境川本谷 フカバラ沢 前笈ヶ岳 連休中日は白山前衛の沢へ！

2020年09月20日(日) 〜 2020年09月21日(月)

• GPS: 36:34
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,278m
• 下り: 1,271m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:26
• 休憩: 0:09
• 合計: 10:35

7:59 スタート地点
8:58 9:07 大畠谷橋
18:34 宿泊地

2日目

• 山行: 14:15
• 休憩: 0:11
• 合計: 14:26

6:08 宿泊地
17:53 17:53 アカモノの頂
18:14 18:23 前笈ヶ岳
20:25 20:27 大畠谷橋
20:34 ゴール地点

天候

20日晴れ時々くもり。夜中雨。
21明け方まで雨が降ったり止んだり、日中は概ね晴れ、夕方から曇り。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

フカバラ尾根登山道手前100m位の道路が広くなった所に停めた。

コース状況／危険箇所等

登山道以外は経験者じゃ無いと危険。沢登りです！

写真

9/20 2:46

東京の自宅を出たのが20時半頃で、コンビニ買い出しに迷走し道の駅上平に着いたのは2時過ぎとなってしまったが前夜祭はしっかりやりました。

9/20 8:18

翌朝、桂湖の奥に有るフカバラ尾根登山口手前に車を停め入渓準備

9/20 8:55

桂湖は水を抜いて干上がっていました。

9/20 8:56

フカバラコ尾根登山口手前の駐車ポイントはほぼ満車。

9/20 8:58

フカバラコ尾根登山口。では出発！

9/20 8:59

入渓はこの吊橋渡りません。

9/20 9:04

吊橋手前のこの小屋から踏跡を辿り沢へ降りる。

9/20 9:05

ちょっと悪いので慎重に。

9/20 9:08

沢床に着陸しました。吊橋向こうは大畠谷で着陸ポイントはちょうどフカバラ谷との出合いです。

9/20 9:09

ではフカバラ谷遡行開始！序盤は崩れ流された山土の河原。

9/20 9:32

程なくゴロー帯。謎の23と岩に記載

9/20 9:49

ゴロー帯が終わりゴルジュとなる。
冷たいのでなるべくへつったり小さく巻いたりする。

9/20 9:59

これは支沢の滝。

9/20 10:04

泳ぎたくないのでへつる

9/20 10:08

どっから転がってきたの？

9/20 10:35

ちべたい・・・。
このお兄さん身長高いからこんなもんだが自分とM口さんはチビなので寒い

9/20 10:43

ラバーのフリクション良いです。

9/20 11:08

絶対食べれそうなきのこ発見！！でも当たったらヤバイので取らなかった。きのこ詳しくなりたい〜

9/20 11:13

巨岩ゴロー帯が続きます。

9/20 12:36

そろそろゴルジュ帯に近づいて来たのでビバークポイントを探しながら行動します。

9/20 13:31

核心のゴルジュ帯手前に良い幕営地見つけたので早いけど打ち切って宴会準備。

9/20 14:37

今日のビバークポイント

9/20 16:29

マショマロ焼く

9/20 18:34

今までで一番位焚き火に日が着いて盛大に盛り上がる。
ウイスキーに突入すると腹捩れる程バカ宴会になり写真UPできませんでした。

9/21 6:40

翌朝6：30頃出発。朝一浸かりたくない

9/21 6:41

ビールで1キロは軽くなったのにズシリと重い。

9/21 6:59

ゴルジュ帯に入り朝一のシャワー滝にぶち当たる。
他の記録では5m滝と有るがもっと高いような？
ナベQはスイスイ登って行ったが悪そう。

9/21 7:00

ここからもう一段も嫌らしいが簡単そうに登っていった。

