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Yamareco

記録ID: 2552581
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

大平山〜黒檜岳〜社山(銅親水公園からの周回)

2020年09月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:05
距離
20.2km
登り
1,556m
下り
1,552m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:41
休憩
0:21
合計
8:02
8:41
8:45
41
9:26
9:41
17
10:42
10:42
29
11:11
11:11
24
11:35
11:36
32
12:08
12:09
29
12:38
12:38
30
天候 ガス&雨
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
銅親水公園駐車場(23台/無料)
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
松木尾根、社山南尾根は一般登山道ではありません。
また、黒檜岳〜社山も破線ルートとなっています。

●銅親水公園駐車場〜大平山(松木尾根)
尾根取り付きから大平山を過ぎるまでテープやリボンなどマーキング類は
全く目にしませんでした。
銅親水公園駐車場からゲートを越えて北に延びる林道を辿ります。
773の分岐で左にルートをとって安蘇川に沿って進みます。
途中、道が完全に崩落している箇所がありますが、一度沢に降りて林道に復帰しました。
890m付近まで林道を進み、1179.2から東に落ちる尾根から取り付きます。
1179.2でいったん急登が落ち着いた後は、
1356で先ほど歩いた安蘇沢林道を横切ります。
その後は標高をあげるにつれて足元は笹原へと変わります。
尾根の東側に鹿道か作業道か分かりませんが、踏み跡が付いていることが多かったです。
ただ、この踏み跡を辿り過ぎると尾根上に復帰せずにそのまま東側に逸れてしまい、
強引に尾根に復帰することか何度か。
笹は膝下から高くて胸下くらいまでなので、
尾根を忠実に辿った方が結果的に効率が良いかもしれません。

●大平山〜黒檜岳・大平山分岐
大平山を過ぎると初めてマーキングが現れ、黒檜岳からの登山道に合流します。
黒檜岳までは、1954付近からテキトーに樹林帯の中を北に向かい、
尾根が絞れたところで正規ルートと合流しました。
1954から進路を北に変えるとそれまでの笹原から樹林帯へと景色が一変します。
千手ヶ浜方面への分岐を西に進むとすぐに黒檜岳の標識が立っていますが、
さらに奥に200mほど進んだこんもりピークにも黒檜岳の標識があります。
こちらの方がピークらしい感じです。
黒檜岳から縦走路への戻りも稜線を辿るため、あえて元来たところに戻りました。
正式な分岐は自分が辿ったところより西側の1930付近にあり、
こちらへは頻繁に付いているマーキングが導いてくれるでしょう。

●黒檜岳・大平山分岐〜社山(中禅寺湖南岸尾根)
黒檜岳・大平山分岐分岐から気持ちのいい笹原が続きますが、踏み跡が錯綜しています。
1926を経て1820付近の広々とした平坦地の南側を進みます。
ここからは笹原、立ち枯れ、露地など景色が次々と変わります。
1816と1792から下った1740の鞍部付近は迷いやすい印象を受けました。
社山直下は岩場となっています。

●社山〜銅親水公園駐車場(社山南尾根)
社山南尾根は、まっすぐ緩やかに延びる尾根で、松木尾根よりも歩きやすい印象でした。
踏み跡もほぼあります。
1730付近、1568、1290付近の進路を変えるところは注意が必要です。
1200m付近からは背丈ほどある下草がボーボーで
1000m付近で雨量観測所の建物があります。
尾根末端の急斜面は西側に逃げました。
 
