そうだ、本州最北の参詣道にゆこう
nicopoji
体力度について
- GPS
- 05:45
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,465m
- 下り
- 1,183m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 5:42
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
登山口は岩木山神社、下山口は嶽温泉。 下山後に弘南バス（弘前〜岩木庁舎線・枯木平線）を利用し、岩木山神社前に戻った（運賃440円）。 バスの時刻表は以下HP参照。 http://www.konanbus.com/1540.html |
| コース状況／ 危険箇所等 |
水場：錫杖清水、津軽岩木スカイライン8合目の自販機 トイレ： �ヾ簗攣蛙声卞�口 �∈�林公園キャンプ場 ��山頂避難小屋の隣の小屋 �つ天擺簗撻好�イライン8合目休憩所 危険箇所： ＜岩木山神社〜鳳鳴ヒュッテ（百沢コース）＞ 焼止りヒュッテまで何度か急登。基本的に道幅は狭い。ツキノワグマが生息しているらしい。焼止りヒュッテ以降は大沢源頭に向け岩場を伝った高巻きが続く。錫杖清水以降は緩やかな道 ＜鳳鳴ヒュッテ〜山頂＞ 山頂まで岩場の急登。浮石・落石に注意 ＜鳳鳴ヒュッテ〜嶽温泉（嶽コース）＞ 特になし。基本的に樹林帯の道 各ルートの詳細は以下サイト参照。 http://www.iwakisan.com/touristinfo/2017/07/27/tozan_hyakuzawa/ |
| その他周辺情報 | 温泉： 嶽温泉 山のホテル（内湯。浴槽は狭い） ＜日帰り温泉の受付時間＞ 10:30〜15:00 ＜休館日＞ 年中無休 ＜入浴料金＞ 500円 ＜泉質＞ 酸性ーカルシウムー硫黄泉 （低張性酸性高温泉、含塩化土類酸性硫化水素水、pH2.0） 食事処： マタギ亭、めへやっこ（ともに山のホテル内併設） 嶽温泉ではマタギ飯が有名で炊きたてがいただけるが、出来上がるのに時間がかかる。さらに、土日休日はかなり混むため食べれないことがある。 めへやっこ（津軽弁で小さな店のこと）なら、マタギ飯をテイクアウトできる（炊き上げの時間はかかる）ため、温泉に入った後、バスの時間を気にしていた私は後者を利用した。お値段は1000円。 |
写真
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このくらい短い山行には350mlサイズは丁度よい
手水舎には250〜300年も前に湧き出た伏流水
感想
前日、秋田駒ヶ岳を下りて向かった先は念願の岩木山。
過去に青森観光や青森一周ライドの時に何度も見ている山だが、なかなか登る機会に恵まれなかった山。そして、青森で一番高い場所。
台風14号は太平洋沖を東進し北上しなかったが、その勢力が大きかったせいか当日は朝の早い段階で雲が広がり高曇りの山行となってしまった。青森にまで雲をまき散らしてくるとは、恐るべし台風14号。
それでも岩木山神社から奥宮まで歩けたことには十分満足。残念ながら高曇りで北海道は見えなかったが、独立峰らしい抜群の展望の良さも満喫できてうれしい。
後から気付いたことだが、百沢ルートの詳細はグーグルマップのストリートビューで確認できる。
その百沢ルートの起点となる岩木山神社の歴史を調べると、以下の通り紆余曲折あった神社であり、津軽藩の影響を色濃く受けていたことがわかる。
約1200年前、宝亀11年(780)に社殿を山頂に創建したのが岩木山神社の始まり。
延暦19年(800)に、征夷大将軍 坂上田村麿がこれを再建し、別に山麓である十腰内の里に下居宮（現在の厳鬼山神社）を建立して、山頂を奥宮と称した。
寛治5年(1091)神宣により、下居宮を現在地に奉遷した。この時は百沢寺といわれていた（百沢寺は岩木山の噴火により一度全焼している）。江戸時代には津軽藩の総鎮守とされ、津軽為信・信牧・信義・信政らの寄進により社殿等の造営が進んだ。
その後、明治の神仏分離により寺院を廃止、津軽総鎮守・岩木山神社とされ、明治6年（1873年）国幣小社に列格された。
また、毎年旧暦8月1日に行われる例大祭「お山参詣」は津軽地方最大の農作祈願祭であり、この最終日に百沢ルートを夜中に歩き、山頂でご来光を拝むようだ。
岩木山神社に無事登拝の報告をした後は、楼門からバダラ踊りをして帰途につく。バダラ踊りは、登拝を無事すませたという喜びと、お山がそれぞれの願い事を聞き入れ登拝した方々に神通力が宿ったということを表現したものらしい。
私も下山後にバダラ踊りをすればよかったのだろうか？
何にせよ、無事旅先から帰れただけで幸せだ。
岩木山神社HP
https://iwakiyamajinja.or.jp/history.html
お山参詣について
http://www.iwakisan.com/oyama-sankei/2016/12/9/
岩木山のある弘前市岩木（旧岩木町）は「日本で最も美しい村」連合加盟https://utsukushii-mura.jp/map/iwaki/
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