木曽駒ヶ岳・宝剣岳



- GPS
- 15:19
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 649m
- 下り
- 642m
コースタイム
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 5:39
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
念願の中央アルプス初上陸。らくらくロープウェイで森林限界突破のらくらく登山〜のはずだった。
天気予報がコロコロ変わるので、なかなか天気が読めない週だったが、金曜夜に急遽中央アルプス行きを決定、会社から帰宅後、急いで用意して出発。菅の台バスセンターの駐車場には3:30頃に到着。まだ結構空きがあった。しかし、その時点で既にチケット売場に並んでいる人数名。マジか。
仮眠を取って4時半頃売場の様子を見に行くと、なんか既に行列できてる!ヤバい!という訳で、急いで準備して、バスに乗る列にザックを置いて順番取りしたあと、チケット売場の行列に並ぶ。これだけ並んでいると、バスの方が先に来ちゃうんじゃないか?と思ったが、最初のバス(臨時便)が6時来てからは、本来の始発、6:15のバスは駒ヶ根駅からの乗客で既にほぼ満車、2-3人だけ乗せて走り去ってしまった。結局、バスに乗れたのは8時近かったか。ロープウェイは30分も待たなかったかな。ロープウェイでは、前に詰めてくださーい、と、もはや新型コロナウィルス感染防止などそっちのけで、乗客を捌くのに精一杯な様子。
9:30にやっと歩きだす。チケット購入の列に並んでから既に4時間以上・・・疲れた。が、初めての千畳敷カール。しかも、ガスってたのが晴れてきた!嫌でもテンションが上がる。
乗越浄土まではかなりの急登。人も多いので、なかなか自分のペースで歩くことができず、疲れる。乗越浄土に着くと、すぐに宝剣山荘、その先に天狗荘。信州側からガスが上がってきていて、遠望は効かない。宝剣岳や中岳も見えたり隠れたり。
少し休憩したら、中岳を越えて駒ヶ岳頂上山荘のテント場へ向かう。結構テント泊っぽい荷物の人が多いから急ごう。
中岳山頂は休憩する人や、宝剣岳側、木曽駒ヶ岳側、双方からの往来で、結構な人数がいた。眼下に見えるテント場には、既に多数のテントが。でもまだまだ張れそう。
テント場でなんとか良さげな場所をゲットし、テントを設営したらまずは木曽駒ヶ岳へ。駒ヶ岳山頂は生憎ガスっていたが、大勢の人で賑わっていた。山頂標識の記念撮影待ちに並び、駒ヶ岳神社の奥院にお参りし、馬の背方面へ下る。分岐から頂上山荘に向かう道へ入り、一旦山荘へ戻ってから今度は宝剣岳へ。
もう一度中岳へ登り返し、宝剣山荘前でヘルメットを装着して、いざ宝剣岳へ。岩場は特に難しくはないが、山頂直下、崖っぷちをトラバース気味に登るところは慎重に。岩場が初めて?っぽい人達で渋滞してた。もうちょっと慣れてから来た方がいいよ。
宝剣岳山頂は狭く、本当の山頂、岩の上は1人しか登れないため順番待ち。登ってみると、ガスで遠望は効かないが、360°の展望。しかし、岩はざらざらした滑りやすい岩質で、掴まるところもあまりない。登るのはいいが、下るときは少し緊張した。
その後、少し極楽平側に下ってみる。翌日、天気が良ければもう一度宝剣岳に登り、極楽平経由で千畳敷カールへ下る予定なので、その下見。最初の按部まで行き、結構面白そうだ、ということで引き返す。実は核心部はこの先だったようだ。
復路は中岳の巻き道を通ってみる。狭くてなかなか険しいじゃないか。ここにも岩場に慣れてなくて、すれ違いにやたら時間のかかる団体が。ロープウェイで気軽に来られるからねー。テント場に戻ると、更にテントが増え、幕営地を求めてさまよう人多数。17時くらいになって到着する人も。テント張る場所あったのかな?早めに来てよかった。さ、担いできた酒飲んで寝よ。
2日目、夜中12時頃はガスっていたが、3:30頃起き出すと、満天の星空!駒ヶ岳に登って朝日を見ようと思ったが、みんな行くみたいだし、良い場所取れなさそうなので、テント場から見ることにした。
日が昇ってからテントを撤収し、7:00にスタート。またまた中岳を巻きます。これで中岳は山頂経由も巻き道も、宝剣岳側、木曽駒ヶ岳側それぞれから通ったことになる。ふふふ。
巻き道が終わると視界が開ける。今日はまだガスが上がってきていないから、南アルプスとその奥に富士山が見える。早く宝剣岳山頂に立ちたい。
まだロープウェイが動いていないから、宝剣岳山頂は比較的空いていた。そして、360°の大展望!空木岳方面の稜線が素晴らしい。三ノ沢岳も存在感があり、行ってみたい。
宝剣岳山頂からは、前日に少し下見した南陵、極楽平方面へ下る。いやー、楽しかった。距離は短いし規模も小さいけど、少し大キレットを彷彿とさせる。西穂〜奥穂のあと、しばらくは安全な所を歩きたいと思っていたが、やはり岩場が恋しくなってしまうようだ。
極楽平から千畳敷カールをロープウェイ駅まで下り、無事帰還。
初めての中央アルプス。木曽駒ヶ岳からは遠望が効かなかったが、宝剣岳は面白く、抜群の展望で、空木岳方面はどこまでも歩いていきたくなる。そして三ノ沢岳、次回は行くぞー!
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