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Yamareco

記録ID: 257751
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積雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

新雪たっぷりの御在所岳本谷(#4)、下りは楽してロープウェイで

2013年01月04日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:01
距離
8.5km
登り
1,176m
下り
1,175m

コースタイム

7:25ロープウェイ湯の山温泉駅駐車場−8:29〜40御在所山の家−9:53不動滝
−11:18〜40ジョーズ岩−12:30一ノ谷新道出合−12:30〜13:25山頂公園(アゼリア)
−13:38〜42御在所岳山頂−14:00〜15ロープウェイ山上公園駅
−14:30ロープウェイ湯の山温泉駅
天候 麓は晴れ、山頂付近は雪(強風)
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 東名阪自動車道の四日市ICで降りて右折、国道477号線を西進し、鈴鹿スカイライン
入口交差点を直進し、県道752号線から577号線に入り涙橋を渡った寿亭手前の坂を車が
上がることができずに引返し、ロープウェイ駐車場に止める。
コース状況/
危険箇所等
 登山ポストは、中道登山道入口にあります。

 バリエーションルートです。基本的にはテープの目印がありますが、あくまでも夏
ルート用ですので、冬場は所々で違ったルートを進みます。あまりテープを信じずに
歩きましょう。

 下山後の温泉は、「希望荘」の温泉に浸かりました。500円でタオル付きです。
山上館からケーブルカーに乗って本館に移動して浴場へ。露天風呂は広くて眺めも最高
です。
ロープウェイ湯の山温泉駅駐車場
天気が良さそうなので期待して出発
2013年01月04日 07:18撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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ロープウェイ湯の山温泉駅駐車場
天気が良さそうなので期待して出発
しかし、山頂方面はこんな感じ
本当に良くなるのか?ちょっと不安が・・・
2013年01月04日 07:27撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 7:27
しかし、山頂方面はこんな感じ
本当に良くなるのか?ちょっと不安が・・・
まずは登山口に向う
一合目の指標を初めて見た
2013年01月04日 07:37撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 7:37
まずは登山口に向う
一合目の指標を初めて見た
蒼滝不動と蒼滝茶屋
こんなのがあるのを初めて知った
2013年01月04日 07:46撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 7:46
蒼滝不動と蒼滝茶屋
こんなのがあるのを初めて知った
裏道登山口に出ます
2013年01月04日 07:56撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 7:56
裏道登山口に出ます
旧料金場横の駐車場はこれだけしか登って来ていない
我々もここまで来る予定だったが、車が坂を上がらずにロープウェイ駐車場へ
2013年01月04日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 8:22
旧料金場横の駐車場はこれだけしか登って来ていない
我々もここまで来る予定だったが、車が坂を上がらずにロープウェイ駐車場へ
御在所山の家
2013年01月04日 08:29撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 8:29
御在所山の家
本谷へ
2013年01月04日 08:41撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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本谷へ
ルートを探しながら進みます
岩の上に新雪が積もっているので、足場が定まりません
2013年01月04日 08:55撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 8:55
ルートを探しながら進みます
岩の上に新雪が積もっているので、足場が定まりません
途中の滑滝です
いつもは左岸を登っていたと思ったが・・・
2013年01月04日 09:17撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 9:17
途中の滑滝です
いつもは左岸を登っていたと思ったが・・・
この下が不動滝
ここは右岸を高巻きます
2013年01月04日 09:53撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 9:53
この下が不動滝
ここは右岸を高巻きます
岩には下に向かうように矢印がありますがNG
ここは×の方向に進みます
2013年01月04日 09:55撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 9:55
岩には下に向かうように矢印がありますがNG
ここは×の方向に進みます
この核心部は、例年になく難しかった
2013年01月04日 10:27撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 10:27
この核心部は、例年になく難しかった
左手の木の出っ張りを持ち、バイルを打ち込んで身体を持ち上げます
2013年01月04日 10:45撮影 by  DSC-WX5, SONY
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1/4 10:45
左手の木の出っ張りを持ち、バイルを打ち込んで身体を持ち上げます
上から撮影
左手の木の出っ張りがポイント
2013年01月04日 10:42撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/4 10:42
上から撮影
左手の木の出っ張りがポイント
前爪を効かせながら上段に上がりますが、本来ある狭い棚が雪で埋まり、斜めになっているので、うまく立ち上がることができません
2013年01月04日 10:46撮影 by  DSC-WX5, SONY
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1/4 10:46
前爪を効かせながら上段に上がりますが、本来ある狭い棚が雪で埋まり、斜めになっているので、うまく立ち上がることができません
この後、ホールドが見当たらない
2013年01月04日 10:42撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/4 10:42
この後、ホールドが見当たらない
意を決して身体を持ち上げます
失敗したら、数十m落下
2013年01月04日 10:43撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/4 10:43
意を決して身体を持ち上げます
失敗したら、数十m落下
ジョーズ岩
2013年01月04日 20:15撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 20:15
ジョーズ岩
下から潜り抜けます
(ザックは外して持ち上げます)
2013年01月04日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 11:19
下から潜り抜けます
(ザックは外して持ち上げます)
振り返ると四日市方面は晴れ
2013年01月04日 20:15撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 20:15
振り返ると四日市方面は晴れ
最後の直登
2013年01月04日 20:15撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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最後の直登
真ん中右寄りに薄っすらと富士山が見えます
御在所からも見えるんですね
2013年01月04日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 11:54
真ん中右寄りに薄っすらと富士山が見えます
御在所からも見えるんですね
いつもはここを右に曲がってロープウェイ横を歩きますが、今回は直進
2013年01月04日 12:12撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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いつもはここを右に曲がってロープウェイ横を歩きますが、今回は直進
霧氷がきれいです
2013年01月04日 20:15撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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霧氷がきれいです
山上公園に到着
2013年01月04日 12:35撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 12:35
山上公園に到着
噂のアゼリアのカレーうどん900円
2013年01月04日 12:58撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 12:58
噂のアゼリアのカレーうどん900円
御在所岳山頂(三角点)
2013年01月04日 13:38撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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御在所岳山頂(三角点)
霧氷
2013年01月04日 13:42撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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霧氷
鎌ヶ岳
2013年01月04日 13:46撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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鎌ヶ岳
氷瀑
2013年01月04日 13:54撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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氷瀑
霧氷
2013年01月04日 14:00撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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霧氷
ロープウェイから本谷を見下ろす
あんなところを登って来たのかと、全員で感心する
2013年01月04日 14:16撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 14:16
ロープウェイから本谷を見下ろす
あんなところを登って来たのかと、全員で感心する
真ん中が本谷
こう見ると、本当に急ですね
2013年01月04日 20:15撮影 by  Canon PowerShot SX210 IS, Canon
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1/4 20:15
真ん中が本谷
こう見ると、本当に急ですね

