金峰山→国師ヶ岳


- GPS
- 56:00
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 2,482m
- 下り
- 2,474m
コースタイム
10:25 増富温泉バス停
12:25 瑞牆山荘
13:45 富士見平小屋
15:50 大日岩
17:00 砂払ノ頭
【二日目】
05:00 砂払ノ頭
06:00 金峰山
08:35 朝日岳
10:15 大弛峠
(ここからは空荷で)
12:50 大弛峠
14:00 国師ヶ岳
14:20 北奥千丈岳
16:20 大弛小屋
【三日目】
05:00 大弛小屋
07:00 朝日岳
09:10 金峰山
09:35 金峰山小屋
10:30 分岐
10:50 砂払ノ頭
11:20 大日岩
12:40 富士見平小屋
13:10 瑞牆山荘
15:00 増富温泉バス停
天候 | 【一日目】![]() ![]() 【二日目】 ![]() 【三日目】 ![]() ![]() |
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過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.kyohoku.jp/modules/pico/index.php?content_id=5 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大日小屋 水場は雪に埋もれて使用不可。小屋の戸が開けられなかった。 ・金峰山の北東端(大きなケルンがある所)から朝日岳方面を目指す時、目印が無いので、とりあえず鉄山を真っ直ぐ目指して下さい。 そうするとハイマツの間に入り口っぽい場所が分かるでしょう。…多分。 (今回分かりづらかったので目印の赤テープ巻いておきました。 ![]() ・金峰山から先を目指すのならワカンが必要でしょう。 五丈岩から付けていってしまっても良いと思います。 ・大弛峠までの林道、雪で使えそうにありません。 ![]() ・大弛小屋 トイレは雪掻きすれば使える。水場も使えました。小屋の戸は鍵が閉まっているのかと思うくらい建てつけが悪く固かった。 ・金峰山小屋から砂払ノ頭方向への山腹を行くルートは雪が深すぎるので積雪期は絶対歩かないほうが良いと思う。 ![]() |
写真
感想
・予定では金峰山から甲武信ヶ岳へ。余裕があればさらにその先までと思って、4泊5日を考えていたのですが無茶でした。
重量20kg(水含まず)で雪山というのがしんどかった。
雪山はコースタイムの2倍かかるというのが今回の反省です。
【一日目】
・富士見平小屋で、軽装で登ってくる人たちに注意を促す為の講習会を泊まりで行っている最中だそうで。ご苦労様な事です。
・がんばって金峰山小屋まで行こうと思っていたのですが、ガスってきて、おまけに凄い風が吹いてきたので、このまま稜線にでるのは危険と思い、砂払ノ頭手前で幕営。
暗くなると雨も降ってきてテンション下がりまくりです。過酷な状況になるほどテントのありがたみを感じます。
【二日目】
・天候はまずまず。昨日ほどでないものの、森林限界を越えるとかなりの風が。
頂上ではセルフタイマーで写真を撮ろうにもが転がってしまい諦める。
・金峰山を過ぎると雪の量も増え、踏み跡も薄くなった為つぼ足だと股まで沈むのですぐにワカンを装着。
ワカン初デビューです。
でも時たまズボッと沈みます。
踏み跡上を歩いているのにです。
・雪山はコースタイムの2倍以上。体力の消耗もやはり2倍以上。今回の山行でよく分かりました。
ズボッとはまり抜け出すのに一体何キロカロリー消耗しているのだろう、などと考えているうちにイライラと体力消耗でグロッキー状態に。
大弛峠に着く頃にはヨロヨロフラフラしてました。
・大弛峠に着いたのはまだ10時過ぎ。
それなのに、この先とても歩けそうにないくらい疲れてました。
最初の予定はこの日は甲武信ヶ岳まで行くつもりでいましたが…甘すぎました。
とりあえず小屋の中に入って荷物を降ろし、気持ちと身体を落ち着かせました。
(この時点で精神的にもかなりテンパってました)
このまま甲武信ヶ岳を目指しても、今のペースだとまる一日かけても辿り着けないかも…ここから先踏み跡がさらに薄くなるだろうし、そうなればラッセルか…甲武信ヶ岳まで行けば間違いなく下山ルートはしっかりしているんだけど…食料は三日分以上あるけど、もし途中で引き返さなければならない事態になったら…遭難…。
・あれこれ考えた結果「やーめた!」死にたくないので引き返す事に決めました。
小屋の中で昼ご飯を食べごろごろしていても、まだ昼を少し過ぎた時間。
体力も回復してきたし、このまま明日の朝まで居るのは退屈すぎるので荷物は置いて国師ヶ岳まで行ってきました。
国師ヶ岳までは一応踏み跡がありましたが、その先はやはりなさそうです。
【三日目】
・この日は一気に下山します。
早朝は雪もガチガチの為殆どズボりませんでした。
・あっさり?金峰山に着いたところで、一日目に予定していた金峰山小屋がどんな所か見て置きたく寄り道しました。
山頂から小屋までは傾斜がきついもののトレースもあり歩きやすかったです。
・小屋からは砂払ノ頭方向を目指し山の山腹のルートを行ったのですが、酷い目に遭いました。
中盤を過ぎたところで胸まで沈み焦りました。
たまたまの吹き溜まりかなんかで、ここだけだろうと思ったら7〜8回位ズボりました。
ここまで来て引き返したくない、あともう少しなのに…こうやって遭難するんですね。
運良く脱出できましたが、フラフラです。
正直怖かった、死ぬかと思いました。
・富士見平小屋前に簡易テントが設置されていました。(誰も座っていませんでしたが)
設置されている場所から見ても、どうやら瑞牆山への登山者がターゲットみたい。
・今回の反省
雪山はコースタイムの2倍はかかる!
自分の体力でソロラッセルは無理!
いろいろと収穫多き山行でした。
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