甲武信ヶ岳
- GPS
- 18:10
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,077m
- 下り
- 2,097m
コースタイム
4/14 撤収7:40〜木賊山8:05〜甲武信小屋8:35/8:50〜甲武信ヶ岳9:30/9:40〜甲武信小屋10:10/10:30〜
近丸新道分岐11:20〜分岐13:40〜西沢山荘15:45〜道の駅みとみ16:15
天候 | 4/13 晴 最低気温-9℃ 最高気温10℃ 4/14 晴 最低気温-6℃ 最高気温9℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは西沢渓谷ゲート前にあります。 分岐までは普通の山道です。分岐後約1時間で雪が現れました。 山頂手前の岩場から先は雪がありません。 雪は凍っていて、ガリガリです。道を大きく外さなければ、踏み抜きはありません。 木賊山経由の甲武信ヶ岳へは、トレースがありましたが、甲武信小屋巻き道と破風山方面はNOトレースでした。 温泉は、笛吹きの湯に入りました。露天風呂がぬるくて気持ちいいです。食事もできると良かったんですが。 |
写真
感想
Mさんとの山行は一年ぶりになります。この間Mさんは山に行ってませんが、意気込みは半端じゃありません。
4/13
ナビゲーションの調子が悪いせいもあって遠回りしてしまい、駐車場へは思ったより遅い到着。いい天気だが風が冷たい。それでも登り始めて林の中に入ると、穏やかになり日差しが暑く感じることもあった。
なかなかの急坂に、Mさんのペースも鈍る。厚く積もった落葉道は、ふかふかで歩いていて気持ちがいい。自分もこの道を往復するのは、5年ぶり。鶏冠尾根の険しさに二人で目を瞠った。
休憩しながらやっと、中間地点の分岐に到着。時間的には当初の予定に近いが、遅れ気味だ。でも、この時点ではまだ何とかなるぐらいにしか考えていなかった。
下山者には10人くらい出会った。みんなアイゼンを履いている。手遅れになる前に自分たちも履いてしまうことにした。履いて間もなく雪が目立ちはじめた。凍って固くなっている。踏み抜きの心配はなさそうだ。アイゼンの安定感にMさんもご満悦。
夕暮れの富士山に見惚れていると、あっという間に暗くなってきた。今日は破風山避難小屋泊の予定。木賊山分岐から破風山方面には踏み跡が無いが、雪は固いし下りなので、ヘッドライトを点けて歩き出した。しかし、雪質が変わって足が潜るようになり、初心者のMさんに夜間行動は難しく、さらに道を見失って小屋泊は諦めた。
少し戻って、道の真ん中にツェルトを張る。風が強くなって冷え込んだが、隙間だらけでもツェルトの中は暖かい。さっさと食事を済ませシュラフに潜り込んだ。
4/14
整地していないため、寝返りを打つたびに少しずつ斜面を滑り落ちていく。なんとも落ち着かない夜だった。朝食は簡単に済ませて、撤収。雲海に浮かぶ富士が美しい。避難小屋前からなら、もっときれいに見えたのだが。
甲武信小屋でトイレを済ませ、ザックをデポして山頂へ。なぜかこの道は短く感じられる。岩場で景色を堪能してから登頂。北アルプス意外はきれいに見えて、満足だ。
木賊山への登りをクリアしたら、あとは下り。Mさんには下りも脅威の一つ。転ばないように慎重に。でも、ペースが違うので途中から先を歩いてもらうことにした。このほうがアドバイスもしやすい。そういえば、剱岳でガイドさんも後ろを歩いてたっけ。反省。
長い下りを下りきって、無事下山。笛吹きの湯で汗を流したが、食事ができない。この2日間パンしか食べていないからと、Mさんのリクエストでラーメンを食べて帰った。
避難小屋でまったりのはずがプチ遭難になってしまい、後味悪い山行になりましたが、Mさんは文句一つ言わず歩いてくれました。感謝です。
仕事で行けなくなったTさん。来てたらほんとに遭難だったかも。あのツェルトに3人入ったら、身動き取れないです。腹へって死んじゃいます。
Mさん、次回こそ過酷でない山行にしたいと思います。またよろしく。
ツェルトいつも持っていきますが、お守りみたいなもので使った事は有りません、
でも、持って行って本当に良かったですね、持っていかなかったら本当に遭難かも、
私も無精せずに持っていこう。
初心者のMさんこれに懲りなければいいですけど。
huji12さん、はじめまして。
わたしもツェルト使ったのは今回が初めてです。家で広げてみたことがある程度で、ほんとお守りとしか考えていませんでした。
でも、使わないに越したことないです。重くてもテントのほうが快適です。
Mさんは逞しいので、懲りてないと思います。そこがまた可愛いんですが。
こんばんは。
大変そうだったのに、それを感じさせないのはBBCさんのレコですね。
Mさんも、そんなBBCさんと共に行動できるんですから、類トモですな。
いや、タイトル通り、Mさんのアイゼン気になります、、、。
機会があったら、使用感とかうかがいたいです。
では、丹沢24で。
ricalonさん、こんばんわ。
大変だったのは、ツェルト準備中だけでしたよ。風が寒くて、「やばい、やばい」と思ってました。
帰りの車の中でMさん、「死ぬかと思った」と言ってました 本音が出てました
まあ、年一回の山行で私に付いて行こうとするんだから、Mさんの根性はリッパなもんです。
これで、毎日の鍛錬ができてれば、あっという間に初心者卒業なんですが。
私もアイゼン欲しいんです。サイズ調整が悪かったのか、ベルトの巻き方が悪かったのか、ときどき緩んでいたようですが、あの扱いやすさは魅力でした。
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