2020夏奥秩父主脈（雁坂峠から雲取山、三峰神社まで）縦走。雁坂峠で母校の逍遥歌を歌う！

2020年08月15日(土) 〜 2020年08月19日(水)

• GPS: 74:50
• 距離: 45.8km
• 登り: 3,487m
• 下り: 3,501m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:07

9:41 道の駅みとみ
9:49 9:50 雁坂峠登山道入口
10:09 10:11 雁坂トンネル有料道路料金所駐車場
11:04 11:05 沓切沢橋
11:58 11:59 沓切沢出合
13:04 13:10 井戸ノ沢出合
14:09 14:34 雁坂峠
14:48 雁坂小屋

2日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 1:56
• 合計: 8:19

6:48 雁坂小屋
7:06 7:13 雁坂峠
7:52 8:00 水晶山
8:27 8:37 古礼山
9:21 9:29 燕山
10:03 10:30 雁峠
10:42 10:44 小さな分水嶺
10:50 10:50 笠取山西
11:01 11:12 水干
11:20 11:20 水干尾根
11:54 11:55 黒槐山
12:00 12:01 黒槐の頭
12:24 12:29 独標2044m
13:15 13:36 唐松尾山
14:26 14:39 山ノ神土
14:47 14:47 牛王院平
14:57 14:59 将監峠
15:07 将監小屋

3日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:49

6:47 将監小屋
8:49 8:49 大ダル
9:36 9:55 禿岩
9:58 10:03 飛龍権現神社
10:19 10:19 飛龍山
10:22 10:23 三等三角点比竜
10:52 11:13 北天のタル
12:03 12:03 三ッ山
12:40 12:40 狼平
13:27 13:49 三条ダルミ
14:24 14:25 雲取山避難小屋
14:27 14:33 雲取山
14:36 雲取山避難小屋

4日目

• 山行: 5:19
• 休憩: 1:29
• 合計: 6:48

5:43 雲取山避難小屋
6:00 6:53 雲取山荘
7:14 7:14 大ダワ
8:25 8:25 白岩山
8:42 8:54 白岩小屋
9:09 9:14 前白岩山
9:27 9:33 前白岩山の肩
10:10 10:17 お清平
10:33 10:35 霧藻ヶ峰休憩舎
10:42 10:42 霧藻ヶ峰
10:45 10:48 地蔵峠
12:08 12:09 妙法ヶ岳分岐
12:26 12:26 三峯神社バス停
12:31 ゴール地点

天候

ほぼ全日晴れ。8/17夕方のみ雲取で夕立

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

8/15 9:33

道の駅みとみ。あれに見えるは甲武信ヶ岳！？

8/15 10:08

ちょっとわかりづらいですが、雁坂トンネル入口。あの向こうは秩父なんだなぁ。さぁ出発！

登り始めて4時間弱。もう少し！

8/15 14:17

着いたぁ〜

8/15 14:27

夕陽あかね射すところ　武甲の若葉光あり。。。
控えめに歌ってみました^^;

