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Yamareco

記録ID: 2897560
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳 厳冬期黒戸尾根

2021年02月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:43
距離
12.8km
登り
2,311m
下り
1,013m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:02
休憩
0:32
合計
9:34
5:12
5:13
122
7:15
7:18
104
9:02
9:03
26
9:29
9:30
115
11:25
11:25
17
11:42
12:07
139
14:26
14:27
11
14:38
宿泊地
日帰り
山行
9:16
休憩
0:02
合計
9:18
5:24
55
宿泊地
6:19
6:20
69
7:29
7:30
5
7:35
7:35
340
13:15
13:15
81
14:36
14:36
6
二日目は山頂から途切れています。
小屋発10時頃、五合目小屋跡11時頃、刀利天狗11時半、笹の平13時頃、下山14時半頃でした。
天候 初日 晴れ、二日目 晴やや霞
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白渓谷登山口駐車場
コース状況/
危険箇所等
笹平分岐途中までは雪はありませんが、それ以降は雪がたっぷりです。アイゼンは必須、ワカンもあった方がいいでしょう。土曜日は最初の入山者だったこともあり、刀利天狗以降の雪はトレースはありましたがまだ柔らかく、ワカンがあっても踏み抜きが激しくコースタイムよりかなり遅れました。
週末に20人程度が入山したようで、下山時には雪が締まっていて、かなり楽でした。
登山道自体は、赤いマークが至る所にあり、夜明け前などでも迷うことはないでしょう。
予約できる山小屋
七丈小屋
尾白渓谷登山口駐車場に前泊。
翌朝5時に出発。この日最初の入山者でした。
2021年02月06日 05:16撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 5:16
尾白渓谷登山口駐車場に前泊。
翌朝5時に出発。この日最初の入山者でした。
樹林帯の中での日の出。
この辺はまだ雪が少なく、ツボ足でもOK。
2021年02月06日 06:58撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 6:58
樹林帯の中での日の出。
この辺はまだ雪が少なく、ツボ足でもOK。
笹の平分岐。2時間ちょっと。まぁ、順調。
雪はそれほどでもありませんが、登山道は凍り付いていました。
2021年02月06日 07:16撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 7:16
笹の平分岐。2時間ちょっと。まぁ、順調。
雪はそれほどでもありませんが、登山道は凍り付いていました。
鳳凰三山!オベリスクもはっきり見える!!
2021年02月06日 09:13撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 9:13
鳳凰三山!オベリスクもはっきり見える!!
刃渡り。
慎重にいけば、それほど問題なし。
2021年02月06日 09:13撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 9:13
刃渡り。
慎重にいけば、それほど問題なし。
刀利天狗。ここまで4時間。
2021年02月06日 09:48撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 9:48
刀利天狗。ここまで4時間。
黒戸尾根のトラバース、かなり雪が深くなってきます。
アイゼン無しのワカンをつけましたが、アイゼンワカンのほうが良かったと思います。
2021年02月06日 10:41撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 10:41
黒戸尾根のトラバース、かなり雪が深くなってきます。
アイゼン無しのワカンをつけましたが、アイゼンワカンのほうが良かったと思います。
ラスボスが見えた!
2021年02月06日 11:26撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 11:26
ラスボスが見えた!
五合目小屋跡。ここまで6.5時間。雪に足を取られ、ペースが上がらなくなってきました。
ここからしばらく鎖が続くと思いワカンを取りましたが、またすぐに付け直しました。ワカン装着の判断が悪く、着脱に時間が取られたのは反省点です。
2021年02月06日 11:48撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 11:48
五合目小屋跡。ここまで6.5時間。雪に足を取られ、ペースが上がらなくなってきました。
ここからしばらく鎖が続くと思いワカンを取りましたが、またすぐに付け直しました。ワカン装着の判断が悪く、着脱に時間が取られたのは反省点です。
立派なはしご。
2021年02月06日 13:31撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 13:31
立派なはしご。
結局七丈小屋まで9時間。
五合目小屋跡から小屋までが、深い雪と空腹、ワカンの着脱などで、まったくペースが上がらず。猛烈に疲れました。
