下ホロカメットク山【原始ヶ原から】
- GPS
- 13:37
- 距離
- 39.3km
- 登り
- 1,478m
- 下り
- 1,480m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
下ホロカメットク山は十勝連峰の主稜線からは少し離れた場所に位置していてどこからアプローチしても遠い山だ。ネット検索すると日帰りの場合トノカリ(新得)側から残雪期に登るのが一般的のようだった。
トノカリ側からだと片道約13〜4kmぐらいで半分は林道歩き。原始ヶ原からだと片道約20kmぐらいあり、しかも取り付きまでのアプローチがほぼ横移動のため帰りに滑って戻るというスキーの恩恵も少ない。どうせ遠いのだったら一番遠いルートから行こう。ということで、あえて原始ヶ原から登ってみることにした。まあ原始ヶ原の方が家から近いというのも理由の一つ。
ベベルイの除雪最終地点からスタート。まずは五反沼を目指して黙々と歩いていく。ラッセルは靴甲ぐらいとそんなに深くなかった。太陽が昇るにつれ雲が取れてくる。いつの間にか快晴の空となっていた。嬉しい。進行方向左側には富良野岳から続く十勝連峰の稜線がくっきりと見えて大迫力だった。トウヤスベ山とのコルまで登るとようやく正面に下ホロカメットク山の全容が見えてくる。
コルからはひたすら山裾をトラバース。帰りのことを考えてあまりアップダウンしないように歩いた。正面にチラチラと下ホロカメットク山が見え隠れする。進むにつれ徐々に近づいてくる感じがとても良かった。一の沢を過ぎたところでようやくトラバースが終了。山頂に向け登っていく。樹林を抜けると風が出てくる。高度感たっぷりの風景に癒された。
標高1350m地点でスキーを担いでツボ足になる。腰まで埋まる踏み抜き多数。ズボズボで超難儀した。ハイマツをつかんで這い上がるような感じで登った。風が強くて背中のスキーが時々あおられる。しんどい登りが続いた。山頂も風が強いため写真を撮ったらすぐに下山を開始した。スキーを外した標高1350m地点まで戻ってシールを外す。背中に背負ったスキーはデポするのが正解だったかもしれない。
滑りは全体的にブッシュが多くて快適ではなかった。平坦地の微妙な登り返しはスキーのまま進む。シーソラプチ川まで滑ったところでシールを付ける。シールがあれば登り返しも気にならない。登りトレースに沿って黙々と戻った。どこかで再度シールを外そうと思っていたがタイミングをつかめず結局シールのままスタート地点まで戻った。
快晴の空でそこそこ寒くて快適な雪山ハイキングだった。景色にあまり変化がなくひたすら長いので根気が必要なルートだと思う。
※過去の山行記録
(富良野)旭岳〜前富良野岳〜富良野岳 2017年12月31日(日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1346473.html
上富良野岳【原始が原から】 2015年01月19日(月)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-577782.html
前富良野岳・富良野岳【原始が原から】 2014年02月11日(火)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-406222.html
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