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Yamareco

記録ID: 266546
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳 快晴の阿弥陀岳〜赤岳、気分は晴れのちくもり

2013年02月03日(日) 〜 2013年02月04日(月)
 - 拍手
GPS
25:45
距離
16.0km
登り
1,680m
下り
1,664m

コースタイム

2月3日
美濃戸口8:10 - 10:00御小屋尾根分岐10:10 - 12:45阿弥陀岳12:55 - 14:37赤岳14:45 -
地蔵の頭15:04 - 行者小屋15:26 - 赤岳鉱泉15:52

2月4日
赤岳鉱泉8:00 - 美濃戸口9:55
 
天候 2月3日 快晴!風は弱い
    美濃戸口  −8℃
    阿弥陀岳  −8℃
    赤岳    −12℃
    赤岳鉱泉  −5℃
  実際にはこの気温よりも高めに感じられた。温度計が少し変? 
2月4日 雪、美濃戸口は雨

※ヤマテン予報
  2月3日 冬型が次第に緩み、大陸から移動してくる高気圧に覆われ晴れる。
     稜線では午前中、風が強まる見込み。
   4日 日中に気圧の谷が通過する見込みで、朝から稜線は雲に覆われ風が強
く午後を中心に風雪強い荒れ模様のお天気に。気温は高め。  
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2月3日
石和健康ランド(前夜泊)- 双葉SA - 諏訪南IC - 美濃戸口(蓼科観光駐車場)
 ※駐車料金500円
 ※いつも停めている上段ではなく一番下の三段目に駐車した
2月4日
美濃戸口 - パノラマの湯 - 長坂IC - 河口湖IC - 高尾山IC
コース状況/
危険箇所等
〜アイゼン使用状況〜
 御小屋尾根の森林限界を越えた地点、阿弥陀への登りに入ったところで
 アイゼン装着。御小屋尾根にトレースがある限りはこの地点まではつぼ足で
 大丈夫。トレースが無いとわかんでのラッセルになる可能性大。

〜ルート・積雪状況〜
★御小屋尾根
 辛うじてトレースはあった。おかげで4時間半で阿弥陀へ登頂できたが今後の
 降雪でトレースが埋まってしまうと非常に厳しいラッセルを強いられるで
 しょう。それだけ雪が深い。降雪直後に入山する場合は相当の覚悟が必要。
 入山者は少ない、阿弥陀南稜をやった人達が下山で使うが週末以外はあてに
 ならないだろう。
 2月4日の降雪量と6日の南岸低気圧の通過による降雪量がどれほどなのか。
 とにかくこの尾根は甘くない。侮ってはいけない。 

★阿弥陀〜赤岳
 阿弥陀からは急下降。要注意。ロープがあるなら使ったほうがいい。
 感想にも書いたが後ろ向きで一歩ずつ足場を利用して、時には前爪を
 蹴り込んで慎重に下りるべき。滑落するとは思わなかったが昨年、
 西穂での滑落のこともあってより慎重に下降した。
 中岳はわずかながらナイフリッジ状を行く。
 赤岳の風は弱かった。午後にかけて次第に弱まるとの予報だったので
 それほど気にかけることはなかった。念のため、阿弥陀からバラクラバを
 使用したが使わなくてもよかったと思う。気温も高めだった。

★地蔵尾根 
 特に危険箇所はなし。クサリ、階段とも埋もれていない。
 少し駆け足気味に20分くらいで下りてしまった。

★温泉
 甲斐大泉温泉 パノラマの湯 700円
 (小海線・甲斐大泉駅のすぐそば、徒歩数分)
 露天が広くていい
 美味しいそばが食べれるらしい(以前に甲斐大泉駅の駅員?の女性から聞いた)
 美濃戸口からは車で約40分くらい
 
美濃戸口
蓼科観光駐車場
晴天の日曜日とあって
さすがに車が多い
一番下の三段目に駐車
2013年02月03日 08:00撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 8:00
美濃戸口
蓼科観光駐車場
晴天の日曜日とあって
さすがに車が多い
一番下の三段目に駐車
しばらく車道を歩いて
ここから登山道へ入る
2013年02月03日 08:40撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 8:40
しばらく車道を歩いて
ここから登山道へ入る
夏道は途中まで
トレースがあったが
ここで消えていた
2013年02月03日 09:32撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 9:32
夏道は途中まで
トレースがあったが
ここで消えていた
しばらくトレースのない
夏道を進んだら
左手の北斜面から
トレースが出てきた
どうやらトレースの主は
北斜面を少し下りて
ここで上がってきたようだ

