焼岳北峰 中尾温泉〜 ピストン


- GPS
- 06:10
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,293m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 6:10
6:48 中尾温泉焼岳登山者駐車場到着 12℃
7:00 焼岳登山者駐車場出発
7:11 焼岳中尾温泉登山口到着
7:35 白水ノ滝ビューポイント到着
8:34 秀綱神社到着
9:01 中尾峠到着
9:53 焼岳山頂下の鞍部到着
10:40 焼岳山頂下の鞍部出発
10:43 焼岳山頂直下到着
11:00 焼岳山頂直下出発
11:01 焼岳山頂到着
11:03 焼岳山頂出発
11:33 中尾峠到着
11:38 展望台到着
11:46 焼岳小屋到着
11:48 焼岳小屋出発
12:00 合流点到着
12:42 白水ノ滝ビューポイント到着
12:59 焼岳中尾温泉登山口到着
13:10 焼岳登山者駐車場到着
平面距離 9.5km
沿面距離 10km
記録時間 06:10:15
最低高度 1,166m
最高高度 2,442m
累計高度(+) 1,323m
累計高度(-) 1,328m
平均速度 1.6km/h
最高速度 9.9km/h
登り歩行時間
焼岳中尾温泉登山口〜焼岳山頂下の鞍部:2時間53分 7:00〜9:53(ほぼ休憩なし)
下り歩行時間
焼岳山頂〜焼岳小屋〜焼岳中尾温泉登山口:1時間56分 11:03〜12:59(ほぼ休憩なし)
天候 | 曇り、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨で濡れているため、滑りやすい箇所多数 大きな木の倒木や階段が流されている箇所あり 笹が伸びで足下が見えにくい箇所が複数あり |
その他周辺情報 | 平湯温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
主な農作業が終わっていつでも笠ヶ岳を目指せるようになったが、週末の天候がどうも芳しくない。
ただし、間を空けずに山行していないと、とても笠ヶ岳を目指せる状態を維持出来ない。
飛騨の山友さんから、予報次第で笠ヶ岳を目指せるかもしれないと連絡があった。
しかし予報は微妙なので、やはり笠ヶ岳は天候が安定するまで持ち越すことにし、新穂高の駐車場の様子を下見することを兼ねて新穂高から焼岳に行くことにした。
焼岳ならお互いに幾度か登っているので、残念な天候でもショックは少ない。雲海だったらラッキー。
とは言え、天候が良くなるであろう少し遅い時間に合わせ7時に焼岳登山者駐車場で待ち合わせすることにした。
駐車場へのアプローチ道中、安房トンネル手前から霧雨となり、トンネルを抜けると本降りの雨になってしまった。
さらに熊牧場の入口を過ぎると通行止めの看板が。神岡方面は左折して迂回するよう案内があったのでそれに従ったが、地理が頭に無く迂回によるロスがどれくらいか想像もつかない。
時間に余裕をもって出発して来たが、神岡ってずいぶん先の地名だよな?一旦下ってから新穂高に登ってくるのかな?などと少し心配になったが、結局、福地温泉の街を通って元の国道471号線に戻った。
栃尾から新穂高に向かうころには雨も上がり焼岳登山者駐車場に到着した。
駐車場には既に10台程車があり、3台は駐車出来そうな状態。
いつもならもっと少ないとのことで、好天予報でないにもかかわらず登山者は多いようだ。
登山口は焼岳登山者駐車場の少し上にあり、林道を上って行く。
途中には地熱発電施設が2つあり、派手に蒸気を吹き上げている。硫黄臭も少し漂う。
登山口からすぐは傾斜も少なく、中ノ湯登山口に似た雰囲気だ。
通行量があまり多くないためか、一部笹が登山道上の石等を隠していたり、前日の雨で石や階段、木の根が濡れているので、足下に注意しながら進んだ。
