白馬岳

2012年08月13日(月) 〜 2012年08月15日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,294m
• 下り: 1,849m

コースタイム

8/13 8:00 栂池自然園駅 - 9:40天狗原11:20白馬乗鞍岳12:17 白馬大池山荘
8/14 7:14 白馬大池山荘テント場 - 9:16子蓮華岳山頂10:14三国境11:14白馬岳山頂12:10 白馬頂上山荘
8/15 6:30 白馬頂上山荘テント場 - (大雪渓経由) - 12:40 猿倉

天候

8/13　曇り時々雨
8/14　曇り時々雨のち晴れ
8/15　曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白馬インフォメーションセンター前の白馬八方第2駐車場に駐車しました。
夜中の2時ごろ到着しましたが、ほとんど埋まっておらず、逆にこんなに空いてていいのか？場所を間違えたのかと心配になりました。それでも朝7時ごろにはだいぶ埋まっていました。混雑のピークは、お盆前の週末だそうです。駐車場内にトイレもあります。
白馬岳への登山口である栂池、もしくは猿倉までは目の前のバスターミナルからバスで移動します。

コース状況／危険箇所等

天狗原から白馬乗鞍岳：岩登りのルートが続きます。落石を起こさないよう注意。

白馬岳頂上直下の雪渓：ステップが切ってあり、アイゼンなしでOKです。

白馬岳頂上直下から大雪渓まで：岩ゴロゴロの急坂。下りに使いましたが、地味に足にきます。登りだと、大雪渓を登り切った後になるので、体力消耗しそうです。

大雪渓：アイゼン装着＆ストックで問題ありません。落石に注意。

写真

8/13 8:01

栂池自然園のビジターセンター。ロープウェーでいっきに上がってきました。

8/13 8:23

ここからが登山の始まりです。ゆるゆると樹林帯の中をあがっていきます。

8/13 9:46

天狗原。ガスガスで何も見えず。このあたりは晴れていると気持ちいいだろうなぁ。

8/13 9:46

ワタスゲもふんわりしていません。

8/13 10:31

乗鞍岳までのひと登りがきつい。岩がごろごろしているので足元に気を使います。

8/13 11:00

そこを抜けると大きな雪渓。アイゼンなしで歩けました。

8/13 10:45

お花を見ながら少しずつ進んでいきましょう。キバナノコマノツメ。

8/13 11:06

ツマトリソウ。

8/13 11:18

ヒメシャジン。

8/13 11:30

やがて乗鞍岳山頂。うん、山頂だ。はい、次。

8/13 11:37

そして下っていくと、白馬大池と山荘が見えてきました。見えてからがまた遠いし、歩きにくい道でした。

8/13 12:46

テン場は広々しています。後ろには何山かしら？

8/13 12:17

テン場の周りはお花がいっぱい。ハクサンイチゲ。

8/13 13:57

チングルマ。

8/13 13:58

コイワカガミ。

8/13 17:53

イワイチョウ。ひとしきりお花を見たらやることなし。

8/14 7:40

2日目。それはすごい雷雨の夜でした。生きててよかった。白馬岳に向かいます。

8/14 8:11

こんな感じの道も、晴れていたら気持ちいんだろうなぁ。

8/14 8:39

タカネナデシコ。雨に濡れて重そうです。

8/14 9:11

ミヤマダイモンジソウ。

8/14 9:11

ハクサンフウロ。

8/14 9:16

小蓮華山頂。視界なし。

8/14 9:55

コマクサ。女王さま〜。

8/14 10:37

枯れかけのウルップソウ。8月だし、もうこんな感じのしか残ってないですわ。

8/14 10:40

ガスの中、雷鳥さんの登場です。

8/14 10:41

奥様同士で井戸端会議かしら。

8/14 11:14

白馬岳頂上。何も見えましぇ〜ん。

8/14 13:04

白馬頂上山荘のテン場について、テント設営。すると、な、なんと青空ではないですか。

8/14 14:42

おぉ〜。あれが日本最大の山荘、白馬山荘かぁ。

8/14 15:04

あ、あ、青空だ〜。興奮を抑えられません。

8/14 16:19

こうしちゃいられねぇと近くの丸山までお散歩。テン場から少し上がると、またガスが。もう少しで白馬山頂が見えそうなのにぃ。

8/14 16:21

同じように散歩中の小屋のスタッフのお姉さんたちが「雷鳥がいるよ！」と教えてくれました。雷鳥さんのヒナ。お母さんが心配して「あまり遠くに行っちゃだめよ」と、くぅくぅ泣いています。

8/14 16:38

午後はグリーンガイドさんによる高山植物の講習会に参加。テン場から丸山まで歩きながら、お花の名前たくさん教えてもらいました。ミヤマクワガタ。

8/14 18:19

夕方になり、ガスがどんどん取れてきた！本日3度目の丸山へgo。平らな山頂の杓子が見えてきました。

8/14 18:25

旭岳。

8/14 18:26

あぁ。白馬さんもはっきり現れてくれました。ソフトクリームの先っちょみたい。

8/14 18:28

杓子＆白馬鑓。いつかあそこを縦走してみたい。

8/14 18:27

雲海の向こうには立山＆剣。

8/14 18:29

立山＆剣をズームアップ。かっちょいい。

8/14 18:57

1日の最後にいいもの見せていただきました。この夜は満天の星空。

8/15 6:33

最終日。お天気は続かずガスの中。猿倉に下山します。途中にいた鳥。なんだろう？

8/15 6:45

8月なのに咲き残っていたウルップソウ。感動ものです。

8/15 6:56

葱平のお花畑。ものすごい数のお花が咲いていました。

8/15 9:13

大雪渓に到着。落石がごろごろしています。次々に人が登ってきますが、音が雪に吸収されるのか、妙に静かです。

8/15 11:12

おりきったところで振り返って1枚。本当に大雪渓ですよ。

8/15 11:45

緊張の大雪渓を下り、あとは猿倉のバス停へ。ここからが地味に長かったな。

8/15 14:07

駐車場横にある第1郷の湯。初の2泊3日登山。汚れを落とし、生まれ変わりました。

撮影機器：

CX5 リコー

感想

seasun

初の北アルプステント泊。初の2泊3日。
楽しみにしていたのですが、
お天気がちょっと残念でした。
いや、曇り時々雨という天気予報は知っていたのです。
しかし、こういう時に限って外れませんね。

特に1日目の夜。
テントの両脇に人が立って、
二人でテントをゆさゆさと揺らしているのかと思うぐらいの暴風雨でした。
目を閉じていても、
瞼を通して稲妻がわかります。
ひょ〜。怖すぎ。

しかしテントは頑張りました。
あんな頼りなげな布きれに守られました。
ありがたい話です。
朝起きると雨は止んでいました。

お天気がよければなぁと思ってばかりいると、
ますます辛くなりますが、
思わずにはいられません。
そんな中で、雷鳥さんたちやコマクサなどのお花たちに励まされます。
すると願いが通じたのか、
2日目の午後から快晴。夜は満天の星空。
何なんでしょう。このツンデレ。

3日目は「天気いいのもおしま〜い。」と、
またガスガスに戻ってしまいました。
ある意味、忘れられない山行となりました。
また白馬さんにはリベンジするぞ〜。