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Yamareco

記録ID: 282253
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

日本山岳耐久レース

2009年10月11日(日) 〜 2009年10月12日(月)
 - 拍手
GPS
22:30
距離
60.8km
登り
4,231m
下り
4,223m

コースタイム

スタート-醍醐丸 4時間
醍醐丸-浅間峠 3時間30分
浅間峠-三頭山 5時間
三頭山-月夜見駐車場 2時間
月夜見駐車場-御岳・長尾平 6時間
御岳・長尾平-ゴール 3時間 合計 23時間
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
道標はよく整備されており、踏み跡も明瞭。
大会時はポイントポイントでスタッフもおり迷う事は普通ならありえない。
給水ポイントはいくつかあるが実質は月夜見と御岳綾広の水場だけと思ったほうが良い。
夜間での単独行動時は歩きならペツルのティカXP以上かブラックダイヤモンドのスポット以上のヘットライトが欲しい。走る人はもう1クラス以上のライトにハンドライト。
夜間は気温がだいぶ下がるので 休む時は防寒具をしっかり着ないとかなり冷えてしまう。
12Lのザックを使用。
朝、まだ人がいないスタート地点
朝、まだ人がいないスタート地点
13:00スタートだ!!!!
13:00スタートだ!!!!
大渋滞の入山峠14時頃
大渋滞の入山峠14時頃
ぐーーと進んで金比羅尾根
ぐーーと進んで金比羅尾根
間も無く舗装路に!!
戦い抜いたぞー!!
間も無く舗装路に!!
戦い抜いたぞー!!

感想

2度目の参戦だ。

この年から参加費が10000円から15000円と値上がりをしたので…さすがにもぅそんな高額な参加費は…払えないので最後になるだろう
何が何でも完走してくるれるわ!!!
と意気込み参戦しました。

本戦の前に関門が一つある。

6月1日の応募の第ZERO関門だ!

年々その争奪戦がヒートアップしこの年は2時間ほどで埋まった。

翌年からはポイント制が導入され慈善活動やハセツネ30kでポイントを稼ぎ、規定ポイントに達すると先行応募ができるというシステムが導入された。
だが、それにより一般応募はさらに加熱をし1時間台までに最近は短くなっているそうだ。

前回も参加していたのだがこの年はトレーニングらしいトレーニングはしていなかった。普通に登山をして歩き回っていただけで
おいおい。最後だといいながらコレ完走できんのかよ?と内心を持っていたりもした。
まぁ、タイムを競っているわけではなく完走が目的なので歩き続けられればいいのだがソレが簡単ではないのだから困る。
13時スタート。
私は15時間台ゴールのあたりからスタートしわらわらをスタートゲートをくぐる。
スタートのセンサーを踏むとドン!と気持ちが入る。
ワラワラワラワラと変電所まで詰まり気味に進み変電所から今熊神社までの区間で走り順位をあげる。そしてまた、神社から入山峠までワラワラワラと詰まり気味に歩く。
関門の制限時間が気になるところだが入山峠を抜け市道山あたりまで来ると歩行力・走力に差が出てきて選手は散り始める。
そして、醍醐丸あたりで日が暮れる。
ヘッドライトの灯りを頼りに浅間峠を目指すのだが人もまばらになり時々単独走行になるとやはり真っ暗闇なので心細い。
浅間峠に到着した時のあの煌々とした灯りと人の声はひと時の安堵をくれる。
浅間峠からはストックが解禁される。単独走行が増え前も後ろも暗闇の中 歩き続ける。
三頭山まで途中2箇所ほどスタッフがリタイアポイントとして待機してくれているが下山は自力でなので 実はリタイアしても先が長い。
三頭山避難小屋では泊まりに来ていた登山者が軒先で応援してくれていた。少し力が湧いてくる。
三頭山を通過し、未知の区間に入るとペースが取りづらくなった。
いつになったら月夜見に着くのかわからず、道を間違えたのかと一瞬不安になる。
月夜見では唯一大会側から吸水を得られる。
月夜見を過ぎ御前山に差し掛かることようやく夜が明け始めた。大ダワには8時頃に到着したと思う。そこして、鋸山の巻道でまたアイツに驚かされた。

キジだ。

なぜかここを通るたびにキジが飛び出してくる。
シングルトレイルなので片足を径から落とし 滑落しそうになるヽ(´Д`;)ノコラー
大岳までは単調な登りになるが踏ん張りどころだ。大岳の山頂に着くと、一般の登山者も増えてくる。
下りの岩場に注意し大岳山荘からは速度をあげる。
ストックを十分に活用し、少ない労力で速度を出す。ストックをうまく使うと面白いように速度がつく。
御岳の街では応援の声が多く最後の力を振り絞るようにひねり出す。
日の出までくれば跡は下るだけだがまだ10km位ある。長い下りで単調に次ぐ短調でさすがに集中力が途切れてくる。そうなると睡魔が襲ってきてかなり危険なことになる。
そんなときは無理せず15分道端で寝る。
リフレッシュしてゴールを目指す。
舗装路に出ると市街が見えてくる。
長い長い戦いがまもなく終わる。

住宅街に入り、残った燃料を燃やし尽くすかのようにゴールを目指し駆け抜けたー。

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