていく。ロープも数か所あるが使わず登攀して行く。下りでは必ず使うだろう。小ピークがあるので二回登り返す。しかも急登。ここで朝焼け日の出を迎えた。燃え上がる会津駒ヶ岳が素晴らしかった。

 鷹ノ巣山南尾根に取り付くと下台倉山、台倉山と南下して行く。夏の早朝の清々しい青空と燧ケ岳が美しい。ミヤマママコナやホツツジが群生していた。台倉山を過ぎると再び西へ方位を変える。泥濘で足元が悪く、木道が滑りやすい。

 コメツガとシラビソ帯を抜けていくと、池ノ岳を見上げる。U字状に浸食した道を歩いていくと岩稜帯へ。急坂に吹く南風は清々しく、南方には平ヶ岳と至仏山が見えていた。

 豪雪で低木となったコメツガを抜けると姫ノ池。登山口から4時間半で到着。目前に突如として現れた池塘と、その奥に控える平ヶ岳の景色は素晴らしい。帰りに再び寄ることして平ヶ岳へ向かう。

 高層湿原と池塘群、満開のキンコウカを見ながら下っていく。見晴らしの良い斜面に木道が続く。登り返し山頂をスルーして最高地点へ。群馬新潟県境に立つ。気温22℃、清々しい南風に吹かれる。積雪観測機器は取り外されていた。山座同定して山頂方面へ戻る。

 戻るとプリンスロードから来た登山者が団体で休憩していた。みな足元に泥が付いておらずきれいで、旅館の弁当を食べているのですぐに分かるのだ。山頂で記念撮影して戻る。分岐を玉子岩方面へ。

 ハクサンフウロ、アブラガヤ、シラネニンジン咲く斜面と青空が美しい。水場でのどを潤し顔を洗う。ベニヒカゲ、アゲハチョウが飛ぶ木道を歩んで行くと玉子岩。浸食された岩稜。その先は行き止まりなので、踵を返す。

 プリンスロードの分岐には、送迎バスのご案内。下山で2時間か、楽で良いのか悪いのか分からない。どうでも良いが、行く気は無い、金も無い。

 10時に再び姫ノ池に戻りブランチ。早朝3時半から歩いていたので、さすがに空腹を覚えた。得意の三割引きの助六寿司を喰らう。青空が映りこむ池塘、雄大に広がる平ヶ岳の尾根を見ながら贅沢なひと時。トンボが池塘に産卵していた。

 10時半になったので下山。14時には下りる予定。ここも下りが肝心、暑いが集中を切らさないように歩いていく。登って来る登山者は、みな顔が真っ赤。暑い時の急坂はさすがに堪えるだろう。

 樹林帯に入るとアサギマダラと遭遇。ひらひらと舞う優雅な姿に足止め。しばし撮影タイム。消えたと思ったら私の帽子にとまっていた。渡り旅するチョウとのふれあい。

 下台倉山から登り返して、約1kmに及ぶヤセオネが始まる。ここは登れたが、下りで苦労し、最後は疲労困憊したと良く聞く。下りこそ無心で歩くことだけに集中する。午後の日差しをもろに浴び、集中が切れやすい。ヤセオネより、木の根が張り出した急坂の方が足が上がらずに引っ掛けて転倒しやすい。

 こまめに水分を採りながらゆっくりと歩いていく。飲むだけでなく、頭から水をかけて冷やす。焦ることはない、足を左右に出し続けていれば、いずれ着くのだ。ブナとホウノキが見えると樹林帯へ。清涼感溢れる緑のカーテン。

 下台倉沢の橋のたもとで、冷たい水を飲み顔を洗う。暑いヤセオネを歩いてきた身体がクールダウンする。14時過ぎに駐車場に戻ると、いまだ満車状態だった。軽く着替えて尾瀬方面へ。

 桧枝岐村に入り、燧の湯で日帰り温泉、700円。入場制限していたが、直ぐに入ることが出来た。露天風呂はアブが大量に居て、誰も入っていなかった。さっぱりして再び御池へ戻る。

 明日の燧ヶ岳上田代周回のため、御池駐車場で車中泊。ここは一回千円、鳩待や戸倉は暦日で千円、高い。夕焼けを見ながらジンギスカン丼を作って、車載冷蔵庫でキンキンに冷やしたコーラを飲む。ビールが飲みたくなったが、コーラを飲んだら忘れた。

 週末に鼻曲山行こうと思い、ヤマレコを見ていたらiiyuさんyamayuriさんが行っていた。コメントを送信して19時30分に就寝。21時30分頃に一度起きて天体撮影。天の川が上空に横たわっていた。

 やはり日が落ちるとぐっと涼しく気温20℃。満天の星空を眺めていた。

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コメント

早朝は何処でも清々しいですね!
growmonoさん
おはようございます。
早朝は何処でも清々しいですね!
まさに早起きは三文の得です。
アサキマダラのお写真さすがです。
カメラの性能が違いますね。
腕も確かです。
有難う御座います。
2020/8/12 12:49
涼しいうちに
 こんんちは、iiyuさん。
深夜からまた出かけまして、美しい景色を眺めてきました。夜明け前は涼しくて快適でしたが、下山は暑かったですね。まさしく「行きはよいよい、帰りは恐い」でした。

 山頂付近では、まだ朝早かったので、チョウたちは活発に動いておりませんでした。ベニヒカゲが数頭いましたね。アサギマダラは、ふわりふわりと私の前に突然現れて、笹にとまりました。

