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Yamareco

記録ID: 2646816
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

六甲山

2020年10月14日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:06
距離
11.0km
登り
984m
下り
637m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
0:40
合計
5:06
10:13
8
10:37
10:39
54
11:33
11:33
31
12:04
12:04
11
12:15
12:45
11
東お多福山中腹
12:56
12:59
10
13:09
13:11
44
13:55
13:55
65
15:00
15:01
11
15:12
15:12
5
15:19
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
阪急電車・芦屋川駅をスタート。有馬温泉に下山し、神戸電鉄と地下鉄を経由して三ノ宮に出て、JRで大阪駅へ帰着した。
コース状況/
危険箇所等
魚屋路の七曲が通行止めになっているので、迂回路の一つ、黒岩谷西尾根を初めて歩いたが、六甲にしては厳しいルートだった。
トビワリ峠下の急カーブの所で黒岩谷を渉り、尾根に取り付く部分が急登で、中盤に6〜7か所の岩場がある。標高650〜670mあたりにはガレた長い急登があり、お助けロープもあるが、ここが核心部だろう。
急登を終えると笹原の緩やかな登りを経て一軒茶屋に着く。トビワリ峠で六甲山頂へのルート探していた女性2人に蛇谷北山経由を薦めたが正解だったと思う。一軒茶屋から有馬へ降りる時に彼らが登ってきたを確認したので、時間的には変わらなかったようだった。このコースの印象としては摩耶山の山寺尾根に近いが、4輪駆動で登る箇所が多い、お助けロープがあるなど考慮すると難易度はこちらが高いと思われる。このコースは下りには使用しない方が良いと思う点も山寺尾根との違いだ。
その他周辺情報 有馬温泉には温泉、飲食店多数あり。
高座滝へ向かう途中の芦屋川に仲の良いカモが居た。水が綺麗で足まで良く見えた。
2020年10月14日 10:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
10/14 10:19
高座滝へ向かう途中の芦屋川に仲の良いカモが居た。水が綺麗で足まで良く見えた。
高座滝の定番ショット
2020年10月14日 10:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 10:37
高座滝の定番ショット
ロックガーデン
2020年10月14日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 10:41
ロックガーデン
高座谷右岸道を登り、奥高座滝を右に分けて進み、沢沿いのロックガーデンからの道に合流する手前の分岐を右に行くとダルマ岩がある。
2020年10月14日 11:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/14 11:11
高座谷右岸道を登り、奥高座滝を右に分けて進み、沢沿いのロックガーデンからの道に合流する手前の分岐を右に行くとダルマ岩がある。
五叉路と思っていたが、五分岐と言うらしい。最近愛好家が案内を付けたようだ。
2020年10月14日 11:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
10/14 11:18
五叉路と思っていたが、五分岐と言うらしい。最近愛好家が案内を付けたようだ。
左から登ってきた。正面は魚屋路方面、右上は水場、右下は奥高座谷、手前はアカシヤ尾根。
2020年10月14日 11:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 11:18
左から登ってきた。正面は魚屋路方面、右上は水場、右下は奥高座谷、手前はアカシヤ尾根。
左は水場、右は奥高座谷、荒地山方面。
2020年10月14日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 11:19
左は水場、右は奥高座谷、荒地山方面。
水場への道
2020年10月14日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 11:20
水場への道
笹原が多いので迷いやすい場所だ。
2020年10月14日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 11:26
笹原が多いので迷いやすい場所だ。
雨ヶ峠の上から神戸方向を望むが、視界は良くなかった。
2020年10月14日 12:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 12:07
雨ヶ峠の上から神戸方向を望むが、視界は良くなかった。
雨ヶ峠 四等三角点621.29m
2020年10月14日 12:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 12:08
雨ヶ峠 四等三角点621.29m
東お多福山への道
2020年10月14日 12:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 12:08
東お多福山への道
萩がわずかに色付いていた。
2020年10月14日 12:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 12:08
萩がわずかに色付いていた。
ススキの再生事業を行っている。30年くらい前はこの辺り一面ススキ原だったように思う。遠景は六甲山
2020年10月14日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 12:11
ススキの再生事業を行っている。30年くらい前はこの辺り一面ススキ原だったように思う。遠景は六甲山
僅かに秋の気配が漂っていた。
2020年10月14日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 12:11
僅かに秋の気配が漂っていた。
ススキ
2020年10月14日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 12:11