銅親水公園よりどんよりスタート
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銅親水公園よりどんよりスタート
ゲートを越えます
ゲートを越えます
手前に1017と奥は中倉山
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手前に1017と奥は中倉山
久蔵川から安蘇川に沿って林道を進みます
久蔵川から安蘇川に沿って林道を進みます
振り返ると備前楯山
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振り返ると備前楯山
林道が突如なくなりました
林道が突如なくなりました
崩落箇所を振り返ります。一度沢に降りて林道に復帰しました
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崩落箇所を振り返ります。一度沢に降りて林道に復帰しました
その後も林道は荒れ気味
その後も林道は荒れ気味
林道歩きの定番
ここから取り付きます。踏み跡は分かりづらい
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ここから取り付きます。踏み跡は分かりづらい
松木沢を挟んで対岸の中倉山
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松木沢を挟んで対岸の中倉山
序盤はこんな感じのところを進んでいきます
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序盤はこんな感じのところを進んでいきます
ワサワサ
既に足元はビシャビシャ
既に足元はビシャビシャ
振り返ると989
モシャモシャ系が続きます
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モシャモシャ系が続きます
振り返って眼下に松木沢と右奥に立派な山容をした備前楯山
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振り返って眼下に松木沢と右奥に立派な山容をした備前楯山
1179.2付近で主尾根と合流すると少し視界が開け、これから進む松木尾根が見えました
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1179.2付近で主尾根と合流すると少し視界が開け、これから進む松木尾根が見えました
この先もしばらくはこんな感じ
この先もしばらくはこんな感じ
中倉山。左にローソク岩、右の鞍部にうっすら孤高のブナ
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中倉山。左にローソク岩、右の鞍部にうっすら孤高のブナ
1179.2を過ぎると下草も踏み跡が少し明瞭になります
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1179.2を過ぎると下草も踏み跡が少し明瞭になります
気持ちの良い尾根です1
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気持ちの良い尾根です1
気持ちの良い尾根です2
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気持ちの良い尾根です2
しかし、お向かいの中倉山〜沢入山は早朝よりもガスが立ちこめています
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しかし、お向かいの中倉山〜沢入山は早朝よりもガスが立ちこめています
1300m付近から足元は笹へ
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1300m付近から足元は笹へ
1356で先ほどまで歩いていた安蘇川林道と再びぶつかります
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1356で先ほどまで歩いていた安蘇川林道と再びぶつかります
林道を越えて忠実に尾根を辿ります
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林道を越えて忠実に尾根を辿ります
途中人工物がありました
途中人工物がありました
いい雰囲気っちゃーいい雰囲気
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いい雰囲気っちゃーいい雰囲気
この辺り一帯の木には防鹿ネットがついていました。尾根の東側についている踏み跡を調子に乗って辿ってるとどんどん尾根から外れていき、尾根上までよじ登るハメに
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この辺り一帯の木には防鹿ネットがついていました。尾根の東側についている踏み跡を調子に乗って辿ってるとどんどん尾根から外れていき、尾根上までよじ登るハメに
標高を上げるにつれて笹の背丈も高くなってきました
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標高を上げるにつれて笹の背丈も高くなってきました
1600m付近まで登ると傾斜が緩み視界が開け始めます
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1600m付近まで登ると傾斜が緩み視界が開け始めます
晴れてたらちょーいいとこなんだろなぁ1
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晴れてたらちょーいいとこなんだろなぁ1
晴れてたらちょーいいとこなんだろなぁ2
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晴れてたらちょーいいとこなんだろなぁ2
晴れてたらちょーいいとこなんだろなぁ3
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晴れてたらちょーいいとこなんだろなぁ3
踏み跡は判然としないので好きなところを進みます
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踏み跡は判然としないので好きなところを進みます
腰くらいの笹をかき分けていきます。靴の中は歩くたびにグチュグチュ
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腰くらいの笹をかき分けていきます。靴の中は歩くたびにグチュグチュ
大平山に到着。と同時に本格的なガスの中に入り雨が降ってきました
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大平山に到着。と同時に本格的なガスの中に入り雨が降ってきました
大平山から先に進むと倒木が増え始め…
大平山から先に進むと倒木が増え始め…
幅広の尾根となります
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幅広の尾根となります
今日初めて見たマーキング
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今日初めて見たマーキング
おっ木漏れ日が!
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おっ木漏れ日が!
こんな天気だから行くかどうか迷いましたが、木漏れ日を見たことで黒檜岳の山頂も踏んでおくことにします
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こんな天気だから行くかどうか迷いましたが、木漏れ日を見たことで黒檜岳の山頂も踏んでおくことにします
