小金沢連嶺縦走〜絶景！秀麗富嶽十二景街道〜

2020年12月13日(日) [日帰り]

• GPS: 08:13
• 距離: 24.2km
• 登り: 1,279m
• 下り: 2,404m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:12

8:56 小屋平バス停
9:41 9:41 石丸峠
9:48 9:48 天狗棚山
9:56 9:56 狼平
10:27 10:34 小金沢山
10:58 11:04 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
11:26 11:26 川胡桃沢ノ頭
11:51 12:12 黒岳
12:25 12:26 白谷丸
12:27 12:29 白谷小丸
12:47 12:47 湯ノ沢峠
13:09 13:14 大蔵高丸
13:31 13:32 ハマイバ丸
13:52 13:52 天下石
14:01 14:02 米背負峠
14:26 14:26 大谷ヶ丸
14:51 14:51 アモウ沢乗越
14:58 14:59 滝子山・笹子駅分岐
15:01 15:04 鎮西ヶ池
15:07 15:17 滝子山
15:18 15:18 滝子山・三角点峰
15:26 15:26 男坂・女坂分岐
15:33 15:33 男坂
15:38 15:38 桧平
15:49 15:49 北方川西尾根分岐
15:55 15:55 フタマタ沢ノ頭
16:04 16:14 最終水場
16:44 16:44 滝子山分岐
16:48 16:48 藤沢子神社
17:08 初狩駅

天候

晴れ→薄曇り(高曇り)→晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：甲斐大和駅8:10発バス(臨時便有り)
復路：初狩駅17:48発普通立川行き

コース状況／危険箇所等

・危険個所無し
・小金沢山北側は岩と木の根で踏み跡分かり難い箇所が有るが目印が豊富
・ハマイバ丸〜滝子山は歩く人が少ないのか落葉で踏み跡不明瞭箇所が多い、しかも目印が少ない、ルーファイと言うほどでは無いが確り周囲を見て道を判断する必要有り
・滝子山上部はガレているのでスリップ注意、特にこの時期は落葉の下に罠が隠れている、水場から下は沢道で渡渉も有り増水時は危険になるかも？

写真

12/13 8:54

上日川〜大菩薩峠は歩いた事が有るので、小屋平スタートで石丸峠から入る事にしました

12/13 9:35

石丸峠の手前で早速富士山がお目見え！大菩薩湖も映える

12/13 9:39

石丸峠に到着、こりゃ良いロケーションだわ

12/13 9:40

いよいよ小金沢連嶺縦走のスタート、富士山に向かって歩く

12/13 9:47

石丸峠から少し行った所にある天狗棚山、大菩薩から来て小菅の湯や小屋平に降りる予定の人もここに寄り道する事をおススメしたい絶景ピーク

12/13 9:48

まず奥多摩方面、奥多摩湖を中心に石尾根も奥多摩三山も一望、大岳山の大きい台形の上に小さい台形が乗ってる山容は一際目立つ

12/13 9:48

甲府盆地と南アルプス、この日のアルプスは雲に隠れがちだった

12/13 9:49

最後に小金沢連嶺、残念ながら小金沢山の裏に富士山は隠れている

12/13 9:49

先の写真に写っている鞍部の笹原(狼平?)まで進むと大菩薩湖越しの甲府盆地が綺麗に見える

12/13 10:12

小金沢山北側、この写真はまだ道が見え易い方かな？もう少し分かり難い所も有るが、どちらにしろテープが豊富なので迷う心配無し

12/13 10:28

小金沢山に到着！山梨百名山にして…

12/13 10:33

秀麗富嶽十二景の2番です

12/13 10:28

んで、フッジサーン！

12/13 10:32

アップ！！

12/13 10:41

ピークだけじゃなく途中にも展望地は多い、しかも下手すりゃピークより綺麗だったりする

12/13 10:41

手前の尾根が牛ノ根通りだろうか？あちらも歩いてみたい

12/13 10:54

この連嶺はこのような平坦地も多い

12/13 10:59

んで、日本一名前の長い山に到着！…ん？2番？小金沢山も2番では？(帰宅後調べたら同じ番号に2山振られてる事も多いんですね、何故か)

