尾瀬の至仏山 〜真夏の雲と追いかけっこ

2020年08月22日(土) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 12.6km
• 登り: 901m
• 下り: 896m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:51
• 休憩: 0:38
• 合計: 4:29

10:13 鳩待峠
10:51 11:01 山ノ鼻
12:34 12:39 高天ヶ原
12:51 13:10 至仏山
13:46 13:49 小至仏山
14:01 14:01 オヤマ沢田代
14:14 14:15 原見岩
14:41 14:41 鳩待峠
14:42 ゴール地点

ガーミンウォッチログです。

天候

晴れ時々曇り（のち雷雨）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路　上野513発　高崎線
　　　高崎655着　711発　上越線
　　　沼田759着　805発　関越バス
　　　尾瀬戸倉933着　940発　関越バス　鳩待峠1015

上毛高原・沼田→尾瀬戸倉　バス停
https://kan-etsu.net/files/libs/2510/202007100916174795.pdf
尾瀬戸倉⇔鳩待峠　バス時刻表
https://kan-etsu.net/files/libs/2637/202007121432588377.pdf
尾瀬戸倉→上毛高原・沼田　
https://kan-etsu.net/files/libs/2512/202007100916531271.pdf

復路　鳩待峠から乗り合いタクシー。15時前に乗車。
　　　尾瀬戸倉に1525着。1530発　新宿行関越高速バス4200円の座席に空きが
　　　あったため、事前予約なしでしたが乗車できました。支払いは、尾瀬戸倉
　　　のバス停内にある関越交通のチケット売り場で。