最初は長袖のシャツを着ていたが、登りですぐに暑くなり樹林帯を抜けるまで半袖のTシャツで歩いた。
ガスで日差しは無く涼しいはずだが、多湿のためか汗の量はとても多い。
まずは白水ノ滝が現れる。少し距離は離れているが、落差が大きく水量も豊富で立派な滝だ。
林道との合流点を通過してさらに進むと九十九折りになり、ガスが濃いためか樹木に着いた水滴がポツポツと落ちてくるようになったので、ザックのレインカバーを装着した。
笹に左右を囲まれU字溝のようになった登山道を進んで行くと秀綱神社に到着した。
立派な鳥居は山の中腹にあるとは思えぬ荘厳さ。祀りも行われているのだろうか。
樹林帯を抜けるとすぐに中尾峠の平に出た。ここは上高地からのルートとの合流点でもある。
ガスで全容は見えないが展望台の峰がそびえ立っているのがうっすらと見える。
風があるので、薄手のウィンドウブレーカーを半袖Tシャツの上に着込んだ。
ガスのためもあって、方角がよくわからないが山友さんに案内されるがまま展望台とは逆方向に上って行く。ルートがいくつもに別れているがすぐに合流してして焼岳への登り上げとなる。
急な登りで足下は少し滑りやすかったり、ガレていたりして中ノ湯からのルートに比べると登りやすくはない。
時折ガスが晴れて中ノ湯ルートとは全く違う景色が広がる。晴れていたら圧巻の火山風景だと思われる。
次回焼岳に行くなら、中ノ湯ルートで登ってから中尾峠、いや展望台まで登って引き返してみたい。中ノ湯ルートからならサクっと半日山行なので、北側に下って焼岳の北斜面をじっくり眺められるだろう。
稜線手前で結構風があったので、山頂への岩場下の鞍部で昼食をとりながらガスの晴れるのを待つことにした。
鞍部は風は弱いが寒いので、パーカーとレインウェアーを着込んだ。
ガスは時折晴れるが、短時間で元に戻るを繰り返している。青空が見えるのは上空のみ。
暖かい飲み物が冷えた体にしみる。
食事を済ませたので、混んでいないうちにすれ違いの出来ない岩場を登り、山頂直下で再度ガスの晴れるのを待つことにした。
西穂高岳の一部がチラっと見えたり、大正池らしきがチラっと見えたりするがそこまで。
記念に山頂の道標を撮影して下山することにした。
折角なので下りは焼岳小屋を覗いて行くことにした。
中尾峠から展望台に上ると岩が青々と苔むしている。近くの岩に触ると暖かい。
展望台の近辺には大小いくつもの蒸気の出ている口がある。手を近づけてみると暖かい、いや熱い。おいしい蒸し料理が出来そうな天然の蒸し釜だ。
天候が良ければのんびりしたい癒やされポイントに違いない。
展望台から少し下ると緑屋根の焼岳小屋に到着した。TVで見たことのある大きな岩が登山道を挟んで並んでいる。
中を少しだけ覗かせてもらったが、御嶽山の行場山荘に似た雰囲気だった。
ここから新穂高へのルートは通行量が少なく静かだが、段差の大きな急坂もあるとのこと。確かに、別ルートがあるのならここを登りたくないなと思った。
下りは岩や木の根が濡れ、泥濘もわずかにあるので転倒しないよう慎重に歩を進めた。
麓の栃尾が見えてくるころには時折日差しが当たることもあったが、曇ったまま登山口に戻った。
もう1つの目的である新穂高の駐車場下見で、まずは鍋平防災ヘリポート手前の橋の上に。谷が深い。下を覗くと引き込まれそうで長くは見ていられない。
紅葉シーズン、ここからの眺めはすばらしいとのこと。また来てみたい。
登山者用無料駐車場はP8もあり、新穂高ロープウェイ利用には都合良さそうだが、新穂高登山指導センターまでは150m以上の激下りがあるようだ。下山後に駐車場まで急登を登り返すのはきついかも知れないが、激混時は仕方ないのだろう。
これからしばらく、安房トンネルを越えて飛騨地方からのアプローチが続きそうだ。
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