八ヶ岳(行者小屋でテント泊)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,223m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 8:06
2日目は天気不良のため、撤収して下山となりました。
天候 | 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口からやまのこ村駐車場まで砂利道を約15分 砂利道はそれなりに整備されていますが、大きなわだち、排水用の溝、舗装との段差等がありますので、車高の低い車は注意が必要です。 心配な場合は美濃戸口に駐車するのが賢明です。 【駐車場】 やまのこ村の駐車場を利用(1日 1,000円) 5時半頃に到着しましたが、十分な空きがありました。 URL:https://www.yatsu-akadake.com/noko-k-w.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆やまのこ村駐車場〜行者小屋 南沢ルートを歩きましたが、特段危険箇所はありません。 樹林帯の中を黙々と歩きます。2時間近くポイントがありませんので大変長く感じました。樹林帯を抜け河原みたいな所に出てから樹林帯に戻ります。 ◆行者小屋 テン場は基本的にフラットで、水も豊富に出ています。 天気が良ければ横岳、赤岳等の展望が良いです。 ◆行者小屋〜赤岳(文三郎尾根) 行者小屋からスタートしてすぐに、急傾斜のザレ場となります。 その後、更に傾斜が厳しくなると、エキスパンションメタルを曲げ加工した階段が出てきますが、この階段が大変歩きづらかったです。 中の石がなくなってしまったからと思いますが、ぶよんぶんよんして歩くと揺れます。 下りには使いたくない階段でした。 キレット分岐から山頂までは、鎖場の連続となり険しい岩場と鎖場を登ります。 三点支持が出来ていれば特段難しい箇所はありませんでした。 ◆赤岳山頂 山頂はあまり広くありませんので、休憩等は難しいかと思います。 今回は展望が全くありませんでしたでの、展望は良くわかりません。 ◆赤岳〜地蔵の頭 赤岳から地蔵の頭までは、急傾斜の岩場を下ります。 途中、スラブの様な岩があり、雨の影響で滑りそうで少し怖かったです。 途中に、赤岳頂上山荘、赤岳展望荘等の小屋があります。 ◆地蔵の頭〜行者小屋 地蔵の頭からの下りは急傾斜の岩場、鎖場が連続します。 行者小屋手前から樹林帯に入りますが、段差が大きく滑りやすくなっています。 鋼製の階段等も設置されていますが、雨だったため滑りやすかったです。 ◆行者小屋〜やまのこ村駐車場 下りも特段変わらず危険箇所等ありませんでした。 |
その他周辺情報 | 【日帰温泉】 もみの湯 〒391-0115 長野県諏訪郡原村字 原山 17217-1729 TEL:0266-74-2911 URL:http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html 日帰り入浴 500円/大人 営業時間 AM10:00〜PM 9:30(PM9:00までに入館) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
朝飯
昼飯
夕飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
登山地図
コンパス
笛
登山計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
雲取山から少し時間が空きましたが、行者小屋にテン泊して八ヶ岳に登ってきました。
今回の行程は、やまのこ村駐車場>南沢>行者小屋>文三郎登山道>赤岳>地蔵の頭>地蔵尾根>行者小屋になりました。
当初の予定では、1日目に阿弥陀岳に登り、2日目は地蔵尾根を経由して、横岳、赤岳を登る予定でした。
しかし、台風が接近していたため、2泊3日の行程を1泊2日に変更したため、とりあえず八ヶ岳の最高峰である赤岳のみ登ることとなりました。
赤岳へは、文三郎尾根を選択したのですが、この選択が厳しかった。
やまのこ村の駐車場を出発して10分程度歩くと、美濃戸山荘に到着し、そこから南沢を歩き行者小屋を目指します。
南沢ルートは、特に険しい箇所はありませんが地道に歩きにくいです。
台風が発生している為、景観は良くありませんが、樹林帯を抜けると一気に視界が広がり、更に進むと目の前に横岳が見えてきました。
初めて八ヶ岳の稜線を見て、興奮しながら歩くと行者小屋に到着です。
通常2時間の所を2時間30分かかりました。
行者小屋に到着後、まずは受付を済ませ早速テントの設営です。
テン場を見ると一等席が空いていたのでそこにテントを設営です。
私達がテントを設営した時は、まだ2〜3組しかテントを張っていませんでした。
設営も完了したので、荷物を軽くして本日の目的地とした赤岳を目指します。
ルートは文三郎尾根を選択したのですが、地蔵尾根を登った方が良かったかもしれません。
文三郎尾根は急傾斜のザレ場のため、所々にエキスパンションメタルを曲げ加工した階段が設置されているのです。
この階段がくせ者で、中の石が無くなり、歩くと「ぶよんぶよん」と揺れます。
この揺れが大変で、歩くのが大変怖かったので、帰りには絶対に使いたくないと思いました。
なんとか、ザレ場と恐怖の階段を乗り越え文三郎尾根分岐に到着。
この辺りでコマクサ等の高山植物が咲いていました。
高山植物を見て歩くと、キレット分岐に到着です。
ここから山頂までは鎖場の連続となりました。
それにしても、鎖が頭上にあるのは何でなんでしょうか?
頑張って岩場、鎖場を登りると山頂に到着です。
残念ながら展望はありませんでした。
山頂に到着後、雨が降ってきたので赤岳頂上小屋にて休憩をしてランチを食べることにしました。
メニューはいつもの棒ラーメンです。
小屋でココアを注文して飲みましたが、寒かったので大変美味しかった。
ゆっくり頂上小屋でご飯を食べて、本日の宿泊地である行者小屋を目指しました。
下りは地蔵尾根を使いましたが、こちらも結構険しい登山道となっていました。
雨で滑るため鎖を使いながら約1時間半かけて行者小屋まで降りてきました。
行者小屋で濡れた雨具を乾かしながら生ビールを飲み、夕食の準備です。
本日のディナーは鶏肉の生姜醤油和え丼+二日目用に用意したビーンズのサラダとフカヒレスープです。
その後はテントに戻り就寝となりました。
2日目は天気の回復が見込めないので、ゆっくりテントの撤収を行い朝ご飯を食べて南沢ルートで下山することにしました。
駐車場には10時過ぎに到着し、荷物を整理して温泉に向かいました。
今回の行程は、台風が接近のため2泊の行程を1泊に変更したので、阿弥陀岳と横岳に登ることは出来ませんでした。
赤岳も展望が無く残念でしたので、今度は天気の良いときに阿弥陀、横岳、赤岳と登ってみたいと思います。
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