8/15 14:47

前橋の夜景が見えるそうですが、そんな時間まで僕らが起きてるわけもなく。

8/15 16:38

KAT(Kyoto Alpine Team)テント軍

8/15 15:26

そしてマイテント

8/16 4:52

夕日が綺麗でした。そして長袖Tシャツでも十分な涼しい夜。

8/16 6:49

翌朝。朝日に輝く雁坂小屋

8/16 7:06

雁坂峠に登り返してみれば、昨日は見えなかった富士山が！！

8/16 8:29

今日も暑い縦走になりそうです。
古礼山で一枚。ここのベンチはテント張ったら気持ち良さそうでした。

8/16 10:02

雁峠への下り。膝が・・・

8/16 14:28

山の神土で休憩。さぁ将監小屋はもうすぐだ

8/16 17:03

到着！　そして今夜の夕飯は尾西とカレー。

8/17 4:37

隣のテントはハナちゃん。何をしているのでしょう？

8/17 9:39

大ダルへ向かう途中の大岩にて。富士山が見事でした。

8/17 9:42

そういえばKATでは富士山に行ったことがありませんな。

8/17 14:26

雲取山頂まであと少し

8/17 18:07

着いたぁ！　何十年ぶりかの雲取

8/17 18:06

雲が増えて、生憎と富士山は見えなかったけど、山が影分身してる。これはこれでカッコイイ！

8/17 18:08

にわかにガスが上がってきて、このあと雷雨に。雲取小屋に降りるのは断念して避難小屋泊としました。

8/18 4:29

翌朝、避難小屋から出てみれば、目の前に鹿が。

8/18 5:18

今日も晴れるかな。

8/18 6:55

雲取小屋。昔からこんなに立派だったかなぁ。

8/18 7:19

降り始めてすぐの原生林がとても美しく。

8/18 7:21

今回の道中はほとんど笹ブッシュだったのに、ここは全く違う山容でした。

8/18 8:52

白岩小屋からの絶景。

8/18 15:52

三峰神社まで下山し、そこからバスと電車で旧荒川村へ。
子供の頃よく遊んだ千手観音様。

8/19 8:21

そして、高校時代3年間通った武州中川駅。

8/19 11:12

昔はレッドアローだったのが、今はこんなシャレた特急に

8/19 11:10

さらば秩父、また帰ってくるよ！

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

edasama

今夏のKAT(Kyoto Alpine Team)の山行は、わが故郷の秩父にも下山可能な奥秩父主脈縦走。コロナのこともありぎりぎりまで迷ったのですが、「いつかは雁坂峠で秩父高校逍遥歌を歌いたい！」とずっと思っていたこともあり、対策に万全を期したうえで参加することとしました。
電車とバスを乗り継いで、道の駅みとみが今回のスタート地点。ここから雁坂峠までは標準タイム4時間の登りで、長雨とコロナで今年はほとんど山に行けてなかったので20kgのテン泊装備を担いで登れるか不安だったのですが、渓流沿いのルートの涼風にかなり助けられました。
14時過ぎになんとか雁坂峠に到着。誰もいないのを確認して^^;、歌ってきました、秩父高校逍遥歌！　「雁坂峠の初あられ〜　荒川流れ寒けれど〜・・・」　
ここが歌に歌われた雁坂かと思うと、いや、感無量。
その後、15分ほど下った雁坂小屋に今宵のテント設営。

翌日は、将監小屋まで15kmほどの行程。将監小屋は営業休止中なので、雁坂小屋で今宵のビールを調達し出発。雁坂峠まで登り返し、たっぷり名残を惜しんでから、水晶山、古礼山、燕山と快調に通過。だけど雁峠への下りが木陰がなくて暑く、しかも膝にきてしんどかった。
その後、笠取山は迂回して、小さな分水嶺で水補給、15時過ぎに将監小屋到着。今夜はテン場も貸し切りかと思ったらトレランと思しき青年が17時くらいに到着。このテン場は谷底にあるので水は豊富だけど、朝露たっぷり、朝日も遅いので、ちと翌朝の撤収に時間がかかりました。

3日目は雲取小屋目指して、乾かないテントを背負ったままこれまた14kmほどの長い道のり。ルートのほとんどが笹のブッシュで眺望もなく、面白くないのですが、大ダルに向かう途中のに大岩があって、谷川に回り込んで岩に登ってみると、目の前に富士山の絶景！　木陰はないので暑かったけど最高の景色を楽しめました。その後はほぼ同じ等高線に沿ったルートなので、アップダウンが少なく、膝に優しい山歩き。それだけに、最後の三条ダルミから雲取山荘避難小屋までの登りがちょっとツラかったです。そうそう、途中の禿岩からの眺めも最高でした！
事前の計画では、疲れたら狼平でテント張ってもいいかと思ってましたが、確かに平で木陰もないし、水もなかったので、眺めただけでスルー。
そうしてようやく14時半頃雲取山頂到着！　午後から湧き出した雲のせいで景色はほとんど見えなかったけど、かつて通っていた荒川村立荒川中学校の林間学校で登って以来ン十年ぶりの雲取山に感動もひとしお。　しばし山頂で休憩し、写真を撮っていると、ついにポツポツ。そしてあっという間の夕立に。とりあえず避難小屋に文字通り避難し、やり過ごすことに。しかし雷もなりだし、雨も（そんなに激しくないけど）止みそうもなかったので、このまま避難小屋で一晩お世話になることとしました。下界では40度を記録したところもあるというこの日、山頂の雷雨時の気温は19度。

さて、山行最終日の4日目は三峰神社までの下山なのですが、高度差800mの下山は膝に堪えた>_<。おまけに昨晩19度の雲取山頂からの下界なので、三峰神社についたときはとにかく暑かった、32,3度はあったんじゃなだろうか。
そこからは高校生までを過ごした旧荒川村に立ち寄り、実に久しぶりにお墓参りをし、本家に顔を出して、今夜はお風呂もある下界のお宿泊。近くにコンビニもあり、重さを気にせず買えるビールのなんと嬉しいことか^^;　そして4日ぶりのシャワー。あぁ、極楽。

最終日、秩父鉄道でお花畑まで行き、秩父の街を懐かしみながらそぞろ歩き、特急ラビュー（レッドアローじゃなくなってた・・・）で池袋へ。そのまま東京から新幹線で京都まで戻り、今回の山行も無事終了しましたm(_ _)m
それにしても、三峰の下山口までで歩きも歩いたり4日で45km。次回はもう少し軽めにしよう^^;