写真

8/22 5:02

高崎線の始発電車に乗って・・・

8/22 9:09

沼田駅から関越交通バスで尾瀬戸倉へ。交通系IC使えます。しかしまあ、たくさんの停留所( ;∀;)　このバスで1時間半、最後まで乗車していたのは、自分含め二人。

8/22 9:37

尾瀬戸倉。ここから鳩待峠まで乗り合いバス。1000円です。現金しか使えません。。

8/22 10:10

家から5時間半でついに到着！スタートが10時過ぎ・・このアクセスはあかん・・。

8/22 10:11

至仏山を周回するには、山の鼻からの登りが一方通行のため、反時計回りに限られます。。なので、この写真左側の登山口からスタートなのですが

8/22 10:11

至仏山の看板に誘われ、間違ってこの登山口から歩き始めてしまいました・・。ちょっと進んで気づき、引き返し。

8/22 10:26

木道がありがたいです。。少し傾斜のある所は、滑り止めも施されてたりします。

8/22 10:30

年度によって焼き印が違ってたりも。

8/22 10:27

マルバダケブキ

8/22 10:28

途中に沢がありました。涼やかです(-。-)y-゜゜゜

8/22 10:29

オオカメノキの実

8/22 10:33

アキノキリンソウ

8/22 10:34

少し色づいたウド

8/22 10:38

ミヤマシシウド？

8/22 10:39

木道を歩いているだけで、尾瀬気分が高まってきます。。(^^♪

8/22 10:40

なんて花でしょう・・小さい花です。

8/22 10:43

ヒメシャジンかなぁ。。

8/22 10:47

最近、雨が降っていないのもあってか、穏やかです。

8/22 10:49

ぷっくら・・充填中

8/22 10:49

開花前のミヤマシシウド？

8/22 10:50

山の鼻ビジターセンターまでやってきました。こちらは近くの山小屋さんかな。センターでは、至仏山のバッジは売り切れのようでした。

8/22 10:57

尾瀬ヶ原　上田代の方へ少し足を延ばしてみました。

8/22 10:55

木道の先に

8/22 10:56

燧ケ岳

8/22 10:57

ミヤマワレモコウ

8/22 10:58

くるりと転回すると至仏山(^^)/　今日はこちらへ登ります。

8/22 10:58

オゼミズギク

8/22 10:58

木道の周囲にたくさん実ってました、アブラガヤ

8/22 10:58

ゴマナ？

8/22 10:59

山の鼻小屋はお休みのようです。。

8/22 11:00

ミズヒキ

8/22 11:00

尾瀬を後世に・・( ..)φメモメモ

8/22 11:01

至仏山への登山口となります

8/22 11:02

素晴らしい眺め。不機嫌な熊さんが出てこないことを祈りつつ、進んでいきます。

8/22 11:04

サワギキョウ

8/22 11:04

振り返って燧ケ岳。今日はいけないけど、今度は早朝到着便でお邪魔すっからね！

8/22 11:05

一方通行は、蛇紋岩が滑りやすいからかなぁ・・

8/22 11:18

風が通らない急坂で汗ボトリ。今日はドリンク消費が激しい・・・。金網で小岩が固められてたり階段が設置されてたりして、序盤は歩きやすい印象・・。

8/22 11:22

オトギリソウ

8/22 11:30

ツリガネニンジン

8/22 11:33

北側に戸倉越しの稜線。

8/22 11:33

尾瀬ヶ原＋燧ケ岳。雲が晴れたらもっときれいなんだろうなぁ・・

8/22 11:48

タカネトウウチソウ　というそうですね。

8/22 11:49

葉の形からして、エゾリンドウ？

8/22 11:49

ウスユキソウ

8/22 11:53

足元が少し険しくなりはじめたと思うと

8/22 11:54

至仏山山頂までの中間地点、の掲示。ここから先、山道沿いは開けて風が通るのですが、日差しからの逃げ場がなく暑い・・( ゜Д゜)

8/22 12:02

蛇紋岩が連続しますが、見た目ほどには滑らずに登れました

8/22 12:03

見晴らしの良い尾根ですね。振り返って尾瀬ヶ原＋燧ケ岳方面

8/22 12:10

何度も撮ってしまいますね📷

8/22 12:17

雨や降雪時にはありがたい木の道(^^♪

8/22 12:28

8/22 12:29

ホソバコゴメグサ

8/22 12:34

時折不吉な夏雲が立ち込めてきます

8/22 12:34

後ろを振り返ってもモクモク雲が。。。

8/22 12:36

ウメバチソウ

8/22 12:44

急にひんやりした風が。やばいなぁ・・

8/22 12:43

後ろ側も、あっという間にガスに囲まれ・・

8/22 12:47

雷雨に打たれたらたまらんなぁ・・・急ぎ気味で登っていきます。

8/22 12:51

かなり大きめのオゼアザミ。ほとんどのアザミが重みで垂れちゃってますが、こちらは持ちこたえてました。

8/22 12:54

ほどなくして、山頂に到着！2228mです。

8/22 12:54

すぐそばに二等三角点。角がかけちゃってます( ゜Д゜)

