雨乞岳は断念!でも御在所岳は思わぬ雪山ハイク♪
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 938m
- 下り
- 938m
コースタイム
7:00 スカイライン冬季通行止めゲート
7:20 裏道登山口(蒼滝トンネル手前)
7:50 七の渡し
8:05 藤内小屋 8:15
8:30 兎の耳
8:40 藤内壁出合
8:55 六合目
9:15 七合目
9:25 国見峠(八合目)
― 水晶谷目指して向うも途中で引き返す ―
9:40 国見峠
9:55 御在所裏道降り口(アイゼン装着)
10:10 レストランアゼリア(休憩) 10:20
10:40 一等三角点
10:45 望湖台(山頂) 10:50
11:05 レストランアゼリア(昼食) 12:00
12:20 富士見岩(中道降り口)
12:35 八合目(1100m)
12:50 七合目(1000m)
13:00 キレット(六合目・900m)
13:15 地蔵岩(865m)
13:35 おばれ岩(800m)
13:40 裏道との分岐
13:55 中道登山口
14:15 裏道登山口
14:30 スカイライン冬季通行止めゲート
天候 | 曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三重県側のゲート脇の路肩に路駐。 工事車両等の出入りは有りますので邪魔にならないように注意下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、裏道登山口から進んだ工事現場との分岐位置(林道終点)に 設置されています。 登山道は、岩や石を踏む場所が多い為、踏み外さないように。 特にこの時期、早朝は凍てついていて滑ります。 沢も凍っていました。 国見峠から御在所へ向かう道は完全に凍っています。 アイゼンを使用しましょう。(下りは間違いなく必要です) 山頂にあるアスファルト道も凍っています。 風は強く、岩の上は見晴らしが良いですが、吹き飛ばされないように。 |
写真
感想
今秋、鈴鹿セブンマウンテンに挑戦して藤原岳・竜ヶ岳・釈迦ヶ岳と順調に
こなしてきて、今日は御在所岳−雨乞岳に挑戦でした。
ところが、下調べが不十分で鈴鹿スカイラインが昨日(12/7)より冬季通行止め
になっていた為、武平峠に行けず計画がもろくも崩れてしまいました。
通行止めのゲート前に着いた時はまだ、1台しか停まっておらず、2台目で
手前の路肩に駐車しました。
急遽、予定を変更して裏道より入山して国見峠・水晶谷を経由して雨乞岳へ
そして、武平峠を経て御在所岳に至るルートを選択して出発しました。
裏道ルートは、御在所岳に何度か訪れても一度も登った事のないルートだった
ので楽しみでした。
藤内小屋に着いた時、豪雨による土砂災害を受けた爪痕を目にしました。
よくぞここまで復旧したと改めて関係者・ボランティアの方のご尽力に
敬意・感謝を申し上げます。
大きな岩がゴロゴロした河原を進むと『兎の耳』と呼ばれる岩場に着きます。
鎖が掛けられた崖を慎重に進むと目の前に藤内壁が圧倒的な存在感で現れ
ました。この岩壁に挑まれるクライマーの方素晴らしいですね。
7合目過ぎた辺りから登山道は雪道となります。
雪の量はまだまだでしたが、昨晩から降った新雪のようでした。
沢は凍っていました。風は強く、冷たいです。
尾根に出ると一段と風が強くなる中、国見峠に着きました。
ここまで誰とも会わず、雲の流れは速いです。
一抹の不安を抱きながら、踏み跡のない水晶谷方面に向かいました。
しかし、先に行くほど前方の天気はイマイチ、風は強く、登山道はか細くなり、
初めて踏み入るには不安要素がいっぱい。
ついに雨乞岳へ行くのを断念致しました。
国見峠に帰り、御在所岳を目指しました。
ただ、この時点ではまだ、武平峠からの雨乞岳登頂に淡い期待を抱いていました。
ここからの山上公園への登山道はいたるところで凍結状態。
アイゼンは持っていましたが、装着せずに慎重に足場を選びながら、アスファルト
道に出ました。アスファルト道も凍結の為、ついにアイゼン(6本爪)を装着。
実は、この時点ではこの場所のみ全面凍結でしたが、その他は一部のみで融けて
いました。ロープウエイを利用した観光客の方が居られる中に山登りの自分が
いる違和感の中、レストハウス(レストランアゼリア)に寄り、冷え切った体を
休めました。
いよいよ山頂を目指し、敢えて急斜面のゲレンデの中を進みます。
周りの木々には樹氷が付いています。ゲレンデの積雪はあまりなく。
人工降雪機もスタンバイしていました。来年初めにOPENのようです。
一等三角点に到着。人はまばらです。
そうそうに望湖台に向かいました。
望湖台からの景色はまだ見ることができましたが、風が恐ろしく強く、
何度も吹き飛ばされそうになりました。
ここで雨乞岳を見ましたが、もう向かう気力は無くなっていました。
レストハウスに戻りここで温かいそばを戴きました。もうマッタリモードです。
食事を済ませふと外を見ると真っ白な世界。吹雪いています。
この状況に冬山の難しさと判断の大切さを痛感しました。
今頃、1度目・2度目の判断を真逆に遂行していたら ・・・ 無事帰って来れたか?
しばらく、風雪の納まるのを待ちながら、これからの下山ルートをじっくり
シュミレーションしました。
バリエーション豊かな中道を選択して、いざ出発。
登山道は積雪量が少ないですが、雰囲気だけは雪山ハイク。
いつもの見慣れた風景とは一味違った景色を堪能した、
結果オーライの山行となりました。
今秋の鈴鹿セブンマウンテン制覇の年内達成は難しくなりましたが、
まずは、4座目制覇と無事下山が出来て良かったです。
こんにちは。
スカイライン通行止めで、雨乞岳への道のりが遠くなりましたね!
今週末は、天気が良ければ御在所 雨乞岳目指しませんか?
今回の寒波で山頂の状況はさらに厳しくなっていると思います。ピークハントからスノーシューでの散策もいいかと・・・。
まったりもいいもんですね!
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