2021年02月06日 15:28撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/6 15:28
結局七丈小屋まで9時間。
五合目小屋跡から小屋までが、深い雪と空腹、ワカンの着脱などで、まったくペースが上がらず。猛烈に疲れました。
テン場での夕暮れ。癒されます。
このあと7時頃就寝。風もなく、珍しく良く眠れました。
2021年02月06日 17:19撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
2/6 17:19
テン場での夕暮れ。癒されます。
このあと7時頃就寝。風もなく、珍しく良く眠れました。
朝3時半、テン場の夜景。
甲府市街と三日月。
2021年02月07日 03:25撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/7 3:25
朝3時半、テン場の夜景。
甲府市街と三日月。
翌朝3時に起床、5時に出発。
2021年02月07日 05:55撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
2/7 5:55
翌朝3時に起床、5時に出発。
北岳が見えてきた!
富士、鳳凰三山と北岳、そして三日月。絶景のなか登っていきます。
2021年02月07日 06:18撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
2/7 6:18
北岳が見えてきた!
富士、鳳凰三山と北岳、そして三日月。絶景のなか登っていきます。
大岩を右からトラバース。谷底まで切れ落ちていて痺れますが、丁寧に進んでいけば大丈夫。
2021年02月07日 06:28撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/7 6:28
大岩を右からトラバース。谷底まで切れ落ちていて痺れますが、丁寧に進んでいけば大丈夫。
8合目過ぎに日の出。
2021年02月07日 06:40撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2
2/7 6:40
8合目過ぎに日の出。
モルゲンロートの山頂。
待ってろよ、もうすぐ行くぜぇ。
2021年02月07日 06:40撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
2/7 6:40
モルゲンロートの山頂。
待ってろよ、もうすぐ行くぜぇ。
二本の宝剣って、なんだろうと思ってたけど、これかぁ。
2021年02月07日 06:54撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2
2/7 6:54
二本の宝剣って、なんだろうと思ってたけど、これかぁ。
千丈を見ながら、凱旋!
2021年02月07日 07:29撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
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2/7 7:29
千丈を見ながら、凱旋!
登頂。テン場から2時間。この日、一番乗り!
憧れの厳冬期の甲斐駒。大人げなく「やったぁ」と叫んでしいました。
2021年02月07日 07:36撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
3
2/7 7:36
登頂。テン場から2時間。この日、一番乗り!
憧れの厳冬期の甲斐駒。大人げなく「やったぁ」と叫んでしいました。
千丈と北岳。泣けるほど美しい。
ここで寒さでスマホがダウン。
2021年02月07日 08:00撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
1
2/7 8:00
千丈と北岳。泣けるほど美しい。
ここで寒さでスマホがダウン。
下山途中、刀利天狗のあたりかな。
だんだん雲が出てきました。下山の頃は、山頂は雲に覆われていました。まさに紙一重で、ラッキーでした。
2021年02月07日 12:18撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/7 12:18
下山途中、刀利天狗のあたりかな。
だんだん雲が出てきました。下山の頃は、山頂は雲に覆われていました。まさに紙一重で、ラッキーでした。
お疲れさまでした!
小屋から駐車場まで4時間15分。登りは苦労しましたが、下山時は雪も締まっていて、だいぶラクでした。
2021年02月07日 14:35撮影 by  WAS-LX2J, HUAWEI
2/7 14:35
お疲れさまでした!
小屋から駐車場まで4時間15分。登りは苦労しましたが、下山時は雪も締まっていて、だいぶラクでした。

装備

個人装備
雪山装備一式 テント泊装備一式 アイゼン ワカン ピッケル

感想

憧れの厳冬期のアルプス、天気に恵まれて無事登頂。
登頂時には、年甲斐もなく「やったぁ」と叫びながらガッツポーズでした。
初日は文句無しのピーカン、二日目の登頂時はやや霞んでおり、中央アルプスか僅かに望める程度でしたが、南アルプスの眺望はバッチリ、遥か聖岳まで望めました。
初日の黒戸尾根トラバースでは、アイゼンワカンをもっと積極的に使用していれば、もう少し時間の短縮ができたかも。
達成感と同時に反省点のあった充実の甲斐駒でした。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
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