感想

 恒例となった、年初の本谷も今年で4回目。初参加のS君、十数年振りの雪山登山の
Nさんが参加し、8人のメンバーでの山行となった。昨日降った雪が岩の上に乗って
いるだけで、下が凍っていなかったのでアイゼンを効かせにくく、今までで一番難し
かったと思う。

 同好会の山行ということで会社の車を借りて行ったが、スタッドレスを履いている
ことは出発前に確認はしたが、サイプが全くない状態だったため、涙橋先の上り坂を
上がることができず、旧料金場横の駐車場からの出発をあきらめ、ロープウェイ
湯の山温泉駅の駐車場に車を止めて歩き出す。

 いつもであれば10分で到着する御在所山の家だが、この日は1時間もかけてやっと
たどり着く。その上、この先のトレースは全くない。とにかく、記憶とテープを頼り
に登って行く。歩き出してすぐにテープは沢に下る方向に付いていたが、こんなん
だったか?と疑問に思いながら先頭について行く。途中、違うルートから来た3人組
にあっけなく抜かれ、テープ通りに歩いてきたはずの我々の苦労は何だったのか?
と思いながら後について行く。早めにアイゼンを装着して登って行くが、足元が緩く
ペースが上がらない。途中、先行するグループがアイゼンを装着している時に先行
させていただくが、核心部の滝を高巻くところでザイルを出している間に追いつか
れ、かなり時間がかかりそうだったので先行していただく。話をしていても、かなり
コースを熟知されているグループのようだ。この部分で、S君がかなり手こずった
が、実際に自分が登ってみると、今までにない難しさを感じた。一段上に上がった
ところの細いトラバース帯に雪が積もっていて、ここが斜めになっているので、足を
置こう押しても岩から体が剥がされてしまう。ここで落ちたら、数十mは滑落すると
思われるポイントなので、慎重に手がかりを探すが見当たらない。意を決して立ち
上がり、何とか手がかりを見つけてその先の木につかまりながらトラバースする。
立ち上がる時、一瞬身体が剥がれかけた時は本当に焦った。この先、こんなロープ
あったか?という箇所が数箇所あったが、この雪の柔らかさではロープに頼らなけ
れば難しいポイントが多かったように感じた。ロープウェイ山上公園が見えてから
が思った以上に時間がかかるが、今回は谷をそのまま直登する。

 谷にいるときは全く風が入ってこなかったので、気持ちよく歩くことができたが、
山上公園に上がると、いきなりの強風が吹きつけてくる。そんな中、そり遊びの
ファミリーが多くいるのには驚いた。今回は、レストラン「アゼリア」で噂のカレー
うどんをいただいたが、噂にたがわず、おいしかった。腹も膨れ、山頂で記念撮影
して下山することに。時間も遅かったこともあったが、登山口からロープウェイ駅
の駐車場まで戻ることを考えると、全員一致でロープウェイで下山することに。自分
達が登って来た本谷を上から見て、改めて傾斜のきつさを感じることができた。

 下山後の温泉、噂の「アグアイグニス」も考えたが、「希望荘」の方が安くて
眺めもいいということなので、こちらの温泉へ。露天風呂からは四日市の街を
見下ろすだけでなく、南アルプスも見えて大満足。これからはこちらかな。

 4回目の年初の本谷、毎年違った顔を見ることができ深みにはまりそうだが、今年
初めて参加のメンバーにとっては、かなりシビアな山行になったと思う。これに懲り
ることなく、また来年も参加してくれるかな?

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コメント

いろんな表情があって面白かった。
行く時行く時でいろんな表情があって面白かったです。軽く岩に乗っていただけの雪に苦労しましたね。おかげでアイゼンのスノープレートが割れてしまいました。本谷で堕落していた体が少々目覚めました。段を越す時のKAMEさんの真剣な表情に後続のとかげの仲間はビビっていました。楽しかったです。お疲れさまでした。
2013/1/6 14:07
本当にヤバいと思いました
 あの核心部、本当にヤバいと感じました。だから、いざというときにはいつでもザイルにを掴めるような体制を取りながら思い切って立ち上がりました。いや〜、久しぶりにハラハラドキドキの一瞬でした。

 でも、やっぱりやめられませんね〜。
2013/1/6 16:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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