20200923‗5日目‗立山三山からの下山
- GPS
- 06:24
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 816m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
5日目:立山三山からの下山
◆初日
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◆2日目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2596574.html
◆3日目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2596577.html
◆4日目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2596579.html
◆行程(計画時)
【9/19】土
黒部ダム - 黒部ダム駅 - 内蔵助谷出合 - 内蔵助分岐 - 内蔵助平 - ハシゴ段乗越 - ハシゴ段分岐 - 池の平小屋泊
【9/20】日
池の平小屋 - 北方稜線 - 劔本峰 - 前劔 - 劒沢泊り
【9/21】月
劒沢 - 源次郎尾根取付き - 源次郎尾根 - 本峰 - 劒沢泊り
【9/22】火
劒沢 - 前劔 - 劒本峰南稜 - 劒本峰 - 前劔 - 劔沢 - 劒沢泊り
【9/23】 水
劒沢 - 別山北稜 - 真砂岳 - 立山三山 - 雄山 - タンボ平 - 黒部湖
長かった・楽しみにしていた劒山行も今日がいよいよ最終日となった。
今日は別山北尾根から立山三山を経て一の越から黒部湖へ降りる計画である。
一の越からタンボ平を経ての黒部湖はずっと狙っていた道である。
テントを撤収しザックを担ぐ。3日ぶりのザックは食料がかなり減ったとは言え、まだそれなりに重かった。
まずは、稜線を目指す。前日に下見をしておいて大体のルートは決まっていた。その道は読み通り尾根に対して
明瞭な踏み跡となって居た。
下部はハイマツが元気で、重い荷物を担ぐ我々の侵入を防ぐように登攀を邪魔してくれた(笑)
稜線に出ると朝日が照らす。台風が近づいているとのことであったが、後立山で雲は止まり、富山県側は
風一つ。雲一つない快晴であった。
この5日間で季節はずいぶん進んだようで、紅葉もちらほら見え出し、稜線では初冬を感じさせるような冷たい風が時折
吹いていた。北尾根はゲレンデというくらいで、疲れた体で全総の我々にはそれなりに難しい所もあったが、無事に
別山北峰に到着。絶景が待ち受けてくれた。この先は劒の全景を見ることが出来ない為、ここで最後のお別れをして
別山へ向かう。久しぶりに歩く登山道は快適で、足元を気にしないで足を出せるうれしさを噛みしめる。
別山を経て真砂岳→富士の折立→大汝山→雄山と進めていく。
大汝山の休憩所は、すでに小屋閉めとなっていた。 富士の折立では、ザックを下ろしピークを目指すが、
毎度の如くザックを下ろした際の解放感。体の軽さが心地いい。
また、雄山の神社も締まっており、こちらも入りたい放題であった。(一回入れば充分であるがw)
雄山を過ぎるともう後は下るだけ。毎度の事ながらこれ以上高度を上げなくていいというタイミングは本当に気持ちが良い
一の越を目指しガンガン高度を落とす。
この辺になると日帰りで入山されている登山客もいるようで、たくさんの人とすれ違う。
一の越に着き一本たてる。あとは黒部湖間で降りるだけである。立山ともお別れである。
そしてここから先は未踏の地。こういうところは楽しみである。
ほかの記録では藪がうるさいとかもう歩きたくないという記録があった。少しドキドキしながら足を踏み入れる
上部はよく踏まれており歩きやすい。東一の越までは問題なく進むが、高度は全然落ちない(笑)
東一の越はとても景色の良い所で黒部湖を眼下に据え、眼前には立山・雷電峰がありとても素晴らしい場所であった。
昔は、黒部湖から黒部平を経てたくさんの人が立山を目指しここを歩いたのだろう。
だけど最近はみんなアルペンルートを使って入山されているのでここを使う人は少数派になったのだろう…
荒涼とした東一の越を見てそう感じさせられた。
ここからは本格的に下りになる。そして意外と足元も悪い。
樹林帯歩きとなるため、岩も苔が生えているものも出てくる。
行きで低高度帯の歩きで滑りなどで苦労をしたことが頭を過る。
転倒やスリップなどをしないように慎重に一歩一歩足を出していく。
がここも意外と長くて下りといえど疲れる。頭上をロープウェイ行き交う。
一の越から2時間 東一の越から1時間半。ようやく黒部平に着いた。
本当はロッヂくろよんを経て黒部ダム駅まで行く予定であったが、この後、ヘリテイジによりたいので
早めに下山。黒部平までとした。
これで長かった5日間の山行すべて終了となった。
ケーブルカーによりバスで扇沢へ戻る。久しぶりの下界。駐車場はいがいと混んでいた。
その後は、大町温泉郷薬師の湯に浸かり疲れと5日分の垢を取り除き帰路に着いた。
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