登るまえから四苦八苦 天狗岳



- GPS
- 06:59
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 824m
- 下り
- 823m
コースタイム
11:40 黒百合ヒュッテ
11:50 中山峠
13:20 東天狗岳
16:00 渋御殿湯(奥蓼科登山口)
天候 | 薄曇り→小雪→薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
尖石温泉縄文の湯〜渋御殿湯(約13km) 4,500円強 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・湯みち街道(県道191号)で路面凍結アリ スタッドレスタイヤ車、樹脂チェーン車ともに多数の車両が登れず、滑りながら引き返していました ・登山ポストは奥蓼科登山口の補導所にアリ ・樹林地帯はトレースもしっかりあり問題ナシ ・稜線〜山頂は強風に注意 強風&小雪でトレースがみるみる薄くなっていました |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
今回は本格的な冬が終わる前に雪山を満喫しようと、友人Rと2人で天狗岳に登ってきました
地元を夜中の2時に出発
中央道を走り諏訪ICを降りたら、ビーナスライン→メルヘン街道→湯みち街道と進む
風がすごく強い予報だが、月も見え天気への期待昂る!
湯みち街道の中盤から路面に雪が見え始め、一旦停車して樹脂チェーンを履く
この分だと6時半には登り始められそう
なんて夢見てました…
渋・辰野館をすぎた辺り、渋御殿湯の手前800mくらい
タイヤが空転、ハンドルもきかない、坂を登れない!
どうしたもんかと車を降りてみると、一面ツルッツルのカッチンコッチン、歩くこともできない
これは無理だと判断し、引き返そうとするがUターンもできず、ハンドル通りに曲がらない
延々バックで1時間ほどかけ、1mくらいずつちょびちょび慎重に後進
車は無理だ、さてどうしよう
バス停発見!茅野駅から渋の湯を運行してる!
しかし車が置けない、置ける所のバス停を探すと「尖石温泉縄文の湯」
戻るか…
戻ってバス停の時刻表を見るがもう行った後でした
バスがダメならタクシーだ、縄文の湯の方に電話番号を聞きタクシーを呼ぶ
20分ほどで到着〜、やっと渋の湯まで行ける
途中、同じく車で登れず徒歩で歩いていた若いオジさまも同乗し渋の湯へGO!
運転手さん含めた4人でタクシーのタイヤに鉄チェーン巻くことになりました…
どうにか渋の湯に
当初の目論見から2時間半遅れの9時に到着
よーし出発だ!
登山口から樹林地帯が続く
ちょこちょこ日が出ることも、風は全く感じない
トレースもあり、踏まれた雪で登りやすい
登山道に張り出した木の枝がたびたび邪魔になることも
いくつかの分岐をすぎたところで視界が開ける
雪ですか、そうですか…
黒百合ヒュッテに到着〜
小雪が舞う中、ヒュッテ前には準備をしてる方、食事をしてる方、賑わっています
ちょっと甘い紅茶を飲み、ここでアイゼン、ピッケル、ゴーグルを装備
時間もないので出発
中山峠の看板をすぎれば稜線に出る
ボッボボボーボッ、風が強い
雲と雪で山頂は見えないッスね
山頂下の急登を見上げる
体が風に煽られ不安定、アイゼン、ピッケルを駆使して登るが息が切れる
山頂に近づくにつれ、さらに風が強くなる
急登をすぎると今度は岩場、慎重に登る
ようやく東天狗岳山頂に到着!
とてもじゃないが滞在できない、せめて山名板を写真に収めようと見渡すが見つからない
それっぽいものを写真に撮り、1分も経たず登ってきた道を戻る
えっ、西天狗岳?
もう周りに誰も人いないよ?トレースがどんどん消えていってるよ?雪が強くなったらどうなるの?風がさらに強くなったらどうなr
びびって行けませんでした…
標高が下がるにつれて風もだんだん弱く
黒百合ヒュッテに着く頃には木で遮られていることもあり、全然感じませんでした
ヒュッテの前は登ってきた時より大賑わい
今晩宿泊する方、滑落防止訓練してる方、テント張ってる方、なにかの団体の方々
明日は天気良くなるといいですね〜
樹林地帯に戻りどんどん下る、どんどん天気が良くなる
上のほうはと見上げると、相変わらず灰色の帽子被っている
夕方で気温が低くなったせいなのか、日陰になったせいなのか、登りより雪が締まっているように感じる
アイゼンが利いて歩きやすい!
硫黄の臭いがしたらもうすぐ渋の湯
おつかれさまでした〜
西天狗には登れませんでしたが、雪といい強風といい、いい経験ができました
今後に活かすぞー
初めまして、Daveと申します。
nobiheisan達が天狗で戦っているときに、私は赤岳で孤軍奮闘してました
昨日は大変な天気でしたね。
今日はのんびりヤマレコを見てたんですが、さすがに八ヶ岳方面のレコはほとんどなく、nobiheisanのレコを見て、なんとなく仲間意識を持ってしまいました。
確かにいい勉強になる山行でしたね
Daveさん
コメントありがとうございます
赤岳の山行記録を読ませて頂きました
自分もよく高速出口を通り過ぎます
赤岳もとても大変そうでしたね
東天狗岳頂上から、麓までのタクシーから、帰りの中央道からと赤岳方面の様子をずっと見ていました
終始灰色の雲に覆われいて、さぞかし荒れているんだろうな〜と思っていました
何はともあれ、登頂おめてとうございます!
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