8/22 12:59

山頂モニュの裏面にも文字が刻まれてます。平成2年建立なんですね。

8/22 12:54

群馬のカンペは情報少なめ・・( ノД`)シクシク…

8/22 13:09

山頂から見える景色を楽しみながらランチ休憩しました。巻機山から駒ケ岳あたりでしょうか。エッジがぼんやりなんで、同定しづらいですが。。

8/22 12:59

2200mちょっとですが、森林限界の中、岩々した高山らしい稜線ですね

8/22 13:15

次のピーク、小至仏山へ進みます。早速ですが、振り返ってパチリ。こちらから見ると、山頂手前は急ですね。。

8/22 13:18

とにかく、あたりの雲の動きが激しいんです・・・

8/22 13:20

コル部であたりを見回していると、一瞬スゥっとガスが切れました。気も緩み、素敵な尾根の眺めにしばし見とれてました。

8/22 13:21

足元にはかわいい花たち。

8/22 13:24

ウメバチソウ

8/22 13:25

タカネナデシコ

8/22 13:26

これはなんでしょう・・イワ〇〇系でしょうか。。

8/22 13:27

またしても、ガスがきれいに晴れました。山頂付近としては、今日一番の展望です。

8/22 13:31

ハイカーさんが立ち止まって、コルからの景色に見入ってました。

8/22 13:34

コルから北西側に見える稜線。ガスが境界をぼかしちゃってますが、勝手に想像中・・白根、谷川、苗場、・・・

8/22 13:34

青空の力を借りて、今日一番の稜線ショット。
この先にあるピークに登りきると

8/22 13:41

小至仏山到着！こちら、表面？正面（写真の奥側）は東。

8/22 13:40

このピークは2162mですね。こちら、モニュの裏面。写真の奥方向、西を見ている感じ、でしょうか。

8/22 13:47

山頂から西側です。ここからの風景をご存じで想像力が効く方がうらやましい・・さ、下山しましょ。その前に、ぐるっと撮り納めします。

8/22 13:47

中央右のちょっぽりは笠ヶ岳ですかね。その左奥には、右から甲武信ケ岳、武尊山、大菩薩嶺なんかが見えるはず。

8/22 13:48

そしてさらに左（南）へいくと、赤城・・。

8/22 13:48

逆に、右（西）に振ったこのアングルでは、南ア、中アの稜線も見えるそうです。（山座同定マップより）

8/22 13:48

振り返って小至仏山。このアングルは北西、くらいでしょう。

8/22 13:49

雨雲があちこちで発達中。。鳩待峠へと少し速足で降りていきます。

8/22 13:59

ハクサンフウロウ。こんな花があったら、すぐに手が止まってしまいます。時間あれば、レンズの付け替えして、マクロで撮るんですが・・。

8/22 14:00

歩きやすい木道。

8/22 14:02

こちらは、オヤマの沢田代の湿原。

8/22 14:14

8/22 14:29

オオハハコですね。細葉かな。。

8/22 14:41

雨に降られることなく下山できました。湧き水で靴を洗い、売店でバッジとお土産を購入しました。鳩待峠発15時20分発のバスよりも少し早めの乗合いタクシーに乗車しました。

8/22 16:50

尾瀬戸倉で新宿行の関越高速バスに遭遇、ラッキー続きで乗車できました！安い、早い、楽！！（写真は、SA休憩中のものです）このバスに乗車直後、ゲリラ的雷雨にあいました。

8/22 21:43

新宿までのバス車中、のんびりさせてもらいました。（この写真の地酒は鳩待峠で買ったお土産、未開封ですよ(笑)）。さりとて4時間の乗車。いやはや、お疲れさまでした！！

撮影機器：

EOS 5D Mark II CANON

装備

MYアイテム

marsee

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 笛 計画書 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

marsee

上信越の百名山、至仏山へ行ってきました。

直前まで予定が組めず、予約必須の高速バスや特急電車が使えなかったので、片道5時間半の行程に。ハイクスタートは10時過ぎ・・・加えて今日は、午後から急発達する雷雲で天気が不安定との予報。山の鼻登山口から田代を抜けて尾瀬ヶ原歩きも絡めたかったのですが、鳩待峠起点の反時計回り周回で至仏山ハントに。
沸き立つ雲が多めでしたが、森林限界以降の登山道では、時折日差しが降り注ぎ、とても暑かったくらい・・。
至仏山から尾瀬ヶ原、燧ケ岳への展望は最高ですね。至仏山〜小至仏山の稜線からも、ガスに阻まれつつも素晴らしい眺望を拝むことができました。今日は一日、雨雲の動きが気になりながらのハイクでした。電波が入るところで立ち止まってはレーダーを見て。ゆっくりしたい気持ちを抑えながら、早めの下山を目指しました。結果的に、雨には会いませんでしたが、バスに乗って帰る途中、強烈な雷雨に会いました。下山中の方々がひどい目に合っていなければよいですが。。

往路のことを思うと憂鬱になりそうだった復路。ところがラッキーなことに、下山を少し早めたことが功を奏し、尾瀬戸倉から高速バスに乗ることができました。安いだけでなく、時間的にも早いですし、第一、楽ちんです。次回、尾瀬歩き＋燧ケ岳ハントを狙うときは、新宿発の高速バスもしくは2355の浅草発東武鉄道で、早朝ハイクを計画したいと思います・・。