2013年02月03日 09:43撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 9:43
しばらくトレースのない
夏道を進んだら
左手の北斜面から
トレースが出てきた
どうやらトレースの主は
北斜面を少し下りて
ここで上がってきたようだ

ようやく
御小屋尾根分岐
ここまでしっかり
トレースはついている
2013年02月03日 09:59撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/3 9:59
ようやく
御小屋尾根分岐
ここまでしっかり
トレースはついている
右手の舟山十字路方面
阿弥陀南稜をやった人達は
こちらを行く
2013年02月03日 10:00撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/3 10:00
右手の舟山十字路方面
阿弥陀南稜をやった人達は
こちらを行く
これから進む
左手の阿弥陀方面
トレースはある
2013年02月03日 10:00撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 10:00
これから進む
左手の阿弥陀方面
トレースはある
1人〜2人分くらいだろうか
2013年02月03日 10:37撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 10:37
1人〜2人分くらいだろうか
そこそこの深さがある
トレースがあるとないとでは
大違い
2013年02月03日 10:53撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 10:53
そこそこの深さがある
トレースがあるとないとでは
大違い
いよいよお出ましだ
旭岳〜権現岳〜ギボシ
2013年02月03日 10:55撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 10:55
いよいよお出ましだ
旭岳〜権現岳〜ギボシ
不動清水入口
2270m付近
この先トレースなし
2013年02月03日 10:58撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 10:58
不動清水入口
2270m付近
この先トレースなし
樹氷が綺麗だ
青空に映える
2013年02月03日 11:17撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
2/3 11:17
樹氷が綺麗だ
青空に映える
最高だねこのお天気!
樹氷越しに
北ア南部を遠望する
2013年02月03日 11:23撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 11:23
最高だねこのお天気!
樹氷越しに
北ア南部を遠望する
やっと
阿弥陀が顔を覗かせる
待っててくれよ
すぐ行くからさ
2013年02月03日 11:35撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
2/3 11:35
やっと
阿弥陀が顔を覗かせる
待っててくれよ
すぐ行くからさ
左手手前が旭岳
その後方に
権現とギボシ
こうして眺めると
双耳峰の山みたい
そう思わない?
2013年02月03日 11:36撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
2/3 11:36
左手手前が旭岳
その後方に
権現とギボシ
こうして眺めると
双耳峰の山みたい
そう思わない?
人の声が聞こえる・・・
よ〜く見ると
斜面に3人へばりついている
おそらく
阿弥陀中央稜でしょう
下降中のようです
2013年02月03日 11:36撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
2/3 11:36
人の声が聞こえる・・・
よ〜く見ると
斜面に3人へばりついている
おそらく
阿弥陀中央稜でしょう
下降中のようです
右下に
南稜の青ナギが見えている
2013年02月03日 11:37撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/3 11:37
右下に
南稜の青ナギが見えている
南ア3兄弟揃い踏み
北岳〜甲斐駒〜仙丈
2013年02月03日 11:37撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/3 11:37
南ア3兄弟揃い踏み
北岳〜甲斐駒〜仙丈
標高があがるにつれ
どんどん雪が深くなる
トレースあってよかった
2013年02月03日 11:40撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/3 11:40
標高があがるにつれ
どんどん雪が深くなる
トレースあってよかった
あともう少しで
森林限界を越える
2013年02月03日 11:48撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 11:48
あともう少しで
森林限界を越える
また北アを眺める
何度見ても飽きない
こりゃ絶景だね
2013年02月03日 11:52撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/3 11:52
また北アを眺める
何度見ても飽きない
こりゃ絶景だね
森林限界を越えて
アイゼンを効かせてクラストした
雪面を登る
2013年02月03日 12:21撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 12:21
森林限界を越えて
アイゼンを効かせてクラストした
雪面を登る
長〜いロープあり
ここらへんの下降は
ちょっと注意だね
2013年02月03日 12:29撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/3 12:29
長〜いロープあり
ここらへんの下降は
ちょっと注意だね
西ノ肩かな
2013年02月03日 12:33撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/3 12:33
西ノ肩かな
諏訪と北ア
2013年02月03日 12:33撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/3 12:33
諏訪と北ア
まもなく
阿弥陀山頂
2013年02月03日 12:33撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/3 12:33
まもなく
阿弥陀山頂
阿弥陀山頂
風は弱く暖かい
2〜3名いた
2013年02月03日 12:44撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 12:44
阿弥陀山頂
風は弱く暖かい
2〜3名いた
横岳〜硫黄岳
2013年02月03日 12:57撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/3 12:57
横岳〜硫黄岳
中岳と赤岳
2013年02月03日 12:57撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
2/3 12:57
中岳と赤岳
南稜を見下ろす
近いうちに必ずや・・・
2013年02月03日 12:57撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/3 12:57
南稜を見下ろす
近いうちに必ずや・・・
富士もいい
2013年02月03日 12:58撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 12:58
富士もいい
阿弥陀を下る
このへんはまだマシな方
この先から急下降する
2013年02月03日 13:01撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/3 13:01
阿弥陀を下る
このへんはまだマシな方
この先から急下降する
下降してきた
急斜面を見上げる
写真で見るよりも
実際はかなり急です
2013年02月03日 13:36撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 13:36
下降してきた
急斜面を見上げる
写真で見るよりも
実際はかなり急です
中岳から見上げて

