大日岳・奥大日岳・立山（称名滝〜、富山県）

2020年09月20日(日) 〜 2020年09月21日(月)

• GPS: 20:49
• 距離: 30.5km
• 登り: 3,445m
• 下り: 1,981m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:59
• 休憩: 2:20
• 合計: 12:19

7:04 称名滝バス停
7:15 7:21 大日岳登山口
8:16 8:29 牛ノ首
9:26 9:50 大日平山荘
12:46 13:21 大日小屋
13:34 13:38 中大日岳
13:44 13:44 七福園
15:09 15:36 奥大日岳三角点
15:47 15:57 奥大日岳
16:06 16:11 カガミ谷乗越
16:17 16:17 ２５１１ｍピーク
16:43 16:44 室堂乗越
16:57 16:57 新室堂乗越
17:12 17:12 浄土橋
17:52 17:57 雷鳥沢キャンプ場
18:02 18:09 雷鳥沢ヒュッテ
18:15 18:18 雷鳥沢キャンプ場
19:23 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

称名滝への称名道路は夜間通行止め
5月〜6月、9月〜11月までは7時から18時まで通行可能
（7,8月は6時〜19時まで。冬季は閉鎖、料金無料）
今回、帰りに利用した室堂〜立山駅、片道のバス・ケーブルカー料金は2,470円
立山駅〜称名滝までのバス料金は500円でした。

コース状況／危険箇所等

登山道は全体的にしっかりしてます
道標はそれほど多くありませんが、要所にはありました。
称名滝から登り切った牛首付近は、少し滑りやすそうな細い道でした。
ハシゴも何箇所かありました。

その他周辺情報

立山駅から9kmほど下って、少し登ったところにある亀谷（かめがい）温泉、白樺ハイツでお風呂
大人620円
硫黄の冷泉を沸かしたお湯で、源泉の硫黄泉の浴槽もあり。少し硫黄のにおいがしました。
ネットを見ていたら、老朽化、コロナによる経営難などにより、2021年３月で閉館になるようです。
この周辺に来たときは、いつも利用させてもらってたので残念
硫黄の鉱泉だけでも、もったいないので活かしてほしいです・・

・・と思っていたら、地元有志の熱意により、温泉施設だけ残されることになったようです！
また是非利用させていただきます！

写真

9/20 6:46

7時前、称名道路ゲート前で開門待ち
昨晩、12時ごろ着いて、ここで車中泊

ゲート下で夜中に車を走らせていたら、前を走る黒い動物発見！
良く見ると、必死に走るクマでした。
危うくクマをひきそうになりましたが、急ブレーキで何とか回避。危ないところでした。

