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記録ID: 2634102
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ハイキング
中央アルプス

紅葉狩り再挑戦 宝剣岳と木曽駒ヶ岳

2020年10月06日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:00
距離
5.7km
登り
476m
下り
476m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:48
休憩
3:03
合計
5:51
10:24
41
11:05
11:20
7
11:27
11:33
5
11:38
12:01
25
12:26
12:51
7
12:58
13:00
2
13:02
13:02
6
13:08
13:17
3
13:20
13:24
8
13:32
14:57
6
15:03
15:05
30
15:35
15:37
1
15:38
15:38
6
15:44
15:54
21
16:15
天候 曇後晴
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台バスセンターの駐車場に駐車 800円/日
バスとロープウェイ,菅の台ー千畳敷 往復切符 4200円/日
※今回は平日だったが大混雑.順番待ちが派生して当初見込みの2時間遅れになった.
コース状況/
危険箇所等
 極楽平ー宝剣岳ー乗越浄土は区間としては短いが岩場の連続.
足場豊富で鎖など整備は万全だが,かなりの高度感を伴うので,高所で落ち着いて行動できることが望ましい.岩が濡れていたり風が強かったりするときは行かない方が無難です.
 混雑により,希望の時刻に千畳敷までたどり着けないことがあります.コースや見所は豊富なので,残り時間に合わせて柔軟に予定を組んだり,余裕を持って計画したりすることが大切と感じます.
その他周辺情報 菅の台バスセンターの一つ奥のバス停,「菅の台」近くに日帰り温泉施設がある.食事もできる.
ロープウエイより日暮の滝
ロープウエイより日暮の滝
相手のカゴとのすれ違い
相手のカゴとのすれ違い
ようやく千畳敷へ到着.赤石山脈がよく見える
ようやく千畳敷へ到着.赤石山脈がよく見える
前回に続き今回も曇かと内心がっかり
前回に続き今回も曇かと内心がっかり
先週よりも紅葉は進んでいました
先週よりも紅葉は進んでいました
今回も極楽平に登って,そこから宝剣岳を目指すことにします
今回も極楽平に登って,そこから宝剣岳を目指すことにします
登山道から中御所谷を覗く.木々も色づいています
登山道から中御所谷を覗く.木々も色づいています
イワツメクサはまだ頑張っています
イワツメクサはまだ頑張っています
稜線に出ると反対側は快晴でびっくり
稜線に出ると反対側は快晴でびっくり
雲を切る三ノ沢岳.どうやらここが天気の境になっていたらしい
雲を切る三ノ沢岳.どうやらここが天気の境になっていたらしい
どんどん雲が後退,宝剣岳も青空の下に
どんどん雲が後退,宝剣岳も青空の下に
とうとう晴の秋山に来た!と一気に気分があがります
とうとう晴の秋山に来た!と一気に気分があがります
右は千畳敷まで素通し
右は千畳敷まで素通し
左は滑川の谷底までまっすぐ.
左は滑川の谷底までまっすぐ.
先週に続き,この鎖場を抜けます
先週に続き,この鎖場を抜けます
木曽駒も見えています.
木曽駒も見えています.
ここがおそらく核心部.個人的には最も緊張します.
ここがおそらく核心部.個人的には最も緊張します.
宝剣岳の東壁.大迫力です.
宝剣岳の東壁.大迫力です.
岩と紅葉,遠景と近景,光と影といった様々な対照が印象的な風景です
岩と紅葉,遠景と近景,光と影といった様々な対照が印象的な風景です
伊那谷と赤石山脈,富士山まで見えました.
伊那谷と赤石山脈,富士山まで見えました.
○×に従って宝剣岳本峰に取り付きます
○×に従って宝剣岳本峰に取り付きます
西斜面,滑川と御嶽山
西斜面,滑川と御嶽山
胎内くぐり
千畳敷を見下ろす.写真ばかりでなかなか進みません.
千畳敷を見下ろす.写真ばかりでなかなか進みません.
お立ち台岩と赤石山脈
お立ち台岩と赤石山脈
最後の登り
頂上から谷底を覗こうと思いましたが,この辺が限界でした.
頂上から谷底を覗こうと思いましたが,この辺が限界でした.
山頂より伊那前岳,千畳敷,甲斐駒・白根三山方面
山頂より伊那前岳,千畳敷,甲斐駒・白根三山方面
山頂の岩には漢字が刻んでありました.「天刀大王命」?神様の名前と思われます.ご存じの方居られましたら教えてください.
山頂の岩には漢字が刻んでありました.「天刀大王命」?神様の名前と思われます.ご存じの方居られましたら教えてください.
宝剣山荘へ下る鎖場.こちら側の方が南側の鎖場より若干易しいと思います.
宝剣山荘へ下る鎖場.こちら側の方が南側の鎖場より若干易しいと思います.
先週登った三ノ沢岳を振り返る.
先週登った三ノ沢岳を振り返る.
奇岩と御嶽山.花崗岩なので岩肌の白がよく目立ちます.
奇岩と御嶽山.花崗岩なので岩肌の白がよく目立ちます.
天狗は昼寝中
中岳へ登る.大変な人出です.
中岳へ登る.大変な人出です.
中岳より伊那前岳.帰りに時間があれば寄ろうと思いましたが無理でした.
中岳より伊那前岳.帰りに時間があれば寄ろうと思いましたが無理でした.
中岳山頂を通過します.
中岳山頂を通過します.
木曽駒ヶ岳へ
木曽駒ヶ岳山頂.多くの人で賑わっていましたが,まだまだ余裕の広さです.
木曽駒ヶ岳山頂.多くの人で賑わっていましたが,まだまだ余裕の広さです.
航空自衛隊のヘリコプターがしばらく上空を旋回していました.
航空自衛隊のヘリコプターがしばらく上空を旋回していました.
頂上木曽小屋と御嶽山
頂上木曽小屋と御嶽山
将某頭,濃が池方面.時間が遅いので行くのは止めにしてご飯を食べます.
将某頭,濃が池方面.時間が遅いので行くのは止めにしてご飯を食べます.
伊那前岳の向こうに赤石山脈,富士山
伊那前岳の向こうに赤石山脈,富士山
南方向を俯瞰
空に浮いている気分
1
空に浮いている気分
山頂には木曽側と伊那側の神社があります.
山頂には木曽側と伊那側の神社があります.
それぞれの神社にお参りしました
それぞれの神社にお参りしました
山頂三角点
帰ります.今回は中岳の巻き道(写真中央)を通りました.
帰ります.今回は中岳の巻き道(写真中央)を通りました.
道標に「滑落の恐れ」という意味のことが書かれていて,これまでは遠慮していましたが,今日は行ってみることにします.
道標に「滑落の恐れ」という意味のことが書かれていて,これまでは遠慮していましたが,今日は行ってみることにします.
上松へ降りる登山道が見えました
上松へ降りる登山道が見えました
道は奇岩の並ぶ谷を横切っていました
道は奇岩の並ぶ谷を横切っていました
仏像の手にも見えます
仏像の手にも見えます
三ノ沢岳と奇岩
宝剣山荘直前の岩場.確かに冬は危険そう…
宝剣山荘直前の岩場.確かに冬は危険そう…
乗越浄土に戻りました
乗越浄土に戻りました
夕日を浴びる宝剣と天狗岩.人影は既にありません
夕日を浴びる宝剣と天狗岩.人影は既にありません
伊那前岳…行きたいけど我慢
伊那前岳…行きたいけど我慢
宝剣山荘裏手の石碑?
前から気になっているけれど,謎のままです.
宝剣山荘裏手の石碑?
前から気になっているけれど,謎のままです.
八丁坂の岩塔が夕陽の陰に隠れようとしています.そろそろ潮時なので千畳敷駅を目指します
八丁坂の岩塔が夕陽の陰に隠れようとしています.そろそろ潮時なので千畳敷駅を目指します
真新しい桟道を下る.
真新しい桟道を下る.
すっかり夕陽の陰の千畳敷
すっかり夕陽の陰の千畳敷
千畳敷では,枯れ草に混じって苔がまだ頑張っていました
千畳敷では,枯れ草に混じって苔がまだ頑張っていました
登山口から今朝登った道を見る
登山口から今朝登った道を見る
駅に戻りました.整理券の番号を読むアナウンスが聞こえてきます.今日は一日中大混雑の模様.
駅に戻りました.整理券の番号を読むアナウンスが聞こえてきます.今日は一日中大混雑の模様.
下界は雲の中に.
下界は雲の中に.
下りながら中御所谷を覗く.この紅葉の中を歩けたら楽しそうですが,かなり難しそうな谷です.
下りながら中御所谷を覗く.この紅葉の中を歩けたら楽しそうですが,かなり難しそうな谷です.

