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Yamareco

記録ID: 2840254
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
屋久島

何とか行けた宮之浦岳

2021年01月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:05
距離
13.9km
登り
975m
下り
980m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:01
休憩
1:01
合計
10:02
距離 13.9km 登り 975m 下り 980m
6:03
37
6:40
6:47
69
7:56
8:02
11
8:13
18
8:31
8:32
33
9:05
9:11
7
9:18
9:24
72
10:36
10:57
38
携帯トイレブース
11:35
11:36
28
12:04
12:10
15
12:25
12:26
81
13:47
11
13:58
13:59
21
14:20
12
14:32
14:33
8
14:41
14:44
49
15:33
15:34
31
16:05
0
16:05
ゴール地点
天候 快晴、昼から雲出てきた
過去天気図(気象庁) 2021年01月の天気図
アクセス 紀元杉から先は凍った雪があったが何とか行けた。帰る時は紀元杉から先は通行止めになっていた。
コース状況/
危険箇所等
雪多くノートレースで苦戦したが今後、雨が降り締まるだろう
黒味岳?
2021年01月03日 09:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
1/3 9:02
黒味岳?
アップで
2021年01月03日 09:02撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
1/3 9:02
アップで
永田岳(中央奥)宮之浦岳(その右)たぶん
2021年01月03日 09:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
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1/3 9:12
永田岳(中央奥)宮之浦岳(その右)たぶん
安房岳か投石岳
2021年01月03日 09:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
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1/3 9:12
安房岳か投石岳
南東側は雲海
2021年01月03日 09:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
1/3 9:12
南東側は雲海
安房岳か翁岳
2021年01月03日 09:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
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1/3 9:12
安房岳か翁岳
永田岳(中央奥)宮之浦岳(その右)たぶん
2021年01月03日 09:12撮影 by  iPhone 6s, Apple
1/3 9:12
永田岳(中央奥)宮之浦岳(その右)たぶん
翁岳?
2021年01月03日 09:13撮影 by  iPhone 6s, Apple
1/3 9:13
翁岳?
誰にも会わなかったが鹿を一頭だけ見た。なかなか大きな雄だった。トレースを見ると鹿も30CMくらい沈んでいた。彼らも大変だろうな。
2021年01月03日 09:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
1/3 9:35
誰にも会わなかったが鹿を一頭だけ見た。なかなか大きな雄だった。トレースを見ると鹿も30CMくらい沈んでいた。彼らも大変だろうな。
2021年01月03日 11:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
1/3 11:24
奥に種子島
2021年01月03日 11:24撮影 by  iPhone 6s, Apple
1/3 11:24
奥に種子島
こんな巨岩があちこちに
2021年01月03日 11:25撮影 by  iPhone 6s, Apple
1/3 11:25
こんな巨岩があちこちに
山頂から永田岳
2021年01月03日 12:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
1/3 12:03
山頂から永田岳
開聞岳
2021年01月03日 12:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
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1/3 12:03
開聞岳
山頂から南側。日が当たらないので霧氷がすごい。この後、南から雲が一気に押し寄せる
2021年01月03日 12:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
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1/3 12:03
山頂から南側。日が当たらないので霧氷がすごい。この後、南から雲が一気に押し寄せる
山頂から南側。
2021年01月03日 12:03撮影 by  iPhone 6s, Apple
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1/3 12:03
山頂から南側。
栗生岳を振り返る。写真では分かりにくいが真ん中の登山道は膝上までの雪。両脇は深い笹薮。この辺りは山頂近くなので雪は少しましだったが。
2021年01月03日 12:23撮影 by  iPhone 6s, Apple
3
1/3 12:23
栗生岳を振り返る。写真では分かりにくいが真ん中の登山道は膝上までの雪。両脇は深い笹薮。この辺りは山頂近くなので雪は少しましだったが。
永田岳(右奥)を振り返る
2021年01月03日 13:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
1/3 13:53
永田岳(右奥)を振り返る
撮影機器:

感想

コロナの影響で休みが多く取れたので屋久島に行くことにした。予報では1月3日が一番天気がいいので、その日に照準を合わして2日の夕方に屋久島へ入った。

天気は予報通りに晴れそうだったが、年末の大雪で31日の時点で登山口まで林道が閉鎖されていた。せめてヤクスギランドまで行けたらと思っていたが、前日になって何とか淀川登山口まで開通して行けた。ただ紀元杉からはアイスバーンがあり、こんな道をノーマルタイヤで行けるのか?と思いながらもひやひやしながら何とか行けた。帰る時は通行止めになっていたが。

出だしはトレースがあり、これは雪のない時とあまり変わらないスピードで行けそうだと思っていたが、小花之江河から先はトレースが消えていて、ほぼ新雪状態。絶対に誰か先に行っていてトレースはあると、或いは後ろから誰か来て交代でラッセルしてくれるだろうと思っていたのに。そこからは暫く2,30CMくらいの積雪でまだましだったが、低木の枝がしょっちゅう出てきて、当たると雪が落ちてくる。払いのけるのに大変だし、屈みながら歩くことも多く大変だった。

その後、投石平くらいからは膝上くらいの積雪できつくなる。なんとか携帯トイレブースまで行き、全く食欲はなかったが無理やりパン一個だけ押し込んだ。撤退しようかと考える。普通なら絶対行かない。ただ、もう屋久島に来ることはないだろうし、こんないい天気はあまりないはずだ、と考えてもう少しがんばって見ようと再開。しかし、そこからは50Mおきくらいに一回、下半身が沈むくらいの雪で一回沈むとかなり体力を消耗する。殆ど前に進まない状態で、やっぱり無理だと思ったが、とりあえず目の前の栗生岳までがんばろう。あそこまで行けば向こうの景色が見えるだろうし、そこで折り返そうと思ってがんばった。

栗生岳に着くと宮之浦岳はすぐそこだった。ただすぐそこだと言っても、この雪ではすぐには着かない。ここまで来て撤退はありえなかった。もうこの後、どうなっても良い。宮之浦岳へ行ければという思いでがんばった。撤退すれば後で後悔するだけなので行くしかなかった。結局そこから30分かかって山頂へ到着した。

山頂へ着いた時、あんなに感激したのは久しぶりだった。越後駒ヶ岳以来かな?あの時も雪が多かった。こんなに多くはなかったが、あの時は落ちたら終わりの所が多かったのであの時も感激した。

山頂は素晴らしい眺望で、開聞岳や鹿児島も見えていた。唯、南側は雲で南西諸島は見えなかった。

帰りは自分のトレースがあったのでぜんぜん楽だった。

間違いなく自分の登山暦の中で一番きつい山行だった。スノーシュー、せめてわかんでもあればぜんぜん楽だったろうが、屋久島にスノーシューなんか、いる分けないと思っていた。

とにかく生涯忘れられない一日となった。

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技術レベル
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3/5

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