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Yamareco

記録ID: 284999
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

歩いた八経ヶ岳(熊渡〜カナビキ尾根〜八経ヶ岳・弥山・狼平周回)

2013年04月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:14
距離
17.1km
登り
1,456m
下り
1,460m

コースタイム

0:05 自宅出発(途中、2時間弱仮眠)
4:53 熊渡到着(他に2台)
6:22 登山開始
6:51 双門コースとの分岐
6:55 林道終了・登山道へ
8:25 カナビキ尾根(栃尾辻からの登山道)と合流
9:27 高崎横手出合(明星ヶ岳から八経ヶ岳、弥山小屋、狼平を周回する)
9:50 日裏山
10:30 弥山辻
10:50 八経ヶ岳(昼食)
11:25 出発
11:45 弥山小屋
12:21 狼平
12:36 高崎横手出合
13:15 カナビキ尾根からの分岐地点(熊渡へ)
14:05 林道
14:36 無事下山
天候 曇(時折陽射しが届く)
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深夜の時点で熊渡の駐車スペースには数台の車あり。
(10台弱は止められると思いますが、もし満車なら近くのみたらいの駐車場から歩くという手もあるかもしれません。2km弱ありますが)

※地図のルートは登山後手入力したものであり実際とは異なる可能性がありますのでご留意ください。
コース状況/
危険箇所等
●R309
・みたらいと熊渡の間の小さなトンネル内壁は岩肌が露出しているため車の運転注意。
●熊渡〜カナビキ尾根合流地点
・熊渡の橋を渡ってすぐ、登山ポストあり。
・林道の終点まで30分弱程度。林道沿いに今にも崩落しそうな崖などあるので落石には注意必要。
●カナビキ尾根合流地点〜高崎横手出合
・1,200mくらいまでは踏み跡もしっかりしているので特段問題ないと思われる。
・以降は次第に踏み跡不明瞭な箇所が出てくるが、その分赤テープが増えるので辿っていけば問題ないと思われる。
(逆にいうと、踏み跡もテープも見当たらない時間が数分以上続けば元に戻るのがよいと思います。私は2度そのようなことがありましたが、2度とも道をはずれていました。つづれ折に続く道は特に慎重にいくのがよいと思います)
●高崎横手出合より周回〜日裏山・弥山辻・八経ヶ岳・弥山小屋・狼平〜
・標準コースタイムを見ると日裏山からの周回のほうが時間が短そう。
 (あとで知りましたが確かに弥山と狼平間に延々と続く木の階段は下るほうが楽)
・高崎横手出合から日裏山までは平坦な箇所が多く、また木に、道案内とは無関係な白い番号テープが張ってあるので、踏み跡を見失うと迷いそう。
 (私は数回右往左往しました)
・弥山辻から八経ヶ岳は取り付きが分かりにくかったが、保護ネット沿いに行けばすぐ見つかった。
・八経ヶ岳から弥山には少し岩場を下るので足元注意。その後は一瞬道を見失いかけたが保護ネット沿いに歩くと登山道と合流した。
熊渡からの橋より弥山川
2013年04月14日 20:40撮影 by  DSC-HX1, SONY
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4/14 20:40
熊渡からの橋より弥山川
林道を10分程度歩くと3方への分岐。今回は直進。(左は上級の双門コース)
2013年04月14日 20:40撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:40
林道を10分程度歩くと3方への分岐。今回は直進。(左は上級の双門コース)
林道をさらに20分程度進むと林道は終わり、登山道へ。
2013年04月14日 20:59撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:59
林道をさらに20分程度進むと林道は終わり、登山道へ。
しばらくは道は明瞭で、テープもある。
2013年04月14日 20:42撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:42
しばらくは道は明瞭で、テープもある。
展望がきかないが、時折垣間見える山容で気分転換。
2013年04月14日 20:48撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:48
展望がきかないが、時折垣間見える山容で気分転換。
1,000前後の地点。なだらかだが、踏み跡が不明瞭で少々戸惑う。
2013年04月14日 20:48撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:48
1,000前後の地点。なだらかだが、踏み跡が不明瞭で少々戸惑う。
1,200m前後の付近。登山道の西側は崖が続く。
2013年04月14日 21:00撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 21:00
1,200m前後の付近。登山道の西側は崖が続く。
あの山影は・・・
2013年04月14日 21:25撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 21:25
あの山影は・・・
手作り感溢れるテープがたくさん
2013年04月14日 20:49撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:49
手作り感溢れるテープがたくさん
尾根筋に出て急登を続けると、
2013年04月14日 20:50撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:50
尾根筋に出て急登を続けると、
ようやくカナビキ尾根へ合流。(登り約2時間)
2013年04月14日 20:50撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:50
ようやくカナビキ尾根へ合流。(登り約2時間)
頂仙岳を通過すると道はコケむしてくる
2013年04月14日 20:51撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:51
頂仙岳を通過すると道はコケむしてくる
高崎横手出合。明星ヶ岳〜八経ヶ岳〜弥山〜狼平の周回コース。
2013年04月14日 20:52撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:52
高崎横手出合。明星ヶ岳〜八経ヶ岳〜弥山〜狼平の周回コース。
時計の逆回りで、日裏山から周回。立ち枯れた木々が目立ち始める。
2013年04月14日 20:52撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:52
