西穂独標
- GPS
- 05:58
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 667m
- 下り
- 669m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
妻といっしょに平日休みが取れたので、今年最後の穂高を計画。2週間前の涸沢カールのようなイメージで計画立てたことを反省。ヤマレコ見ていると涸沢もすっかり白くなって、西穂独標まで初心者が登ることができるか不安のままロープウェイ入口に到着。
無料の登山者駐車場に停めるも車はまばら。ロープウェイも7時すぎても人もいないので、嫌な予感と不安。工事する作業車ばかり目立つ。先週のような安達太良山ほど人がいるのもどうかと思うが、登山者の姿が見えないことが不安を煽る。
8時にようやくロープウェイが動きはじめる。登山者の格好をしている人は私たち含めて6人。あとのたくさんの人たちは何処に行くんだろうと頭の中がモヤモヤ。ロープウェイは登山者で溢れているイメージだったので、自分の計画が何か無謀なことをしようとしているのかと悶々と考えていた。
軽装の人たちは、ロープウェイを降りて展望台の方に。西穂山荘方向に向かう人はほんの数人。いきなり雪の中を歩きはじめる。行きは足場を確保しながら慎重に進むも、帰りは要注意と考え、山荘までは用意していた簡易アイゼンを使うと決める。
山荘に到着するも人の姿はなし。名物のラーメンも食べるつもりで来たが、誰もいないため躊躇し、結局外でコーヒーを作って飲むことに。
丸山を越えてからは、独標下までの道のりが長く、独標が見えているのになかなか近づいてこない。近づけば近づくほど、危険なところに見える。独標から帰ってきた方と話をしたが、直下はほぼ垂直と聞いてゾッとする。妻とヘルメットを装着し独標に挑むが、足を滑らせた時点で助からないと思うと、緊張で手足がなかなか動かない。また足場に少し雪が残っていることも不安を大きくさせる。上りよりも下りの方がこわいので、それを考えると恐ろしい体験をした。
行くつもりは元々なかったが、西穂高岳主峰へのルートを確認する。はじめの下りは恐怖の崖。覗きこむことすらできず。おそらく人生の中で私たちが主峰に登ることはないだろう。今日の経験から、槍や奥穂高、宝剣岳もおそらく行けないのではないか、ザイテングラートもたぶん行けないかなぁと思ってしまった。登山をはじめて約9ヶ月、自分の領域を知る良い機会でした。経験を積むことで、ここのレベルにまた来ることができれば、楽しい趣味になると感じた。妻は岩場が興奮するようで、こわいけど楽しんでいた。御在所岳中道、金峰山に瑞牆山、そういえば岩場になるとワクワクしているなぁ。
ロープウェイの西穂高口でモンベルの限定Tシャツを新たにゲット。誕生日プレゼントに会社の同僚より、モンベル新宿店限定の地域Tシャツをもらったので早速着ている。今日は新穂高温泉に宿を取って、明日は廃線跡地と刈込池を散策。しっかりと岐阜を満喫することに。
積雪も帰りには氷になっていた。この時期は西穂山荘までは軽アイゼンがあると便利。
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