2013年02月03日 13:52撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/3 13:52
中岳から見上げて

赤岳山頂
今年はじめて
風は弱い、気温は高い
お天気はいい
最高でしょう
2013年02月03日 14:36撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
2/3 14:36
赤岳山頂
今年はじめて
風は弱い、気温は高い
お天気はいい
最高でしょう
お馴染みの風景
お馴染みの面々
2013年02月03日 14:40撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 14:40
お馴染みの風景
お馴染みの面々
何処から眺めても
富士はいい
2013年02月03日 14:41撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
2/3 14:41
何処から眺めても
富士はいい
奥秩父方面
金峰山が目立つね
2013年02月03日 14:41撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/3 14:41
奥秩父方面
金峰山が目立つね
阿弥陀と
奥に
中央アルプス〜御嶽山〜乗鞍
2013年02月03日 14:41撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/3 14:41
阿弥陀と
奥に
中央アルプス〜御嶽山〜乗鞍
時間が遅いので硫黄までは
諦める
あ〜縦走したかったなぁ
2013年02月03日 14:42撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/3 14:42
時間が遅いので硫黄までは
諦める
あ〜縦走したかったなぁ
北峰と頂上山荘
2013年02月03日 14:42撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 14:42
北峰と頂上山荘
道標はこんなです
厳冬期だもんね
2013年02月03日 14:47撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/3 14:47
道標はこんなです
厳冬期だもんね
いずれ南稜から
阿弥陀の頂へ
2013年02月03日 14:48撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/3 14:48
いずれ南稜から
阿弥陀の頂へ
横岳〜硫黄岳〜天狗〜蓼科山
遠くは浅間山
2013年02月03日 14:48撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/3 14:48
横岳〜硫黄岳〜天狗〜蓼科山
遠くは浅間山
北ア南部
左の少し落ち込んでいるのが
大キレットだろう
左右に穂高と槍が見えている
2013年02月03日 14:52撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 14:52
北ア南部
左の少し落ち込んでいるのが
大キレットだろう
左右に穂高と槍が見えている
槍から北のほう
鹿島槍とか白馬とかだろう
どれがどの山だかわからない
2013年02月03日 14:52撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 14:52
槍から北のほう
鹿島槍とか白馬とかだろう
どれがどの山だかわからない
赤岳天望荘
3月上旬まで営業中です
2013年02月03日 15:00撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 15:00
赤岳天望荘
3月上旬まで営業中です
日ノ岳ルンゼにくっきりと
トレースが浮かびあがる
2013年02月03日 15:04撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/3 15:04
日ノ岳ルンゼにくっきりと
トレースが浮かびあがる
お地蔵さん
こんにちは
長年の風雪に耐えています
2013年02月03日 15:04撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/3 15:04
お地蔵さん
こんにちは
長年の風雪に耐えています
明日(4日)は雪の予報
稜線から離れるため
地蔵尾根で下りる

2013年02月03日 15:04撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 15:04
明日(4日)は雪の予報
稜線から離れるため
地蔵尾根で下りる

お馴染みの風景
天望荘と赤岳
2013年02月03日 15:05撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 15:05
お馴染みの風景
天望荘と赤岳
いい眺めだね


2013年02月03日 15:10撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 15:10
いい眺めだね