9/21 7:00

2番手M口さん
手こずってます。リーチが短いようだ。

9/21 7:16

滝に打たれながらセミになるのが目に見えたのでロープ出してもらい安全に登る自分。フリー怖すぎっす！

9/21 8:08

お次のデカイ滝で先行富山Pに追いつく。かなり手こずっていた。
そしてM口さんがリードで自分がビレイしているが集中してませんね。危ないから！！

9/21 8:27

M口さんと壁を観察中のなべQ。
さすが元レンジャー

9/21 10:18

3番手なのにかなり苦戦しました。ブランク有るとは言え元々ヘタレヘタクソなので全然登れない。

9/21 11:43

高巻き地点からその次滝が見えるがデカすぎ！！このまま左を高巻きまくります。

9/21 11:52

継続巻もそこそこ悪い！！

9/21 12:53

巻き最中、笈ヶ岳直登沢を左手側に観る。
行ってみたいがずっと過ごそう！関東にこんな沢無いなぁ

9/21 13:09

やっと高巻きが終わり懸垂50mロープで3Pフルで、最後河原まで10m程ロープ無しで降ります。

9/21 13:45

大巻き後、沢床へ降り立つ

9/21 14:06

まだまだボルダリングが続きます。

9/21 14:22

スラブ壁のゴルジュです。

9/21 14:23

核心滝。登山大系のトポでは巻いて沢に復帰すると記載有るようだが時間ないので巻きつつ支尾根で登山道に出る事にしました。

9/21 14:47

核心滝の反対側のガレルンゼを詰めて行く草付き→スラブとなっていく。

9/21 14:56

草を掴み辿ってのぼって来たが最後はロープ1P出してもらう。

9/21 15:38

ジャングル突入。明瞭な尾根に上がると藪が濃くなり1時間程頑張る。

9/21 17:26

登山道出た！

9/21 18:17

前笈ヶ岳に着く前にいつものヘッデン下山となった。

9/21 20:21

延々と下り吊橋手前で鎖&梯子となる。

9/21 20:23

提灯あんこうM口さん

9/21 20:29

吊橋でゴール写真！

9/21 20:35

ただいま〜

9/21 21:18

道の駅に降る途中ミミズク発見！
カワイイ♪

撮影機器：

iPhone 7 Apple

RICOH WG-5 GPS リコー

Google Pixel 3a SIMフリー Google

装備

備考

M口さん、自分、ラバーソール。フリクション良好、大高巻きが有るしこの沢はラバーかなと個人的に思う。

なべQ、フェルトシューズ。リーチ有るし上手いから問題なく見えたが本人曰くラバーで来ればよかったと言っていた。

ロープは50m。大高巻き何ピッチか有るし懸垂も有るのでこれで良かったと思われる。

カム、ハーケン、を多用した。

参考資料は登山大系。自分はほとんど見ていないので滝や出合いの名が解らない。くそレコです。

感想

krkdx

前日、奥武蔵ハイキングから帰りすぐ出発！飯豊が天気悪いので転戦で安定した白山エリアに来た。
白山エリアの遡行は初めてでドキドキ。
メンバーは同じ山岳会のM口さんとなべQと自分の3人。
なべQとは例会後の飲みで一回話した程度で山行は初だ。ただ前職は某組織の特殊部隊幹部で、うちの会入ったのも北アルプスカモシカ山行時にバッタリうちの会員と遭遇し勧誘して来たらしく相当強いと聞いていたので連れてって溯行決定だ。
全くの知らない沢で、ただついて行っただけで、久しぶりに高度感有る大高巻きに大苦戦怖すぎましたがメンバーに助けられ帰ってこれました。

1日目は珍しく早めに幕営したので焚き火と酒で盛り上がり楽しすぎる時間を過ごしてヤマレコで使えな写真ばっかりでちょっと残念。

下山は安定のヘッデン登山、秋の虫の声を聞きながら黙々と下山し、どこも温泉やっていないので汚いまま白川郷の道の駅で打ち上げ宴会しそこらで寝落ちしました。
スケールデカくて綺麗な沢でした。