 もともと人慣れはしているチョウなので、接写はしやすいです。しばらく撮影しておりましたら、いきなり消えて探すと私の帽子にとまったりと、アサギマダラに遊んでもらいました。

 その後の燧ケ岳は登頂しましたが、翌日はすごい雨雲が接近するので、あとの予定をすべて中止して前橋に帰ってきました。
2020/8/12 17:02
今も思い出す急登
growmono さん こんばんは。
平ヶ岳の標準コース
早朝からの挑戦?お疲れ様でした。
出だしからの尾根歩きは今でも辛い登りを覚えていますね、
尾根に出てからはテン場兼水場を目標に歩きました記憶がありますよ。
俺達が登った時には青空はなく即下山でしたけど、青空に輝く池塘、花畑と天候にも恵まれてよかったですね、今は眺めるだけの山ですよ。
2020/8/12 17:04
山頂の湿原は、異世界ですね
growmonoさん こんばんは
奥只見からロングワインディングロード、登山口からロングトレイル
でも、姫の池の端にポンと出たら、そこまでの苦労や記憶が飛んでしまう素敵な景色
自分にとって平ケ岳の印象と思い出は、そんな感じです
長い山道には、ヤセ尾根、泥濘、腐った木道もあった気がするが
素晴らしい景色だけが記憶にあるのもクライマーズハイなのかもしれない
レコ見たら平ケ岳や会津駒ケ岳へ再訪したくなりました ありがとうございました
2020/8/12 21:47
清涼感あふれる世界
 おはようございます、danbyさん。
平ヶ岳は登山口へ行くまでも長距離で大変だと聞きます。残雪期のように尾瀬側から行けると良いんですが、土地の権利や保護など尾瀬はいろいろと面倒そうです。

 暑くなることは分かっておりましたので、夜明け前から歩き出しました。ピストンですから景観がなくとも、歩くことに集中すればおのずと早く着けるだろうと。見えていれば写真ばかり撮ってますから、結構遅いんですよ。

 danbyさんが回顧されてらっしゃるとおり、ヤセオネ、泥濘、腐り滑る木道、新潟らしい粘土質の道もありますね。ここは暗くなるを承知で秋が良いかもしれませんね。紅葉と池塘。

 残念ながら翌日の会津駒ヶ岳などは中止となり、前橋へ帰ってきました。9月にでも会津駒ヶ岳は行って見ようと思います。昨年のコバイケイソウの群生やアサギマダラを思い出しました。danbyさんの優雅な山旅を心待ちにしています。
2020/8/13 7:32
遙かな尾瀬のさらに遠い山
 growmonoさん、おはようございます。
 鷹ノ巣登山口から平ヶ岳往復10時間44分、どうもお疲れ様でした。
 通常はgrowさんのように鷹ノ巣から往復するのが当たり前で、プリンスロードは邪道だと思います。ただ、自分がもしもう1回平ヶ岳をやるとしたら、恋ノ岐橋から恋ノ岐川を遡行し、オホコ沢出合あたりで1泊し、池ノ岳辺りで登山道に出て平ヶ岳に至るという、いわゆる恋ノ岐川遡行がしてみたいです。すでにBCでは相棒のWさんと鳩待峠から鱗板で往復しているので...。
 御池で車中泊し、翌日も燧ヶ岳に登られるのはさすがはgrowさんですね!
hareharawaiより
2020/8/13 5:40
遥かでも群馬県内
 おはようございます、hareharawaiさん。
暑い日々が続いていますね。北関東の夏らしい殺人的な暑さです。恋ノ岐川遡行ですか、只見湖沿いの道に恋ノ岐川の標識がありましたね。地図を見ると池ノ岳まで行けますね。まさに遡上。水量が今年は少ないような気がします。沢登りはしませんが、いまなら楽に行けるのではと思ってしまいます。下台倉沢の水は冷たくてうまかったです。
2020/8/13 7:41
いつか行ってみたい山。
growmonoさん、こんばんわ。平ヶ岳クラシックコース、お疲れさまでした。いつか歩いてみたい平ヶ岳、下界近くにある難所がどうも引っかかって、高妻山ともども行けずにいる百名山です。山頂近くの難所も怖いけど、集中力落ちる下界近くにある難所はホントに怖いですね。でも、それを打ち消すような山頂の湿原。まさに天国みたいな山ですね。花あり、眺望あり、この辺の山は高層湿原がもれなくついてきて、うれしくなります。星空写真もここならいいのが撮れそう。昼間の写真とは別の技術が必要になるんでしょうが、これも嵌まると楽しそうですね(^^)
2020/8/19 22:32
秋が良い山
 こんばんは、yamaonseさん。
遠回りして群馬の領土を征服してきました。前橋から2時間40分で到着できますから、北アルプスと変わりません。車中泊が多かったですね。

 長距離、泥濘、ヤセオネ、急坂と、なんでもありですが、すべてを帳消しする絶景が山頂にはあります。尾瀬周辺らしい高層湿原と池塘群の景色は、海と違った夏の納涼感を抱かせてくれます。

 平ヶ岳で星空撮影ですか・・。テン泊出来ませんからね。残雪期に山ノ鼻から行く予定が、しばらく延期してますので、来季はそれ狙いで行きますよ。クマと格闘する準備も怠ってはいけませんね。奴の急所は目なんですよね。爪対策でガードを用意しようかと本気で思ってます。
2020/8/19 23:24
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無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [2日]
平ヶ岳鷹ノ巣ルート
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技術レベル
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体力レベル
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