12/13 10:59

この富士山も良い

12/13 10:59

アップ

12/13 11:01

甲州アルプスかぁ…アルプスと言うにはアップダウンに乏しいけど、景色は負けてないぞ！この道は

12/13 11:03

トコトン富士山推しで、手前が川胡桃沢ノ頭と黒岳、牛奥ノ雁ヶ腹摺山から賽ノ河原に下って行く途中の展望地

12/13 11:26

川胡桃沢ノ頭も展望地

12/13 11:49

黒岳はこのルートのピークで珍しい展望のないピーク

12/13 12:19

森林100選も有るのか、山梨は100ナントカ好き？確かに紅葉の時期は凄そう

12/13 12:21

白谷ノ丸到着、ここは小ビーク扱いで秀麗富嶽十二景に選ばれていないが、実は小金沢連嶺で一番富士山の眺め柄が良いのはここな気がする

12/13 12:22

こんな感じです、ちょっと山頂に雲が付いてるけど

12/13 12:22

南アルプスも一望

12/13 12:22

道志・丹沢方面

12/13 12:22

パノラマも素晴らしい

12/13 12:22

んでアップ

12/13 12:23

白谷小丸も良いらしいので寄ってみる

12/13 12:28

ん？茶臼岳？白谷小丸じゃないの？てか茶臼岳は何処から出てきた？

12/13 12:28

白谷小丸(茶臼岳)メチャ良いです、風も遮りやすい立地なので昼食にも最適

12/13 12:28

丹沢から富士山までのパノラマ

12/13 12:29

白谷ノ丸を振り返る、これだけ木が無きゃそりゃー眺めも良かろう

12/13 12:34

湯ノ沢峠に下って行く途中、ススキと富士山

12/13 12:46

避難小屋も覗いてみたかったけど人が多かったので先に進む

12/13 12:49

湯ノ沢峠〜ハマイバ丸は何ヵ所か鹿柵が有る、バネが効いてない扉も有るので自分でしっかり閉めましょう

12/13 12:52

この時期だから当然咲いてないが、実はいつの時期に来ても咲いていないと聞く御花畑

12/13 13:11

秀麗富嶽十二景3番！ここは山頂が広い平原状で気持ちのいい場所

12/13 13:13

歩いて来た尾根、湯ノ沢峠を境に南側は低く(1700mレベル)北側は少し高い(2000mレベル)

12/13 13:19

徹底的に富士山推しで

12/13 13:32

ハマイバ丸も3番、小金沢から4峰の秀麗富嶽十二景を踏んできたが、ゲットした番号は2番と3番だけという理不尽(笑)