ススキ
もう少しで東お多福山だ。この辺りは笹が密生している。
2020年10月14日 12:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 12:46
もう少しで東お多福山だ。この辺りは笹が密生している。
摩耶山方面
2020年10月14日 12:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 12:48
摩耶山方面
東お多福山。697mだが三角点は無い。
2020年10月14日 12:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 12:57
東お多福山。697mだが三角点は無い。
東お多福山北面には色付いた樹があった。
2020年10月14日 13:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 13:03
東お多福山北面には色付いた樹があった。
トビワリ峠から少し下った地点で黒岩谷を渉り、黒岩谷西尾根に入った。初めて歩いたが、踏み跡はしっかりついていて、尾根通しだから迷う心配は無い。道標は一切ない。
2020年10月14日 13:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 13:21
トビワリ峠から少し下った地点で黒岩谷を渉り、黒岩谷西尾根に入った。初めて歩いたが、踏み跡はしっかりついていて、尾根通しだから迷う心配は無い。道標は一切ない。
メタボ測定岩。かろうじて通過したが、最近体重が増加傾向だから何時まで通れるかな。
2020年10月14日 13:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 13:22
メタボ測定岩。かろうじて通過したが、最近体重が増加傾向だから何時まで通れるかな。
ガレた急登が続く。お助けロープは要所にはあった。
2020年10月14日 13:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 13:34
ガレた急登が続く。お助けロープは要所にはあった。
岩場、急登を終えると笹原の緩やかな道になり、しばらく進むと一軒茶屋下に出た。以前はここで展望を楽しみながら昼食を摂ったが、今は展望は無い。
2020年10月14日 13:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 13:53
岩場、急登を終えると笹原の緩やかな道になり、しばらく進むと一軒茶屋下に出た。以前はここで展望を楽しみながら昼食を摂ったが、今は展望は無い。
トイレ新築工事中。早く完成させてほしい。
2020年10月14日 13:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 13:57
トイレ新築工事中。早く完成させてほしい。
山頂はパスして有馬温泉へ向かう。歩きやすい道だ。
2020年10月14日 14:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 14:03
山頂はパスして有馬温泉へ向かう。歩きやすい道だ。
六甲山裏側(北)から見た方が存在感がある。
2020年10月14日 14:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 14:07
六甲山裏側(北)から見た方が存在感がある。
秋の粧い
2020年10月14日 14:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 14:12
秋の粧い
六甲山の稜線北側に午後の日差しが当たっていた。
2020年10月14日 14:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 14:34
六甲山の稜線北側に午後の日差しが当たっていた。
炭谷道下降点。紅葉谷への入口になっている。
2020年10月14日 14:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 14:35
炭谷道下降点。紅葉谷への入口になっている。
登山口(虫地獄)に下山。
2020年10月14日 14:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 14:59
登山口(虫地獄)に下山。
車道から登山道を振り返る。ここからバスターミナルまで20分くらい。
2020年10月14日 14:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
10/14 14:59
車道から登山道を振り返る。ここからバスターミナルまで20分くらい。
バスの便数が大幅に減少していて50分待ちだったので、神戸電鉄と地下鉄を利用して三ノ宮に出た。地下鉄は高雄山辺りの地下のトンネルで谷上から新神戸へ抜けているので約10分くらいで三ノ宮に着く。料金も220円安くなった。写真は谷上駅で撮影した。
2020年10月14日 15:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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10/14 15:56
バスの便数が大幅に減少していて50分待ちだったので、神戸電鉄と地下鉄を利用して三ノ宮に出た。地下鉄は高雄山辺りの地下のトンネルで谷上から新神戸へ抜けているので約10分くらいで三ノ宮に着く。料金も220円安くなった。写真は谷上駅で撮影した。
シロヨメナ(高座谷)
シロヨメナ(高座谷)
コウヤボウキ(ダルマ岩への分岐付近)
コウヤボウキ(ダルマ岩への分岐付近)
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
オヤマノリンドウ
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オヤマノリンドウ
丁度見頃だった。
丁度見頃だった。
センブリが咲き始めていた。蕾も多数あったのでしばらくは楽しめると思う。
センブリが咲き始めていた。蕾も多数あったのでしばらくは楽しめると思う。
小さくて可愛い花だ。
小さくて可愛い花だ。
花弁の先端がわずかにピンク
花弁の先端がわずかにピンク
コウヤボウキ(東お多福山頂付近)
コウヤボウキ(東お多福山頂付近)
ミゾソバ(六甲越付近)
ミゾソバ(六甲越付近)
撮影機器:

感想

東お多福山のオヤマノリンドウとセンブリが咲いているのではないかと思って出かけてみた。
高座滝から芦屋川右岸道、ダルマ岩、なかみ山の水場を経て魚屋路に入り、雨ヶ峠に出た後、東お多福山に至った。
オヤマノリンドウは丁度見ごろで、笹原の中に数多く点在して咲いていた。センブリは昨年は11月中旬が見頃だったが、今年もいつもの場所で咲き始めたところだった。リンドウにしてもセンブリにしても過酷な自然環境で可憐な花を咲かせていて、見るたびに感動すら覚える。笹原の中に入り込んで撮影する人がいたが、このような行為は謹んで踏跡を外さないでほしいものだ。その後、東お多福山からバス停への下山道に咲くコウヤボウキを確認に行ったら、今年も咲いていた。トビワり峠に下る道端にも咲いていた。このほかに、ダルマ岩分岐付近でも一株咲いていたので、数は少ないものの結構広範囲に自生しているようだ。
トビワリ峠に下ると大勢の人が道標とスマホを見比べていた。女性の2人連れに声をかけたところ、七曲からう回路を探してきたとのことだった。この後偵察する予定だった黒岩谷西尾根の状況を把握していなかったので、蛇谷北山経由のコースが安全と考え、薦めた。このコースは以前は歩く人が少なく、整備も不十分だったが最近は芦屋市が道標を整備し、歩く人も増えてしっかりした登山道になっている。
この日の目的の一つである黒岩谷西尾根はトビワリ峠から少し下ったカーブの地点で谷を渉り、右岸の急斜面を登ると尾根に乗る。この後は基本的に尾根通しに道がつけられている。5〜6か所ちょっとした岩場があるが
気を付けて登れば問題ないレベルだ。標高660m付近のガレた急登を超えると傾斜が次第に緩やかになり、笹原の中の踏跡を辿れば一見茶屋の下に出る。尾根道だから小さなアップダウンが数か所と、左右が切れ落ちた箇所がある。
一軒茶屋から山頂はパスして有馬温泉に下った。一軒茶屋のトイレ新築工事はいまだ継続中で、建物の形を見る限り少々凝ったデザインのようだった。トイレと休憩スペースを設置するようだが、デザインを重視する必要は全くなく、実用性を重んじて欲しい。現在、芦屋川を出てから一か所のトイレも無いので、少なくとも雨ケ峠や風吹岩あたりに実用的なトイレを設置すべきではないかと思う。
六甲山ではルートを外れると野外トイレ状態になっているのをよく見かける。神戸市の善処を期待したい。
有馬温泉からのバスの発車時間によって、宝塚か芦屋川に出るつもりだったが、阪急バスターミナルに行くとバスがかなり減便されている上に、芦屋川便は土日祝だけの運行になっていた。以前は30分も待てば何れかの便に乗れたのだが、この日は50分待たなければならなかったので、神戸電鉄と神戸市営地下鉄で三ノ宮に出てJRで大阪へ帰った。以前は三ノ宮まで900円かかっていたが、680円に下がっていた。
バス代は宝塚まで540円、芦屋川まで700円だったからそれほど割高感を感じなかった。バス停の位置もターミナルは高速バスだけの発着で、ローカル路線は太閤橋バス停から乗車するように変わっていた。利用される場合は要注意です。

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