西穂高岳〜スピリチュアルな山の天気に感動！

2020年09月05日(土) 〜 2020年09月06日(日)

• GPS: 07:49
• 距離: 9.2km
• 登り: 953m
• 下り: 943m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:32
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:33

13:25 西穂高口
13:55 13:56 旧ボッカ道分岐
14:58 西穂山荘

2日目

• 山行: 6:17
• 休憩: 2:09
• 合計: 8:26

4:30 西穂山荘
5:58 6:10 西穂独標
6:50 6:55 ピラミッドピーク
7:18 7:23 チャンピオンピーク４峰
7:49 8:04 西穂高岳
10:03 10:59 西穂独標
11:04 11:40 西穂山荘
12:56 ゴール地点（西穂高口）

天候

晴れ　時々曇り　時々小雨

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新穂高温泉駅から西穂高口までロープウエイ

コース状況／危険箇所等

岩稜登山コースなので、それなりの経験は必要かと思います。

写真

9/5 12:49

午後1時前に新穂高ロープウェイ駅に到着、やや雲多いながらも好天気です。駅舎裏には笠ヶ岳が望めます。

9/5 13:22

ロープウェイ乗車、笠ヶ岳を背に高度が上がります。

9/5 13:22

右手には上高地の霞沢岳？　それとも　焼岳？

9/5 13:22

見えた！　西穂高岳！

9/5 13:28

ロープウェイを降り、西穂高山荘に向けて、山行開始。

9/5 13:38

展望案内図が有りましたが、この時は雲が掛かり残念。。。

9/5 13:39

ヤマハハコ

9/5 13:47

ゴゼンタチバナの実

9/5 13:48

オオカメノキの実。秋の気配が・・・。

9/5 13:54

山荘までは1時間半ばかりの樹間の山路

9/5 14:21

小さなアップダウンの後、最後は急登、山荘到着です。

9/5 16:52

最後に小雨に降られましたが、直ぐに上がり、夕刻、山荘前には（二重の）虹が出現！

9/5 17:36

夕食。パーティションに区切られコロナ対策が取られています。山荘の主人、元気象庁庁に勤められていた方、西穂高を特定した明日の天気を詳しく説明して頂きました。

9/6 4:51

翌朝は早起き、ヘッドライト、ヘルメットを装着して4：30出発です。

9/6 4:55

いよいよ夜明け

9/6 5:22

雲は多めながらも、まずまずの天気。後方には焼岳・乗鞍岳。

9/6 5:23

笠ヶ岳方面の空は朱に染まります。北西の方角なのでモルゲンロートとまでは行きませんでしたが・・・。

9/6 5:27

でもメンバー感激！

9/6 5:42

遠くに独標（右）、ピラミッドピーク（左）。　これはズームアップしたもので、あそこまでは　まだまだ・・・。

9/6 5:43

こちら、乗鞍岳をクローズアップ。

9/6 6:07

とかなんとかで丸山を経由、独標到着。西穂高主峰が第1峰で、ここは第11峰。

9/6 6:08

これからが　いよいよ岩稜コース本番、先ずは左手ピラミッドピーク第8峰（左手）を目指します。右手奥には西穂高主峰。

9/6 6:18

第10峰より独標を振り返る。

9/6 6:18

笠ヶ岳

9/6 6:21

9峰へ

9/6 6:29

10峰を振り返る。

9/6 6:30

9峰から8峰（ピラミッドP)へ、いったん下ります。

9/6 6:34

直後に、小さな一枚岩をトラバース。ホールド、スタンスを確認しながら慎重に。ちょっとしたスリル体験です。

9/6 6:38

ピラミッドPを目指しての登りです。

9/6 6:48

第8峰、ピラミッドP到着。

9/6 6:55

ひと休憩後、第7峰へ。登り切った先には鎖場が有り、左手（飛騨側）に巻きます。

9/6 7:00

西穂山頂が顔を出しました！

9/6 7:12

稜線の左側、飛騨側を進みます。第6峰を過ぎ、ガレ場が続きます。

9/6 7:18

第4峰、チャンピオンPです。

9/6 7:22

隣りの笠ヶ岳は　ほぼ目の高さ。その左手、肩越しの雲海の中には・・・

9/6 7:22

遠く白山が！

9/6 7:22

第3峰は頂上直下を巻きます。この辺りは、コース道幅が狭くてガレているので、踏み外さないように細心の注意が必要です。

9/6 7:23

これは双六岳方面。でも楽しむ余裕は無し！

9/6 7:31

第2峰は左、飛騨側を巻きます。

9/6 7:39

いよいよ主峰直下の岩場、クライマックス！

9/6 8:00

西穂高山頂到着！　これで穂高5岳（奥穂、前穂、北穂、西穂、涸沢岳）を全て登り切ったことになり大感激、ガッツでした！！

9/6 7:51

北の方角、目の前には奥穂高に至るジャンダルム、そして左手には槍ヶ岳。

9/6 7:52

そのジャンダルム（中央、台形っぽいピーク）方面。その右手肩越しには、奥穂高。

9/6 7:52

さらに右手には前穂に続く吊尾根。

9/6 7:52

前穂高岳

9/6 7:52

奥穂高の左には、ドーンと槍ヶ岳。左遠くは立山連峰。

9/6 7:57

存在感有りますね。

9/6 7:57

ジャンダルムの手前は、最近の地震で、一部崩れている箇所があるとか。特に赤い地肌の辺り。

9/6 8:05

さて、下山開始。正面は焼岳に続く稜線。遠くに乗鞍岳。

9/6 8:54

下山途中、笠ヶ岳方面に二重の虹が架かりました！　昨日の夕べの虹といい、今日の朝の虹といい、スピリチュアルな体験で感激です。

9/6 9:02

西穂山頂に名残り惜しみつつ・・・

9/6 9:02

7峰手前で休憩しているところ。

9/6 9:16

7峰手前（下山時）の鎖場。

9/6 9:44

ピラミドPに向かいます。

9/6 10:07

独標が見えてきた辺りからガスが。（以下省略）

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

matsutakesan

穂高5岳で登り残した西穂高岳。昨年・今年と、雨、台風、コロナ渦、ロープウエイ運行中止と登山中止に見舞われること4度。今回最後の挑戦で、やっと5回目で念願を果たしました。今回も台風が九州に近づき天気予報も雨も予測され、せいぜい独標止まりも覚悟。が、なんと予想外に天気が持ち、順調に登山ができ、達成感もひとしお。晴れ、曇り、小雨と、山の天気は変わりやすかったのですが、その代わり、夕べの虹、朝焼け、朝の虹・・と、通常の山行では、めったにお目にかかれない、自然のスピリチュアル（ちょっとオーバーですが）を感じた、76歳、感動の山旅でした。