記録ID: 2742263
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹
天城山縦走→伊豆山稜線歩道
2020年11月22日(日) 〜
2020年11月23日(月)


体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 30:25
- 距離
- 49.8km
- 登り
- 2,559m
- 下り
- 2,968m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:59
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 11:32
距離 31.0km
登り 1,534m
下り 1,686m
16:00
宿泊地
2日目
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:39
距離 18.8km
登り 1,034m
下り 1,290m
4:02
14分
宿泊地
10:41
天候 | 11/22:晴れ後、夜雨、暴風、気温5~12℃、微風→夜間は風速20m/s、 11/23:晴れ後曇り、気温8~13℃、朝一は風速17m/s→5m/s |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
復路は、だるま山高原レストハウスに下山し、東海バスで、だるま山高原レストハウス(12:23)→(12:50)修善寺駅(13:15)→(14:01)伊東郵便局(14:17)→(15:05)天城縦走登山口に着。2,260円。このバスに乗らないと、当日中にバスでは戻れない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は無し。仁科峠~宇久須峠までは牧場の中の笹原の稜線のため、風当たりが強い。それ以外は樹林帯。 このコースの1つ目の問題は基本的に水場がないこと。唯一、天城峠の東側のわさび沢(わさびの養殖場)の沢水は豊富。登山道から少し沢へ降りて水を汲んで、ろ過機で濾過すれば飲めると思う。他のレコを見ると、ちょこちょと水場があるような記載もみられるが、普通に歩いていて見つけられなかった。他には、仁科峠から15分程度南へ行くと西天城牧場の家がある。事前にここに電話したところ、16時までは開いていて、飲料水や食事(食事注文は14:30まで)も手に入るが、それ以降は建物の裏の水道を使ってよいと言っていただけた(あくまで個人的なご厚意でご許可頂いた)。ネットの写真では、自販機が映っているものもあったが、今は自販機は撤去しているとのこと。ちなみに今回は2人で水5L持参で2日で3Lしか消費しなかったので牧場には寄らなかった。 2つめの問題は宿泊地。コース上に避難小屋や友人小屋は無い。宇久須峠に東屋があるだけ。テント可能な場所は、万三郎岳付近と三蓋山、仁科峠、風早峠、宇久須峠、船原峠。ただし、今回の様に西の風、風速20m/sのような状況だと、仁科峠、風早峠はリスクが高い。今回は、仁科峠にテントを予定していたが、耐風性に不安があるクロスオーバードームだったため、仁科峠より少し進んだ樹林帯(稜線の東側)の草地に無理やり設営した。ここだけ風がほぼ無かった。仁科峠の少し手前の樹林帯ならば、もう少し雨風をも防げる適地があった。宇久須峠にもテント3張りを見たが、多少は風が防げるし、東屋もあるので居心地は良いだろう。他、樹林帯の中ならあちこちテントは張れそう。 3つ目の問題はバスで駐車場へ戻る時間だ。だるま山レストハウスは12:23のバスに乗らないと当日中にバスで戻れない。つまり一般的なハイカーだと、2日目の下山時刻を12:23までに設定して、1日目をちょっと頑張り、2日目も早朝から出発しないといけない。 |
その他周辺情報 | 西天城高原牧場の家:TEL0558-55-0787 開店9-16時。12-2月は休業。自販機は無いが、時間外でもお店の裏の水道使用の許可をいただけた(事前電話で個別に許可を頂けた)。ゴールのだるま山レストハウスは食事可能。自販機もある。 |
写真
仁科峠です。西風は思いっきり当たります。
翌朝にかけて20m/sの予報!!
強風下では、シングルウォールのツェルト、クロスオーバードームはリスクが高い。地面の感じは良いのですが・・・。
安全重視で別の場所を探します。
翌朝にかけて20m/sの予報!!
強風下では、シングルウォールのツェルト、クロスオーバードームはリスクが高い。地面の感じは良いのですが・・・。
安全重視で別の場所を探します。
仁科峠の少し先に、スポット的に樹林帯の風裏がありました。
結局、ここに無理やり設営しました。
地面が斜めっていて凸凹。笹は押しつぶし、鹿の糞は除去しました。
この直後、雨となり、ぎりぎりの判断でした。夜間もそれなりの雨量となり、風は轟轟!!でもここは、朝まで風裏で安全でした。地面の凸凹であまり寝られませんでしたが…
結局、ここに無理やり設営しました。
地面が斜めっていて凸凹。笹は押しつぶし、鹿の糞は除去しました。
この直後、雨となり、ぎりぎりの判断でした。夜間もそれなりの雨量となり、風は轟轟!!でもここは、朝まで風裏で安全でした。地面の凸凹であまり寝られませんでしたが…
撮影機器:
装備
個人装備 |
ジオライン長袖LW
モンベルのウィックロンジオサーマルロング
長ズボン(モンベルのマウンテンガイドパンツ)
着替え(ウィックロンTシャツ長袖
パンツ
靴下
モンベルのリッジパンツ薄手)
手袋(スーパーグリップと非防寒テムレス)
防寒着(化繊ジャンバーと 化繊の長ズボンとダウン靴下)
雨具
サロモントレランシューズ(スピードクロス5GTX)
ショートゲーター
ザック(グラナイトギアのクラウン38)
食料1食分
行動食3食分
ガス
ストーブ
コッフェル
柿の種
水5L(3L消費)
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ(レッドレンザーMH5と予備MH5)
予備電池
GPS(ガーミンmap64S)
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
スマホ2個
充電池
トレッキングポール(シナノのトレランポール14.0)
帽子
ココヘリ
テント(クロスオーバードーム2)
プリントフット
シュラフカバー(モンベルブリーズドテック)
モンベルダウンハガー800#3を2個とダウンハガー800#1を1個
手ぬぐい
マスク
エマージェンシーキット
熊鈴
ろ過機
総重量16kg?
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感想
山と高原地図によると、天城山縦走と伊豆山稜線歩道(巷では、伊豆稜線歩道とか伊豆トレイルジャーニーとか色々呼ばれている)を繋げたコースは、天城分水嶺トレイルというらしい。今回は、この天城分水嶺トレイルに夫婦で挑戦した。低い標高、温暖な気候、良く整備されたアップダウンの少ないコース。しかも向かう先には、常に富士山が見えるという正に天国のようなコースだ!!・・・ったはずだが、今回、富士山はゴール手前までガスで隠れていた。しかも1日目は、天気予報が悪化し、夜間から翌朝まで風速20m/sとなり、天気予報よりも早い16:30頃から雨が降り出した。このため、急遽テント設営箇所を現場で変更し、風裏の樹林帯としたが、地面が凸凹でまともに寝られなかった。
まあ、山だからこんなこともあるだろう。
ちなみに12月には、伊豆山稜線歩道でトレラン大会があるとのこと。
ブッキング、お気を付けくださいm(__)m。
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