1954からは広い樹林帯の中ですが、北に進路をとればそのうちマーキングが現れるはずだから、テキトーに進んでいきます
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1954からは広い樹林帯の中ですが、北に進路をとればそのうちマーキングが現れるはずだから、テキトーに進んでいきます
ありました、ありました
ありました、ありました
黒檜岳の標識。ここは山頂らしくなくて…
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黒檜岳の標識。ここは山頂らしくなくて…
さらに200mほど先に進むと標高が1メートル違う標識が2つ。こっちの方が山頂っぽいんだよね。ここでお昼休憩
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さらに200mほど先に進むと標高が1メートル違う標識が2つ。こっちの方が山頂っぽいんだよね。ここでお昼休憩
正式な黒檜岳・大平山分岐までは頻繁に付いているマーキングが導いてくれます
正式な黒檜岳・大平山分岐までは頻繁に付いているマーキングが導いてくれます
途中から正規ルートを外れて元来た場所に戻ってから正式な分岐に向かいます
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途中から正規ルートを外れて元来た場所に戻ってから正式な分岐に向かいます
正式な分岐
ここから中禅寺湖南岸尾根に入ります
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ここから中禅寺湖南岸尾根に入ります
窪地の南側を進みます。この先の1816付近はガスっていると迷いやすく、前回も今回も道を間違いそうになりました
窪地の南側を進みます。この先の1816付近はガスっていると迷いやすく、前回も今回も道を間違いそうになりました
1792への登り
正面に見えている1760ピークに思わず進みそうになります
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正面に見えている1760ピークに思わず進みそうになります
1750の岩峰を通過
社山との鞍部まで笹原を下ります
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社山との鞍部まで笹原を下ります
この辺りはガレ場
この辺りはガレ場
社山へ登り返してしばらく岩場ですが、山頂直下は再び穏やかに
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社山へ登り返してしばらく岩場ですが、山頂直下は再び穏やかに
山頂が見えてきました
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山頂が見えてきました
社山山頂に到着
なーんにも見えないからすぐに下山開始
なーんにも見えないからすぐに下山開始
傘が泣けるぜ
社山南尾根から下ります
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社山南尾根から下ります
こちらも雰囲気が良い尾根です
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こちらも雰囲気が良い尾根です
松木尾根と比べると歩きやすい印象です
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松木尾根と比べると歩きやすい印象です
急なところがほとんどなくて登りで使っても良さそう
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急なところがほとんどなくて登りで使っても良さそう
最初は笹ですが…
最初は笹ですが…
標高を下げるとファサファサ系へ
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標高を下げるとファサファサ系へ
この辺りからザーザー降りに
この辺りからザーザー降りに
標高を下げるとガス帯よりも下に出て雨は止んでくれました
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標高を下げるとガス帯よりも下に出て雨は止んでくれました
踏み跡も比較的明瞭
踏み跡も比較的明瞭
さらに標高を下げると下草ボーボー系に
さらに標高を下げると下草ボーボー系に
1150m付近まで下ると親水公園が見えました。ここで少し休憩
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1150m付近まで下ると親水公園が見えました。ここで少し休憩
1000m付近まで下ると雨量観測所の建物があります
1000m付近まで下ると雨量観測所の建物があります
こんな標識もありました
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こんな標識もありました
だいぶ下ってきたなぁ
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だいぶ下ってきたなぁ
尾根末端はずり落ちながら林道へ。林道が見えてホッとしたところでパチリ
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尾根末端はずり落ちながら林道へ。林道が見えてホッとしたところでパチリ
下界はこんな感じでアッチーチー
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下界はこんな感じでアッチーチー
一度乗ってみたいな
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一度乗ってみたいな
前回松木沢から皇海山を周回した時、下山してからドボンしたところ
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前回松木沢から皇海山を周回した時、下山してからドボンしたところ
結局、標高の高いところは終日雲に覆われていたようです
結局、標高の高いところは終日雲に覆われていたようです
ガラガラの駐車場まで戻りました。お疲れ〜
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ガラガラの駐車場まで戻りました。お疲れ〜

感想

夏休みに松木沢から皇海山〜庚申山〜中倉山を周回した時に、
石塔尾根から松木沢を挟んで対岸に立派に見える大平山が気になっていました。
山頂から松木沢へとなだらかな尾根が続いていて、山頂付近は緑がこんもり。
気持ち良さそうだなあと。
帰って調べてみると、松木尾根と呼ばれる尾根で歩けるらしい。
さらに社山から南に延びる尾根も使えて足尾方面から周回できそうだ。
黒檜山〜社山の中禅寺湖南岸尾根は、4年前の紅葉時季に歩いたことがありました。
残念ながらその時はちょうどこの区間だけガスってしまいました。
でも好天の日歩くとチョー気持ちいい感じのルートだったことは覚えていて、
足尾と日光をつなぐことも兼ねて
今回の周回ルートを歩くことにしました。

残念ながら、今回もガス日和となってしまいましたが、終日誰とも会うこともなく、
晴れた日に歩くと気持ちの良いことこの上なし、
という感じはビンビンに伝わってきました。
紅葉の時季にもう一度komemameと歩いてもいいなぁと、
今回はその下見ということで自分を慰めて下山しました。
 

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