時計の逆回りで、日裏山から周回。立ち枯れた木々が目立ち始める。
白骨のオブジェ
2013年04月14日 20:52撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:52
白骨のオブジェ
八経ヶ岳・明星ヶ岳はガスに覆われている
2013年04月14日 20:53撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:53
八経ヶ岳・明星ヶ岳はガスに覆われている
白骨のオブジェ
2013年04月15日 23:01撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/15 23:01
白骨のオブジェ
うっすらと残雪。アイゼンは不要。
2013年04月14日 10:22撮影 by  DSC-HX1, SONY
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4/14 10:22
うっすらと残雪。アイゼンは不要。
2013年04月15日 23:02撮影 by  DSC-HX1, SONY
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大峰奥駆道へ合流。弥山辻。右にいくと釈迦ヶ岳方面へ。いつか行きたい。
2013年04月14日 20:53撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:53
大峰奥駆道へ合流。弥山辻。右にいくと釈迦ヶ岳方面へ。いつか行きたい。
根こそぎ・・
2013年04月15日 23:03撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/15 23:03
根こそぎ・・
八経ヶ岳が近づくと再び立ち枯れた木々が増えてくる。
2013年04月14日 20:54撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:54
八経ヶ岳が近づくと再び立ち枯れた木々が増えてくる。
頂上はもうすぐ
2013年04月15日 23:03撮影 by  DSC-HX1, SONY
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4/15 23:03
頂上はもうすぐ
八経ヶ岳山頂1,914.9m
2013年04月14日 20:54撮影 by  DSC-HX1, SONY
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八経ヶ岳山頂1,914.9m
八経ヶ岳山頂。木札が積上げられている。その向こうは何も見えない。
2013年04月14日 20:55撮影 by  DSC-HX1, SONY
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4/14 20:55
八経ヶ岳山頂。木札が積上げられている。その向こうは何も見えない。
昼食を取りながらガスの晴れるのを待ったが、一瞬周辺の景色が見えただけ。
2013年04月14日 21:01撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 21:01
昼食を取りながらガスの晴れるのを待ったが、一瞬周辺の景色が見えただけ。
弥山小屋到着。
2013年04月14日 20:56撮影 by  DSC-HX1, SONY
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弥山小屋到着。
弥山小屋
2013年04月14日 20:56撮影 by  DSC-HX1, SONY
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弥山小屋
弥山神社の手前
2013年04月14日 20:56撮影 by  DSC-HX1, SONY
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弥山神社の手前
展望なしのため、狼平へ急ぐ。
2013年04月14日 20:57撮影 by  DSC-HX1, SONY
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展望なしのため、狼平へ急ぐ。
この山容も美しい・・・
2013年04月15日 23:04撮影 by  DSC-HX1, SONY
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この山容も美しい・・・
狼平の避難小屋。中も清潔で川のせせらぎも気持ちよく、また来る時はくつろぎたい。
2013年04月14日 20:57撮影 by  DSC-HX1, SONY
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狼平の避難小屋。中も清潔で川のせせらぎも気持ちよく、また来る時はくつろぎたい。
相棒。
2013年04月14日 20:58撮影 by  DSC-HX1, SONY
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相棒。
一気に下山。林道が見えた。
2013年04月14日 20:58撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:58
一気に下山。林道が見えた。
林道沿いの落石が危険そうな箇所。
2013年04月14日 20:59撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/14 20:59
林道沿いの落石が危険そうな箇所。
熊渡の駐車スペース。
2013年04月14日 20:59撮影 by  DSC-HX1, SONY
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4/14 20:59
熊渡の駐車スペース。

感想

1ヶ月振りの山行。
がっつり歩きたかったので初めての八経ヶ岳に、熊渡からの周回コースを取った。
ただし、レンタカー返却のため18:00までに大阪に戻らないといけないことを考えると、15:00までには下山しておきたいところ。ルートは往復20kmは超えそうなので、早歩きでスタート。

●熊渡〜カナビキ尾根
・今回は地図読みの練習もかねて、たとえ踏み跡やテープがあっても常に地図とコンパスで自分の位置を確認しながら進む。
・特にカナビキ尾根までは2.5万分の1の地図には今回のルートは記載されておらず慎重に。
・とはいえ、1,200m〜1,400m付近は周囲の地形が分かりづらく、自分の位置の特定が曖昧なまま進んでしまうことも度々。結局テープを頼ってしまった。(完璧に自分の位置を把握できたら気持ちよいでしょうね〜)