12/13 13:32

漢字だとこう…なんて厨二心をくすぐる山名なのだろうか…

12/13 13:32

ハマイバは富士山側だけが開けてるので確かに富士山は見えるのだが…他のピークと比べると格落ち感有り

12/13 13:34

だいぶ近づいてるのでアップの迫力はだんだん増してきてますが

12/13 13:36

ハマイバ丸から少しだけ南に進んだ展望地、こっちの方が良いじゃんね？

12/13 13:52

どんな由来で天下なのかは分からない

12/13 14:01

ここで計画から1分でも遅れてたらやまと天目温泉にエスケープするつもりでした

12/13 14:05

ハマイバ丸〜滝子山はこんなん、途端に不明瞭な道が増える

12/13 14:14

大ヶ谷丸の分岐と山頂の距離感はこんな感じ、地図には数十mとあるけど20mくらい？

12/13 14:15

展望のない寂しい山頂だが、休憩に適した座りやすい大きな岩が有る

12/13 14:27

で、戻って滝子山方面に進むわけですが…いきなり道不明瞭なんです…

12/13 14:31

この辺は薄っすらとした踏み跡が分かる

12/13 14:49

レコを見ても道迷いが頻発してるアモウ沢乗越近辺、でも自分的にはこの辺はむしろ踏み跡が分かり易い方だと思った

12/13 14:54

花道？1か所にこんなにピンテ使うならもっと彼方此方に付けてよ…

12/13 15:02

池ってこれ？これは水たまりでは…

12/13 15:08

雲って来ていたのでここで富士山が見えてなければ山頂には寄らず降りる事も考えてましたが、無事見えていたので山頂へ

12/13 15:11

とうとう縦走最後のピーク到着！

12/13 15:11

こちらは4番になっております、ちなみにもう一つ4番は笹子雁ヶ腹摺山らしい

12/13 15:12

アップで、ここまで来ると本当に富士山が近い、三つ峠なんて声が届きそうと思わせるくらいの距離感(実際は届くわけないけど)

12/13 15:11

道志・丹沢もかなり近い

12/13 15:11

歩いて来た尾根、白谷ノ丸の草原がメッチャ目立つのと黒岳〜大峠〜雁ヶ腹摺山のラインが綺麗です

12/13 15:13

パノラマ

12/13 15:18

滝子山三角点から藤沢川の北尾根を行くバリルートが有るみたい

12/13 15:26

男は黙って男坂

12/13 15:36

檜平からの富士山、登ってきた場合はそれなりに良い景色に思うはず、下りてくると山頂からの富士山を見ているので特に感動は無い

12/13 16:13

水場の様子、飲めないので使い道は無いかな？それとも自己責任で飲んでる人もいるのだろうか？

12/13 16:42

藤沢集落の下山口に猫発見！戯れていたら狙ってた電車に乗り遅れました…

12/13 16:50

藤沢集落からコース最後の富士山

12/13 17:08

ゴール！猫と遊べた代償に電車を40分待ちました

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック アウター手袋 水筒（保温性）

感想

shige_verde

大菩薩嶺は有名だがその南となると300名山すら無いマイナールートなんじゃないの？(失礼)とか思っていたのだが、様々なレコやブログで絶景ルートとして有名である事を知った。
しかもなかなかの距離を歩ける自分好みのルート。
これは行くっきゃない！という事で計画したのだが土曜日はどうも天気が怪しい。
先々週に天気予報が微妙なのに箱根外輪山を強行して後悔したので、今回は少しでも良い予報を求めて日曜に予定変更、これが大当たりした。

上日川峠行きのバスはこの日が運行最終日、そして臨時便も出る大盛況。
小屋平でも大量の人が下りたので渋滞に巻き込まれる前にとっとと出発。
稜線に出ると期待通りの富士山の展望が！
向かう小金沢連嶺もとても綺麗な尾根でコレは期待が持てそうと確信。

次々と現れるピークでも、途中の展望地でも、富士山富士山また富士山。
全然飽きない。
道は良く踏まれておりアップダウンも一部の鞍部・峠以外は激しくなく高速道路。
このルートは取り付き・エスケープも豊富で「山を楽しむ」と言う意味では最高のルートだと思った。
特にこの時期は木々が冬枯れしているので展望地以外からも富士山がチラ見えするので更に良い。

ただし破魔射場丸(厨二感溢れる名前が最高に良い)から滝子山はそれまでの賑やかなコースと比べると多少玄人向け。
滝子山に出るまで展望は無いし、道も分かり難い。
人とも全然会わないので自信が無い人はハマイバで引き返すか米背負峠で下りた方が良いだろう。

このコースは今回で大のお気に入りになった。
厳冬期も面白そうなので是非来てみたい。

秀麗富嶽十二景も想像以上に良い。
1000m以下の山や長いコースを組み難い山も有るので全峰を登る事は無いと思うが、縦走が組める十二景は他の山も登ってみようと思った。