クサリ、階段出てます
2013年02月03日 15:12撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/3 15:12
クサリ、階段出てます
行者小屋
こんなに埋まっちゃって
2013年02月03日 15:26撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/3 15:26
行者小屋
こんなに埋まっちゃって
赤岳西壁
2013年02月03日 15:27撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/3 15:27
赤岳西壁
行者小屋前
テント3張り
2013年02月03日 15:28撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/3 15:28
行者小屋前
テント3張り
横岳全貌
2013年02月03日 15:43撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/3 15:43
横岳全貌
赤岳鉱泉に到着
日曜日だけど
宿泊者でいっぱい
2013年02月03日 15:52撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/3 15:52
赤岳鉱泉に到着
日曜日だけど
宿泊者でいっぱい
2月4日
予報どおり
朝から降雪
さよなら
赤岳鉱泉
2013年02月04日 08:00撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/4 8:00
2月4日
予報どおり
朝から降雪
さよなら
赤岳鉱泉
アイスキャンディー
朝なので誰もいない
2013年02月04日 08:01撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/4 8:01
アイスキャンディー
朝なので誰もいない
よく発達してるね
2013年02月04日 08:02撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/4 8:02
よく発達してるね
トレースが消えた北沢
2013年02月04日 08:31撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/4 8:31
トレースが消えた北沢
さよなら八ツ
またすぐに来るからね
2013年02月04日 08:38撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/4 8:38
さよなら八ツ
またすぐに来るからね
美濃戸口も朝方降雪した
このあと雨が降ってきた
2013年02月04日 10:03撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/4 10:03
美濃戸口も朝方降雪した
このあと雨が降ってきた
甲斐大泉温泉
パノラマの湯
はじめてです
2013年02月04日 11:06撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/4 11:06
甲斐大泉温泉
パノラマの湯
はじめてです
帰路
河口湖に寄り道
今年初
「不動」のほうとうを
食す
いつ食べても美味しいね
大満足
2013年02月04日 14:28撮影 by  TG-810 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/4 14:28
帰路
河口湖に寄り道
今年初
「不動」のほうとうを
食す
いつ食べても美味しいね
大満足

感想

1月3日に八ツで発症した指の痺れ(凍傷初期症状)がまだとれない。
おかげで1月はまともな山行が出来ずもう2月。
ここまで我慢してきたがもう待てない。
このままでは厳冬期が終わってしまう・・・。

2月2日〜4日と3連休。
お天気が良いのは3日だけ。
直前まで、今冬の目標のひとつ、阿弥陀岳南稜のつもりでいたのだが・・・。
中央道の韮崎ICを過ぎると目の前に大きく八ツが飛び込んでくる。
雲ひとつない赤岳。快晴の八ツ。
それを見た瞬間に気が変わってしまった。
あ〜快晴のもと思いっきり縦走がしたい!
もう即断。
舟山十字路ではなく美濃戸口へと向かった。

ルートは御小屋尾根から阿弥陀〜赤岳〜硫黄岳へ縦走して美濃戸口へ戻る。
10時間みとけば大丈夫だろうと考えた。
充実した日帰りプランだが結果的にいうといろんな面で読みが甘かった。

・阿弥陀から中岳のコルへの下り
 実は冬の阿弥陀は今度がはじめて。阿弥陀からの下りは急斜面の下降だとわかっ
 てはいたが予想を越える急下降だった。
 後ろ向きでピッケルを支えに前爪を蹴り込んで1歩ずつ慎重に下りた。
 ロープで確保して下降しているパーティーもいた。
 ロープがあるなら積極的に使用したほうがいい。
 結局、阿弥陀から赤岳までは1時間40分もかかってしまった。
   
・体力不足
 赤岳への登りで頻繁に足が止まってしまった。
 1月の1ヶ月間まともな山行をしていないツケがまわってきた。
 登りが得意なはずが何とも情けないことに。
 でもこれが現実。直視しないといけない。

・スタートが遅い
 これが最大の原因だな。
 私の弱点。どうしても朝が弱い。睡眠不足なのか、それとも意志が弱いのか。
 

地蔵尾根を速攻で下りて行者小屋到着が15時半。
4日も休みなので久しぶりに赤岳鉱泉に泊まることにした。
何年ぶりかな。夕食はキムチ鍋に魚は鮭。美味しくいただきました。御馳走様。

4日は予報どおり、朝から降雪。
トレースの消えた北沢で八ツを後にした。

あ、そういえば、阿弥陀の登りで南稜をやってきた人達とすれ違った。
ヘルメットかぶってハーネスしてそれなりの雰囲気を醸し出していた。
聞いたらトレースがバッチリあったと言うじゃない!
う〜マジかよ。好機を逸したか!
あ〜南稜!行きたい!
行かなかったことに少し後悔しつつも次は絶対行ってやると誓うのであった。


〜指のしびれへの対策〜
 事前にビタミンEを摂取。
 グローブはモンベルの薄い化繊の手袋のうえに初投入のBD「ソロイスト」。
 ソロイストはプリマロフトという素材のインナーと二重になっておりその間に
 ミニカイロを入れてみた。ちょうど手の甲にあたる感じ。
 プリマロフトのソフトな感触とカイロの暖かさの相乗効果でいい感じだった。
 3日は気温が高く途中でインナーの薄いグローブを取ってしまった。
 またソロイストを取って素手で何度か写真を撮ることが出来た。
 もちろん冬山で素手になるのは厳禁だがこの日はそれほど気温が高かったと
 いうこと。当然、指の痛みや新たにしびれることはまったくなかった。
 薬指のしびれへの影響はいまのところないようだ。
 果たして低気温下ではどうなるか?
 

