明神洞
- GPS
- 09:50
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:50
天候 | 薄曇と晴れが交互に |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
共同装備 |
7.8mm30m
8mm30m
8mm20m
ジャンピングキット
ガチャ
2-3人用ツェルト
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感想
・遡行図↓
https://note.com/kamadakeisuke/n/nb4eb784996aa
・遡行のテーマ
・先週、奥まで詰め上がることが出来なかったので、今回は詰め上がりたい。但し時間の許す範囲で。
・ヤマレコで「明神滝の右手を直登 …、ハーケンが2個残っており、そこで中間支点を確保できた」という記録を見たので、それにトライしてみたい。先週、残置ハーケンなんか よぉ見つけへんかったし、見つけるだけでも登れずともヨシ。
その記録↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2522834.html
・結果
・明神滝の残置ハーケンを利用して直登でけたし、上まで詰め上がれたし、ヘッドライトなしで下山でけたから、えーとしょーか?
・感想文の別バージョン
http://osakawaraji.jpn.org/?p=7420
・経緯
9月の四連休は今年のお盆の沢登りのやり直しをするつもりで、一人で谷中2〜3泊の沢登りに行くつもりだったが、連休前半の3日間は家族旅になり、最後の1日は沢登りに行かせてもらうことになった。沢の会のメーリングリストで同行者募集するが、いつも通り?!、誰からも反応はなく、その代わりといってはなんやけど、facebookで「ゆる募」と投稿しとったやつにYMNKさんが返信してくれて、一緒に行くことになった。日帰りなら1週前に行った明神洞が やり残した感があったので、そこに行こうかと。で、ロープ登高したことあります?→あります。 ハーケン回収したことあります?→あります。ハンマーは買ぉうと思ってたので買います。→そ、そーなんやー という感じで若干不安感をキープしたままデュオで行くことで話は進んでた。武田ちゃんは、もともと前日にキャニオニングを含んだ伊豆旅の予定があり、「夜行バスの都合で火曜大阪朝6時半発なら行ける」というので、ほな無理やねぇ。となっていたが、「来るなら帰りの交通費おごったんで」というと、ほな行くわ、となったw で、おそらく明神洞史上最弱の体力とゆっても過言ではないであろう3人チームがここに結成された。
・明神滝の直登
写真の説明のとこに書いたことは省く。
書いてないことは以下。
・合羽を自宅に忘れてきた。激シャワークライミングは間違いないので、45〜60lゴミ袋に首と腕を出す穴、計3つ開けて、メッシュベストの下に着た。ないよりは随分マシやったと思うが、腕が むっさ寒かった。登り終わってから1時間くらいは 立ち止まると ずっと震えてた。
・武田ちゃんが、最後の残置ハーケンにかけて黄色のテープスリングを回収できなかった。
・武田ちゃんが、落ち口から滝壺にATC-XPを落とした。
・荷揚げ用の8mm30mロープを襷掛けにして登って、セルフビレイをとり、ビレイ解除後3人分の荷揚げをした。
・リードのロープは30mだったが6mほど余ってた。滝の落ち口からの垂直方向の高さは17mくらいかなと。
・明神滝の次の滝
いちおう、軽くビレイしてもらっといて、滝壺とびこんで、ホワイトウォーターになってるところから水流際左岸側に取りついて登った。で、落ち口右岸側にある残置ハーケンを利用してフィックスして後続二人は右岸側をトラバースして登ってきた。
・その次の滝
釜の左岸側を歩いてる時、YMNKさんがすってんころりんでケツ打ってから釜にドボン。慌てて泳いでた。で、この打ち身が響いたようで、その後の歩行ペースが半分以下に落ちる。ロキソニン服用後、半時間ほどすると歩行速度回復。
・ゴルジュ以後の癒し渓
青空と、赤い岩のナメ。バエる写真撮り放題。結構ながかったな。贅沢な悩み?
