GW 新雪の西穂高岳


- GPS
- 07:50
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 742m
- 下り
- 950m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 7:30
12:00 新穂高ロープウェイ乗車
13:45 西穂山荘到着
4/28
5:20 山荘より出発
5:32 西穂丸山
6:18 独標
7:01 ピラミッドピーク
7:59 西穂高岳山頂---景色に見とれて大休止
11:30 西穂山荘(ラーメン)
---ロープウェイ混雑のため待ち時間あり---
14:00 岐阜県警山岳警備隊詰所(下山届提出)
天候 | 4/27 朝のうちみぞれ(沢渡-上高地) 午後は雪(西穂高) 4/28 快晴♪ 風もそれほど強くなかった。 西穂山荘前 朝5時 マイナス7度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新穂高ロープウェイ往復3400円 (ロープウェイ2800円の他に手荷物8kgを超えると600円加算) 運行状況は下記を確認して下さい http://www.okuhi.jp/Rop/FRTop.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ロープウェイ駅-西穂山荘 樹林帯の中を歩きます。 危険箇所はなし。 ○西穂山荘-独標 独標直下に急斜面があるので注意。 ○独標-ピラミッドピーク-西穂高岳山頂 全体的に危険箇所が多いので注意。 トラバースや岩と雪のミックスなどありとあらゆる 危険が多発します(大げさかな?)。 ピラミッドピークの先の小ピークと西穂山頂直下は ダガーポジションを取らないと雪の状態に寄っては無理。 今朝は先行者三名がちょうどここでルート選定をしていて、二手に 分かれました。私は西側にトラバースしてから上がりましたが 友人は直登。新雪の状態でかなり難儀していました。 ※独標までで少しでも危険を感じた方は山頂へは行かない方が無難です。 |
写真
感想
数ヶ月前から、4/27-29と奥穂高岳へ行く計画をしていました。
自分の技量で登れるだろうか?
楽しみと緊張とが入りまじる時を過ごしながら、ようやくこの日が
訪れました。
深夜松本ICを下りて沢渡へ向かいます。
途中新島々駅を過ぎた辺りから小雨が降り出し、沢渡へ近づくにつれ
みぞれに変わりました。しかも朝方は雪に近い状態に。
天候は回復に向かっているはずなので、少し時間をずらして様子を見る
事にしました。
すると7時前には若干小ぶりになってきたのでシャトルバスに乗り込みます。
上高地に到着後身支度を整え、登山届を提出して出発しようとすると
何やら人だかりが…。
どうしたんだろう?と覗いてみると
「雪崩の危険のため入山規制」
えっ!どこのこと!
と思い貼り紙を詳しく見ると
「横尾から先 登山禁止」
Σ( ̄ロ ̄ll)ガーン
これでは数ヶ月前からあたためてきた企画がorz
とはいえ、山のベテランの判断にはむかうわけにはいかずどうするか
相談したうえ転身先を物色する事に。
結局もうひとつの候補であった“西穂高岳”へ決まりました。
沢渡を出て安房トンネルを越えて新穂高へ向かいます。
途中の道路に若干ですが凍結箇所があり、チェーンを付けました。
新穂高はみぞれよりも雪の状況。
ロープウェイで標高を上げると完全に雪に変わってしまいました。
西穂山荘で受付を済ませ、ちょっと風の強い中テントを設営します。
16時頃でしたが他にやる事もないので早速一杯。
いつも思うのですが、山仲間と飲む酒は最高にうまい。
翌朝は4時に起床。
風もそれほど強くなく、今日は良い天気になりそうな予感。
出だしからアイゼンピッケルを装備して、まずは独標に向います。
ほどなく丸山へ到着。
ところどころ新雪で深い個所もありましたが、ラッセル程ではありません。
やがてちょっとした岩場が現れ、その先に独標の標識が見えます。
独標からは一度下がり、次のピラミッドピークを目指します。
この辺りからは岩と雪のミックスが多くなってきます。
踏み外すとヤバイのは間違いないので、慎重に進んで行きます。
ピラミッドピークを越えると大分西穂高岳の山頂が近くに見えてきました。
西穂高岳山頂直下の急登は、かなりの斜度があります。
今日はピッケルもアイゼンも良く刺さったので、私的には特に緊張感は
ありませんでした。ただ、雪の状態に寄ってはかなり難儀するかも
知れません。
西穂山頂からは、ガスで前穂-明神方面が視界が効きませんでしたが
他はバッチリでした。
当初の予定だった奥穂高岳。
迫力満点です。
ここからだと槍は大分小さく感じましたが、西側の笠ヶ岳。
これが凄く秀逸。
いつか登ってみたいと思いました。
あまりの展望に下りる気がなくなり、暫く景色を見ていました。
しかし続々と人が上がってくるため、10人位(?)しかいられない山頂を
占拠するわけにはいかず下山する事にします。
ピラミッドピーク辺りまで下りてくると、ようやく奥穂-吊り尾根-前穂が
一望出来るようになりました。
この景色も最高です!
