記録ID: 8665795
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島
ヤクを刻む「宮之浦岳」
2025年09月07日(日) 〜
2025年09月10日(水)


体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 28:14
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 2,940m
- 下り
- 2,479m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 10:06
距離 13.3km
登り 1,495m
下り 688m
2日目
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:59
距離 6.2km
登り 626m
下り 530m
3日目
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 9:07
距離 10.1km
登り 759m
下り 1,012m
天候 | 1日目 7日 日曜日 晴れ一時曇り後小雨 視界は? 2日目 8日 月曜日 晴れ時々曇り 視界は良い 次第に雲が増えた 3日目 9日 火曜日 晴れ後曇り 21時から雨 視界は良い 9時過ぎに雲が増えた 4日目 10日 水曜日 雷雨 下山後の麓は曇り後晴れ 淀川登山口から紀元杉バス停まで歩く間が最恐で落雷が頻発 最近1km以内に落ちた 視界は? 4日間通して時々風が吹いた 0〜3m |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
トイレ有り 淀川登山口下の紀元杉バス停10時45分発 合庁前と宮之浦で2回乗り換えて 白谷雲水峡まで戻り 車を回収した 紀元杉バス停は午前午後の2便のみ 下山日に白谷雲水峡まで戻るには午前便に乗る他なく 淀川小屋で泊まった(新高塚小屋を3時ころに出て午前のバスに乗る人もいた) 屋久島に24時間営業のコンビニは無い au 白谷雲水峡に向かう途中 雲の展望所と白谷雲水峡駐車場でつながった 淀川登山口と紀元杉バス停は✕ ヤクスギランドと屋久島自然館でつながる |
コース状況/ 危険箇所等 |
白谷雲水峡から入山 縄文杉・永田岳・宮之浦岳を経て淀川登山口に下山した 泊まりは 新高塚小屋・鹿の沢小屋・淀川小屋の3泊 全体に整備の良い道は変化に富む 例えるなら 白谷雲水峡の道は一桁国道 トロッコ敷の道は高規格道 縄文杉に向かう道は一桁国道 縄文杉から淀川登山口までは二桁国道 永田岳と鹿の沢小屋を往復する道は三桁国道 宮之浦岳付近は刈払い直後で快適だった 永田岳に向かう道は 最後の日に草刈りに向かう人と会った 刈払いが済めば二桁国道に昇格する 高塚小屋 14時に通過した時は泊まりの人1名 水場は近い トイレは有るはず(未確認) 新高塚小屋 宿泊者12名 水場はすぐ先に有る トイレは利用できる 鹿の沢小屋 利用者1名 マップの水場は藪の中だった 周辺に二三の沢が有る 永田歩道を少し進んで流水を汲んだ マップに掲載のトイレは見つからなかった 小屋に携帯トイレの腰掛け便座と目隠しテントが有り 森に持ち出せば どこでもトイレになる ギャラリーも居ないのでオープンエアートイレを楽しんだ 泊まり山行の時ひとつだけ持ち歩く携帯トイレが初めて利用できた 淀川小屋 利用者7名 小屋の前に水飲場の看板が有る 沢の流水を利用する トイレは使える 永田岳付近の草露で靴下までぐしょ濡れになったが 使い捨てカイロふたつと替え靴下で4日目の朝も快適だった au 縄文杉周辺 高塚小屋の少し上 新高塚小屋の少し上 永田岳の先の集落を見下ろす岩場で弱いけどつながった ※ トイレットペーパー 山中のトイレは紙が無いと思った方がいい 自分は水に溶けるタイプのポケットティッシュを日数分+1持参した |
その他周辺情報 | 後泊で素泊まりのヤクシマリフレッシュルームを利用した 翌日の雨天予報の休養日とバッテリー類の充電が目的 素泊まり一泊4000円 フェリー発着の宮之浦港付近は 飲食店も多いが数軒の民宿が満室だった 安房で探したら 一発で素泊まり宿がOK 男女別の十人部屋(二段ベッド✕5台 ユニットバストイレ付き)に一人で泊まることになった 宿からほど近く レストランかもがわで夕食 刺身定食2100円と 島の焼酎三岳・愛子で打上げた 定食に付くトビウオの唐揚げは残すところも無く 初めての亀の手は甲殻類を濃くした味 相当なボリュームだった |
写真
撮影機器:
感想
前回 屋久島を訪れたのは7年前の5月下旬、ヤクシマシャクナゲの白とピンクが 全島をを山笑うごとく染めあげる頃だった。
そのおりの後悔は 1時間半ほどの寄り道を恐れて 永田岳を見送ったことだった。
登り残した山として 喉の奧に小骨のように引っ掛かっていた。
再び屋久島を訪れる機会を得て、永田岳に登りたいと思いを深めたが、体力は前回から格段に落ちている。
前回2泊で歩いたコースに 永田岳の先 鹿の沢小屋での泊りを加えて3泊で歩くことにした。
初日は午後に降雨があったが たいした降りではなかった、新高塚小屋の泊まりで湿度の高さを感じたくらいだった。
2日目と3日目、永田岳と宮之浦岳を越えるコースのハイライト区間は良い天気に恵まれた。
3日目の雷雨は 雨の島屋久島の洗礼なのか?大粒の雨と間近な落雷の中を歩いた。
花は 端境期だと聞いたが、ヤクシマリンドウが この時期限定で印象的な姿を見せてくれ、ヘツカリンドウがつぼみで もう少しで開花するところだった。
腰の具合などに 不安を抱えながらも歩き通せたことに満足感を覚える。
2日目の焼野分岐付近で 草刈り作業中の方、4日目の大雨の中 大型ザックにバリカンをくくりつけて永田岳方面の刈払いに向かう方・・・先行する仲間に合流し 泊まり込みで登山道整備するそうだ・・・に会った。
淀川小屋の朝、トイレの内容物を4個のポリタンクに詰めて(80kg!)担ぎ降ろす人にも会った。
登山道を歩かせてもらえることに 感謝するしかない。
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