・7m+2段4m滝
右岸のルンゼからも巻けそうやったけど、落ち口までのトラバース距離が長くなりそうやったので 左岸側から巻いた。小さい浴槽みたいなのとか、パイプの取付穴があるような建造物?がこの滝の上部にあり、林道も林業小屋跡もないのに謎やなぁと思ってたが、尾根上などで林業ワイヤーが散見されたし、林業関係の小屋が 上部のどこかにあったのかも。
・詰め
いつから藪漕ぎかなぁと気にしてたが、標高差50m程度。詰めの途中まで武田ちゃんは5mm厚のウェット長袖を着ていて、ようやく脱いだが、着替えはウインドブレーカーしかなく、脱いだら?と再三再四いっても、なぜか分厚いライジャケを脱がずに、汗だくで登り続ける。で、バテたみたいで めちゃくちゃ遅くなった。尾根手前の標高差50mが薄めの藪漕ぎやった。二人ともバテてきたのか なかなか登ってこなかった。
・稜線歩き と 谷下降
稜線には赤テープがところどころにつけられてた。踏み跡は明瞭だったが、藪漕ぎを要した。ナタ目があり、足を滑らせて体勢を崩した時など、ナタ目が目や顔に刺さりそうになり危なかった。明神山の山頂を過ぎて、標高差20mほど下って北北西向きの尾根にきちんと乗ってからは、藪漕ぎなしで かなり歩き易くなった。仕事道なんかな?参考にしてた松原さんの記録だと山頂から少し降りてから斜面に出てたが、稜線が歩き易かったのでコルまで辿り、そこから西向きに下降を始めた。歩き易かったし、沢床上部はザレザレ斜面やったので このほうが楽やったのではと想像してる。
下降を始めて暫くは緩い斜面の疎林で とても歩き易い。ザレザレ斜面の下部で沢床に立ち、そこからは水の流れる小谷をどんどん降りていった。亀の歩みだった武田ちゃんも、明神山から下りだしてからは少し速くなった。
武田ちゃんとYMNKさんは一ヶ所 6m懸垂をしていた。
曇ってるせいか5時半頃には谷中はかなり暗くなってきてたが、足元が見えるウチになんとかF1の川原まで戻ってこれた。
・エピローグ
車の横での着替え中に真っ暗になり、ヘッドランプを点けた。
武田ちゃんが入りたがってた うすずみ温泉は19:00受付終了で入れず、台湾料理で空腹を癒してから帰途。台湾料理屋は、レタスチャーハンが美味しいというイメージを持っていたが、そのイメージは見事に覆された。
https://goo.gl/maps/qd6Gf3WKuhmWxnH87
武田ちゃんだけは卵と法蓮草の炒め物定食だったか、美味しい美味しいとゆってたと思います。多分。
帰りは養老SAからはYMNKさんが運転してくれました。ありがとうございました。下山が遅くなったことが功を奏して四連休の渋滞はギリギリ回避できた。
コメント
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私の記録にコメントありがとうございました。こちらから返信のつもりでお邪魔致します。
明神滝はしびれますね。私も最初左岸を巻いてみましたが、有り得ない高巻きに引き返すことにしましたが、これも簡単には戻れず、ロープをわざわざ出して懸垂下降しました。
思い切って水流右側を探ると残置ハーケンが見えたのでそれで踏ん切りが付いて進むことができ、水流は浴びましたが、手探りでもホールドが以外とあって、難なく登れました。
最初に登った人はホント凄いな〜と思います。
ところで、私の知り合いのgraveltrekさんが石徹白の沢情報を貴殿からいただいて遡行したようで、世の中狭いな〜って思いました。(笑)
大峰、台高などの沢もよく行かれてるみたいですね。また、何かございましたら私も情報をいただきたく思います。
では失礼致します。
どうもです。9/15に明神滝を登った時は、最終的には、左岸を大きく高巻いてゴルジュ連瀑の最上部に懸垂で降りました。graveltrekさんからは、カラスノウシロ谷に行くのに、フェルトがいいかラバーがいいかと訊かれたので 考えを述べただけなんですけど、、、時間があれば分かる範囲でお返事しますんで いつでもご連絡ください。まぁでも、他の人に訊いたほうがいいこともあるかもですけどw
はじめまして。
明神左岸を登られましたか。
修験者は右岸(展望台からの藪漕ぎ)を登って、大瀬戸(明神滝)の次の滝付近で懸垂下降したようですョ。腐ったロープの痕跡が残されています。
奥美濃では明神と川浦渓谷、それにシタ谷(冠山)です。ぜひ訪ねてみて下さい。奥美濃30年の老人が保証するのだから、確かです。
コメント有難うございます。川浦渓谷、シタ谷ですね。ご教授ありがとうございます。
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