静かな編笠山から西岳へ
- GPS
- 06:10
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,263m
- 下り
- 1,260m
コースタイム
天候 | 晴れのちうす曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストが不明です。 【P〜編笠山急登の手前】 今日はまったく雪無し。登山口すぐの所、『伐採作業中通行禁止』とありますが、気にせず突っ切ります。林道を何箇所か横切るので、標識でルートを確認。『盃流し』からのルート降雪あるとわかりにくいかも。とにかく右上を目指して登ればOK。 【編笠山まで】 薄暗い樹林帯の急登が続きます。赤テープとかついているので迷うことはないでしょう。今日は、下部は氷でツルツル・・。登りでもツボ足では無理だったのでスノースパイクを装着。上部は多少傾斜が緩みますが、大岩が凍っていたりするとやっかいです。森林限界からのほうがむしろ楽。ただ降雪直後は、岩と岩の隙間やハイマツなどにもぐってちょっと大変です。 【編笠山〜西岳】 問題なしです。緩やかにアップダウンを繰り返します。冬季はあまり人が入らないようなので、降雪後はラッセル必至! 【西岳〜P】 上部は少し急ですが、あとはほどよい傾斜の下り。編笠山の道よりも明るくてさほど凍り付いていませんでした。 |
写真
感想
11月にも登った編笠山〜西岳のルートを雪の時期にもう一度!
お天気は上々。この時期にしては暖かいくらいです。
登山道を出発してしばらくは全く雪が無い!年末に積もった雪も最近の晴天続きですっかり融けてしまったようです。フカフカの新雪・・ラッセルはつらいけどあの感じは捨てがたい。
編笠山への急登に取り付く辺りから氷化した雪。これがやっかいでした。登りだからツボ足でもいけるな・・とたかをくくっていたら、あまりにもツルツルで登れない。途中でスノースパイクをつけようとザックから取り出したとたん、ケースごと落としてしまいました。ツルツルの急斜面をどこまで落ちてゆく!?途中でなんとか木の根にひっかかってとまりホッとしましたが、落下地点まで行くのに一苦労。しかもまた登り返し・・・。これでいっきに疲れた〜。
暗い樹林帯の急登。そしてだんだんと風がでてきて、山の上ではゴーゴーと吹き荒れる音がします。森林限界からは雪と大岩の急登。例のたくさんある『頑張れ』などの看板に励まされてようやく編笠山の頂上にたどり着きました。
目の前にはいつものように大きな権現岳、赤岳、阿弥陀岳があらわれます。ちょっと雪が少なめかな〜。もちろん、南、中央、北アルプス。今日は遠くの白山までも見えているという豪華さです。
風がけっこう強いのですが、南風らしくさほど寒さは感じませんでした。
今日は連休の中日だというのに頂上には私以外には誰一人としておらず、またしても静かな山頂を楽しめました。
青年小屋から西岳のルートはトレースがバッチリついているし、風もだんだんとおさまってきて暖かく、まったり雪上ハイキングです。西岳ではこれから編笠山へ行くという登山者、数名に出会いました。そうか、ほとんど私とは逆ルートをとるのですね。ここからの権現岳の眺めもなかなか素敵。もう少し雪が積もったら権現岳にもチャレンジするつもりですが・・・。
今日の教訓。『アイゼンは早め早めに装着しましょう!』ですね。
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