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コメント

阿弥陀岳が核心部?
ついに出かけられましたね。阿弥陀・赤岳周回。
阿弥陀岳の御小屋尾根は私も検討したのですが、トレースなさそうで却下しました。
sirius様のこのレコを読むと意外とトレースあったのですね。
あと、わからなかったのはこのルートの最後にあるという「摩利支天」なる大岩。これは問題なく越えられるのでしょうか。(Shot26の左の岩?)。
いろんなレコを探しても夏場のものばかりで厳冬期にどうなっているのか見当も付きません。

また、私はもし御小屋尾根から阿弥陀に登れても、そこから中岳のコルに下りるのは到底無理だろうと思っていました。夏でもあの傾斜!。積雪期はみんな後ろ向きに下りるそうですが、まさにそういう状況ですね。
赤岳周辺は人気で道は踏まれていて状態いいのでしょうけど、阿弥陀などは人が入らない分、却って危険いっぱいそう。阿弥陀こそが核心部!ですね。
2013/2/5 15:41
siriusさん こんばんは
siriusさんのレコは私にはレベルが高くてずいぶん高い目標ですが、とても参考になります。

今度私も南沢経由で阿弥陀に挑戦し、出来れば御小屋尾根で美濃戸口へと思っているのですが・・・
自分に可能かどうかとても参考になりました。

明日雪のようですが、この3連休は天気が良さそうなので行ってこようかなと思っています。
2013/2/5 22:43
あの下降は緊張しました
pasocomさん、こんにちは。

さすがに週末なのでひとりぶんくらいのトレースは
あるだろうと思ってました。
御小屋尾根の上部は雪が深くトレースなくなるときつい
ラッセルになりそうです。

「摩利支天」ですが、26枚目の左の大岩がたぶんそうだと思います。ここは確か基部を右から巻いていったような気がします。特に気に掛けず通過してしまったのですが。岩の上に何かあるんですかね?
甲斐駒にもあるんですよね。関係あるのかな。
今度行ったら岩のうえに登ってみようと思います。

pasocomさんが仰るとおり、阿弥陀のあの下降が今回の核心でした。
予想以上に時間がかかってしまいました。
慎重にゆっくり下りれば問題はないのですがやはり
緊張します。滑落を経験してるので尚更でした。

それにしてもお天気に恵まれ、これが厳冬期?と思うほどの陽気でした。

またすぐに八ツを訪れます。
2013/2/7 7:03
siriusさんらしい山行。
指のしびれ、まだ、とれないんですね。
早く、完治されますように。

御小屋尾根からとは驚きでした。
ここから横岳縦走を構想されたんですね。
それだけで、すごい。

阿弥陀南綾、私にとっても課題です。
今シーズン中にできるといいですね。
本当にお疲れさまでした。
最後のほうとうの写真でなんかホッとしました。
2013/2/7 15:37
連休楽しみですね
bekopapaさん、こんばんは。

9日はまずまずのお天気みたいですね。
御小屋尾根の下りはしょっぱながそこそこの急斜面です。
とはいっても阿弥陀の下りのように後ろ向きなんて必要は
ありません。ロープもありますし。
bekopapaさんなら問題はないのでは。
楽しんできてください。

私も9日は少し長めの縦走を考えていますよ。
もちろんまた八ツです。

厳冬期は阿弥陀の南稜と黒戸尾根が目標です。
今月中に何とかやり遂げたいものです。
2013/2/8 0:17
次こそは自分らしさを出します
makasioさん、こんばんは。

指のしびれはここ数日で少しずつとれてきました。
やっとですね。もう少しの辛抱です。

縦走して周回するにはスタート時間が遅すぎました。
早出さえ出来れば十分周回してこれるコース設定だと
思いますよ。
makasioさんもいかが?

南稜は何とか今月中にと思っています。
出来れば日帰りで抜けたいんですよね。
トレースの有無が鍵を握りそうです。

ほうとう大好きなんですよ。
生まれも育ちも神奈川ですが血は山梨なんです。
山梨の血が騒ぐんでしょうね。
2013/2/8 1:00
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