吊り尾根を見ながら昨夏は長男と歩いた事を思い出していました。
今年は中学二年生、段々付き合いが悪くなってくる頃です。
見晴らしは最高ですが、いつまでもここにいるわけにもいかず
山荘へと足を運びます。
テントを撤収し、西穂ラーメンを食べ、ロープウェイ駅へ向かいました。
初日の入山規制の表示を見たとき、どうしようかとかなり悩みましたが
西穂に転進して正解でした。
また、この日が来ることを想定して?、夏道を下見してくれていた
いいちこ氏に感謝です。
長文のお付き合いありがとうございました。
はじめまして
上高地撤退、西穂転進という全く同じルートで、
私も行ってきました。
(日帰りにしたので、西穂独標まででしたが・・・)
どこかですれ違ってますね
それにしても、2つかめの天気は最高でしたね。
これから記事をまとめたいと思います。
ryu0214さん こんにちは
入山規制
私達もしばらくどうしようか考えたのですが、結果的に
西穂に転進しました。
…というのも、奥穂と西穂、どちらも友人と行こうと
考えていたので、仕方なくという程ではありませんでした
山頂には結構早い時間に着いたのですが、あの景色を
見てしまったらなかなか降りられなくて
山頂に長居してしまいました
きっとどこかで合っていたのかもしれませんね。
もし今度見かけたら気軽に声でもかけて下さい
nyorotan15さんコンバンワです。
積雪でまさかの入山規制!ショックは大きかったですね。
でも切替が早かったのが良かったと思います。
ともあれ山を思い切り楽しんで来れたのは幸でした。
しかし画像を見ると厳冬期に近い雰囲気が有りますね。
kintaさん こんばんは
入山規制はショック
すぐさま転進先を考えました
西穂に行くか、甲斐駒に行くか?
ちょうどいいちこ氏と相談していた時に
おそらく甲斐駒転進とお伝えしてしまったのかも知れません
翌朝は先行者三名のみで、山頂で一緒だったベテランの
方の話だと、朝方は厳冬期のようだったと言っていました。
その中の二人組は北穂から槍へと向かうと言い、そのまま
縦走路を北へと進んで行きました
凄いなー山の猛者
いつかは“オレも!”なんて思いました
結果的に奥穂高よりビッグジョブだったんじゃ(^_^;)
奥穂には夏しか行った事がないので詳細は分かりかねますが
西穂高岳は結構スリルがあるコースでしたよ
ただ昨日はスリルよりも景観が勝っていたようで、ホントに
周囲の山々に見とれてしまいました
これだから雪山はやめられないのでしょうねー
近いウチにミーティング
nyorotan15さん、いいちこさん!無事に下山されなによりです。
お疲れ様でした!
まさに、最高の贅沢!!
ご馳走様でした
ryuu88さん おはようございます
遊んでいた三日間は早く
西穂山頂前の急登を乗り越えると目の前に奥穂が
まさに飛び出てきます
そうだ
すぐに送信しました
連休後半はMTBかバイクで遊ぼうと思っていたけど
また山に行きたくなってきたぞー
涸沢カールで会いましょう♪2013でお名前を拝見していたので、ひょっとしたらお会いできるかと思っていましたが、あの状況では仕方ないですね。
でも28日にお互い最高の経験ができたのでよかったですね!
涸沢カールから奥穂高への夢はいつかお互いに実現しましょうね!!
kusaki916さん はじめまして
27日の朝、上高地の貼り紙を見た時はかなりガッカリ
しました
まぁでも仕方ないですよね。
山のベテランが危険と判断した結果ですし
また来年もありますし、きっとどこかでkusaki916さんに
お会い出来る日が来るかも知れません
余談ですが転進先の西穂にはかなりの人がいました
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