装備

個人装備
ハードシェル 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ 三脚 交換レンズ ヘルメット

感想

 前回は久しぶりの高山を存分に楽しめ,今年の鬱憤を晴らすことができたが,天候が終始曇だったことが残念だった.ところが,天気図を見ると火曜日が晴(しかもその後しばらく雨らしい)となりそうなことが分かり,前回の紅葉の様子から想像すると,この日が今秋最良の時機ではないかと思えてきた.
 今回は前回よりも早い便に乗り,あわよくば木曽駒から濃が池まで足を伸ばそうと目論んでいた.しかし,バスの大混雑のためふたを開けてみたら前回よりも更に一時間近く遅い出発になってしまった.「この日が最良」という確信を他の皆さんもお持ちだったに違いなかった.そこで,残り時間から逆算して作戦を変え,宝剣岳から千畳敷を眺めることを主眼にしたが,天候の回復もあって結果的に成功だった.
 宝剣岳に取り付いたところで空が晴れ上がり,山々が輝いて見えた.あまりの見事さに写真を撮るのに忙しく,全く前に進まないのには困った.木曽駒ヶ岳の頂上では青空とそよ風の中,新郎新婦らしき二人が写真撮影をしていた.きっと素晴らしい記念になったに違いない.
 帰りは,通ったことのない中岳の巻き道を使ってみた.奇岩と懸谷を眺めつつ,岩をつかんで登る場所に遭遇した.急峻な分だけ山頂より視界の邪魔が少なく,眺めが良かった.中岳は緩やかなのんびりした山だと思っていたので,意外な一面を知ることができた.その後,千畳敷駅からの整理券番号を読み上げるアナウンスを聞きながら山を下り,無事ロープウエイに乗ることができた.ロープウエイで下りながら下界を見ると,谷の木々がいっそう見事に色づいていた.今度の台風をしのげば,素晴らしい紅葉になるに違い無い.
 朝の順番待ちは大変だったが,一日中紅葉を満喫でき,良い一日になった.

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