赤岳・阿弥陀岳(ともにノーマルルート)行者小屋テント泊



- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,717m
- 下り
- 1,705m
コースタイム
赤岳山荘駐車場0855…1115行者小屋(テント設営と準備)1240…
文三郎尾根分岐1355…1426赤岳山頂1438…1535行者小屋
【2日目】
行者小屋0705…0800中岳のコル0805…0845阿弥陀岳山頂0855…
0955行者小屋(テント撤収)1040…1154赤岳山荘駐車場
天候 | 両日とも晴れ(但し2日目は午後から風が強まった様子) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
轍がガッチガチになっていて運転しにくいらしいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
文三郎尾根は夏道は岩にネットがかかった階段状のコースですが、 この週末はまだ雪がたっぷり付いていてネットや階段が出ちゃってる場所は少なかったです。 稜線から岩場を登っていると鎖が出てきます。 地蔵尾根の下りは急ですが危険箇所は特になさそうです。 (天候が悪いとルートを見失いやすい場所だそうです) 阿弥陀の往復は岩のトラバースが1箇所出てきてちょっと怖いですが、あとはそうでもないです。 コンテで登ってるパーティーが2ついましたがなくても大丈夫だと思います。 (ちなみに、ここは雪崩のリスクのある斜面なので、コンテしない方がいいらしいです。) |
写真
感想
いつか冬の赤岳に登りたいと思って、去年の同じ頃に天狗岳へ登りました。
今年の冬は、硫黄岳へ。
赤岳は来年でいいかな…と思っていたのですが、
うっかり先輩に「赤岳行きたいです!!連れてって下さい!!」と言ったら、
本当に実現してしまったから、言いだしっぺのくせしてビックリしまして。
そんなこんなで、とうとう自分の夢が叶ってしまったのでした。
天候に恵まれすぎた為、あんま冬山って雰囲気でもありませんでしたが、
でも景色バツグンで空もすっごくキレイで、もう胸がいっぱいになっちゃいました。
しかも、赤岳のみならず阿弥陀まで登ってしまった。。。
冬の阿弥陀はあたしの人生計画にはなかった(笑)。
時々「こえー!!!」と思うシーンもあったのですが、
でも頑張って行ってホントよかった!!
1日目の行者小屋への歩きで、両足のかかとに派手は靴擦れを作ってしまいました。
アイゼンのビンディングの締め付けが強すぎて、当たる当たる。
テント設置後、絆創膏を貼ろうと靴下を脱ぐと、皮はベロベロの汁だくで大変な事に。
絆創膏貼って誤魔化しながらなんとか赤岳へ登頂。
下山後、先輩から「キズパワーパッド」をもらって貼りました。
ちなみにコレ、そのまま貼り続けていると、摩擦で端っこが剥がれかけた部分が
靴下にこびり付いて、靴下を脱ぐのに難儀します。しかも靴下洗っても取れない(涙)。
上からテーピングテープなどでカバーした方がよさそうです。
アイゼンの金具を少し緩めて2日目。
中岳沢を登る途中、なんと左足のアイゼンが外れるアクシデント!!
あの急坂の途中で外れてしまうと、装着し直すのが本当に大変です。
慌ててバケツを掘り、ピッケルをグイグイ刺して支点を取って、
なんとか付け直して鞍部まで登りました。
休憩中に金具を調整するも、締め過ぎると靴擦れが傷むし…もう泣きたい…。
なんとか微調整が終わり、蹴りこみ過ぎないよう気をつけながら阿弥陀へ登りました。
結局その後トラブルはなく、無事に降りてこられました。
帰ってきてビックリ、靴擦れはもはや靴擦れのレベルではなく、
ほとんど皮膚科行った方がええんでないの?ぐらいになっております。
アイゼンの調整って難しいですね……。
締めすぎてもダメ、緩くてもダメ。うーむ……。
テントは、先輩方が持ってきてくれたビールやワインをしこたま飲みまくり!!
おつまみもいっぱい!!食当の自分が持ってきたきりたんぽ鍋もなかなか美味でした♪
山の話、会の話、仕事や家庭や人生の話…。
パーティーで登ってもソロテントに泊まるのが流行っているご時世ですが、
こうして仲間でワイワイやりながら、ギューギューのテントで寝るのも悪くないですよ☆
そして、まだまだ全然ヒヨッコのこんな自分と一緒に登ろうと言ってくれた先輩達には、本当に感謝感謝でございます。
あー、楽しかったなぁ……またみんなで一緒に行きたいなー☆☆
↓1日目の、文三郎尾根分岐の動画↓
↓2日目の、阿弥陀岳頂上からの大展望↓
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