9/20 7:01

駐車場に車を止めて登山開始
1kmほど舗装路歩き

9/20 7:06

称名滝が、少し見えました

9/20 7:17

登山口から山道へ

9/20 7:50

最初はそれほど急でなく、歩きやすい道
1年ぶりのテント泊装備なので、ゆっくり歩く

9/20 8:17

だんだんきつくなってきます

9/20 8:18

一部、注意箇所あり
ただ全体的にはそれほど問題ない道です

9/20 8:19

薬師岳の頭が見えてきた

9/20 8:26

牛首に到着
尾根に出ました

9/20 8:37

少し急な所あり

9/20 8:42

大日平に出ました
緩やかな木道を歩く
遠くに立山が見えました

9/20 8:49

薬師岳
天気は曇りだけど見えて良かった

9/20 9:10

大日平山荘が見えてきました

9/20 9:11

大日岳方向

9/20 9:17

9/20 9:17

大日平の歩いてきたなだらかな道
奥に鍬崎山

9/20 9:20

これから登る大日岳

9/20 9:26

大日平山荘で休憩
ここは営業中。後から思えばビールでも買っといたらよかったな

9/20 9:51

休憩後、上へ
ちょっと晴れてきた

9/20 9:56

沢を越える

9/20 10:37

緩い登りからきつい登りへ

9/20 11:16

前もバテたけど、しんどい登り
荷物が重いのでこたえます
でもそれほど暑くないので、水分はそれほど減りませんでした

9/20 11:21

ちょっと上の方で沢を何回か通過
冷たい水で体を冷やしました

9/20 11:24

弥陀ヶ原と奥に薬師岳

9/20 11:31

鍬崎山

9/20 11:32

山頂望遠

9/20 11:44

ようやく稜線が見えてきた

9/20 11:46

9/20 12:27

大日岳が見えてきました

9/20 12:46

稜線に出た
剱岳が見えました！
ちょっと時間がかかったけど、見えて良かった

9/20 12:46

望遠

パノラマ

9/20 12:53

白馬岳

9/20 12:58

山頂望遠

9/20 12:53

毛勝山

9/20 12:59

早月尾根望遠
よく見ると昨年テント泊した早月小屋が見えました

9/20 13:18

大日岳

9/20 13:19

大日小屋
コロナで今年は営業休止
残念

9/20 13:26

中大日岳への登り

9/20 13:33

中大日岳到着
立山方向の展望が広がる

9/20 13:33

立山
素晴らしい眺め

パノラマ

9/20 13:33

奥大日岳
これから歩く稜線
鞍部まで100mほど下って、200mの登り

9/20 13:34

ずっと剱岳を眺めながら歩く

9/20 13:49

立山も
立山から弥陀ヶ原の眺めも最高です
このルート、最高の展望コースです

9/20 14:01

奥大日岳
鞍部への下り

9/20 14:04

少し険しく急な下り

9/20 14:24

大日岳を振り返る

9/20 14:44

南側の展望が開ける

9/20 14:44

望遠
遠くに槍ヶ岳が見えてきました

9/20 15:01

9/20 15:03

奥大日岳まで近そうですが、なかなか着きません

9/20 15:06

ようやく山頂が見えてきた

9/20 15:33

やっと奥大日岳に到着
標高2606m
誰もいない山頂
時間が遅かったのか、中大日から奥大日まで誰にも会いませんでした

9/20 15:13

ここからの剱岳、最高の眺めです！
今まで見た剱岳で一番の眺めかな

9/20 15:15

富山湾

9/20 15:47

五龍岳が見えました

9/20 16:04

室堂へ
基本、下りですがここも距離があります

9/20 16:14

奥大日岳を振り返る

9/20 16:16

ずっと立山を眺めながら歩く
素晴らしい展望ルートです

9/20 16:23

今日の剱岳は見納め
また明日見れるかな

9/20 16:55

新室堂乗越から室堂へ下る

9/20 16:52

雷鳥沢キャンプ場が見えてきた

9/20 17:10

ようやく雷鳥沢に到着
ちょっと遅くなりました

9/20 17:39

夕方、張ったテントの中から
曇っていたけど、少しだけ陽があたりました

9/21 2:51

8時頃寝たら12時頃目が覚めました
その後、あまり寝られず
3時前にテントを出ました
稜線まで500mほどの登り

9/21 2:54

ヘッドランプをつけてゆっくり登る
気温7度ぐらいか
風が無く寒くはありませんでした

9/21 3:22

雷鳥沢キャンプ場

9/21 4:20

稜線の剱午前͡小舎に到着
日の出も遅くなって、まだ真っ暗
ここで軽くパンとコーヒーで朝食
気温は3度ぐらい？
稜線に出ると、風が少しあって、かなり寒く感じました
小屋は予約宿泊対応のみで、売店営業もしてないとのことでした