●カナビキ尾根〜高崎横手出合
・尾根に出てようやく本道に合流できた安堵感と安心感。1時間くらいかなと思っていたが、たっぷり2時間はかかってしまった。途端に風が強く、冷たくなり、先を急ぐ。このペースでは下山時間に間に合わないかもと少々あせってきた。
・尾根筋を駆け上がると、しばらく平坦で足腰にやさしい道が続く。(こういうところは逆に周囲に目印になるような目だった地形がなく、踏み跡も不明瞭になるので要注意)

●高崎横手出合より周回(⇒日裏山⇒八経ヶ岳⇒弥山小屋⇒狼平⇒)
・高崎横手出合で道は分岐して、八経ヶ岳や弥山、狼平の周回コースとなるのでどちら回りでもOK。標準タイムをみると時計の逆回りのほうが若干速そう。
・日裏山は立ち枯れた白骨状態の木々が増えてくる。ただし残念ながらガスのため展望効かず。目前の明星ヶ岳や八経ヶ岳も頂上付近はガスに覆われている。天気予報は悪くないはずだったが・・・
・弥山辻は日裏山を下りて八経ヶ岳に上り返すコルのようなところ。大峰奥駆道の道標を見ると何やら大きな安心感に包まれて感激。
(右にいくと釈迦ヶ岳方面とのこと、またいずれ大峰の奥の奥まで駆けていきたいものです。また、この弥山辻の南側は絶壁になっていて展望が利く場合は素晴らしい絶景を堪能できるのではないでしょうか)
・ここから八経ヶ岳まではすぐ。山頂に到着すると2組の先客が。山口県から前夜に来られた方としばし情報交換と昼食の間にガスが晴れるのを待つも・・・残念。
・弥山小屋はまだ営業してないが、宿泊には十分すぎる設備と感じたのでまたテン泊の時にゆっくりしたい。
(せっかくなのでトイレを探すもよく分からず我慢して先を急ぐ)
・しばらく進むと木の階段。最初は楽に歩けたが、延々と狼平まで続くので次第に苦痛に。
(この階段を登りに使うとかなり足腰にきそうですね)
・狼平に到着。小屋の中は非常に清潔で、小屋の前の川のせせらぎも気持ちよく、こちらもまたのんびり疲れを癒してみたい場所。

●高崎横手出合〜下山
・このあたりからはかなりの早足でどしどし下山道を行く。(展望も悪いし・・・)
・カナビキ尾根からの下山ももう迷うことなく一気に駆けおりて、無事14:36に下山完了。

合計8時間ちょいで完走できました・・・と言いたくなるような小走りの登山でした。(足が痛い)
展望もなく、オオヤマレンゲなどの珍しい植物もまだでしたが、しっかりと予定通りの登山を完了できて満足な山行となりました。

が、、以下補足。

無事下山後、車を走らせて小さなトンネルを通過した瞬間、ばすんっと衝撃音が。
何とトンネル内壁の露出した岩に車体をすらせて前輪がパンク。
スペアタイヤに換えて無事18:00に帰着したものの、余計な出費となりました。(泣)

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コメント

やられた
お疲れです

久々に山に行け良かったですね

我々も近いうちに八経ヶ岳行こうと思ってました。
先を越されました

なんかtubataroさんとは、選ぶ山が似てますよね
2013/4/15 23:40
やっぱり大峰!
tubaratoさん、こんばんは!

ドコに行かれるかな?と思っていたら、
やはり大峰でしたか〜
1ヶ月ぶりの山行だったんですね
そんなに間が空いているとは思ってなかったです。
その分、ガッツリ歩いた感じが伝わってきます

私も早く大峰 に行きたいのですが、
なにしろ足 がないもので…
か、あとはテン泊装備を揃えるか…
2013/4/15 23:50
次は・・・
okirazuさん

こんばんわ。1ヶ月山を離れていると体力が心配でしたが、無事下山できました。

まだ登っていない山で行きたい山は、
釈迦ヶ岳、稲村ヶ岳、雪彦山、氷ノ山・・・という感じです。でもやっぱり北・南アルプスに行きたいですね!

もうそろそろばったりお会いする頃ではないかと思っています。 
2013/4/16 0:09
ぜひ大峰へ
dolceさん

大峰は色んな意味で懐が深いと感じます。
是非そのうちに。

でもやっぱりアルプスに行きたいので夏に向けて計画中です。
2013/4/16 0:36
我が家も歩きた〜い
これは、我が家が当初予定してた狼平ではないですか。
それにしても1日で周回とはすごいですね。

やっぱり少々距離ありますね〜。5月、6月でチャンスがあれば行きたいです。
2013/4/16 11:03
そうです!
shogosさん

こんにちは。そうなんです。参考にさせて頂きました。

ただ登ってみると展望がきくまでかなり長い時間ひたすら登りつづけるルートなので子供は退屈するかなという気もしました。

私もGWに家族でテン泊を考えているので、その下見もかねての今回の山行だったのですが、もう少し別の場所も検討したいと思います。(大普賢岳〜行者環岳や、稲村など・・)

比良のテン泊お疲れ様でした。またレコ拝見します。
2013/4/16 12:57
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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