ミッション失敗の権現岳(〜三ッ頭)


- GPS
- 08:11
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,362m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 8:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
青年小屋から権現岳までの鎖場は高度感あり。 注意が必要。 |
その他周辺情報 | 延命の湯(830円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖アンダーウエア
フリース
ライトシェル
ズボン
タイツ
サポーター
靴下
防寒着
雨具
帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
ストック
ヘッドライト
サングラス
バーナー
コッヘル
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感想
今回は、2週間前の権現岳でのアクシデントのリカバリーのため、登山よりも、重要なミッション。
一つは前回お世話になった青年小屋のご主人に借りたものを返しつつお礼をすること。二つ目は、前回落としたザックの回収。三つ目は、これらをクリアし無事下山すること・・・だったけど。。。
今日は珍しく(?)天気に恵まれ、快晴の中を登って行くことに。
本来ならば、めちゃテンション上がって大喜びのはずも、今回は、ザック回収(崖を降りるの)が怖くて不安で、そんな気分にもならず。。。
荷物を意識して軽くしていたので、思っていたよりもいいペースで登ることができ、青年小屋で無事に借り物の返却とお礼が出来、一つ目のミッションクリア。
小屋のご主人に、「木があるから大丈夫」、「気を付けて」と声をかけてもらい、少し緊張がほぐれ、権現岳へ。
権現岳までも、なかなかいいペースで登ることが出来、予定よりも早くに山頂に到着。
いざ、ザックが去って行った斜面を見てみると・・・思っていたよりもやっぱり傾斜がきつい上に、雪が張り付いているではないかっ?!
勇気を振り絞って、斜面を降りかけるが、数メートル降りたところで、捕まる木もなくなり、これ以上降りれず一旦戻ることに。別の角度から再度、下降にチャレンジし、5メール位降り雪の部分まで降りてみたけれど、雪は岩に張り付いている状態で、つま先を雪に刺しても、剥がれてしまうのではないかと不安に。そこから下(雪)の部分をアイゼンもロープもないままで降りるのは、恐怖でしかなく、もし滑ったら、何十メートルか滑り落ちる可能性も。
結局、恐怖に勝てず、唯一、その場にあったメモ帳(ザックのポケットに差し込んでいたもの)を回収し、ザックの回収を断念。
少し北岳方面に向かうと、先ほどの斜面全体を眺めることができ、斜面の途中にザックを発見。あ、あそこまでは無理、、、。
本当は、ザックが回収出来たら、青年小屋まで戻り、お祝いのビールを飲んで下山しようと思っていたのだけれど、二つ目以降のミッションが達成できず、いろんな意味でショックな状態でした。山小屋に電話をし、回収できなかったことを伝え、傷心の下山はルートを変更して三ツ頭経由に。
お昼は三ツ頭山頂で、ビール抜き(持って行ってなかったので)。
三ツ頭からの下山は、(急かつ長く)なかなかハードで、最後の八ヶ岳横断歩道は、のんびり歩きかと思ったら、階段下りやら再度の登り返しやら、心と足が痛んでいる自分にはとってもきつかった。
こんなに天気に恵まれながら、心が晴れない登山となってしまいましたが、気持ちを切り替え、道具を少しずつ揃えながら、好きな雪山を目指したいと思います。
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