9/21 4:55

剱岳にかかっていた雲が取れてきました
登山者の灯りが見えました
すごい登りですね
この辺りで雷鳥の鳴き声してたけど、暗くて見えませんでした

9/21 5:12

別山へ
夜が明けてきて剱岳が見えてきた

9/21 5:13

剱沢キャンプ場望遠

9/21 5:13

立山には雲がかかったまま

9/21 5:28

別山南峰に到着
標高2874m

9/21 5:29

剱岳にも雲がかかってきました

9/21 5:35

東側、鹿島槍が見えた

9/21 5:40

立山にかかっていた雲も取れてきました
日の出の時間ですが、太陽は見えず

別山から100mほど下り
少しだけ急な所あり

9/21 5:51

真砂岳へ100mほどの登り
霧が出てきました

9/21 6:23

真砂岳に到着
標高2861m

9/21 6:33

真砂岳の下、内蔵助山荘が見えました
ここも今年は営業していないそうです

9/21 6:54

立山へ
きつそうな登り

9/21 6:55

室堂と大日岳に陽が当たってきました

9/21 6:58

内蔵助氷河

9/21 7:16

白山望遠
きれいに見えました

9/21 7:46

3000mの稜線に出て
立山最高峰、大汝峰に到着
標高3015m

9/21 7:51

別山の奥、剱岳も見えてきました
下の大汝休憩所は営業してませんでした

9/21 7:51

剱岳望遠

9/21 7:51

左、富士の折立
右奥、白馬岳

9/21 7:52

昨日登ってきた大日〜奥大日岳

9/21 7:53

雷鳥沢キャンプ場

9/21 8:00

東側、後立山連峰

9/21 8:03

南アルプス

9/21 8:03

八ヶ岳
富士山はぼんやり見えるぐらいでした

9/21 8:02

南側

9/21 8:05

雄山と奥に薬師岳

9/21 8:07

今年行く予定だった黒部五郎岳
来年は登りたい

9/21 8:07

笠ヶ岳と奥に御嶽

9/21 8:07

水晶岳と奥に乗鞍

9/21 8:07

槍ヶ岳と穂高望遠

9/21 8:08

蓮華岳と針ノ木岳

9/21 8:16

五龍

9/21 8:17

鹿島槍

9/21 8:14

みくりが池望遠

9/21 8:34

下山

9/21 9:06

大走りコース下り
一部、急な所あり
登りはきつそうです

9/21 9:18

立山方向
どこから見ても絵になる山です

9/21 9:26

9/21 9:50

だいぶ下ってきました
山頂から標高差700mあったので疲れました

9/21 9:50

少しはテント数が減ったみたいです

9/21 10:25

立山をバックに最高のキャンプ場です
アクセスがいいので、混むときはひどいのが難点ですが

9/21 10:26

9/21 11:27

テント撤収してバスターミナルへ
今度は残雪のある時期に来よう

9/21 11:33

雷鳥荘付近
2012年ごろから火山ガスの噴出が増加しているようです
火山ガスのにおいがしていて、ちょっと息苦しさを感じました
警報ランプはついてませんでしたが

9/21 11:33

地獄谷望遠
温泉に入りたかったけど、また今度

9/21 11:37

ターミナルまで、階段の登り下りの繰り返しが疲れます

9/21 11:38

ただ景色は素晴らしい

9/21 11:55

雷鳥荘近く
火山ガスのせいか、広い範囲でハイマツとかが枯れてました

9/21 12:04

霧が出て立山が見えなくなりました
この後、ターミナルからバスに乗りました
それほど混んでなくて15分ほど待って乗れました

9/21 13:34

バスで美女平に到着
ケーブルカーで下へ

9/21 14:44

立山駅から称名滝行きのバスで駐車場に戻りました
称名滝駐車場が満車で渋滞していて時間かかりました

9/21 15:16

桂台料金所脇の食堂でイワナの唐揚げを注文
骨まで揚がっていておいしかったので、残さずいただきました

撮影機器：

FUJIFILM XQ1 富士フイルム

D7500 ボディ ニコン

感想

meirou

連休、テント1泊で奥大日岳から立山へ
元々は黒部五郎岳に行きたかったけど、黒部五郎小屋のキャンプ場も予約必要で既に満員
立山の雷鳥沢なら広いので、テント張れるかなと思って、立山に変更しました。

天気予報で、北陸は雨の予報が出たりとかですっきりせず、西日本の方が良さそうだったので、四国の石鎚山に変更も考えましたが、それほど悪くなさそうだったので、結局、立山に行くことにしました。

大日岳からのコースは、登山口になる称名道路が夜間通行止めのため、前日夕方入りで早朝からの登山も考えてましたが、立山→石鎚山→立山と前日の夜に予定が決まったので、登山口到着は夜中で、登山はゲートが開く7時からになってしまいました。
4時ぐらいからゲート下より、登り口まで3kmほど歩くことも考えましたが、前夜クマも見たので止めときました。
まあクマはたまたま見てしまっただけで、完全に生息域なんでしょうが。

大日岳に登ったのは10年前くらい。立山もそれぐらいかなと思って調べたら、登ったのは20年前でした。

このコース、ヤマレコの山行計画で調べると、1日目だけで距離10数キロ、累積標高差2000m弱。
早朝から出て、のんびり歩きたい所でしたが、1日目、7時のスタートでは少し余裕のない山行になってしまいました。

歩いてみて、登山口からいきなりの登りですが、大日平山荘までは比較的順調
ただ大日小屋までの登りは、前回もですが、しんどくてバテました。
でも大日岳の稜線に出たら、そこからの道は展望も素晴らしく、疲れも吹き飛びました。
鋭くきれいな形の剱岳と優しい形の立山、それと弥陀ヶ原の素晴らしい眺め
最高の展望コースでした

展望を楽しみすぎて、雷鳥沢のキャンプ場に着いたのは17時過ぎ
既にテント場は満杯で、空いているわずかなすき間にテントを張りました。
（ちょっと傾いてましたが・・）

テント場受付に行こうとしたら、トイレ？水くみ？で長蛇の列
並ぶのは嫌で、10分ほど歩いた所にある雷鳥沢ヒュッテにビールを買いに行ったら、既に売り切れ
（雷鳥沢ヒュッテ下にあった風呂近くのトイレは空いてました）
テントに戻って、ビール無しでつつましい夕食をとって寝ました・・。

翌日は立山へ
早朝から登りだして立山周回
立山山頂まで登ると槍ヶ岳や穂高も見えました。

元々は来たコースを戻る予定でしたが、のんびりしたくなったので、
室堂からバスで下ることに変更しました。

今回、季節は夏も終わり、山も色づきだしてました。
今度は雪の残る緑の時期に、また同じコースを歩いてみたいと思ってます。
せっかくなんで雷鳥沢で2泊以上、のんびりしてみたい